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2003年5月後半
今日も昨日と同じ。ついに3日連続でタクシーで帰宅。今日も日記をさぼる。というか、インターネットにもアクセスせずにすぐに寝た。明日は休養の一日の予定。
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日記をさぼって、今日も書かなければ3日目。今日も書かないと、毎日が毎日の状況なので、マジに生存が危ぶまれる気がしたので書く。最新日記から書いてあとで古いものを埋めようと思ったが、既に昨日、一昨日の記憶がない。あまりに毎日が同じようで書くことが思いつかないのだ。というわけで、何の面白みもない文字埋めだけのものを書いて更新。
気がついてみれば、5月も半分終わっていた。驚きだ。
昨夜から昏々とと眠り続けて、1時頃に起きる。食後、『ジェリー・ブラッカイマー コレクション』(amazon)から『エネミー・オブ・アメリカ 特別版』(amazon)を観る。
先週、ブラッカイマーコレクションを買ったのは失敗だったかなと書いたが、『エネミー・オブ・アメリカ』は面白かった。監督がトニー・スコット。トニー・スコットはあまり好きではないと思っていたのだが、そんなとはないと今更気づく。そういえば、『スパイゲーム』も良かった。なんでトニー・スコットが嫌いだと思っていたかというと、『トゥルー・ロマンス』の結末が嫌いだからで、でもこの映画結末を除けば好きな面もある。その印象があまりにつよいのと、あとはつい兄のリドリー・スコットと比較してしまうからだが、リドリー・スコットは特別に好きなのでそれと比較してしまうのがそもそも間違っているんじゃないかと思う。
『クリムゾン・タイド』(amazon)も、トニー・スコット監督なので、次にこれを観るのが楽しみになってきた。ブラッカイマーコレクションの外れ具合と、テレビで一度観ているからと思ってあんまり食指が動かないでいたが、今日の『エネミー・オブ・アメリカ』で急に気になり始めた。地上波で観ただけなのでだいぶカットされたはずだし、テレビで観たときにも結構面白かった記憶があるので。
しかし、家でDVDを観るくらいしか気力が湧かない。映画館にもずっと足を運んでいないなぁ。
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8時半頃起床。食欲はある。
『ねじの回転』を持ってでかける。しかし、電車の中では読むどころから本を開こうともしない。椅子に座ってうとうとする。
麦茶を買う。十分寝たはずなのに頭がボーとして眠くなってくる。腹はなぜか減り、買い置きの小枝チョコレートを食べる。食べてから昼であることに気づく。30分我慢して食事に行く。辛口の麻婆豆腐の定食と餃子5個をつける。
午後、満腹になり眠くなる。思考停止。目の前で小人が仕事をしているのを見る。幻覚かもしれない。
眠気を吹き飛ばすために、インスタントコーヒーを頻繁に飲む。効果なし。ひたすら小人が働く。
空腹を感じる。なぜか腹だけは減る。豚カツ屋でヒレカツ定食を食べる。
午前2時。仕事を終える。いない間も小人が仕事を続けられるようPCの電源をつけたまま席を立つ。ついに読書を諦め、『ねじの回転』を置いたまま帰る。タクシーに乗ろうと思うが、金がないことに気づき、コンビニでお金をおろす。
帰宅後入浴。PCに電源を入れることなく就寝。
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せっかく早起きをするが、電車が遅れて早起きした意味がなかった。水曜日にすべてが片づく予定だが、とてもそんなことは無理ではないかと思う。そして予定通り着々と遅れていく。無理をしてもいい結果は生まれないと思うのだが、そういうことが判らないものなのだなぁと思う。みずほ銀行を思い出す。
いろいろな人のいろいろな思いを聞く。世の中いろいろだ。
とりあえず、僕は本を読みたい。映画を観たい。そんなくささやかな望みもかなわないのか。
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コーヒーとフリスクをひっきりなしに飲んで食べてる一日。刺激物を取らないと眠くなる。しかしなんか躰に悪そうだ。
知らなかったが、昼間すごい雷雨だったらしい。夕方、雷の音は聞いたが、そんなにすごかったとは知らなかった。テレビがダメになった人の話など聞く。家の近くもすごかったらしい。土砂降りの雨にぶつかった人もいたが、傘も差さずに済んだ一日。
ネタがないのでDVD情報など。『黄泉がえり』(amazon)、『猟奇的な彼女』(amazon)、『ダイ・アナザー・デイ』(amazon)の予約受付開始。
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すべては明日で終わる。というか、明日のために、今日すべてを終わらせなければならない。何の話かというと、ここしばらく忙しい仕事の話。というわけで、やることやってついに終わって解放されるかと思いきや、世の中そう甘くない。解放されるどころか、朝まで拘束された。久々の完徹である。
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明けて今日こそは解放されると思っていたが、全然それどころじゃない。眠くて、あんまり人間らしくない。無精ひげを生やして、疲れ切った顔して、「全然違う人みたいです」といわれる。
