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2008年3月前半

2008/03/01

おー、阿呆船よ、何処へ

『ヘイト船長とラヴ航海士』  久々に飲んだら、久々にソファでDVDをつけっぱなしで寝てしまった。眼が覚めたら5時半なのでそのまま起きる。

 この休みにやりたいことがいろいろあるので、TODOリストに書き出して、順番に潰していく。

 鈴木慶一が出るというので昨夜録画した「MUSIC JAPAN」を見る。プロデュースの曽我部恵一とともに『ヘイト船長とラヴ航海士』から「おー、阿呆船よ、何処へ」を演奏した。何故かバックで架空楽団メンバーにして番組統括の石原さんがベースを弾いていた。わはは。
 「おー、阿呆船よ、何処へ」はとてもよかった。『ヘイト船長とラヴ航海士』をまだ買ってなかったけど、やばい、早く買って聴かなくちゃ。

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2008/03/02

さよならルピナス探偵団

 『ルピナス探偵団の憂愁』(津原泰水 東京創元社)読了。先日書いたように、一篇目でルピナス探偵団の完結編を強く感じさせる話から始まり、続く話は時間を遡っていく。最後の話は高校の卒業式の前に起こる事件である。そして物語の最後に誓う、ルピナス探偵団たちの永遠の友情。ミステリなのに、泣ける。これで終わりなんてちょっと、いやかなり寂しい。さよなら、ルピナス探偵団。

 『ヤン・シュヴァンクマイエル コンプリート・ボックス』の発売を知る。これいいなぁ。すごく欲しい。限定1000セットとかあるのでやっぱり予約するべきだろうか。

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2008/03/03

楽園

 『楽園』(宮部みゆき 文藝春秋)を読み始める。『模倣犯』(宮部みゆき 新潮文庫)の続編と聞いていたので、読み始める前に『模倣犯』を読み返しておこうと思っていたが、その前に図書館の予約の順番が回ってきた。
 amazonの読者レビュなどを見ると、『模倣犯』の続編というよりはその登場人物の前畑滋子が主人公の物語ということらしい。読み始めて、前畑滋子が自身が深く関わった9年前の事件−−『模倣犯』の事件の影響をずっと引きずり続けていたことがわかる。『模倣犯』も重かったが、この話も重厚な話になるのだろうか。amazonの読者レビュでは、予想外に評判が悪く、ガッカリしたようなレビュが多いが、果たして実際どんな話になのか楽しみだ。少なくとも、導入部分は十分面白くて、話に引き込まれていく。

 先週の土曜日、新しいデータ通信カードを買って、Willcomの「新つなぎ放題」を申し込んだ。3/21のスタートまでは、「つなぎ放題 PRO」だが、この分はキャッシュバックで返ってくる。最近、週末に出かけているときにネットワーク接続できなかった問題はこれで解決。

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2008/03/04

外出続きで仕事が進まない

 朝から直接打ち合わせ場所へ。戻って30分でまた別の打ち合わせ場所へ。何も仕事が進まないので、夕方だが仕方なく仕事場に戻る。戻ったら戻ったで仕事系の飲みに誘われる。すべきことをとにかく片づけて飲みに参加。快速がなくなり、各停でちんたらと帰宅。1時半にようやく家に辿りつく。

 読書は『楽園』(宮部みゆき 文藝春秋)の続き。

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2008/03/05

テレビと早寝

 今日の打ち合わせは比較的家の近くで、打ち合わせ終了30分後には帰宅。

 「ハチミツとクローバー」「あしたの、喜多善男」を見る。「あしたの、喜多善男」は前々回の分。

 テレビを見ているうちに眠くなる。このところソファで目を覚ましたりいろいろなので、また失敗する前にとさっさとベッドに潜り込む。

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2008/03/06

すっきり起きた木曜日

 早く寝た甲斐がありすっきりと目を覚ます。考えてみるとここしばらく朝の目覚めがよくない。少し疲れ気味かも。

 そしてなんとなく慌しい一日は今日も続く。3月末まではずっとバタバタとした日々が続きそうだ。

 読書は引き続き『楽園 上』(宮部みゆき 文藝春秋)。amazonの読者レビュの評判は今一だが、面白い。きっと不満を感じているのは『模倣犯』のような作品をイメージしていた人たち、そして『模倣犯』の続編と思っていた人たちなのではないか。確かに『楽園』ではすでに殺人事件は時効として罪に問われないまま終わった事件が題材で、『模倣犯』のように次から次へと新たな事件が起こっていくのと比べたら地味である。地味でもかなりスリリングだと思うのだが、事件が次々に起こらないと退屈だと思う人が多いのかもしれない。評価を低くした人の理由を逐一確認したわけではないが、そんな気がする。

