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2006年11月後半
結局、二週間ぶりの更新。この間にあったことをとりあえずメモ。
読書、『ふたたびの恋』(野沢尚)、『魔術師(イリュージョニスト)』(ジェフリー・ディーヴァー)を読む。
『魔術師』はリンカーン・ライムもの。どんでん返しの連続のジェットコースターものもシリーズ化するとある種のパターン化されれてシリーズ最初の頃より楽しめない。とはいえ、なかなかよくできたストーリーだ。単行本なのに解説があって、法月綸太郎が書いているのだが、なかなかいいことを書いているなぁと思った。
ディーヴァーのライムシリーズは、この間本屋に行ったら、『12番目のカード』(ジェフリー・ディーヴァー)が出ていた。やっぱり読むかな。
映画は、『デスノート the Last name』、『ただ、君を愛してる』を観る。
そして今日はムーンライダーズのライヴを聴きにいく。
あとはひたすらドラマを見る。そんな二週間。
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昼間は韓国料理店で食事。ニフティ時代からの友人たちとの集まり。韓国料理から喫茶、バー、カラオケ、最後はラーメン屋さんへと梯子していったのだが、二件目の喫茶店でメンバー半減、どんどん人が少なくなっていくのがちょっと寂しかった。
映画『デスノート the Last name』を観て、面白かった。原作を読みたいと言っていたら、その集まりに原作全12巻プラス『DEATH NOTE HOW TO READ』という公式マニュアルをまとめて持ってきてくれた人がいて、夜家に帰ってまとめ読み。とりあえず、今日は4巻まで。
原作が12巻あるのに、3巻の途中で映画の前編のエピソードがほぼ終わり、最後のあたりは映画の後編になっていてちょっと驚いた。
読書は電車の中で『天使の卵』(村山由佳 集英社文庫)を読む。小西真奈美や沢尻エリカが出て映画化された村山由佳のデビュー作。だいぶ前に買ったのだが読んでなくて、映画化に合わせて映画を観る前に読もうと思っていたのだが、結局映画は観る前に上映終了かも。
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『DEATH NOTE』を引き続き読む。今日のところは5巻から8巻まで。7巻まで読んだら映画化された部分がほぼ終わってしまったのである意味満足してしまった。ここまでで映画が終わるのに、コミックがどう続くのか、再び彼は登場するのかなどと考えて興味はつきないが他にもいろいろあってコミックの読みは中断。
他に『天使の卵』(村山由佳 集英社文庫)も引き続き読む。すぐに読み終わる分量なのだが、『天使の卵』は電車内での読書アイテムになっていてあんまり進まない。
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朝から不調。遅出にしても今出かけないとまずいという時間に、倦怠感と肩凝りがひどく、さらに眠い。振り切って出かけるべきだと頭では思うのだが躰がついてこないので午前中休みにして眠る。あまりに調子が悪いので年に数回しか計ったことのない体温を計ってみるがやっぱり熱はない。体温の低い自分にしては微熱の気配はあるのかもしれないと思うが。
寝てみると疲れているのがわかる。午後から出かける予定で眠るが到底午後も出かけられないと判断する。午後何か予定があった気がするのだが、もうそれもすっぽかすしかないと思うくらい辛いので一日休養と決めて寝る。
ほとんど食事も摂らずに夜まで寝続ける。夜、寝汗をかいて、なんとなくこれで回復するんじゃないかという気がしてくる。
夜になって起きて今日初めてのまともな食事をする。テレビをちょっと見て、『DEATH NOTE』を読む。
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昨日ずっと寝ていたので、睡眠が足りているらしくてなんだか夢ばかり見ていた気がする。6時前に目覚ましがなる前に目を覚ますがどう昨日より調子が悪い気がする。とはいえ、そんなに休んでばかりもいられないと思って起きて仕事に出かける。出かける頃にはだんだん調子がよくなってくるが、電車の中で本を読む気力がでない。
帰りの電車でようやく読書の気力が出る。今日読み始めたのは、『アンフェアな月 刑事 雪平夏見』(秦建日子 河出書房新社)。
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『デスノート』全巻を読む。
原作を読む前に映画を観たので、映画で描かれない細部を楽しみたいと思って読んだのだが、意外なことに原作より映画の方がうまく整理されていて、よくできてるんじゃないかと思ってしまった。
映画は原作の1巻〜3巻をクライマックス部分だけ膨らませて前編とし、4巻〜7巻(の半ば)までを後編にして、結末はオリジナルのドンデン返しを用意している。(というと単純すぎるわけ方だけど)
8巻〜12巻は、デスノートのルールを駆使した、パズル的な物語という気がして、これってすごく気持ちはわかるのだがそれまでの流れからすると急に複雑になってあんまり面白くない。パズルと物語のどちらを選ぶのかといったときに、やっぱり物語が優先するべきじゃないかと思った。
Lに変わる新たな登場人物のニアもメロもLほどの魅力がなかったのも物足りなさを感じる理由かもしれない。
もう一回、最初から読み通してみようかなと思う。読み通すとまたちょっと違うことを思ったりしてね。
テレビアニメ化されたので1度見てみたが、こちらはテンポが遅くて、会話に生気がない。原作をそのままアニメ化してくれたら面白そうだと思っていたのだががっかり。もう観ないと思う。
[ 『デスノート』 大場 つぐみ/小畑 健 集英社 ]
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テレビドラマ化された「アンフェア」の原作『推理小説』 の続編。テレビドラマでは『推理小説』の続きも描かれ、しかも『推理小説』の事件は一連の事件の一部でしかなかったという話だった。
ドラマの最後には主要登場人物の何人かが舞台から姿を消す。このドラマには原作者の秦建日子は関わっていなくて、『推理小説』とアンフェアは全く別の方向へと進んでいる。ドラマの次には映画化されて来年3月に公開の予定だ。しかし『アンフェアな月』にはすでにドラマ版で姿を消した懐かしい登場人物たちも出てくる。
しかしこの「アンフェア」というドラマのキャラのイメージは『推理小説』を読んでいたときにもピッタリあっている。今回も読みながら例えば雪平夏見のしゃべり口調は篠原涼子のドラマでの口調そのままで読んでしまったりして、小説とは違う道を選んだドラマだが、そちらの方が主流で『アンフェアな月』はドラマの番外編みたいな気がしてくる。
ドラマのイメージで読んでしまうのもあるけれど、推理小説というより雪平夏見という特異な刑事を主人公にしたキャラ小説という雰囲気があるのもそう読んでしまう理由かもしれない。
推理小説としては、それほど意外な結末でもないのだが、キャラ小説として楽しめた。それと叙述トリックとは違うのだが、一種の心理的なトリックで楽しめる結末もあった。
ただ『アンフェアな月』というタイトルになっているのは、物語中にある問題が出てくるからだと思うが、その答えはすぐにわかってしまったのが残念。
[ 『アンフェアな月 刑事 雪平夏見』 秦建日子 河出書房新社 ]
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『暗いところで待ち合わせ』を観る。乙一原作、田中麗奈主演だが、さらに天願大介監督だった。今年観た映画で一番よかったかもしれない。
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