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2005年9月前半
しつこくiPodネタというかiTunesネタなのだけど、iPodを使い始めてから、iTunesでプレイリストを作ったりして愉しみ方を試行錯誤している。
好きな曲のプレイリストを作るのは当たり前だけど、逆に同じ曲ばかり聴かずに、満遍なくいろいろ聴けるように再生頻度の低いプレイリストを作ってみたりとか。
最後に再生した日が見られるので、だいたい一日にどれくらい再生したのかがわかる。同じ曲を再生すると、最後に再生した日は更新されてしまうので正確には再生した回数ではなくて再生した曲数である。
それで見てみると、1日に100曲くらい聴いていることになる。iPodを買ってからだと、448曲聴いたことになっている。
一番古い8/7というのがiTunesを使い始めた日なのだが、そこからだと662曲。ということは、同じ曲を聴いたら日付が更新される誤差を考えても、1カ月弱の間に聴いた曲の半分以上をこの5日くらいで聴いていることになる。
これはiPodを利用始めたからだけど、やっぱりツールっていうのは単純であればあるほど役に立つということなんじゃないだろうか。
これからiPodの容量について再考してみる。1日100曲しか聴かないのなら、1500曲入れば半月分入ることになる。こまめに入れ替えればこれだけあれば十分だろう。しかし、このこまめに入れ替える手間を考えると、気軽に聴ける分量は制限されてしまうだろう。そう考えると、やっぱり自分の聴きたい曲の分の容量はあった方がいいのだろう。
今、iPodに入っている曲は1737曲。読み込ませたいCDはまだまだ残っている。
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今日もダラダラとした一日。することがない。
そんなわけで、映画を観にいく。昨日も暇なので映画を観にいこうかと思ったのだが、映画の日で混雑してそうだなぁと思ったら億劫になってやめてしまった。
ところが観る映画がない。いや、観たい映画はあるのだが持っているタダ券で観られる映画が観てしまったか、あんまり観る気のしないものだけだったのだ。来週になれば『サマータイムマシン・ブルース』とか『メゾン・ド・ヒミコ』とか、観たいのが何本かでてくるんだが。
で、迷いつつ観にいったのは『×××HOLiC 真夏ノ夜ノ夢』『ツバサ・クロニクル 鳥カゴの国の姫君』(笑)。『シャーク・テイル』がつまらなかったので、『マダガスカル』を観る気が起こらなかったのだが、どちらにしてもアニメだ。
先に『ツバサ・クロニクル 鳥カゴの国の姫君』。劇場版とか冠がついているから、シリーズものなんだろうけど、そのシリーズの背景とかしらないのでよくわからないところが多々ある。しかし、あまり観たことのない世界で、いちいち目が点になってしまって面白かった。どうなるどうなる、えーそうなる、そのうえそうくる、それでえええ、そんなばかな、おーっ。って感じである(笑)。
『×××HOLiC 真夏ノ夜ノ夢』も同じCLAMPの原作なのだが、主人公の口が顔からはみ出るくらい壊れたり、ギャーギャー騒いでいて、ギャグ仕様でくだらない……かと思ったら、実はこちらの話のほうが幻想ストーリーでそれなりに味があった。
幻想譚なので矛盾をいろいろとはらんでいるのだが、意外と面白かったかも。
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iPod収録曲は、今日時点で1883曲。
今日の再生曲数は73曲。何時に寝るかにもよるけど、今日も100曲くらいは聴くのだろう。
と数えてから日にちが変わる。
この再生曲数を調べるのに、「最近再生した曲」プレイリストの「最後に再生した日」で朝起きてから寝るまでの曲数を計算しているのだが、思いついて「昨日再生した曲」というプレイリストを作ってみた。
これだと、朝起きてから寝るまでではなくて、一日の0時から24時までなのだが、起きている時間が一日というのは生活習慣的一日であって、ある意味正しい一日ではある。
それによると、9月2日は106曲、7.4時間の曲を聴いたことになる。
こうやって統計的に数字がでるのって面白い。
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朝6時から風呂に入って久々にテレビをつける。
Music On! TVを観ていたら、くるりの「赤い電車」のPVが流れる。電車の運転席から見たような景色が高速で流れていくだけなのだが、ただ「赤い電車」と歌うたびに、赤い電車がすれ違うのが単純だけど気持ちいい。
夕方出かけて、『愛についてのキンゼイ・レポート』を観てくる。映画の後は飲みに行く。
