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2009年8月前半
昨日飲みすぎて寝坊。頭がすっきりしない。そうか、これが二日酔いか。午後出かける予定だったがやめてぐうたら過ごす。
twitter、ここへきてちょっとしたブームになっているのもあるのかフォロアーが増えてきて、こちらもフォローを増やしたりしていたら、タイムラインがだんだん追い切れなくなってきた。やっぱり、何かツールがいるのかなと思って、とりあえずtwitというのを入れてみる。その設定をいじったり、使い勝手を確認したり。
twitterで森博嗣が『トーマの心臓』を小説化したと知る。他にもいろいろ新刊とか復刊の情報なんかも目にしたりする。twitterの利用価値については、最近利点より時間の無駄の方が多いような気がしてきていたけど、やっぱりこういうことがあると面白いなぁと思う。新しく入れたtwitではキーワードで注目発言を拾えるのだけど、”『”をキーワードにしている。作品って『』で括ることが多いからね。
夕方、図書館とビックカメラに行く。ビックカメラでネットブックを見ていたら、ほんの10分くらいの間に4人の店員から説明しましょうかと声をかけられる。もうノートPCに関する物欲は治まってあまり買う気はないのだが、あると便利かなと思ってやはり気になったりして。駅前通りはものすごい人混みで、どうやりお祭りがあるみたいだ。夜、もう一度出かけたら、本格的にお祭中。写真を撮ろうかとと思ったけど、人混みの間から前に出るのは、無理ではないが隙間があくのを待ったり時間がかかりそうだったのであっさりやめる。
夕食後、映画を観に行こうかと思っていたが、時間を完全に間違えていて間に合わず。Quinka, with a YawnのSNSサービスに入ってみる。以前、入会のメールを出したけど、音沙汰がなく、待っているうちに忘れていた。メールアドレスに携帯メールを使わなければいけないらしくて、今回やり直してめでたく入会できた。
So-net SNSというSNS無料作成サービスで運営している。最近はSNS無料作成サービスなんていうものもあるのかと驚く。確かにmixiはSNSとしては広がりすぎていて、SNSを使いたいユーザ要望からするともっと閉じた空間が欲しくなるのも事実だ。
朝寝坊したので、案の定夜は眠くならない。眠くならないのでサイトの更新など。
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9時起床。今日は神奈川近代文学館で開催中の『中島敦展 〜ツシタラの夢〜』を観に行くつもりだった。実はこの展覧会、8月の半ばまでやっていると思っていて昨日たまたま最終日が今日であることに気づいたのだ。上映が11時の回だけになってしまった『私は猫ストーカー』も観たくて、新宿で観てから行こうかと思ったりもしたが、あんまり欲張って観覧時間が足りなくなっては元も子もないので素直に『中島敦展』に絞ることにする。
それで少しのんびりしていたら、家を出たのは11時半くらいになってしまった。日高で黒胡麻冷し麺を食べて、湘南新宿ラインに乗る。横浜で降りて京浜東北・根岸線に乗り換えて石川町へ。石川町から元町商店街を抜けて、谷戸坂を上がって港の見える丘公園の一部なのだろうか大佛次郎記念館の前を抜けて霧笛橋を渡ると神奈川近代文学館があった。
中に入ってチケット(400円)を購入、入口の大きなテレビでモノクロのフィルム上映中。南方の現地人が歩いていく様子などが映っている。中島敦が観たとかいう南方の映画だろうかとそのまま座って観はじめる。何のフィルムか、時間が何分なのかという説明があるが離れているのであとでいいやと思って観はじめるが結構長い。そのフィルムを観ている人の人数も結構多いのだが、ふと見たら居眠りしている人がちらほら。僕はすごく面白くて、全然眠くならなかったのだが、ドキュメンタリーフィルムみたいなので眠くなってしまったのかもしれない。島の様子を最初は映していたのだけど、そのうちに島の覇権の移り変わり、スペインがどこを統治して、ドイツがどこを統治して、そこにアメリカがやって来てなんていう説明を、何で作ったのか手書きアニメーションのように船が動いたり、領地を示す点線が動いたりしながら説明するのだ。これすごく面白い。島の教育、生産物などのフィルムを挟んで、最後は南方が大日本帝国の守りにいかに重要拠点であるかのような話になって軍艦マーチで終わる。
終わってから説明を見ると、やはり中島敦が南方の映画を観たことを書いていることに触れ、この映画を「観たかもしれない」と書いてあった。でも面白かったし、現地の様子を見られたのはやっぱり良かった。