夜、ようやく終わって、相棒と寿司を食べに行く。生ビールをグラスに2杯でもうヘロヘロになって、家に帰るだけでも一苦労。ビール2杯でこれだと非常に効率がいい。
歩くのもままならないのに、それでもさくらやに寄ってみたり、ABCに寄ってみたりした。ABCではマンガでも買って、電車で読もうかと思ったのだが、本屋で本を探しながら居眠りしているというどうしようもない状況で、諦めてそのまま帰る。電車を待って経っているだけで眠ってよろけたり、道を歩いているのに眠って地面を深く蹴るようにしてよろけたり、ひどかった。家について、何もせず布団にはいって寝る。
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久し振りに『ねじの回転』(恩田陸 bk1 / amazon)を読む。だがあまり進まない。
なんとなく普通の生活のペースに戻らない。文章を書くのも面倒くさくて、なかなか日記も元のペースをつかめないし。
今月で一区切りつくが、その後もまた忙しさに追われそうな気がする。とにかくペースを掴まなくては。
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徐々に元の生活に戻ろうと思っているがなかなかうまくいかない。今日は、ちょっとばかり用事を済ませて、映画でも観に行こうと思っていたのだが、結局やろうと思っていたことを何もせずに別のことに追われて一日が終わってしまう。おかしい。
そんな風に、いろいろやらなければならないことが山積みの感があり、この調子で行くと来週もまた忙しいのかなぁという感じがしてきて憂鬱だ。
『ねじの回転』(恩田陸 bk1 / amazon)は、2.26事件時代の歴史の「再生」をするという話から始まる。この「再生」がいったい何なのかという説明は一切なく徐々にその背景が見えてくる。とにかく一度起こったことをもう一度なぞるように繰り返す、そういうシーンから始まる。
なんとなく、最近の生活はそんな感じがする。もちろん一度起こったことではなくて、初めてのことなのだが、毎日似たようなことの繰り返しで、それを「再生」するかのようだ。その中に面白さを見いだせない訳ではないのだが、なんとなく価値を見いだせないので辛い。
別に小説を読んだから、映画を観たから、仕事と較べてそれ以上の価値があるのかといえば、そんなものはないに等しい。むしろ仕事の方が生産性がある分価値がありそうだ。読書や映画鑑賞はそのあとに感想にしろなんにしろ何か書いて初めて何かやった気がする。毎日何でもいいからものを書きたくなるのはそんな理由が背景にあるのかもしれない。
仕事には仕事自体に生産性はあるのだが、ここに書くことがないことがなんとなく価値を見いだせない理由かもしれない。しかしそれならば、ここに書いている文章に果たして何らかの価値があるのか?
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まーーーーったく何もしない一日。昼頃起きて食事をしたあと、また眠って、昏々と眠って、夕方5時頃起きる。映画を観に行こうかと思ってたのだが、もちろん行かない。DVDですら観ない。夜も食後また眠る。
11時過ぎて起き出す。昼間寝ていたから夜、目が冴えてしまったとかいうのとはちょっと違う。なぜか夜になると何かする気になる。といっても、Webを見て、うたかたの日々を書いたくらい。
まだ普通の生活には戻れない。
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金曜日に月曜日のことを思い出そうとしたら何も思い出せなかった。
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送られるのはかなり久し振りだ。それと較べたら頻度は高いが、普通に考えると、飲むのもかなり久し振りになる。花束とか貰って、照れくさいかと思ったが意外と何もない。
二次会は一次会の店で時間延長したので、三次会が二次会みたいな感じで違う店に行く。23時近くからオヤジばかりで行ったので、どうもシモネタ系でわーっと言う感じで退屈。ぶっこわれた人約一名。まあ、経験的にも面白い出来事だったといっておく。
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久し振りに、『BORN IN CHINA〜青春路上』(上海パフォーマンスドール) を聴く。うたかたメモに書くためにamazonを検索したのが、予想通りamazonにはもう商品がなかった。もう廃盤なのだな。というか、上海パフォーマンスドールなんていうグループが存在したこと自体知っている人が少ないのかも。
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今月で忙しい日々もおさらば、のはずなのだが一向に先が見えない。
コンビニで、平井和正の『ウルフガイ』のコミック、『ウルフガイ』1巻「夜と月と狼編」(画:かどたひろし ぶんか社)を見つけて購入。最近、単行本の廉価版として雑誌仕様のコミックを売っているが、こういうのは発売日がよくわからなくて困る。『ウルフガイ』も続巻が出るのか不明だし、いつ出るのか判らない。NHKでテレビドラマ化されてかなりの不評を得ている『パパ・トールド・ミー』も雑誌仕様コミックで出ていた。この『パパ・トールド・ミー』って全然知らないのだが、あんまりにテレビドラマが不評なんで興味を持ってしまった。でも、コンビニに並んでいるのは2巻なのだ。毎日コンビニに行く人にしかこういう雑誌型コミックは扱いにくい。