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妙な夢を見る。落語の小ネタを話している夢。でも、自分で話しながら落としどころがわからなくて、落ちのないまま終わる。目を覚ましてから、よく考えると、落ちがない。
吉野朔実の『Period』第2集が出たと聞いていたので、買いに行く。早速読むが、なんとも救えない話。吉野朔実はこの話をどういう話に持っていこうとしているのか。
夜、Quinka, with a Yawnのライヴを聴きに行く。
出かけるとき、少し前まで降っていた雨が止んでいたので傘を持たずに出かける。帰り、電車に乗るまでは雨は降っていなかったが、渋谷で乗り換える頃には土砂降りの雨に。家に着くまでに止んだらいいなぁと思ったが、最寄り駅についたときには一時期の土砂降りはおさまったもののまだ雨が降っている。
雨に濡れながら帰るのも酔狂かと思ったが、コンビニで525円の傘を買って帰る。
なんとなく書き溜めてしまった日記をまとめ書き。mixi日記からの引き写しに多少手を加えて。
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Quinka, with a Yawnのライヴを聴きに、月見ル君想フに行く。月見ル君想フは初めて行くが、南青山MANDALAのちょっと先。店の名前がライヴハウスというより、小洒落た飲食店みたいだが、店も住宅街みたいな細い通りにあって、階段を降りていくと小さな表札に店名があったりして、やっぱりライヴハウスって感じがしない。でも当たり前だけど、入り口のドアはしっかり防音ドアで、そこでようやくライヴハウスという感じがする。
イベントのタイトルは「GROOVE DROP」で、他の出演はタマコウォルズ、24ページ、Hicksvill。Quinka, with a Yawnは三番手の登場。遅れていったので、一番手のタマコウォルズは聴き逃した。ちょうど24ページのセッティング中に到着、演奏までに生ビールを飲んで喉を潤す。
24ページは関西のバンドだそうで、ドラムが真ん中に置かれているのにその前に座っている人はギターを持っているという不思議な状況。曲が始まったけど、ドラムはやはり叩かない。と思ったら、隣の女性キーボードがキーボードを弾きながらタンバリンを叩いてコーラスしている。なんて器用なんだ。この器用な女性、次は真ん中の人と交代して、ドラムを叩く。でも他の人たちも楽器を常に複数やっている感じで、ほかの事をしたらリズムが取れない自分としてはものすごく感心してしまった。
トリのHicksvillも初めて聴くのだけど、ものすごく人気があるのね。ツインギターにヴォーカルの3人構成で、音楽も楽しいけれど、話も妙に面白い。しかし何より、ギターの木暮晋也のキャラクターがなんとも変で面白い。この人どういう仕掛けで動いているんだろう、という感じ。
今日のQuinka, with a Yawnはバンド編成。最近定番化している3人娘に、ベースとドラムスが参加。始まるとキツネみたいに指を立てた手をみんなで挙げたりして、なんとなく明るくお茶目な雰囲気でスタート。
一曲目は「やさしい二人」。ドラムやベースが入ると、クラリネットの音が溶け込んだ感じがしてクラリネットのよさが引き立つ気がした。Quinkaさんの声もすごく通っていて素晴らしい。続く「ナポリ」がまたよかった。リズムが強調されて楽しさ倍増。久々に聴いていて鳥肌が立つ。この時点で、この編成で「つぶ」か「前を向く人」を聴きたいなぁと思う。
「コーヒーブルース」のあと、ドラムをしばらく叩き続けて、そのまま「前を向く人」に入る。予想通りものすごくいい。ぞくぞくして鳥肌が何回も立ってしまう。次の「花びら、読み捨て」がなんとなくあっさり終わってしまった気がしたくらい。
というところで、早くも最後の曲で、最後は「くちびるとマーマレード」。
「ナポリ」と「前を向く人」がすごくよくて、もっと聴いていたかったところ。バンド編成でのライヴをちょっと期待する。
[ Quinka, with a Yawn 月見ル君思フ 2005/09/04 ]
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今日も暇で退屈ですることのない一日。
退屈なので『マダガスカル』と『サマータイムマシン・ブルース』を観にいく。
『マダガスカル』は動物園で暮らす仲良し動物たちがひょんなことからマダガスカルにたどり着いて起こる大騒動を描くCGアニメだが、『シャーク・テイル』があまり面白くなかったので、あまり観たいと思っていなかった。
