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2005年5月後半

2005/05/16

ニセモノ、掲示板に現る

 インターネットの掲示板に僕の名前(露地)を騙って発言する者を見つけた。

 結局、インターネットの掲示板で、名前を騙って発言されると(ついでにご丁寧にサイトのリンクまで貼ってると)、何も知らない人が見たら本人の発言であるように見える。自分のサイトの掲示板は一日一回ゴミ掃除をしているのだが、自分の管理外の掲示板ではそうもいかない。

 荒らしなら管理者によって削除されるが、書き込みのセンスが悪いだけのゴミはそのまま残り、こちらとしてはただ単に居心地が悪い。

 ネットでの活動はニフティから始めたので、2チャンネルのような無記名発言には慣れていなくて、必ず記名で発言するスタンスで活動している。その場合のリスクは自覚しているつもりで、つまり簡単にいえば自分が動物園のサルであることを自覚することである。しかし、名前を騙られるというのは奇妙なもので、この例えでいえば、動物園の中に自分の姿をしたサルがいるのである。

 自己主張のためにサルになる覚悟をするのはわかるのだが、騙りというのはいわば他のサルになるということで、誰が好き好んで他のサルになりたがるのか。てんで理解できない。まさか僕になりたいってことじゃあるまい。

 てんで理解できないが、そういうことをしている人がいるのが事実で、でもって、そのサルがカッコ悪かったりする。そうすると当然のこととして、このサルはニセモノだよといいたくなる。もっとも、僕を知っている人ならすぐわかると思うけど。

 考えてみれば、本人であることを証明して発言することは簡単だけど、他人が名前を騙って発言したものがその人の発言ではないことを証明するのは難しい。簡単な方法は、掲示板には書き込みをしないと宣言してしまうことである。

 そういうわけで、最近は掲示板に書き込みをすることはほとんどないことだし、あえてフリーの掲示板への書き込みはしないと宣言しておくことにする。つまりmixiとか関心空間のように、ユーザidなどによって発言者を特定できるような場所でしか発言しない。本人特定ができない場所への書き込みは、サイトから発言へのリンクをはる(発言からサイトへのリンクではなくて逆ね)ことで、特定することにする。

 だから、それ以外の場所で、露地温を名乗って発言している者は全部ニセモノと思ってよい。

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2005/05/17

『月光シャワー−SF作品集−』が届く

『月光シャワー −SF作品集−』  『月光シャワー −SF作品集−』(坂口尚 チクマ秀版社)が届く。

 長らく絶版になっていた『月光シャワー』(東京三世社版)で単行本化されていた「月光シャワー」に加え、SFの短編作品を集めた作品集として、チクマ秀版社から復刊した。だいぶ前に復刊の案内と予約受付のお知らせが届いて、予約注文してあったのだが、よくやく届いた。すっかり忘れていたのだが、ポストを覗いて書籍小包が入っているのを見た瞬間に思い出した。

 楽しみでパラパラめくってみてしまうのだが、半端に中身を見てしまいたくないのでまた置いて、最初のページから読もうかと思いながら、じっくり読みたいからあとにしようとまた閉じて。なんだか馬鹿みたいな行為を繰り返す。

 さすがにそんなことを繰り返していたら、読んでしまう部分も出てきて、ひとつだけ「進化」という作品を読んだ。昔なつかしい古きよき時代のSFみたいな感じだと思っていたら、帯にも「ブラッドベリのような、50年代アメリカSF黄金期の香りを持ち」なんて書いてある。僕が思い出したのは、『冷たい方程式』に収められているような作品とか、最近だと梶尾真治の『スカーレット・スターの耀奈』のような作品だ。

 週末にでもゆっくりじっくり読みたい。それまでちょっととっておこう。

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2005/05/18

『コンスタンティン』

『コンスタンティン 特別版』  『コンスタンティン』を観てきた。なかなか面白かった。これは、ホラーでもSFでもなく、「闘病アクション」と名づけようと思う。まるで、死に至る難病と向き合った闘病ものを、いっそ悪魔との闘いで表現してみてはどうだろうと考えたんじゃないかという気がしてくる。