 明日に向けて今日も早寝する。

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2008/03/07

映画話

 今日も順調に目を覚ます。一日仕事場で過ごすが、それでも複数の仕事でドタバタと追われて過ごす。さらに、仕事場のフロア移動があり、荷物の梱包が必要で夕方からは不要な書類を捨てたりと、余計な仕事が増える。21時頃までかけて荷物を梱包を終え、飲んで帰る。

 飲んでいて、一番好きな映画は何かという話になる。比較的若い女の子が意外なことに『マイ・フェア・レディ』を挙げたので、ひとしきりヘップバーンの話になるが、しばらく観ていないヘップバーンの映画をまた観たくなった。
 ジャンル別に好きな映画になって、恋愛映画で『エターナル・サンシャイン』を挙げる。この映画は観ていないのだが、別の人がやっぱり好きな映画として挙げていたので気になっていた。今度観てみようと思う。

 読書は『楽園 上』(宮部みゆき 文藝春秋)を読了。続けて下巻に突入したいところだが、下巻はまだ図書館で順番待ち状態。『楽園』を読む前に『模倣犯』を読み返そうかと思っていたので、ちょうどいいので『模倣犯』でも読もうか。
 しかし他にも読む本は目白押しなのでどうなるか不明。

 帰宅すると0時過ぎだったが、録画で「エジソンの母」を見る。途中でものすごく眠くなってきて、何とか最後まで見た後は服を着たまま寝てしまう。ベッドに入り込んだのがせめてもの救い。

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2008/03/08

吉高由里子、増殖する日記

 朝、いつのまにか服を着たまま寝ていたことに気づく。何となく疲れも取れていない。

 録画で「あしたの、喜多善男」を第9話を見る。このドラマ、見るつもりがあまりなかったのに結局ずっと見ている。原作が島田雅彦の『自由死刑』だというのがひとつ、主人公を小日向文世が演じているのが一つ、小西真奈美が出ているのかももう一つ。ドラマを見ていて、このドラマでの松田龍平もいいなと思う。それと、宵町しのぶというアイドルを演じている吉高由里子という娘もいい。このドラマで初めて知ったけど、吉高由里子はちょっと注目だと思う。他に何かに出ているのか調べたら、今度蜷川幸雄が監督する『蛇にピアス』の主演に抜擢されていた。

 そのあと確定申告をやっていなかったことを思い出し、国税庁のページに行ってネットで作成する。最近よくe-Taxという名称を聞くと思っていたが、このネットで確定申告書類を作れる機能がe-Taxなのだと思っていた。しかし、e-Taxは電子申告のことをいうようで、作った申告書類をデータで送れるということを今頃気づく。それならネットで送ってしまおうかと思ったら、電子認証が必要で事前にその辺の準備が必要だと判る。そんなことを調べたりして熱中していたら、昼飯を食べ忘れていた。

 15時頃遅い昼食を摂る。図書館に行き、本の返却と新しい本を借りて返ってくる。

 今日から読み始めることにしたのは、『ダンシング・ヴァニティ』(筒井康隆 新潮社)。実験的な小説で、同じ出来事が3回くらい少しずつ内容を変えて反復していく。同じ出来事を繰り返し体験し、そこに微妙な差異が生まれていくところが、なんとなく『時をかける少女』みたいだと思う。全く違う質のものだが、でもここに共通する筒井康隆らしさがあるような気がする。

 最近の3月になってからの田中さんの日記がすごいことになっていて、毎日増殖している。面白いことを始めたなぁと思っていたのだが、田中さんも丁度『ダンシング・ヴァニティ』を読んでいるので、この増殖する日記は少なからず『ダンシング・ヴァニティ』の影響を受けているんじゃないかと想像する。

