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6月後半
■キンカ@円盤
田所せいじのライヴのゲストにQuinka, with a Yawnが出るということで、噂には聞いていたけれど行ったことのなかった、高円寺の円盤に初めて行く。
ライヴのタイトルは「田所せいじの世界」。「世界」という言葉がとてもふさわしい、田所せいじの作り出す独特の空間と時間だった。初めて見て聴いたのに、ずっと昔から知っているような気がした。入り口のボードには、ゲスト「キンカ」と書かれていたので、日記のタイトルも「キンカ」にしてみた。
田所せいじはグラスを持って登場。酒かと思ったら、酒はおなか一杯なので水を持ってきましたとのこと。既に飲んでいるらしい。最初にレコードをかけて、紹介する。この時間がまた楽しい。ギター一本で歌いだす。二曲ほど歌って、キンカを呼ぶ。いや、登場とか呼ぶとかいうような広さではない。演奏者と客が向かい合っているだけで同じ空間。
田所せいじと一緒にやるのかと思っていたら、アップライトピアノに向かって、キンカ一人で歌う。
「メトロパスポート」「ラムチェリーコーク」「くちびるとマーマレード」「朝もやの公園で」「やさしい二人」「ナポリ」。休憩を挟んで、田所せいじが再び登場。どんどん不思議な世界が深まっていく。しばらく歌ったあと、再びキンカを呼び、二人で「コーヒーブルース」。それから田所せいじのタイトルを失念したけれどことりの歌を歌う。
ライヴ終了と思ったら、ふたたび「勝手な決断」でアンコール。キンカの「つぶ」と田所せいじの「小岩の親子」(だったかな)で本当に終了。とてもよかった。
■僕がサイトリニューアルしたい理由(1)
僕がサイトリニューアルしたい理由はいくつかある。一つはビョーキ。サイトを作ってる人は多かれ少なかれみんなそういう経験があると思うが、サイトを作ってからしばらくするといろいろ変えたくなってくる。一種のビョーキだよね、これ。
そんなわけで、あえてリニューアルとはいわずに、思いつきでいろいろコンテンツを増やしたりしているのは知っての通り。しかしそのせいで、コンテンツを分けたもののメニューにないとか、更新されていないとか、だんだんとそんな歪なサイト構成になってしまった。そんな歪なサイト構成をきちんとしたいとずっと思っていて、ちょこまか少しずつ変えていこうと思いつつ、なかなかきれいな形にできないので、リニューアルを宣言して変えていこうと思ったのが今回のリニューアルの理由の一つ。つまりビョーキの裏返し。
コンテンツのほかにデザインについても本当は変えたい。オレンジに少し飽きてきたので、雰囲気を変えてモノトーンっぽいものにしようかと思っていたのだが、デザインの変更については間に合いそうにない。
ただレイアウトは固定に変更する。パソコンのスペックがどんどん上がっていく昨今、解像度の高いディスプレイで大きく表示すると左右に間延びしてしまうのがずっと気になっていた。
レイアウト固定は、OSやブラウザで見え方が違ってしまい、かえって見にくい表示になってしまうかもしれないのだが、ちょっと開き直ることにした。(Windows / IE6.xでしか検証していないので、表示に不都合がある方はお知らせいただけるとありがたいです。)
話はコンテンツに戻って、今回リニューアルしたいと思った一番の理由のコンテンツの整理について。
歪な構成というのは、思いつきで作った「妄想手帳」、「欲望の曖昧な対象」などはトップメニューにないままだし、逆にトップメニューにあげているのに、「読書ノート」、「映画ノート」などはほっぽらかし。「露地苑」にいたっては、nifty退会でリンク切れ状態だが、改定版を作ろうと思ってそのまま。
「露地蔵」というのもずっと準備中だが、予定では過去のコンテンツとか文字通り保存用の蔵の予定だった。昔のコンテンツの掘り出し物をリンクしておくのが一つの目的だが、だんだんにサイトを変えていくときにいきなりコンテンツを失くすのではなくてリンクをそこに残しておこうとか、思っていたのだ。結局、「露地蔵」がほったらかしということからも、「五月雨式リニューアル」はうまくいかないのかもしれない。