プロデューサー「今度の映画は闘病ものだ」
脚本家「アクション映画じゃなかったんですか?」
プ「アクションものだが、死を宣告された主人公が病気と文字通り死闘をするのだ」
脚「な、なるほど…。つまり、……病気のハンデを持ちながら、戦うのですね。陰のある主人公ですね」
プ「違う違う、病気と闘うアクションなんだ。闘病ものは病院のベッドでただ苦しんでいるだけになりがちで辛気臭くてかなわん」
脚「はあ」
プ「しかし、病気で苦しんでいるとき、血液の中のなんとかいういいヤツが……、ホレなんっていった。ばい菌をやっつける…」
脚「白血球ですか」
プ「そうだ。その白血球がばい菌をやっつけているわけだろう。その闘いをアクションで見せるんだ」
脚「白血球がばい菌と戦うんですか?」
プ「ばかもん。そんな科学ドキュメタンリーみたいなもん、誰が見る。アクションものにするんだ」
脚「血液の中にミクロ化して入り込むとか?」
プ「それじゃ、『ミクロの決死圏』と同じだろう。もっと違うものを考えろ」
脚「例えば?」
プ「ばかもん。それを考えるのが君の仕事だろう。そうだ。キアヌ・リーブスを使おう。『マトリックス』なみにバンバン銃を撃つのだ」
脚「銃ですか」
プ「そうだ。キャリー=アン・モスも病気にしよう。キアヌと並んでバンバン銃を撃つ。どうだ、ストーリーはできそうか」*1
脚「ええと、病気を擬人化してみてはどうでしょうか。例えば病魔を悪魔に擬人化するわけですね」
プ「なるほど。悪魔か。よし、キアヌ・リーブスはエクソシストにしよう」
脚「悪魔祓いですか?」
プ「あの『エクソシスト』も悪魔なんかいないという解釈ができるだろう。ホラーでありながら、立派な人間ドラマになっているではないか」
脚「なるほど、悪魔などいなくて病気なのですね」
プ「そうだ。だから病気との闘いは、擬人化された悪魔たちとの激しい戦いとなる。銃をがんがん撃ちまくり、なぎ払うのだ」
脚「しかし、悪魔を倒すのは聖書や聖水や十字架で、銃は使いませんよ」
プ「病魔を悪魔に擬人化するのは君の案だ。銃で倒す方法を考えるんだ」
脚「しかし、悪魔に銃っていうのは…」
プ「銃をバンバン撃つのだ。なぜ銃で悪魔が死ぬのかは君が考えることだ。わしの考えることではない。とにかくバンバン撃てばいいんだ」
脚「十字架を鋳なおして弾丸にするとか?」
プ「そうだ。ちゃんとアイディアがあるじゃないか。そして悪魔との戦いに打ち勝てば、病気も治るのだ!」
脚「病気の話に戻るのですか?」
プ「そうだ。闘病ものだぞ。病気が治らなくてどうする。死を宣告された主人公の病気が治る。それで決まりだ」

 たぶん、こんな風にして映画はできたんじゃないか。

 冒頭、地中から発掘された何物を持って異常な行動をとり始める男。そして場面は変わって、天井に張りついた奇怪な少女を発見する母親。そして、現れるキアヌ・リーブス扮するコンスタンティン。彼は火のついた煙草をテーブルの端に乗せると、悪魔祓いを始める。この辺、『エクソシスト』のオマージュという感じだ。

 それでもって、敏腕プロデューサーのいうようにマニア受けするホラーではなく、銃をバンバン撃つアクションものになっている。脚本家はとにかく僕の想像するプロデューサーの要望に応えて、最後には笑えるくらいお望みの結末を用意している。

 ただただアクション連続のハリウッド超大作風のつくりではなくて、むしろ古臭いタイプの香りがするところが面白いと思う。コンスタンティンは、『マトリックス』のネオのようにスーパーヒーローではない。ネオもマトリックスの世界に入る前はただのコンピュータオタクのハッカーだが、誰もそんなことは覚えていない。現実の世界に目覚めた後のネオは”救世主”として目覚める前からスーパーヒーローになっている。その点、コンスタンティンはエクソシストではあるけれど、ただの人間でしかない。あるシーンで、コンスタンティンが苦しめられても「このシャツは高かったのに」と嘯くが、スーパーヒーローよりもジャン・ポール・ベルモンドなどのキャラクターを思い出す。