思ったとおり、『シャーク・テイル』で思ったのと同じつまらなさを感じた。『シャーク・テイル』で何がつまらないって、主人公の気のいいサメが最後まで菜食主義を通すところ。『マダガスカル』では自然に返って本能に目覚めたアレックスというライオンがやっぱり最後まで狩をしない。
みんな仲良くはいいんだけど、嘘があるとダメ。物語なんて嘘の塊なんだけど、絶対ありえないでたらめでも基本的な部分には嘘があっちゃダメだと思うんだよな。
『サマータイムマシン・ブルース』は夏休み、SF研究会の部室に突然現れたタイムマシン。SF研の仲間たちは、昨日に戻って、リモコンが壊れて動かないクーラーのリモコンを壊れる前に持ち帰ろうとする。しかし、過去を変えると未来が変わると知って、リモコンを取りに行った仲間を追いかけて…、という話。
これは原作は舞台らしい。監督は『踊る大走査線』の本広克行。
期待していたより、テンポが悪くてオフビートな感じも物足りない。予告編がうまかったんだなぁ。舞台の映画化というのも聞いていたせいか、もっと間の抜けたこみ上げてくるおかしさとか想像していた。
でも、ヒロインの上野樹里は『スウィングガールズ』の娘だよね。観ていないんだけど。なかなかいい感じ。ストーリーも練られていて、後半だんだん盛り上がってくる。
そして、そこで終わるか!っていういい終わり方。
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『蒼天航路』9〜11を読む。
曹操にいつのまにか大きな子供がいたり、戦死したりする。玄徳は逃げるときに、家族を見捨てて逃げるがその家族自体描かれていなかったりする。省略がすごい。
相変わらず玄徳はアホで、どんどん落ちぶれたかと思うとアホなりの論理で大復活を遂げたりと、わけがわからない。一方、化け物みたいな呂布は相変わらず化け物ぶりを発揮し続ける。
他がみんな無茶苦茶なので、曹操がまともに見えるというなんともすごい展開。
どうなっちゃうんだこの話。
孔明がちらほらでてきては、時代の流れを静観している。
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今日もあいかわらずすることがないが、多少変化があった。
夜、飲みに行く。
『蒼天航路』を貸してくれてる人と『蒼天航路』の話を少しする。孔明がちらほら出てくるという話をしたら、孔明が出てくるとかなり想像外のすごさを発揮するという話を聞きました。うーむ。楽しみだ。
24時過ぎて解散、友だちが常連にしているタクシーで帰宅。タクシーを降りるときに、お土産をくれた。ククレカレー2つ、薬用入浴剤、高麗人参茶。貰っておいて失礼だけど、この組み合わせは意味不明。
タクシーでもヱビスを飲んだので、お茶を飲みながら酔い覚まし。
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ダラダラとする一日。
しかし一日家にいると一言も話さないのでよくない。夕方から出かけようかと思ったが、結局面倒でやめてしまう。
iPodに夢中になってから、しばらく停滞してた『ルーンの杖秘録4 杖の秘密之巻』を読む。半分くらいまでで中断。読書していると眠くなるのだ。体調がよくないのだと思って、素直に休養することにする。
台風が来ると体調不良になるという話を聞いても、昨日まで自分には全然関係ないなぁと思っていたのだが、今日の不調は台風のせいなんじゃないかと思ったり。体力がある水準以下にあると影響が出てくるのかも。
でも、むしろ何かに理由を求めたくてそう思っている気もしたりする。
また日記まとめ書き。ものを書くのが面倒な時期らしい。
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めったに手に入らない幻の焼酎みたいな話につられて飲みに行く。
問題の焼酎は、「南の島の貴婦人」とかいうもの。飲むまで、冷凍庫で冷されていて、注ぐときちょっととろっとする。度数44度をロックでちびちびといただく。
飲みながら、会社を起こした人の様々な裏話を聞く。面白い。面白い話をたくさん聞いて、ほろ酔い気分で帰宅。
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このところ化け物的な大活躍を続けていた呂布が死んでしまった。
三國志は知っているようで知らないので、呂布って名前は覚えているが、どう活躍してどうなるんだったかはっきり覚えていない。そんなわけで、いちいち意外で面白い。
しかし化け物みたいな呂布が死んでしまうと、次は何で盛り上がるんだろう。
前巻の最後に、呂布の籠城に対し、曹操が水攻めをする。牢にいた劉備は人徳というのか難を逃れ、結果として曹操の下に戻る。で、そこで今度は曹操暗殺の密勅を受けるのだが、結局暗殺はせず、逃げるように袁術討伐に出て行く。
これでまた曹操の下を離れるんだったっけか?
