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2005年2月前半

2005/02/01

恵比寿でヱビス

 所用で恵比寿に行く。用事が終わってから、せっかくなのでヱビスビールを飲む。17時とかなり早い時間から飲んで、軽く一杯だけとかいって、中ジョッキ3杯くらい飲む。店を出るとき、結構長居した気がするのに、まだ18時半だった。もう一軒寄って、24時近くまで飲んで帰宅。

 終電コースだったが、赤羽で乗り換えた京浜東北線が人身事故で20分くらい遅れていた。深夜にホームで電車を待つのは凍えるほど寒い。家に着いたらもう2時近かった。

 読書は、『終戦のローレライ U』(福井晴敏 講談社文庫 amazon)。予想通り、2巻もあっという間に読了してしまった。明日から何を読んだらいいのか。

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2005/02/02

中華で紹興酒

 やたらとバタバタと慌しい一日だった。一日の締めくくりは中華料理店での飲み。18時から飲み始めて、延々23時まで。最初は生ビールを中ジョッキで一杯。紹興酒を4人で2本空けて、それでもなかなかお開きにならないので、瓶ビールを何回追加したことか。

 NHK BS2で『ロシアン・ブラザー』を放送したのだが、帰宅は間に合わなかった。あー、録画しておけばよかった。それにはまず、録画したものを消化しないとね。

 『終戦のローレライ U』(福井晴敏 講談社文庫 amazon)を読み終えてしまって、さてどうしようと思ったが、『もひとつま・く・ら』(柳家小三治 講談社文庫 amazon)を読む。一つ目の話は、その面白さが文字からだけでは伝わってこないような歯がゆさを感じていた。そのことをこの間書いたら、紹介してくれた人に面白くなかったですか?と訊かれたのだが、つまらなくはないのだ。面白さの100%を感じ取れていない歯がゆさのようなものを感じていたのだ。

 読んでいて、笑いをこらえきれず思わずぷっと噴出してしまうものを期待していたのだが、そうならなかった。で、その理由はその話の内容というよりも、たぶん語り口が伝わりきらないせいではないかと思ったのだ。語り口が伝わらないのは、あくまで読者側の責任で、どこまで寄席での語り口を自分の中で再現できるかにかかっているのではないかと思っていた。だから、読むうちにその辺の感覚がつかめてくるとずっと面白くなるのではないかと期待していた。

 続きを読み始めて、その期待通りだんだん面白くなってきた。あとで、最初の話ももう一度読み返してみよう。ただ、順番的には、短めの比較的普通に落語の枕にあるような話を持ってきてくれれば、もっと入りやすかったのかなと思った。もっとも、この枕らしくない長いまくらが、小三治の味だからとそうでないものを最初にもってきたのかもしれないけれど。

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2005/02/03

やんばるくいな

山原くいな  風邪がややぶり返し気味。喉がいがらっぽく、やや咳き込む。そんなわけで今日はおとなしく家に帰る。

 早く帰って、結局泡盛を飲んでいる。先日買ってきた一本で、「山原くいな」。ラベルに描かれた鳥の画が可愛い。味も良い。豆腐を温めて、湯豆腐にしてかつぶしとか生姜とかねぎとかまぶしてつまみにする。早く帰って、時間はたっぷりあるのに、風邪のせいかなんとなくやる気が出ないので、ひたすら飲んでた。

 読書は『もひとつ ま・く・ら』。だんだん面白くなってきた。

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2005/02/04

印象の薄い一日

 今日も振り返りの過去日記として記述。今日も真っ直ぐ帰る。家に帰って、山原くいなで晩酌。

 飲んでいるとなんか際限なく食欲がわいて、何かつまみを探しては飲み続ける。いつのまにか朝になって、こりゃいかんと明け方寝る。

 読書はやっぱりまだ『もひとつま・く・ら』(柳家小三治 講談社文庫 amazon)。

 あと何したんだっけ。やっぱり日記を溜めちゃいけないな。

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2005/02/05

京ポン購入

 午後まで寝過ごす。なんと気がついたら14時だった。昨夜、というか今朝5時頃寝たので寝坊は当然なのだが、14時というのはショック。それも電話で起こされたので、電話がなかったら何時まで寝ていたことか。