 悪魔というかサタン登場のシーンなんかはユーモラスだし、サタンそのものがそれまでの悪魔の手下どもと較べて人間的すぎるのも矛盾しているのにこれがまたいい。コンスタンティンとサタンとの会話とか、サタンを呼び出した意図とか、もうほとんど漫画なみというかギャグというか。拍子抜けするくらい馬鹿馬鹿しい策略が、サタンの人間臭さとあいまって、いいのだなぁ。この辺、ハリウッド映画的にはサタンとの壮絶な戦いのクライマックスのはずだと思うんだが。しかし、一般受けはしないだろうな。

 そのあとも、コンスタンティンに対する天使ガブリエルの挑発なんかも人間的でおかしい。ちなみに、この天使ガブリエル役のティルダ・スウィントンが天使にすごく似合っていて、かっこよかった。

 後もうひとつ好きなシーンは、コンスタンティンの仲間の少年がどうしても入れてもらえなかった天使と悪魔の利用する会員制クラブで、戦いに行く前に「戻ってきたら入れてやるよ」といわれるところがいい。ラストクレジットが流れ終わって見られる1シーンで、この台詞が深い意味を持つ。

*1 キャリー=アン・モス(『マトリックス』のトリニティ役)は出てこない。しかもケイト・モスと誤記してたので訂正。ちなみに『コンスタンティン』のヒロインは、レイチェル・ワイズ。
[ 『コンスタンティン』 監督フランシス・ローレンス ]

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2005/05/19

ピアノマンを映画にするなら

 ピアノマンが話題になっている。chameさんのサイトでハリウッド映画化の記事を知り、ほーっと思った。

 というのも、ピアノマンの話を知ったのは、殊能先生の日記でなのだが、そこでこんな風に書かれていた。

「4、5年後には「ピアノ・マン」という映画が製作されると思うね。身元が判明しようがしまいが。」

 まだ映画化が決まったわけじゃなくて、ハリウッドが映画製作に関心を持っているというだけだが、先見の明があるよなぁ。もっとも、作家だから、何かがあると作品のネタになるかどうかをすぐに考える習慣があるのかもしれない。

 殊能先生の日記読んだ後、ピアノマンを映画化するとしたらどんな映画にするか考えたのだが、やっぱりタイムスリップとかタイムマシンネタだなと思っていた。実話でそのまま映画になるくらいの事件であれば、それが第一だろうけれど、そうでなければ題材として使うだけでフィクションになるだろう。政治的な陰謀渦巻くサスペンスというのもいいが、過去もしくは未来からタイムスリップして現代に現れたというのがいいかも。

 突然現代に現れた彼は、自分のいた時代とあまりに違う世界に驚き戸惑って口を閉ざす。

 灰色の服を着た男たちが、ピアノマンのいた時代から追いかけてくる。ピアノマンは、病院をこっそりと抜け出し、現代からさらに未来へ、未来から過去へと、追っ手から逃れるために時間の旅を繰り返す。

 ピアノマンがなぜ追われているかって? それは僕の考えることじゃない。

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2005/05/20

手帳と予定

 ここ一年、予定というものが全くたたない生活をしていた。

 メモ魔ではないけど手帳魔で、手帳から電子手帳の類は、ザウルス、CE、Palm(クリエ)と使いつづけてきたのだが、ここ一年ばかり予定が全く立たなくて使わなくなってしまっていた。

 ここへきて、1月くらいから普通の生活に戻り、それなりに予定などを入れ始めて、また手帳魔に戻りつつある。今、愛用しているのはClieのNX80Vというもので、ウィングタイプのカメラ付、mp3プレイヤー機能あり、CFカード対応というもの。

 ウィングタイプはちょっとかさ張るのと、キーボードを使わないので、あまり好きではないのだが、Palm、カメラ、mp3プレイヤーの一石三鳥ということで買ったのだった。しばらく前までは、メールもこれで読んでいたが、いろいろな事情でネットワーク接続はしなくなり、今はモバイルでのネットワーク接続はメールも含めてAir-EDGEフォンに統一している。