 夜、Webを見ていて、2月から「カナダドライ ジンジャエール エクストラ」という辛口のジンジャエールが発売されていたことを知る。その昔初めて京都にオフで遊びに行ったとき、イノダコーヒーで辛いジンジャエールを知った。仲間の一人がジンジャエールを頼んだら、店員に「濃くて辛いけどいいですか?」と訊かれ、それが元でその人は「濃くて辛くていいですか」という曲まで作ってしまったという楽しい想い出がある。以来、ジンジャエールとはカナダドライの甘ったるい炭酸飲料ではなく、イノダで知った、たぶんウィルキンソンの辛口ジンジャエールのことになった。
 そのカナダドライでも辛口のジンジャエールが出たようなので、飲んでみたい。

 検索していたら、キリンビバレッジ 世界のKitchenから」のブランドから「ディアボロ・ジンジャー」というのも出ていて、これもジンジャエールに似た飲み物みたいなので飲んでみたいと思った。

 木曜日から二日分の日記を書いてアップする。木曜のことはもう思い出せなくて苦労する。

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2008/03/09

春のうららかな日曜日

 地震で目を覚ますが布団の中でそのまま揺られる。収まると再び眠りに落ちる。
 しかし先日に続けてちょっと大きめな地震。一時期、毎日のように揺れていて、いよいよ関東にも地震が来ると確信していた時期があったが、落ち着いたらすっかり忘れている。いい加減なものである。

 平日よりゆっくりして7時半に起きる。『ダンシング・ヴァニティ』(筒井康隆 新潮社)を読んだりするが、日向でぽかぽかしながら読んでいると眠くなってくる。何でこんなに眠いのだろうか。春がきたということか。

 午後、名古屋国際マラソンを眺めたり、ネットを見たりする。そろそろノートパソコンを買おうかと思っている。理想はPanasonicのLet's Noteだが、ほとんど持ち歩かないことを考えると大きめでも安いものでいいと思う。そう思っている最中に『無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法』(勝間和代 ディスカバー・トゥエンティワン)で、少しケチって安いけど重かったり壊れやすいノートパソコンを買うと、結局使わなくなるというのを読んで、うむ確かにと思ったのだが、やはり持ち歩くことがない以上、Let's Noteは贅沢だという結論である。ただ、Let's Noteの丸いタッチパッドだけは持ち歩かなくても欲しい機能であるが。

 夜までだらだらとのんびりと過ごす。読書を始めると眠くなるので読書はあまり進まない。食後、「篤姫」や「佐々木夫妻の仁義なき戦い」などテレビを見て過ごす。

 23時を過ぎてから泡盛のお湯割りを一杯だけ飲んで、昨日の日記を書く。

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2008/03/10

眠気に襲われる一日。

 6時には起きるつもりだったのに、寝坊して7時起床。外は雨。雨の中を出かけるのは久し振りのような気がする。仕事場の引越、今日は開梱して仕事ができる体制にもっていくだけで午前中が過ぎてしまう。大したことをする間もなく、午後は外出。外出のお陰で、久し振りに早く帰宅。夜はのんびり過ごす。

 読書は引き続き、『ダンシング・ヴァニティ』(筒井康隆 新潮社)を読む。一昨日、田中さんの増殖する日記について『ダンシング・ヴァニティ』の影響を受けているんじゃないかと書いたが、早速掲示板に書き込みがあり、肯定の返事。「あの饒舌は感染します」という言葉に、いや確かにそうだと思う。

 同じ一昨日の日記に辛口のカナダドライの話を書いたら、chamekanの日記でも同じような話を書きそうになったとのこと。もちろん、chamekanさんもイノダで辛口ジンジャエールを体験した仲間である。やっぱり辛口ジンジャエールと聞くと反応してしまうんだなぁ。
 近いうちに飲んで結果を報告したい。

 テレビは録画して見ていなかった「交渉人」最終回を今頃見る。最終回に繋がる事件が起こったその前の回を録画失敗で見逃していたのもあって、そのままになっていた。このドラマ、話の繋がりがなんか変だというのも見る気が失せる理由だったのだが、最終回を見てやっぱり変な話の展開だなぁと思う。気になっていた死刑囚真里谷恭介の事件の真相、宇佐木玲子の父の死の真相など明らかになるけど、何でこういう展開になって、何でこういうところ説明がぶっ飛んだり、意味不明なんだろうと思う。物語の意外性や見せ場ばかりに気を取られ、肝心の基本的な話の流れがぐちゃぐちゃになっていないか。