 食事をして、京セラのAir-EDGE-phone、いわゆる京ポンを買いに行く。WILLCOMのケータイは音声通話用の1つと、モバイル用のカードを持っているのだが、12月で地獄のような仕事が終わり、今は外出することもなく、パソコンを持ち歩くこともほとんどない。正月休みにちょっと使ったかもしれないが、結局それ以降は全然モバイルカードの方は使わなかった。そんなわけで、こちらは思い切って解約し、音声電話の方でWebにアクセスする機能も持っているAir-EDGE-phoneに切り替えることにした。

 時期はもう少し先を考えていたのだが、いろいろ調べてみると、契約のからみで、モバイルのカードの解約と同時に更新した方が損をしないように思ったので。ケータイ電話代は、これで月5千円に押さえたいところ。

 まずは駅の反対側にあるWILLCOMのサポート窓口みたいなところに行って解約。WILLCOMの解約って、サイトを見るとまずは解約の申請書を取り寄せて云々と結構面倒くさい。ユーザ数が少ないために対応できるサポート窓口が少なくてそうなってしまうようだが、今回のサービス改変などでちょっと盛り返して欲しいところ。幸い僕の場合、駅の反対側、歩いて15分かからないところで手続きが済んでしまったのでよかったが。

 その場でも音声通話用の方の機種変更もできたのかもしれないが、端末の値段を較べるため戻りながら数件の量販店を覗く。どこでも同じ値段なので、ポイントで精算できてしまうので、ビックカメラで手続き。家に帰って、設定をしたり使い方を調べたりする。
 設定とかいうのはケータイの電話機能としての話ではない。そちらは受け取った時点で特に何もすることはない。着信音とか待受け画面を好みに変えるとかそういうことは置いておいて。
 Air-EDGE-phoneの特徴として、メールをSMTP/POPで送受信できたり、Operaが組み込まれていてWebを見ることができたりするので、普段普通に使っているメールのユーザID、パスワードとかサーバの設定とか、あるいはブラウザ機能の接続先の設定とか、そんなこんなを設定、試していた。

 こういうことをやりだすと面白くて、すぐ夜中に。ソファーに転がって、ちゃかちゃかいじっていたらいつの間にか眠ってしまう。

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2005/02/06

早起きと昼寝の日

 5時半起床。昨日は14時起きなのに、極端すぎる話。そもそも昨日は寝るつもりのないまま、ソファーで居眠りして気がついたら朝だったのだ。情けない。沸かした風呂も入らないまま保温が解除されている始末。風呂に入って寝なおしたい誘惑に駆られたが、ここはひとつ風呂に入って目を覚まし、起きるべきだと心を鬼にする。なので全然褒められない早起き。

 午前中は昨日購入した京ポンをいじったり、WILLCOMの割引関係をWebで確認したり。フラッシュがない京ポンは、夜の撮影は今ひとつだろうというのは買う前から予想していた。しかし、朝の明るいうちでも今ひとつ。前のサンヨーの機種を買うときにはカメラなんかいらないと思っていたが、いざ持ってみると手軽に写真が撮れてなおかつそれをメール転送できるというのは便利だった。それが当たり前になってしまったので、ちょっと不満を感じる。しかし、メール転送については、より便利になって、撮影したものをそのまますぐメール転送する機能があって、これは便利この上ない。

 夜は「さんまのからくりTV」「義経」とか、テレビをなんとなく見る。朝から天気がいいので日向ぼっこをしていたら居眠りしたり、寒くなって目を覚まして布団にもぐりこんで寝てしまったり、昼間も散々昼寝したはずなのに、テレビを見ながら瑞穂をお湯割りで飲んでいたらまた居眠りしてしまった。

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2005/02/07

変な人形

 オペラシティに初めて行った。

 初台の駅からエスカレーターであがっていく途中、巨大な人型のオブジェがあった。回転扉を抜けてロビーに入ると、ここにはポツンと等身大の人型のオブジェがあった。待ち合わせの人に同行者が電話で連絡を取る。

「どこで待ってればいいの? うん、変な人形のあるとこね。わかった」

 すっかり変な人形扱いである。

 新しいケータイで写真を撮ったが、あとで見てみると、ロビーの真ん中に立つ黒い茶柱にしか見えない。帰りにまた巨大な人型を見ながらエスカレーターを降りていくと、顎の部分が動いていた。