 予定表としてだいぶ使い始めると、やはりデスクトップとの同期がほしくなる。今日は、出先ならPalm、机にいるならPCで予定更新できるようにと、仕事用PCのOutlookに予定を同期してみた。予定がびっしり埋まるとなんだか気持ちいい。

 まあ、予定を入れるだけじゃ話にならなくて、こなしていく必要があるわけだけど。ちょっと長めに、一ヵ年計画くらいの計画を立てようかと思っている。

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2005/05/21

「Cut」2005年6月号

Cut 2005年6月号  「Cut」2005年6月号の特集が、「世界の映画オタク10万人が選んだ史上最高の映画ベスト100!」というものだったので、買ってみた。昨日だか一昨日だか、キヨスクに並んでいる表紙が目に留まって気になっていたのだ。

 ベスト100をカウントダウンしているのだが、一本一本に、「評論化いわく」とか「元ネタは」とか「何を生んだか」とか「幻のキャスト」とか「陰の立役者」とか「マニアも知らない」とか「思い出すのは……」とか「この映画が最高なわけ」なんていう数行のコメントがある。「元ネタは」と「何を生んだか」が個人的には面白かった。「マニアも知らない」は、知られていないエピソードだが、これはあたりはずれあり。「思い出すのは……」はポスターや有名なシーンなどを書いているが、まあこれも当たり前。「この映画が最高なわけ」は、編集部による独断と偏見のコメントなんだけど、これはあんまりおもしろくない(とか言っちゃ悪いか)。

 「オタク10万人が選んだ」とかいうキャッチフレーズにそそられたのだけれど、選ばれた100本は意外と当たり前な順当な順位という気がする。まあランキングではたいていそうかもしれないけれど、下位の方が面白い。上位になると、確かにいいのだけれどメジャー大作が多い気がして、面白みがない。

 昔、ブルータスで「マイ・カルトムービー101」という特集(1993年12月1日号)があったのだが、これなんかの方がずっと面白かった。この企画は、101人の映画好きに「マイ・ワン&オンリー・ムービー」を聞くというもので、101人に聞いて、見事ばらばら100本の映画があがっていた。面白いところでは、あの戸田奈津子女史が『イレイザー・ヘッド』をあげていたりとか。

 それからもわかるように、同じ100本でもマイナーな映画が多くて今見ても面白い。久しぶりに見直していたら、吉野朔美が『アパートメント・ゼロ』をあげていて、うれしくなってしまった。101人があげてて、100本の映画ってことは1本の映画が2人の人に選ばれているわけで、それはいったいなんだったんだろうとずっと追っていったら、『不思議惑星キン・ザ・ザ』だった(クーッ)。

 「Cut」という雑誌は、毎号読んでいるわけではない。この間買ったのはちょうど1年前の号だった。なので、雑誌の特徴がどうこうってあまりしらないのだが、今号でリニューアルしているらしい。新しい「Cut」はどうなるのか、立ち読みしてみるのもいいかもしれない。

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2005/05/22

スイカで買い物

 スイカの電子マネー機能で買い物ができると盛んに宣伝している。ふと、魔がさして、スイカで支払いをしようとした。支払いのときに、スイカ定期券をかざしたら、エラーになってしまった。

「このマークがないとだめなんです」と店員に言われて、カードを読み取り機にあてるときの向きがいけないのかと思って、向きを変えてあてたりしたのだが、そうではなくて、西瓜状に鉄道マーク(白と黒の線)のあるマークがついていないといけないらしい。仕方なく、現金で支払い店を後にする。大人になったので、というかおっさんになったからなのか、そういう失敗が最近はあんまり恥ずかしくなくなった。

 店を出て、すぐにみどりの窓口へと行く。スイカ関係のポスターとかを見ると、古いカードにはこのスイカのマークがなくて、電子マネー対応はしていないことがわかる。電子マネー対応のスイカには、無料で交換してくれるという。なので、すぐに窓口に並んでスイカを変更してもらう。

 しかし、古いカードを使っている人というのは、昔からのスイカユーザなわけで、そういう人たちこそ大事にしなくちゃいけないんじゃないだろうか。電子マネー対応に無料で交換するというのをもって宣伝してくれたってよさそうなものだと思う。