いよいよ、展覧会の会場の中に入る。特に説明する必要もない、誕生から早い死までのいろいろな写真や原稿、蔵書などが展示してある。お馴染みの写真や原稿もあるが、原稿はそこに実物がガラス越しに存在するのが嬉しかった。中島敦の生徒が文集に書いた中島敦についての寸評など面白かった。手紙などの実際の文章を読んでいたらきりがないので、ある程度見て次を見ていくしかない。「光と風と夢」を書いたときの資料となったスティーヴンソンの書簡集があったり、「文字禍」を書いたときのアッシリアの歴史の本とか、「弟子」の子路の言葉を引用した箇所に赤線が引かれた豆本みたいな論語の本とか、孔子と子路の年齢が書き込まれた年表などが印象に残った。原書に当たって、あの物語を紡ぎだしていた様子がうかがえる。書斎を再現したコーナーには、蔵書として英訳のアナトールフランス全集がぎっしり詰まっていた。
展覧会のカタログとして、「生誕100年記念 図説 中島敦の軌跡」(1500円)を売っていたので購入。「DVD-ROM版 中島敦文庫直筆資料 画像データベース」(定価63,000円を会期中特別価格5万いくらだかで販売)もあって心が揺れたけど、やっぱり買わない。「図説 中島敦の軌跡」は、展覧会で展示していた資料をかなり写真で収録していて、文字も読むことが出来てなかなかいい。ほんの1時間くらい(2時間くらいいたけど、フィルムが長くてそのうちの1時間くらいはフィルムを見てた)で観ただけだったけど、すごく満足できた。
帰りはフランス山を抜けて、谷戸坂の下に出て、元町を抜けて石川町へと戻った。突然、雨が降り出し、それまで単なる荷物でしかなかった傘が役に立つ。石川町にもつかないうちに雨は止む。
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『ハリー・ポッターと謎のプリンス』をMOVIXさいたまで観る。
一年に一本だと前回どこまで話が進んでどうなって終わったのか判らなくなる。基本的には一話完結だけど段々シリーズ全体の話が中心になってきているので過去の話を知らないと判らなくなってきた。冒頭に前回までのあらすじが欲しくなる。
原作の方は不死鳥の騎士団からサボっていて、今回のストーリーも知らずに観た。多少ネタばれになるけど、ある人物が死んでしまう。一時、最終話までに主要な登場人物が死ぬという話が話題になったけど、それはこのエピソードのことだったのか。知らなかったので、エッと思ったけど感動がなかった。ハリー・ポッターのシリーズは、映像化の部分では結構満足だけどエモーショナルな部分でもの足りない。
今回の学園生活では、恋愛関係でドタバタあるけど、全体的に重い雰囲気でいよいよ完結に向かうという感じ。最後に、パート1、パート2の二部構成で公開されることが予告されたけど、予告映像はなかった。
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『山形スクリーム』を新宿ミラノ2で観る。
竹中直人が芸人デビューした頃のノリを思い出す無茶苦茶にしつこいギャグが満載のホラー映画。本当になんでここまでしつこくするかなと思うくらいこってりなギャグで、ギャグに関しては竹中直人がただ本当にやりたいことをやりたいままにやっているという気がする。そう思ったのは、冒頭で御釈ヶ部村に着いた女子高生一行が観光客(といっても彼女らしかいないが)を歓迎して村の人たちが屋台などを出しているシーンで、「4つください」と注文すると「二つで十分ですよ。判ってくださいよ〜」と答えているのを観たときだ。唐突で思わず笑ってしまったが、これがなんのパロディなのか判るかどうかなんて関係ないのではないか。他にもゾンビたちが生きてる人間を見つけると指をさして叫ぶとか、いろいろパロディやら引用やらあって、ある意味高度にマニアックな映画知識を求めているようであるのだけど、たぶんそんなこと知らなくても関係ないのだと思う。「だって俺が面白いんだもん」ていう竹中直人の声が聞こえてきそうな気がする。
しかしあんまりこってりしてて面白いんだかつまらないんだか何だかわからなかった。ただ怖くないことだけは確かだ。元ネタの映画を観たときに、唐突にこの映画のことを思い出して笑ってしまって、元ネタの映画を怖がったり真剣に見られなくなるんではないかというのが一番怖い。
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『雷撃深度一九・五』(池上司 文春文庫)を読み始める。映画『真夏のオリオン』の元ネタになったという作品。冒頭だけど、出航するときの描写だけ読んでいても面白い。無性に潜水艦ものを読みたくなる、って今読んでるのに。