 昼間からひたすら眠かったので早寝。しかし何でこんなに眠いのか。どうしたことだろう。

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2008/03/11

加速するダンシング・ヴァニティ

 『ダンシング・ヴァニティ』(筒井康隆 新潮社)を読んでいて、何度も繰り返すという発想は面白いのだが、ではそれを読んで面白いかというと、繰り返し部分が退屈だった。ほとんど差異のないエピソードが三回くらい繰り返しては話が進んでいく。もっと大きな反復と小さな反復が入れ子のような話になったら面白いのにと思っていたのだ。
 ところが、150ページを過ぎたところで突然面白くなる。期待していたような反復の入れ子になっている。考えてみれば、反復するためには元になる部分が必要である。そのためには前半は小さな反復のみに抑えていたのかもしれない。どんどん加速度を上げていく混乱を楽しみながら読む。
 移動中に読んでいて、残り数十ページになったので、帰宅してから一気に読んでしまおうかとも思ったが結局明日に持ち越しとする。

 夜中、遅い晩飯を食べながら、「ハチミツとクローバー」を見る。はぐみの怪我でいよいよクライマックス。

 2時になる。眠いので寝る。

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2008/03/12

ヴィレッジヴァンガードがやってくる

 残りわずかな『ダンシング・ヴァニティ』(筒井康隆 新潮社)の代わりに、『指し手の顔 脳男II』を持って出かける。
 『ダンシング・ヴァニティ』は家で読もうと思っていたが、深夜の帰宅になり結局読めず終いだった。

 今日の帰りは散々だった。最後の快速になんとか乗って帰れたと思ったら、上野を出てすぐに急停車する。社内アナウンスが入り、線路に人が立ち入ったことによる緊急停止信号だという。まもなく安全を確認したとの連絡があったが、今度は乗っていたまさにその電車に乗っていた乗客が線路に出てしまったということで、再び安全確保まで出発できないということに。ああ、これこそ過剰な反復だ。

 電車の中吊り広告でヴィレッジヴァンガードが大宮ルミネにもできるとか。大宮は初めてだと思ったら、なんと既にロフトに店舗があるということを知る。

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2008/03/13

慌ただしい一日

 慌ただしい一日だが、中途半端な時間に昼食時間になったので、外に食事に行く。くつろぎの一時。一緒にいた人が友人が絶品と話していたとかいうので、傳々に行く。リンクのためにサイトを探したが、トップページのフラッシュはなんなのか。面白いけど、会社紹介としてどうなのか。
 食後再び慌ただしく時は過ぎ、気が付けば23時。今日も0時半頃に家に着く。何もできないまま寝る。

 『ダンシング・ヴァニティ』(筒井康隆 新潮社)は放置状態。『指し手の顔 脳男II』(首藤瓜於 講談社)の続きを読む。

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2008/03/14

混迷を極める一日

 今日中にやらなければならないことが山積みなので、忘れないように、昨日の夜、帰り道にTODOリストを自分にメールしたが、そのメールを見る前に一件打ち合わせをして、メールを片っ端から読んで返信しつつ、TODOリストの一件目の資料を作っていると、月曜の打ち合わせの資料の相談されてチェックして月曜に相談したいことを話して、資料作りに戻るが、別の人に来年度の仕事の話を相談されて、元の作業に戻ると既に12時を過ぎていて、昼食に行く時間もないのでパンを買ってきて囓りながら午前から作ってる資料を、未完成のまままずはメールして、TODOリストから次の作業をいくつかこなしたと思う間もなく、スケジュールから午後の打ち合わせのアラームがポップアップしたので中断して、打ち合わせに行き、運良く30分で打ち合わせが終わったので、戻ってから打ち合わせの宿題事項を調べながら、別件で相談したい人に電話を入れるが不在なので、折り返しの電話を依頼して、宿題を調べていたが一昨年の情報が見つからず、資料を取りに行くがそこにもなくて、外出のアラームがポップアップして、すぐ出られるように外出用に鞄に資料を放り込んで、月曜の打ち合わせ依頼メールが届くがダブルブッキングしているので返信を書きかけてたら、外出5分前のアラームがポップアップして、TODOリストを見たらまだ2件も今日中のが残っていて、さっきの宿題もできてないので明日やるしかないと諦めて、待ち合わせ時間になっているので今からエレベーターに乗ると電話を入れて、折り返し電話を貰う予定の人にメールで要件を伝えたかったけどそれもできないまま、飛び出す。外出後は打ち合わせ、夕方そのまま直帰する。