 オペラシティは、変な人形のある場所として認識された。

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ミムラとレフォール

「ダ・ヴィンチ」2005年3月号  久々に本屋をぶらぶらして、「ダ・ヴィンチ」の表紙の女性が誰だろうと気になって手にとってみた。

 表紙の関連記事を読んでみると、ミムラという人だった。そういやミムラって最近何かで名前を見たなぁと思う。男だか女だか何をしているのかも知らなかったのがここでやっと結びつく。しかしミムラという苗字だか名前だかわからない、○○ミムラでもなければ、ミムラ××でもない、ただのミムラ。「あんた、ミムラ姉さんかよ」と我ながら古い突っ込みだなぁと思いながら記事を読んでいたら、ほんとにムーミンのミムラ姉さんから名前を取ったとあってずっこけた。

 家に帰って、インターネットをアクセスしていたら、殊能先生が昨日の日記で同じようなことをミムラについて触れていた。殊能先生は、「ダ・ヴィンチ」ではなくてテレビで名前の由来を知ったらしいが。

 そういえば、ついこの間もこんなことがあった。テレビをめったに見ないのに、最近風邪気味で家でだらだらしていて、退屈しのぎにテレビをつけた。「アフリカのツメ」の「小料理屋きむら」というコーナーをたまたま見たら、レフォールという野菜が出てきて、すごく気になった。今度売ってたら買おうと思ってメモをしたのだが、翌日やはり殊能先生の日記を読んだら、このレフォールの話が出てきたのだった。単なる偶然ながら、嬉しかった。

 こういう些細なことが意外と嬉しい。

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自決少女隊

 今これを書きながらMusic On! TVを流しっぱなしにしていたのだが、「自決少女隊」というバンドのPVが流れ出した。コンセプトはいい感じなのだが、全然物足りないなぁ。眼帯のドラマーというのがツボなんだけど。

 何者だろうと、amazonでCDがあるのか検索してみた。

 TX系ドラマ『Go!Go! Heaven』テーマ・ソング。歌う青春逆回転サクセスコメディー『Go!Go! Heaven』(原作コミックは小学館「ビッグコミックスピリッツ」にて連載)の中で生まれたガールズバンド「自決少女隊」が劇中さながらにCDをリリース。死ぬ気で生きろ! フルスロットル・バンドガールズ!!(amazonのレビューより)

 温めなのはドラマのバンドだからか。ヴォーカルは加藤夏希らしい。気づかなかった。

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2005/02/09

新宿での突発的飲み会

 新宿鳥元で飲む。自宅近辺に仕事で来ている友人(って、気取ることないか。えとさんのこと)と、飲もうという話をしていた。しかし、仕事は遅くまでかかるだろという話を聞いていたのでのんびりしていたら、僕がまだ仕事場にいるうちに電話がかかってきた。予想外の速さで仕事は片付いて、もう暇らしい。
 慌てて移動しても、1時間はかかるので間をとって新宿で飲もうということになる。

 近くにいるなら飲もうという話だったのに、結局お互い30分以上かけて移動して飲んでいるのだから、飲みに理屈なんていらない証拠である。以前、知り合いと行った鳥元に行ってみる。

 ビールのあとは、焼酎でも飲もうかとメニューを見ると、泡盛があるので泡盛にする。二種類あったうちの、「於茂登 炎(ほむら)」にする。食べて飲んで、なんだか食べたりないということになり、さらに鍋を頼んだりして、なんだか散々食べて飲んだ。

 閉店まで居て、近くのファーストキッチンでコーヒーを飲んで帰る。

 最近忙しくて消息が不明な人や、きっと飲むなら誘って欲しいという人とか、何人かの人に声をかけたかったが、突然は迷惑だよなと二人でずっと飲んでいた。

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2005/02/10

頭痛と本のまとめ買い

 昼頃、所用で神保町に行く。ちょっと早めに行って、コーヒーショップで時間を潰すつもりだったが、昼時でどこも混んでいて適当な店が見つからないうちになんとなく店に入るには中途半端な時間になってしまった。なので、近辺をうろつく。ちょっと通りを一本ずらしただけで、本屋が並んでいる。この辺見覚えがあると思って、さらにうろうろと足を伸ばすと、三省堂の裏に。なぜか本屋には入らずに、いろんな本屋を眺めて歩く。それだけで気分が高揚する。

 午後、15時くらいから頭痛など、急に調子が悪くなる。小康状態を保ちながら、完治しない風邪がまたぶり返したのか。夕方まだ我慢して帰宅。

 大宮でルミネの新栄堂書店による。ルミネでは火曜日から来週月曜まで7%オフなので。『終戦のローレライ』の3巻、4巻は確か14日頃発売じゃなかったかと思う。早めに並んでないか探したが置いてなかった。読む本が切れたところなので、何冊かまとめ買い。