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月、火と続けて飲んで帰ったので、今日はまっすぐ帰宅。やや眠い。
引き続き、『雷撃深度一九・五』(池上司 文春文庫)を読む。面白い。3分の1くらいまで読む。
twitter小説をまた書いたのでログっておく。8/2に書いた分をログし忘れていたので、それも一緒に。
『幽霊』ついに科学的に霊の存在が証明された。最近では携帯電話の赤外線で、霊のIDを確認できる。「幽霊」という言葉は消え、今ではIDレベルで認識できない霊的エネルギー状態をこう言う。UREI(UnRecognized Ectoplasmatic Instance)
『最後の探偵』私は死体に置かれていたカードを拾うとトムに突き付けた。「もうこの閉ざされた世界に残されているのは君と私だけ、犯人は君だ」「今頃気づいたのか」。カードには「68億3千2百62万とんで309人目のインディアンは血を吐いていなくなった」と書かれていた。
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今日もまた早帰り、訳あっておとなしく過ごす。
引き続き、『雷撃深度一九・五』(池上司 文春文庫)を読み、3分の2くらいまで読む。
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『雷撃深度一九・五』(池上司 文春文庫)読了。
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『サマーウォーズ』をMOVIXさいたまで観る。
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『そんな彼なら捨てちゃえば』をMOVIXさいたまで観る。
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『南極料理人』をテアトル新宿で観る。
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『ウォレスとグルミット/ベーカリー街の悪夢』を銀座テアトルシネマで観る。
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twitter小説8/11に書いた分をログ。
『忘却』何やら異臭がするので押入れを開けると、黒いゴミ袋が。恐る恐る中を開くと耐え難い異臭とともに、1か月前から行方不明の友人の腐乱死体が出てきて、俺が殺したことを思い出す。とりあえず元に戻して忘却。嫌なことは忘れるに限る。そういや、先週も同じことをしたっけ。
『愛』俺は彩を愛していた。久美は俺を好きだというが、俺は不思議と何も感じなかった。彩は俺ではなく、明を好きだったはずだ。だから俺は明を憎んだし、俺が明を殺すと、彩は自殺したのだ。愛とは何だろう。この星の住人は皆クローンで生まれて、男も女も全く同じ顔だというのに。
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『G.I.ジョー』を新宿ミラノ1で観る。
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『スタバではグランデを買え!』(吉本佳生 ダイヤモンド社)を読む。
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『A6ノートで思考を地図化しなさい』(松宮義仁 徳間書店)を読む。
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『アマルフィ 女神の報酬』をMOVXIさいたまで観る。
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日記の更新停滞しすぎ。感想は書き流しで日記中心と決めていても、感想を含めた日記を溜めると停滞が始まる。このところ映画を続けて観たのもこの停滞に拍車をかける。twitterに一行感想を書いているけど、そんな程度にしておけばいいのかもしれない。あと滞り始めたら、一旦飛ばして書くのも手だと思うが、日記を飛ばして書くのが嫌なのだ。
と言っていても、溜まれば溜まるほど書く気がなくなってくる。というわけで、読んだ本のタイトル、観た映画のタイトルと劇場だけ書いてアップする。あとから追記するつもりだけど、また最新日記に更新分だけ書くか、更新したことを最新日記に書くかどちらかにする。
