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タイトルベラス・レトラス
記事No1273
投稿日: 2007/04/21(Sat) 23:51
投稿者田中   <tana-masa@jcom.home.ne.jp>
参照先http://members.jcom.home.ne.jp/tana-masa/
『巨船ベラス・レトラス』面白かったですね。久々に筒井康隆の小説を読んだのですが、破壊力は健在だし、ますます鋭くなっている気がしました。今は最相葉月『星新一』を読んでいるのですが、やっぱり面白いです。日本SF黄金期の読書が続いてます。

タイトルRe: ベラス・レトラス
記事No1274
投稿日: 2007/04/22(Sun) 00:11
投稿者露地
参照先http://www.rojix.com/
> 『巨船ベラス・レトラス』面白かったですね。久々に筒井康隆の小説を読んだのですが、破壊力は健在だし、ますます鋭くなっている気がしました。今は最相葉月『星新一』を読んでいるのですが、やっぱり面白いです。日本SF黄金期の読書が続いてます。

今、感想を書いているのですが、なかなか進みません(笑)。
読み終えた直後は面白かったと思ったのですが、感想を書こうとしたら不満ばかりが浮かびます。一番不満なのは、もっと読みたいという不満ですが。
で、感想を書きながら、結局もう一回読んでしまって、書くことがいろいろいっぱいあって、結局面白いってことかと思い直したり。読み直してりゃ、そりゃ感想を書くのに時間がかかりますね。

最相葉月の『星新一』も読もうと思ってます。これも田中さんの日記で知りましたが、他の人の感想も読んで、興味を持ちました。

タイトルRe^2: ベラス・レトラス
記事No1275
投稿日: 2007/04/22(Sun) 23:16
投稿者田中   <tana-masa@jcom.home.ne.jp>
参照先http://members.jcom.home.ne.jp/tana-masa/
感想を読ませて貰いました。とても丁寧に読み込まれていると思いました。文学の船って、もしかすると今、とても必要なのかなと思いました。何というか、その船のなかだけでも構わないから、どこまでも、どこまでも文学を尖鋭にしていく場所というか。大昔ならば、サロンがあったり、パトロンがいたりということもあったのだろうけど、今は、ともかくも商業主義。ネットなどでは商業主義とは関係のない発展もあり得るのかも知れないけれど、ネットは孤立が基本だし(考えてみれば、パソコン通信の時代って、とても豊かな可能性があったのかも知れない)。最相葉月『星新一』で、矢野徹が江戸川乱歩に助言されて同人誌を立ち上げた経緯が詳述されているのですが、ネット版のそういう尖鋭な方向に向かう集まりがあったら面白いだろうなと思いました。

タイトルRe^3: ベラス・レトラス
記事No1276
投稿日: 2007/04/23(Mon) 00:51
投稿者露地
参照先http://www.rojix.com/
田中さんありがとうございます。ちょっと文章がおかしな部分がたくさんあって恥ずかしい限りですが、そのうち直します。

文学の船は確かに必要ですね。本を読んでいる間はそんなことは思いもしませんでしたが、感想を書いているうちにそう思いました。
商業主義の出版業界にしても、本を読まない若者にしても、昔はよかったとか最近の若い者はというレベルではなく、極端な変化があるような気がします。
この間友人たちと話していて、最近の日本映画のヒット、洋画の収益ダウンの背景には、日本映画のテレビドラマ化の側面もあるけれど、もうひとつの理由として「字幕が読めないから」という理由があるという話を聞いて愕然としました。そういわれてみれば、最近吹き替え上映が昔より多くなった気がします。ここまでくると読書以前の問題になりますね。

ベラス・レトラスの話、たぶん掲示板で話すにはまどろっこしいくらいいろいろな話に発展しそうなので、そのうちに会ったときにでもお話できたらいいなと思います。

タイトルRe^4: ベラス・レトラス
記事No1277
投稿日: 2007/04/24(Tue) 01:19
投稿者田中   <tana-masa@jcom.home.ne.jp>
参照先http://members.jcom.home.ne.jp/tana-masa/
文字を追う習慣が少なくなってしまったのかな。映像とかゲームとか漫画とかに物語は拡散しているし、殊更に本を読む必要もないのうも知れないです。映画の字幕すら読みたくないというのはショックですが、でも、まあ、文学なんてものは、少数の好事家が細々とやっていけば良いものだとも思います。問題は、文学の経済ということになるわけですが、確かに、駄目本だと判っていながら大量の広告費をかけて売るという商業的な文学もあるわけですが(その全てが腐っているとは思わないけれど)、好事家が尖鋭的に細々と文学をやるという経済もあるはず。ネットなんかその代表格だと思うのだけど、問題は、やはり、それら個々の好事家をどう文学の船に乗せるか。いや、これだと自分が文学の船を出港させるようなニュアンスになってしまうので言い直すけれど、どう、そういう文学の船を探し出すかということに尽きるような。

近いうちにまたゆっくりと呑みたいですね。


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