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2005/02/11

昨日の購入本

 昨日、買った本を書いていなかったので書いておく。

『ヒトクイマジカル―殺戮奇術の匂宮兄妹』西尾維新 『ヒトクイマジカル』 西尾維新
 戯言シリーズ。最終巻の『ネコソギラジカル』の上巻がでてしまったので慌てて購入。『ネコソギラジカル』は上・中・下三巻本なので、それまでに読めばいいのだが。
 問題は、戯言シリーズ以外のネタが『ネコソギラジカル』にも関係してくるかどうか。他のシリーズは、今のところ一冊も読んでないので。

『菊葉荘の幽霊たち』角田光代 『菊葉荘の幽霊たち』 角田光代
 角田光代の本がたくさん平積みになっているので、一冊買う。まだ一冊も読んでいないのだが、なんとなく角田光代は気に入りそうな気がするので、できれば時代順に読みたいと思っている。そんなわけで、一番最初の作品を探そうかとおもったが、あまりたくさんあるので面倒くさくなって、タイトルが気に入った『菊葉荘の幽霊たち』に決めた。

『レキシントンの幽霊』村上春樹 『レキシントンの幽霊』 村上春樹
 「トニー滝谷」が映画になったが、その原作が収録されている。奇しくもタイトルに「幽霊」の含まれるものが二冊になっていたことには、今まで気づかなかった。「幽霊」って魅力ある言葉かもしれない。

『やさしい訴え』小川洋子 『やさしい訴え』 小川洋子
 小川洋子の作品は、絶版になって手に入らないものもあり、どれを持っているのかわからなくなる。このあいだ新刊文庫だと喜び勇んで買ってきた『まぶた』は単行本で持っていたのだった。読んでいれば買うときに気づいたのだろうけど、まとめ買いして読んでなかったのが失敗。
 というか、積読本を早く読まなきゃいけないなぁ。

 他に福井晴敏もいいかなと思ったが、『終戦のローレライ』が読みかけで、『亡国のイージス』とか読んだらごっちゃになりそうなので先に延ばす。

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関心日記

 最近、mixiが面白くなってきて、はまり気味だが、最近はすっかりご無沙汰している関心空間をアクセスしてみたら、関心空間にも日記ができたのね。そういえば、もしかしたら日本のソーシャルネットワーキングの草分けは関心空間なのかもしれない。こちらにも書き始めるとキリがないので、今のところ書くつもりはないけれど。関心空間というスペースだけは、もう一度見直そう。

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2005/02/12

眠る男、眠る女

 『レキシントンの幽霊』(村上春樹 amazon)を読み始める。

 まずは「レキシントンの幽霊」、ある意味何も起こらない話なのだが不思議と味わい深い。いや、何も起こらないのではない。幽霊はパーティを開くし、男は愛する父親の死と共に昏々と眠る。何も起こらないという気がしてしまうのは、それらの出来事が一つの結論に収束していかないからだ。それじゃ、物語にならないはずなのだが、不思議と納得できる。というか、物語の終わりで、終わりという気がする。でも、何か深い意味があるんじゃないかとまた読み返してみるのだが、書かれている出来事以外の何か意味ありげなことが見つからないまま、世の中にはこんなこともあるのかもしれない、と思ったりする。

 二回ほど読み返して、最近書かれた『アフターダーク』にも昏々と眠る女が出てきたことを思い出す。彼女はどうして突然眠りだしたのだったっけ。どこかで繋がっているような気がして、『アフターダーク』を読み返したくなってきた。

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小川洋子作品映画化

 mixiで知ったのだが、小川洋子『薬指の標本』(新潮文庫 bk1 / amazon)がフランスで映画化されるのだそうである。文庫の帯に書かれているくらいで、ほとんど情報がないらしい。本屋に行ったら、その帯を確認してこようと思う。フランス語は全くわからないが、単語で何か推測できないかと思って、amazon.frなど覗いてみたが、やっぱり全然見当がつかない。

 そんなわけで映画情報を求めてぐぐっていたら、『博士の愛した数式』(新潮社 bk1 / amazon)も映画化されることを知った。監督は小泉尭史、博士役に寺尾聡、家政婦役に深津絵里。他に吉岡秀隆、浅丘ルリ子が出演。