では、そんなコンテンツをどう整理したいかというと、とにかくコンテンツを絞るしかないだろうと思っている。
読書や映画の感想はじっくり書こうと思って、とりあえず簡単に日記にだけ書いておいて、そのままというパターンが多い。結局コンスタントに更新しているのは、日記の「うたかたの日々」と予定・計画の「妄想手帖」だけなのである。「欲望の曖昧な対象」だって、別に日記とあえて区別する必要もないし、それなら他のコンテンツはいらないんじゃないか、とか思った。
U5さんがこらないを作ったとき、いきなりさっぱりしすぎなんじゃないかと思うくらいシンプルになっていて驚いた。そうしたら、そこからだんだんまた増えていって今の形になったのだけど、そういうやり方も一つなのかもしれない。
それからすると、コンテンツは「うたかたの日々」だけにして、そこから徐々に増やしていくっていうことになる。しかし、コンテンツがだんだん増えていくのは日記の形式に収まらない、収めたくないからだったりするので、その自分が欲しいものが何なのかを見極めないとまた同じことだろう。
そんなわけで、「読書ノート」や「映画ノート」や「欲望の曖昧な対象」をまとめたようなコンテンツをずっと考えていた。構想はできたのだけど、なかなか進まない。このままではいつになってもリニューアルできないので、残りのコンテンツをどうするのかを先に考えることにしたのだった。
■僕がサイトリニューアルしたい理由(2)
というわけで、「新コンテンツ」をどうするかがまとまらないので、残りのコンテンツをどうするかを、先に考えることにした。
残りじゃない方について、先に書いておくと、残りじゃない方(つまり「新コンテンツ」に取り込む方)は、「読書ノート」「映画ノート」なのだが、新コンテンツがまとまらなくても、廃墟と化しているので失くすつもりである。
残りの方について端からどうするか考えていった。紆余曲折はあるのだが、結論をいうとまず「うたかたの日々」は当然残す。未定の新コンテンツに、映画の感想とかある程度まとまったものを書くとすると、「うたかたの日々」はほとんど日常の出来事だけになる。飲んだ酒とか、つまみとか、ソファで寝たとか。
少し前に、「うたかたの日々」は日常的なことばかりになる、と書いた背景はそこにある。しかし、新コンテンツができなければそれもどうなることか。
「露地林」は残すが、比較的独立したコンテンツなのでとりあえず現状維持にして、今回のリニューアルからははずす。
「露地苑」も同様に、1から作らなくてはならないので、今回のリニューアルからははずす。
「ROJIX掲示板」は、最近嵐くんくらいしか利用者がないし、コメントはmixiでもらえるので、削除の方向で考えていた。そんなわけで、リニューアル作業も一切していなかった。しかし、知人でmixiにはいっていない人もいるし、不特定多数の書きこみを期待する意味では残したいと思い始めている。それに嵐くんは迷惑だが、ネットではそういうリスクは当然織り込み済み。その上で、嵐クンのおかげで新しい友達の輪が広がったりしているため、嵐クン用に残してもいいかなと思いはじめた。
「川崎文化10号室」は、チャットルームだが、最近使っていないのではずす方向。
「通り抜けできます。」は、知人・興味ある人へのリンクだが、アクセスするサイトはアンテナに登録しているので、はずす方向。
「露地蔵」は、意図は先日書いたとおりだが、機能していないのではずす方向。
「Antenna」は、毎日使っているので当然残す。
「欲望の曖昧な対象」は、日記と分ける理由がないのではずす方向。新コンテンツの1カテゴリでもいいかもしれない。
「妄想手帖」は当然残す。
と、考えた。つまり、リニューアル後は、新コンテンツを除くと、「うたかたの日々」「妄想手帖」「アンテナ」だけとなるのだ。そして、トップページは、従来通りコンテンツの最新だけをまとめて表示するようにする。
コンテンツを削るだけだと簡単そうだが、各記事にリンクを作って、また最新記事一覧のようなものは欲しいと思ったのだった。ここはプログラミングが絡む部分。たいしたことをするわけじゃないのだけれど、手をつけ始めたのがこの前の土日。だんだん焦ってきた。
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