 さて、準備は整ったが、まだスイカでの買い物は未体験。早く、買い物してみたい。

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2005/05/23

健康診断

 健康診断があった。酒飲みなので、健康診断の血液検査の結果などは気にしていて、健康診断の季節になると節制をしてみたりするのだが、ここへきて気にならなくなってしまった。悪かったら悪かったでいいかなと思ったりして。いや、悪くてもいいわけじゃないのだが、検査のために節制することはないなと。結果が出たら、結果を素直に受け止めようというそれだけである。

 結果についてはまだしばらく先だが、気になる点がひとつあった。むしろそれが気になる。

 節制はしなかったけど、前日は検査の都合上酒を控えた。久々に飲みに行きたい気もしたが、家で泡盛のシークワーサー割を飲む。

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2005/05/24

新しい眼鏡

 新しい眼鏡ができたので取りにいく。それもあって、午前中は休みにして、ちょっと寝坊。睡眠不足を解消する。

 先日届いた『月光シャワー −SF作品集−』(坂口尚 チクマ秀版社)の代金振込みがまだだったので振込みに行く。もうひとつ振り込みが必要なものがあり、両方支払ったら、財布には千円くらいしか残らない。銀行に寄ってお金を引き出そうと思っていたが忘れてしまう。眼鏡屋で眼鏡を受け取ってそのまま仕事に。

 夜、Quinka, with a Yawnの出演するライヴを聴きに下北沢へ。建物から出ると、結構激しい雨が降っていた。下北沢のコンビニで折畳み傘を購入。支払い時に財布に千円ちょっとしか残っていないことに気づき、コンビニのATMで引き出す。提携店なら18時過ぎでも0円なのだが、210円の手数料を取られる。

 夜になるにつれ頭痛。新しい眼鏡のせいか? 度数は変わらないのだが。

 帰宅後飲んで、眠くなってきたので即ベッドへ。ソファーが呼んでいたが、ソファーに呼ばれるとそのまま朝まで寝てしまいそうなので。ま、それも気持ちいいけど。

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Quinka, with a Yawn@440

 下北沢440のQuinka, with a Yawnのライヴを聴きに行く。440(four forty) 3rd Anniversary「Ann&440(four forty)presents〜ナナイロ夜 vol.2」という企画。

 夕方突然降り出した雨の中、30分ほど遅れていくと、Quinka, with a Yawnの出番は最初で、もう最初のMCになっていた。最近、Quinkaの出番は最後が多かったので、油断していた。

 公式サイトの日記によれば、最初の2曲「コーヒーブルース」「サチ子」を聴き逃したようだ。MCでは、名古屋で食べたひつまむしの話などを話していた。

 続いての演奏は、「つぶ」。それから久しぶりに聴く「真夏の蜃気楼」。いつも夏に演奏しているのに珍しいなと思ったら、昨日だか一昨日だか夏みたいに暑かったからちょっと早めだけど演奏したとのこと。そして、「ミルクスープ」「ナポリ」。
 基本形のような、スタンダードという感じのするQuinkaライヴだった。

 続けて、ガガーリン、企画のAnnの2バンドも聴いて帰る。

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2005/05/25

アスタ・マニアーナ

 飲みに行って、話のなりゆきで、昨日ライヴを聴きに行った話になった。ライヴに行ったといえば、自然と誰のライヴって訊かれるわけだが、大抵の人が知らないミュージシャンばかり聴いているので結構答えるのが難しい。音楽が好きな人なら名前を知らなくてもいろいろな例え話で説明したり、さらに乗ってくるようなら手持ちのクリエで聴かせてしまう。

 昨日はそういう人ではなかったので、Quinka, with a Yawnと言っても、会話が続かない。それで最近よく使っている「あしたまにあ〜な」の話で話をつなぐ。

 「あしたまにあ〜な」だと、番組名を知らなくても、番組の内容を話す「ああ、あれね」みたいにわかったりする。そこまでいけば、その番組の主題歌をesrevnocっていうバンドが歌っているんだけど、そのヴォーカルの人がやってるソロ・ユニットなんだよ云々と話すことができる。

 ところが「あしたまにあ〜な」も知らなかったので、さてどう続けようと思ったら、「あしたまにあ〜な」ってラテン語で「また明日よね」というので、こっちがへ〜っとなってしまった。カナ表記すると「アスタ・マニアーナ」が一般的みたい。「あしたまにあ〜な」って、「アスタ・マニアーナ」を「明日間に合〜な」ともじったものだったのだね。知らなかった。