何はともあれ、そろそろ孔明に出てきて欲しいな。
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『ハウルの動く城』のDVDが11/16に発売決定。
amazonの『ハウルの動く城』ページを見たら、DVDだけじゃなくて関連商品が無茶苦茶たくさんある。『ハウルの動く城』で1ページか。すごいな。
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ほとんど朝まで音楽を聴きながらうとうとしながら過ごす。自分が思っているよりは寝ているんだろうけど、気がつくとこの曲いいなぁとiPodのマイレートを変更していた。そんな浅い眠りをしているもんだから、妙な夢も見た。
日付としてはもう昨日となったので、昨日再生した曲を確認するとちょうど150曲、10時間以上。一日の半分近い時間音楽を聴いていたことになる。それがほとんど全部、iTunesに読み込ませて初めて聴く曲。今はこういう音楽の聴き方が楽しくてならない。
『蒼天航路』13を読む。
「劉備どん〜」と叫びたくなる。劉備アホでどうしようもないのだが、ものすごいいいヤツなんである。っていうか、よく考えたら、ようするにいいヤツってバカのことだったっけ。それをそのまま描いているんだな。
前巻で劉備は曹操の下を去ったが、結局袁紹の元に下ることで、曹操を敵とする宣言をしたことになる。袁紹と戦を起こした曹操は劉備を追い続け、その中で関羽は曹操に下り、劉備軍と関羽軍の対決が起こる。
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また音楽を聴きながら半分寝たような寝ていないような朝を迎える。そんなわけで、午後、眠くなって昼寝など。
夜も、映画などを観にいくつもりだったけど、とりやめる。知人と外食、のんびり過ごす。夜は、いろいろと今後のことを考えて作業していたら明け方になってしまう。4時頃就寝。
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『姑獲鳥の夏』のDVDが発売。京極堂BOXという完全限定生産は、桐箱入り!
桐箱入りはどうかと思うが、「画図 百鬼夜行」和綴じ復刻本が付いてくるのは魅力的。今なら角川文庫で『画図 百鬼夜行』が手に入るのだが、入手困難らしい。とりあえず本屋を何件か覗いたが、確かに見当たらない。しかし、和綴じ復刻版ってのはなんとも魅力あるよなぁ。
映画的には、映画館でもう3回鑑賞したので、記憶のみで生きてもいいかなと思う。でも買っちゃうんだろうなぁ。
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本屋に行く。
鳥山石燕の『画図百鬼夜行全画集』が角川文庫になったが売り切れていて手に入らないと聞いていて、本屋に行く度探していたのだが、今日発見。平積みになっていた。増刷されたのだろう。即購入。
野沢尚の『深紅』も購入。近々映画が公開予定。
NODA・MAPから『贋作・罪と罰』の先行予約の案内が届く。今度は松たか子主演。12月6日から。これもぜひ行きたい。
暇なくせに時間がない。なので、リンク等は省略。各自自力で検索してくれたまえ。
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『メゾン・ド・ヒミコ』を観に行く。ゲイの老人ホームで繰り広げられる、おかしくも切ない物語。
読書は、『ルーンの杖秘録 4 /杖の秘密之巻』(マイケル・ムアコック 創元推理文庫)をようやく読み終える。
『深紅』(野沢尚 講談社文庫)を読み始める。
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『深紅』(野沢尚 講談社文庫)を『深紅』を読んでいる。一気に半分くらいまで読み進んだ。
悲惨な事件を子供の視点から静かに描く始まり。面白い、という言葉は適当ではないかもしれないが、物語として面白い。適当ではないかもしれないというのは、その悲惨な事件のただ一人の生き残りの少女の話だったりするから。
面白いという言葉でなく面白いといいたいときに使いたい適当な言葉が思い当たらない。『模倣犯』を読んだときにも思ったかもしれない。
夜、刺身などを食べながらヱビスを飲む。そして泡盛。あまり外出する気分にならない。停滞気味。