停滞してしまうのは、やりたいことがいくつかあるからで、そのひとつがサイトを置いているサーバの変更。7月の終わりくらいから8月になったらと思っていたのに、もう8月も半ば。いよいよ重い腰を上げて、夜遅くになってから申し込みを始める。オンラインでその場で使用可能となる。さっそく現在のデータをサーバにあげる。cgiなどがそのまま使えない可能性を気にしていたが、動かしてみたら問題ない。案ずるより産むが安し。さっさと始めればよかった。
折角、新サーバへの移行なのでなるべく不要なものを捨てて、スッキリさせたい。しかしそう言っているとキリがないので、過去ログのデザインが移行出来てない部分だけ手直しして、まずは現行をそのまま移行できることを目標に。3時ころまでガチャガチャやって寝る。
サーバが変わるのでDNSの設定変更をする。自分で設定を変えられるわけではなくて、申請なので実際の変更のタイミングに幅がある。今度はデフォルトでwwwのサブドメインがないため、DNS設定完了後に追加しなくてはならないのでこれにも時間差が出てくる。あと、DNSの更新って最大72時間だか切替のタイミングで繋がりにくいかもしれない。(そんな訳なので、つながらなくても見捨てないでね。)
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twitterで、キーボードのHHKが話題になっていてサイトを見に行って気になる。キーピッチとかストロークのよさが評判なのだと思っていたのだけど、ファンクションキーやテンキーがないのも利点になっているみたいだった。これがちょっと疑問。持ち運び用に省スペースサイズの製品があるのは判るのだけど、フルキーボードとでもいうのかファンクションキーやテンキーのある製品もラインナップしていていいんじゃないかと思う。
というのは、このキーボードの意図は、ファンクションキーなどはあまり使わないというのが前提なんだと思うのだが、どうもその辺が理解できていないところ。たいていの人は、ファンクションキーなどはあまり使わないのだろうか?
自分の場合、ファンクションキーは確かに全部は必要ないのだけど、日本語入力時には、F6〜F9に関してはないと困るくらいに頻繁に使用する。その他、HHKにないものでは(全くないわけではなくて、Fnキーを押しながら打鍵することで入力できるけど)、HomeとEnd、そして矢印キーは必須である。PageUpとPageDownもあった方がいいけど、まあFnキーを押しながらでも困りはしない。だけど、今書いたキーはFnキーを押しながら使用するのはストレスを感じそうだ。唯一、意外といいかもしれないと思うのは、BackspaceがFnキー押下でDelキーになるというところ。消し方によって、Fnキーを押したり離すと同じキーで削除のされ方が変わることになる。
あと、必須ではないけど、テンキーもあれば使うと思うんだけどなぁ。
HHKの話題は、ノートPCのキーボードが小さいので、接続用の外部キーボードという話のように思ったのだけど、持ち運びできことが大前提にあったのか。それとも大抵の人は文章を入力するときにこういうキーを使わないのだろうか。
何のために使うの?って思うのだとしたら、使っていないんだろうな。その辺の入力事情について、知りたい。
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『ナイト ミュージアム2(字幕スーパー版)』をMOVXIさいたまで観る。
前作を観ていないのでどうなんだろうと思ったが、観てなくても全然問題なかった。あえて言えば、当然のことだが1作目がどういう話だったのか想像がついてしまうことだろうか。でも、2作目を観る限り意外性が売りなわけでもなさそうである。
夜になると博物館の展示物が動き出すという、なんだろう、一種のファンタジーである。ちょっとした事件が起こり、それを何とかしようと奮闘するという冒険ファンタジーとでもいうのか、でもものすごくゆるい。だから、冒険ファンタジーコメディか。
面白いと思ったのは、スミソニアン博物館を舞台にしているところ。スミソニアン博物館の展示の実際とどうなのか判らないけど、いろんな展示があるところをうまく利用しているというところか。何も考えずに、単純に楽しんだ。元々あんまり興味なかったのだけど、疲れているときに軽い気持ちで観るにはいいのかもしれない。
個人的には、アメリア・イアハートがヒロインとして活躍するという設定が気に入った。でもアメリア・イアハートってあんな人物じゃないと思うけど。まあ、アメリア・イアハートが活躍するということだけで、ゆるい笑いの映画なのでよしとする。
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