 小川洋子の小説が映画化されると聞いて、『薬指の標本』がフランスで映画化されるというのはなんとなくイメージがわくような気がした。でも、日本で映画化される方はなんとなくイメージがわかない。配役とか具体的に示されてしまうと余計イメージがわかないというのはどういうことかしら。

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2005/02/13

『メリーゴーランドに飛び乗って』

 注文してあった、「坂口尚短編集」の特別冊子第4弾『メリーゴーランドに飛び乗って』が届く。「メリーゴーランドに飛び乗って」「地獄草」「生き人形」「風車」の4編を収録。「風車」を除く三篇は、人の悪意や不条理小説のような理屈に合わない悲惨な出来事が物語になっている。「風車」もそこまではいかないものの、不幸と不条理な世の中の物語。単純にオチのある物語と読むのも一つだが、坂口尚が描くと単純にはそう読めない。

 同封の案内に拠れば、SF作品集『月光シャワー』が4月頃刊行されるとのこと。これも楽しみ。

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『薬指の標本』映画化情報

 小川洋子『薬指の標本』(新潮文庫 bk1 / amazon)映画化の話は全然情報がないということで気になっていたが、まずは文庫の帯に何が書かれているのか確認しようと思って、本屋に行ってみる。

 「文庫の帯で映画化されることを知りました」くらいしか聞いていなかったので、何も情報がないのかと思ったら、そうでもなかった。帯で少なくとも監督、主演、配給がわかるのである。

 監督 ディアーヌ・ベルトラン
 出演 オルガ
 配給 エレファント・ピクチャー

 加えて、スチールが一枚。配給がわかるのなら、何か情報があるだろうと、エレファント・ピクチャーのサイトに行ってみたが、ここにはまだ情報は何もない。

 しかし、監督と主演がわかれば、何かわかるだろうと検索してみる。ここにこんな情報と、詳細にこんなことが。

 スタッフ等しかわからないので、まだよくわからないが、2004年の作品としてもうクランクアップ済み、フランスで2005年第一四半期ってことなら、日本でも年内には観られるんじゃないかと期待。

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今日の購入本

 読書は進んでいないのに、今日も懲りずに本を買ったので購入本をリストアップ。

『ふしぎな図書館』 村上春樹・佐々木マキ  『ふしぎな図書館』 村上春樹・佐々木マキ
 村上春樹の新刊ということでチェックしていた『ふしぎな図書館』。ただ、これは『カンガルー日和』に収められている「図書館綺譚」が元になっているということで、単なる焼き直しだったら買う気がしないと思っていた。特に「図書館綺譚」はものすごく好きな作品なので余計そういう風に感じていた。
 そんなわけで、本屋で手にとった後、まず冒頭を読んでみた。そっくりだったらどうしようと思っていたが、意外に違いがある。そんなわけで安心して購入する。

『ホテル・アイリス』 小川洋子  『ホテル・アイリス』 小川洋子
 昨日も小川洋子の本を一冊買ったが、これももっていなかったことを確認して購入。持っているか否かだけの問題で、問答無用の購入である。
 カバー裏に、同じ幻冬舎文庫から『凍りついた香り』というのが出ていることを確認。これもも持っていないのでほしいところ。

『透明人間』 浦賀和宏  『透明人間』 浦賀和宏
 浦賀和宏のこの作品はもうずいぶん前に出たのだが、忙しかったのとプラス何か買う気力のようなものがでなくてかわなかった。このあとの『松浦純菜の静かな世界』購入にあわせて購入。この作品は安藤シリーズの一作である。安藤シリーズの前作『学園祭の悪魔』で、安藤シリーズ第二部ともいえる展開になったので今後の作品を読むにはこの作品を読むのは必須。

『松浦純菜の静かな世界』 浦賀和宏  『松浦純菜の静かな世界』 浦賀和宏
 浦賀和宏の最新作。西尾維新の新作『ネコソギラジカル』を、いずれにしても読むのだから買っておこうと思ったのだが、昨日はあったはずなのにもうない。それで代わりに買おうと思ったのが浦賀作品。『松浦純菜の静かな世界』は、安藤シリーズではないようだ。