 金曜日なので日本酒でも飲もうと思って、出羽桜純米吟醸酒を買って帰る。録画で「あしたの、喜多善男」を見ていたら、4合瓶一本飲んでしまって気が付いたらソファで寝ていた。

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2008/03/15

仕事のちライラの冒険

 昨夜、酔ってソファで寝てしまって、明け方近くに気が付いて寝直したというのもあり、起きたのは9時頃になった。朝食、朝風呂を済ませ、仕事に出かける。

 夕方まで仕事をしたあと、新宿で映画を観る。『ライラの冒険 黄金の羅針盤』を観る。本当は原作を読んでからと思っていたのだが、読む前に公開が始まってしまい、また他の映画の時間がうまく合わず、『ライラの冒険』を観ることにした。
 そこそこ面白く観るが、連作ものの欠点で、「えっ、ここで終わり?」というような中途半端さを感じた。それはつまり、短く感じたし、続きを観たいと感じたということでもあるが。

 そのあと飲みに行く。映画話をいろいろ話して楽しい。0時半頃家に着く。

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2008/03/16

鈴木一郎登場

 『指し手の顔 脳男II』上(首藤瓜於 講談社)をまだ読んでいる。
 脳男IIというくらいだから、当然鈴木一郎が出てくるのだろうと思っていたが、冒頭会話の中で出てきたと思ったらそれっきりで、怪力の持ち主が暴れる事件とその裏に潜む陰謀が垣間見える物語が続く。上巻の半分を過ぎてようやく鈴木一郎が登場するが、数ページで終わり。
 ちなみにそのしばらくあとには、『刑事の墓場』(首藤瓜於 講談社)の動坂署の鹿内がカメオ出演する。あ、もちろんこのあと本格的に絡んでくる可能性もないわけではないが。

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『ダンシング・ヴァニティ』読了と「エジソンの母」最終回

 『ダンシング・ヴァニティ』(筒井康隆 新潮社)が残り数十ページになっているのに放置状態になっていたのを思い出し、一気に読む。
 150ページを過ぎた辺りからもの凄く面白くなったことは前に書いたが、残りの部分はまとまってきてしまい面白さのピークは前回中断した辺りまでだった。
 結末辺りでは、未来に起こる犯罪を事前に裁くなんていう、P.K.ディックの『マイノリティ・リポート』みたいな話が出てくる。読み始め頃に『時をかける少女』みたいだなんて書いたけれど、またもやタイムパラドックスもののSFみたいな要素が出てきたなと思う。
 しかし前半の反復は冗長な感じがし、結末の部分はまとまりすぎて中盤のような面白さがない。実験的な作品は、そのアイディアや手法には感心しても、実際読んで面白いかというとどうもそうではないと思う。少なくとも、自分には物語的な面白さか心理描写での面白さがないと楽しめないようで、『ダンシング・ヴァニティ』を本当に面白いとは思えなかった。これは自分のスキルの問題なのか、嗜好の問題なのか、いずれにせよ、小説に何を求めているかによるのだと思う。

 最近ではペレーヴィンの『恐怖の兜』などそうだった。こちらはまだ読んですぐのころは、哲学的で意味深な部分が面白いような気がしたが、今となっては面白かったのかどうかよく判らない。
 ソローキンの『ロマン』なんかも、前半の古典的なロシア文学的な世界から、後半のスプラッターホラーのような展開まではどちらも面白く読んだが、結末数十ページの実験的な部分はアイディアや表現手法としては面白さを認めるけど、読むのは苦痛だった。
 なんていうことを思い出したりした。

 『指し手の顔 脳男II』上(首藤瓜於 講談社)の方は今日は進まない。のんびりと過ごしてしまう。

 「篤姫」「佐々木夫妻の仁義なき戦い」をリアルタイムで見る。「佐々木夫妻の仁義なき戦い」は、見ようと思って見ていなかったため日記には書いてなかったかもしれないが、テレビが付いていると漫然と見ている。
 録画で「エジソンの母」最終回を見る。今クールでは一番面白く見ているなぁ。ここしばらくでまとめてドラマを見て、ドラマって基本的にはいくつかのパターンの組み合わせだと思ったが、その単純な組み合わせに分類できない辺りが面白いのだと思う。

 明日からまた時間に追われる日々が始まるのでさっさと寝る。

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