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この間発売になったばかりなのに、iPod nanoをもう買った人がいて、見せてもらう。
鉛筆サイズというけれど、鉛筆よりもっと薄い。小さい。かっこいい。でも、容量は4GB(1000曲)しかないのだと。さらに4GBは人気で2GBしか手に入らないとか。
60GBのiPodは気に入っているけれど、機能的には同じで容量が違うだけだというと、この小ささとスタイリッシュな感じは羨ましい。
今日もiPodで再生頻度の低い500曲のプレイリストをアルバムシャッフルにして100曲くらい聴いていた。1000曲入るのなら、10日保つわけだからnanoでもいいのかも。でも、それには週末などに1000曲の入れ替えをする手間を惜しまないことが条件だけれど。
今までiPod / iTunesを使ってなければ、よく聞く100枚のCDを持ち運べると考えればそれだけでも御の字なのかもしれない。しかし、自分の持っているCDを全部持ち歩いていつでも聴けるというのは、必要はないけれど、すごく嬉しい。バカみたいだけど。
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突発的に飲みに行く。
18時くらいから飲み始めて、23時半近くまで飲む。結構激しい飲み会。
4人で飲んでいたのだが、そのうちの一人はアルコールを一滴も受け付けない人。不思議なのだが、この人は酒を一滴も飲まなくても、飲み会に溶け込んでいる。しゃべるのが好きなのだろう。
しかし6時間近くも飲んでいると酔っ払いどもはかなりひどいと思うのだが、素面で最後まで付き合っていた。やっぱり不思議。
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『蒼天航路』14巻、15巻を読む。
14巻。圧倒的な兵力の袁紹とそれに較べると卑小な曹操との戦い、その圧倒的な差を埋めるべく戦う曹操の奇策。化け物呂布がいなくなってしまったので、キャラ的には袁紹では物足りなさを感じるのだが、袁紹を兵力で化け物化させようというのか。前巻までこんな兵力があるようにみえなかったのにいきなり変わっている気がするのが無茶苦茶。
合間に劉備と戦わざるを得ない立場に追い込まれた関羽の苦悩。関羽を失った劉備が相変わらずアホみたいに泣いたりぼろぼろ。アホというか、ガキという感じ。前巻ではやられながらも、懐の深さを見せたが、ほとんど雑魚キャラみたいだ。
15巻で、そのアホ劉備がさらに酒びたりのところに趙雲がやってくる。趙雲は母の死後喪に服して3年間目と耳と口をふさいでいたが、目だけ開かず盲目となっている。その趙雲と触れ合うことで、劉備が再び生き返る。このどん底から復活するギャップのすごさがアホさガキさを強調してる。劉備に拾われて盲目の趙雲は突然目が開く。原作の伝奇的な部分が最近チラホラ目に付く。
一方関羽も自分の生き方が見つけて今の神様関羽の起源みたいなエピソードがあったり、孫策が毒殺されたり(頭から血を噴出して死ぬ)、いまいちキャラとして小さかった袁紹が突然でっぷりと太ってでかいキャラ(物理的にだけでなく)に生まれ変わってたりいろいろ。
そろそろ孔明が出てくる(しかもかなりひどいらしい)というので期待しているけど、一向にでてこない。
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昨日飲みすぎた。二日酔いにはならないたちなのだが、それでもかったるい一日だった。かなり話し込んだので、喉がかすれた。6時間話していると、話すだけでも喉がいかれるんだな。
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『蒼天航路』16を読む。
袁紹の膨大な軍勢に、ほとんど思いつきのような策で対抗する曹操が、ちょっと劉備っぽい気がする。最近の劉備はボロボロなので違うんだけど。
「諸葛亮孔明」という章があって、いよいよ孔明活躍かと思いきや、見開き一ページのみの登場。なぜか半裸の女人に取り巻かれている半裸の孔明。孔明がとんでもないヤツって、こういうことか。
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