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2005/05/26

椎名桜子

 椎名桜子といえば、『家族輪舞曲(ロンド)』などで知られる、モデルで作家の椎名桜子を思い浮かべる。

 今日、何かの検索で引っかかった結果に「麻帆良学園中等部2−A(椎名桜子,龍宮真名,超鈴音,長瀬楓,那波千鶴)」というものが引っかかって、メンバーに椎名桜子とあるから、不思議に思った。モデルと作家であって、歌は歌うとは聞いていないし、そもそもいくらなんでも中等部は変だろうと。

 amazonで麻帆良学園中等部2−Aを検索してみると、「魔法先生ネギま!」のCDがごっそり引っかかる。アニメ主題歌の歌手、もしかして声優さんなのだろうか。

 少なくとも、これからすると椎名桜子とは同姓同名の別人だろうということがわかった。

 そういえば、モーニング娘に田中れいなが加入したときにもあれっと思ったっけ。

 それにしても、最初の椎名桜子は今どうしているんだろうと思ったが、はてなダイアリーのキーワード椎名桜子によれば、1991年の発売の『さとる』以降の著作がない。水中写真家という肩書きは初めて見たが、今も水中写真とか撮っているのだろうか。気になる。

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2005/05/27

千年の響とアフィリエイト

【泡盛クース】千年の響 10年古酒 25度 720ml  夜中に帰ってきて、泡盛を飲む。泡盛の新酒を飲んでしまったので、買ってしまっておいた「千年の響」をあける。新酒はお湯割とかシークワーサー割とかでのんでいるけれど、古酒はストレートかロック。盃でちびちび飲むのもいいけど、最近はロックが多い。うまいうまいと飲みすぎ。

 飲みながら、mixiの某クローズド・コミュニティで、トピックのコメントに連続して書き込む擬似チャットをする。

 本や映画の類は書き込みとともに、amazonのアフィリエイトを利用して書影やDVDパッケージの画像を貼り付けているが、amazonで扱っていないものはこの手が使えない。楽天のアフィリエイトに最近申し込んだのは、楽天だと本やCD、DVD以外の画像が利用できると思ったからだった。

 「千年の響」のことを書きかけて、画像があるか楽天を検索してみたら、あるわあるわ、楽天の提携店でたくさん売られていた。しかも、いつも近所の沖縄専門店で買うより安いものもある。というわけで、画像リンクをしようとしたら、画像が小さい。アフィリエイトの規約などを見ると、リンクは基本変更なしで使用することになっている。画像はアフィリエイト先から自サーバに落として使用するのも禁止事項になっているみたいで、日記に貼り付ける画像にはちょっと小さすぎて物足りない。何かほかに画像を利用できるところを探そうと思った。

 このこととは直接関係ないが、愛・蔵太の気ままなblogを見つけて驚いた。そのやり方や内容に関する賛否はおくとして、尖った活動をしていた愛・蔵太のblogが、アフィリエイトサイトになってしまっていたからだ。アフィリエイト中心のショッピングモールなら別にいいのだが、blogがこれでは悲しすぎる。自らが厳しく面白い面白くないと評価していた基準に照らし合わせたらどうなるのだろう。
 と思っていたら、愛・蔵太の気ままな日記というのもあって、こちらで文章を書いているようなので、少し安心した。安心したというのも変だけど。

 自分のサイトにも画像貼りと小遣い稼ぎを目的にアフィリエイト提携はしているが、リンク過剰になると広告ばかりみたいになってバランスが難しい。しかもほとんど儲けはないのでやめようかと思ったり。最近復活少しリンクを増やして、どちらかというと広告量のバランスが多くて気に入らないが、そういうのも含めてデザインを変更中。

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2005/05/28

これからの「うたかたの日々」

 うたかたの日々、溜め込みすぎ。土曜日の今日の時点で、22日の日曜が最新の状態ということはほぼ一週間の溜め込み。サイトリニューアルを準備中だが、それ以前にこの停滞を解消しなくてはなるまい。