『亡国のイージス』 福田晴敏  『亡国のイージス』 福田晴敏
 『終戦のローレライ』で面白いことは確認済みなので、『終戦のローレライ』読了後には読もうと思っていた。ただ『終戦のローレライ』文庫版がまだ残り2冊が出ていないので、刊行待ち。『終戦のローレライ』を読み終える前に読んでもいいのだが、いくら時代が違うとはいえ、一緒に読むと物語が混乱しそうなので『終戦のローレライ』を読み終えてから読もうと思っている。というわけで、前もっての買いおき。

『Twelve Y.O.』 福田晴敏  『Twelve Y.O.』 福田晴敏
 同じく『終戦のローレライ』の刊行待ちの買い置き。こちらは、江戸川乱歩賞受賞作ということで、福田晴敏の基本みたいなものがみえるのではないかという期待もあり。


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大宮のストリートライヴ

 大宮でも最近はストリートライヴが多い。数ヶ月前に見かけてからずっと気になっているストリートライヴをしている女の子が一人居た。現役女子高生らしくて、制服で一人歌っている。

 ストリートライヴでは大抵楽器を自分で演奏していると思うが、この娘は歌だけを歌っている。テープか何かで音楽を流して、カラオケみたいに歌うのである。しかし、曲は自分で書いているらしい。駅前を通り過ぎる合間に聞えてくる音楽は多々あるのに、ふと気になったのはちょっとかすれるような声とメロディが印象的だったから。

 今日、駅前を通るといつもより目立つ場所で歌っていて、あと3曲で終わりという話も聞いたのでしばらく聴いてみた。なかなかいいんではないかと思う。
 彼女はYu-ki☆という女の子。

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2005/02/14

月曜から飲み会

 バレンタインデーなので飲みに行く。

 いや、そうじゃない。理由は違う。以前仕事が一緒でたまに飲みに行っていた四人と、たぶん一年振りくらいに集まった飲み会である。確か先月くらいから調整して、今日に決まったのだ。なんでまた久々に飲もうっていうのに月曜日に飲むのか。まあ、これには理由があって、一人が週の大半を出張しているので、比較的東京に居ることの多い週の最初がいいということだった。

 ビールで乾杯したあと焼酎をお湯割りで飲んだのだが、ボトルが空いたところで、あとは単品で注文することになった。メニューを見ると、泡盛もある。しかも、なんと噂の「春雨」だった。5年ものの古酒。ほんとはきっと10年ものとかが絶品なんだろうが。ロックで飲んでみたが、まろやかながらちょっとキリッとする。

 それから、二軒ほど梯子して、さらにタクシーで缶チューハイとか飲んでしまって、月曜から飲みすぎ。

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2005/02/15

映画を探して

『L'annulaire』Yoko Ogawa  先日も書いたが、小川洋子『薬指の標本』(新潮文庫 bk1 / amazon)がフランスで映画化されたというのだが、まだポストプロダクトの状態でなかなか情報が見つからないため、情報を求めて日夜検索している。

 フランスでのタイトルは、『L'annulaire』。タイトルと監督のディアーヌ・ベルトランや主演のオルガの名前で検索をかけて、フランス語のページを探しまくる。日本の配給会社にはまだ情報がないとかいたが、フランスの配給会社でもまだ見つからない。公開時期がまだ確定していないくらいだから、ポスターとかスチールなんかもまだないのだろう。

 ようやく見つけた写真は、Unifranceの『L'annulaire』の情報ページにあったのだが、スチールが一枚だけ(リンクすると拡大)。ただ、これを見てしまったら、映画自体は何も知らずに観たいと思ってしまった。
 映画がどうなるのか、いつ公開されるのか、どうアレンジされているのか、情報がないからすごく気になるのだが、やっぱり映画を観るときには何も知らずに観たいという矛盾した気持ちでいっぱいになる。人間はわがままだ。

 最初に貼り付けてある画像は、フランスで出版されている『L'annulaire』の表紙。これは映画とは関係ないはずだが、これもとてもいいのでamazon.frのページからリンクしてみた。

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『終戦のローレライ』3巻、4巻購入。

 文庫版『終戦のローレライ』の3巻、4巻がようやく発売になった。たぶん昨日。早速二冊まとめて購入。でも、今日は1ページも読まなかった。

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『ハサミ男』×Graniph コラボTシャツ付き前売り券

 すでに妄想計画には追加しておいたが、なんと『ハサミ男』×Graniph コラボTシャツ付き前売り券 SHIBUYA TSUTAYAにて限定発売!だって。
 殊能先生非公認、かな?

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