夜、宴会があって、飲む。今週は宴会週間である。美人の女の子4人と話す。ビールをたくさん飲んで、そのあとワインを飲みながら仕事するが、途中で意識を失う。そして終電で家に帰るが、気がつくといつの間にか寝ていた。
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昨日は飲み会でワインを飲み過ぎて、いつの間にか寝てしまったようだった。朝6時に気がついたら服を着たまま寝ていた。それから布団を敷いて1時間ばかり眠る。ぶっ倒れて寝たので、十分睡眠を摂れたみたいで快調。起きてから朝風呂にはいって、朝食を摂って出かける。なんだか健全な生活のようだ。
一日の滑り出しは快調だが、特にこれといって特記事項なし。一応、こういう生活には今月でピリオドを打つつもりなので、来月以降はまた本の感想とか映画の感想とか書くつもり。まあ、あくまで「つもり」なのだが。
そろそろこの無茶苦茶な生活から脱するつもりだったのだが、今日も東京からタクシーで帰宅。なんでそうなるのか。
ため込んだ日記を少しずつ書く。とりあえず、29日、28日と記憶を遡って書く。あんまり、覚えていない。
5月生まれの人の小説読んでみたい。まあ、自分も書いたことないんだが。
↑この最後の一文意味不明。
自分でも書いた覚えがないのはハッカーにやられたのか。というか、昨日いつ寝たのか覚えていないのだが。5月生まれの人の小説ってなんだろう。僕が書いたら8月生の人の小説になるんじゃないか。うーん、考えれば考えるほど謎。
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今朝起きると昨日いつの間にか寝たのか服を着たまま寝ていた。webをアクセスしてみたら、もう昨日の項に追記したけれど、書いた覚えのない日記がある。一行だけだけど。
「5月生まれの人の小説読んでみたい。まあ、自分も書いたことないんだが。」という謎の言葉を残して死んだように眠った男。ダイイングメッセージならぬスリーピングメッセージだな。
仕事で打ち合わせ、昼飯に寿司を食べてさらに打ち合わせ。書きものをしようとしたら死ぬほど眠くなり椅子に仰け反ったまま仮眠。
夜、『WATARIDORI』をテアトルタイムズスクエアで観る。それからテアトル新宿のレイトショウで『バカの箱船』を観る。
家に帰ると、講談社ノベルス「密室本」で貰える『講談社ノベルス20周年記念 密室本 メフィスト巻末編集座談会』(非売品)が届いていた。適当にとばし読みするが、雑誌掲載のときに何度か読んで無茶苦茶ひどいことをいってるなぁと思っていたが、最初はそれほどでもない。後半に向かうほど歯に衣着せずにがんがん言っている感じがする。それは作品の応募数も増えて玉石混交の度合いがひどくなったのだろうか? 今有名な作家になっている人たちのデビュー当時の講評なんかが面白い。
小心者の杖日記でジュエミリアを知る。t.A.T.uのカヴァーで『ALL THE THINGS SHE SAID 』(amazon)を歌っているのだが、カヴァーというより日本語のコピーという感じでかなり似ている。ムネカタさんも「ここまで徹底しているとなんだか天晴れ」という感想を書かれていたけれど、ほんとそういう感じだ。
土曜日の夜だからではないが、久々にトム・ウェイツの『土曜日の夜』なんかを聴いていたのだが、ジュエミリアに触発されて、またt.A.T.uを聴き始める。
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今日は休みの予定だったが昨日の続きで仕事になる。これはいわば「ミッション・インポッシブル」。金曜の夜に無理だからやめようといっていたのを覆し、やることにした仕事だが、期限は月曜の午前中。「困難だというのかね? これはミッション・インポッシブル……不可能な任務なのだよ。困難くらいなんでもないだろう」てな具合だ。
昨日の土曜日は朝からその打ち合わせだった。
『オーシャンズ11』みたいに人集めから始める。誰が必要なのか、連絡先は、116に問い合わせたり、別のメンバーのつてで電話番号を教えて貰ったりして連絡する。どうやら必要な人材は明日来られるらしい。そして今日できることを進める。そこまでが昨日。
今日、昼頃行ってみると、部屋を一つ独占してテーブルに資料を広げ、ホワイトボードに図を書き散らし、テーブルで黙って考え込んでいる人たちがいた。夜中までかかって分担して資料を作成、夕方用事で帰ったメンバーが22時過ぎて今から行けるけどどうするかと連絡してくる。
夜20時を過ぎて、今までの作業を覆すような連絡がメールで届く。休日の昼間ということで、メールサーバの保守があり、夕方16時には届くはずのメールが遅れて届いたのだ。資料を持ち寄り、ミーティングルームで一つずつ潰す。何点か明日確認することになるが、解答が出たり、少なくとも方針は決まる。決定を受けて資料を修正。0時を過ぎてレビュする。
レビュ結果を修正して1時半までに修正版を完成させることとなる。資料のマージは明日の朝やることにして2時過ぎに解散。金曜の夜中突然動き出したプロジェクトはなんとか明日の午前という期限に間に合いそうだった。
久々に面白い仕事だった。だったという過去ではなくて、月曜の結果によってはこのプロジェクトが動き出すのでさらに本格化するのだけれど。
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