 ということで、4日分を消化。数時間おきに更新しているので、一日一回程度見に来ている方は過去分にさかのぼっていただけるとありがたい。

 サイトリニューアルに伴い、うたかたの日々の位置づけも変えようと思っている。本や映画の感想は、今でもうたかたの日々のサブタイトルを分けて書こうとしているのだが、その辺が結構曖昧になっている。感想を書くのに時間がかかるのが停滞の理由のひとつでもあるので、うたかたの日々で感想を書くことは基本的にやめようと思っている。

 とにかく毎日更新を目標とする。したがって、今まで以上に、日常的な内容になる可能性が高い。しかも簡単なメモとか。これまでもあったけど、「今日の飲酒 ビール3缶」とか、そんなやつ。時間が取れれば、ここ数日分まとめて書いたみたいな感じで。

 リニューアルは、サイト全体を一気に切り替えたいが、やっぱりそうじゃなくて、できるところから段階的に変えていく方法をとるかもしれない。

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2005/05/29

ソファーで眠って、ソファーで起きる

 昨夜はソファーで眠って、そのまま朝ソファーで起きる。このフレーズ、どこかで聞いたようなフレーズだなぁと一日気になっていたのだが、「ホテルで会って、ホテルで別れ」ってやつか。夕方思い出す。

 朝からコンビニにパンを買いに行き、パン食。それから、たまっていた「うたかたの日々」を書いたり、サイトリニューアル準備をしたり。

 夜、上戸彩が美空ひばりを演じる美空ひばり誕生物語『おでことおでこがぶつかって』を録画。録画しながら、後追いで見るべきだろうなと思いながら、眠くなって居眠り。
 そういえば、昨日『オペレッタ狸御殿』の予告を劇場で観たのだが、美空ひばりがデジタル出演とか。デジタル映像で合成されて出演するらしい。なんだかなぁ。

 昨日映画を観にいったことを書いてなかったが、昨日は『バタフライ・エフェクト』を観て来たのだった。そこそこ面白かった。タイムトラベルものっていうのか。予告を見たときには、ケン・グリムウッドの『リプレイ』とか思い出した。感想はまた別途。

 先週くらいから、もう少し前からかもしれないけど、図書館に行こうと思っていてなかなか行けないでいた。ちょっと遠いので面倒というのがその理由だったのだが、今日なんと歩いて5分のところに新しい図書館ができていることを知った。まだ一年経っていない。引っ越したときにはまだなかったので、近所の施設の案内などにも載っていなかったのだ。
 灯台下暗しとはまさにこのこと。早速行ってみたいが、明日は月曜で休館。明後日は月末最後の整理日で休館。もっとも平日に行くのは厳しそうなので、週末かな。

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2005/05/30

寝不足で狸姫

 昨夜は夜中になって、サイトリニューアル作業に力が入り、4時頃寝た。ちょっと朝は寝坊して7時起床。去年の過酷な時期は、3時間睡眠でも(十分足りていたわけじゃないが)やっていけたのに、最近は睡眠時間3時間じゃ全然足りない。なぜだろう。

 夜、『オペレッタ狸御殿』を観る。鈴木清順の映画はもう期待しないと思いながら、『ミリオンダラー・ベイビー』と『オペレッタ狸御殿』と『クローサー』のどれを観ようと思ったときに、『オペレッタ狸御殿』を選んでしまった。

 何でそういう選択になったかといとう、『ミリオンダラー・ベイビー』はまだ混んでるだろうと思ったのと、『クローサー』ってなんとなくドロドロっぽい気がしてもっと気軽に観たいという気持ちと、チャン・ツィイーを観たいと思ったからか。

 予想通りといえば予想通り、でも意外なところで歌がよかった。しょうもないなぁと思いながら、でもダメと言い切れないところがなんとも。

 疲れていたので前半に超睡魔が襲ってきてまいった。

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2005/05/31

禁酒計画

 最近、飲みすぎのような気がするので、たまには禁酒してみようかと、昨日飲まずに一日過ごした。

 今日は、忘れていたのだが、仕事で懇親会があって飲む。さらに、別件で顔合わせみたいなもので飲む。二次会に行くことになってさらに飲む。

 禁酒は一日で終わってしまった。

 また、明日から仕切りなおしで、禁酒してみようかと思ったが、明後日も懇親会だった。

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