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2007年11月後半
バタバタの一週間が終わる。今週は時間に追われる日々だった。来週もびっしり予定が詰まっている。打ち合わせなどがトリプルブッキングの日もある。
来週のことは来週のことで忘れて、今日は帰りに「出羽桜 桜花吟醸酒 山田錦」を見つけたので買って帰る。一合も飲んだら気分が良くなったので、そのまま寝る。
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何がどうしたのか、ものすごく睡魔に襲われる週末。だんだん寒くなってきたせいもあると思うが、出かけるのが億劫。朝はゆっくりして、遅めの朝食。あとはテレビを見て過ごす。
DVDレコーダーのハードディスク空けに見はじめたのは「お江戸吉原事件帖」。第2話から第4話までまとめて見る。大してどうということはないのだが、時代劇でも吉原という舞台がいろいろな制約があったりしてちょっと面白みを感じる。第1話のスペシャルを見て、あとはいいかなと思っていたのだが。
夜は今日も「出羽桜 桜花吟醸酒 山田錦」を飲む。
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「電脳コイル」第16話から第24話まで一挙鑑賞。
ようやく話が本筋に戻って楽しみと思っていたのに、録画消化が間に合わず第16話を見ないままDVDに焼いたのが9月の半ば。その後、「電脳コイル」は急展開し、毎回目が離せないらしいという話は他の日記でよく見ていたのだが、一度録画を溜めてしまうとなかなか見ることが出来ない。DVDに焼いたものを見ていてはハードディスクの空きが作れないからだ。CMがないというNHKの特徴も、見ずにDVD焼きを加速させる。
そんなわけで溜まりに溜まった「電脳コイル」、昨日の第24話の放送を機会に、一気に見はじめた。いやぁ、面白かった。いいところで次回へ続くとなっても、続きを見られるのはすごく嬉しい。これを正規の放送で観ていたら、毎週ヤキモキしていただろうと思う。しかし、その次回が待ち遠しいというのもまた楽しみ方の一つなので、どちらが良かったのかわからないが。
9話分続けてみたので、第24話のつづきも気になりながらもかなりの満足感。余裕の気持ちで来週を楽しみにする。詳細な感想はなし。見るしかないもんね、これ。
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「ガリレオ」第6話「夢想る(ゆめみる)」を見る。
未読の『予知夢』(東野圭吾 文春文庫)を読もうと今日は本を持って出かけたのだが、読まず終いのまま帰宅。今日の「夢想る」も『予知夢』収録の作品だった。原作を読んでいないと、原作の違いとか考えずに素直に見るのでドラマの楽しみ方としては正しいのかもしれない。と思ったが、結局ここは原作にないだろうなとか考えていた。ガリレオと薫が閉じこめられた船から携帯電話を使って助けを求めるシーンとか、たぶん原作にはないだろう。もしあったとしても、ガリレオなら電波が届く物理的なアイディアで解決しそうな気がする。
これから原作の「夢想る」の方を読んで違いを楽しむことにする。
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所用で伊豆へ。湘南新宿ラインで横浜まで行き、スーパービュー踊り子号に乗る。一回の乗換で行けてとても楽。ただし、横浜までは座って行くことはできなかった。
横浜からは観光気分。が、景色を見ずに、『予知夢』(東野圭吾 文春文庫)を読む。最初の一編がまさに昨日みた「夢想る」だった。女の子の家に忍び込んだのは占い師ではなかったし、水の中に文字が浮かびあがったという現象も出てこなくて、ドラマのオリジナルだった。移動時間に予定以上に読書が進み、帰りに読むものがなくなるのを恐れて五編中三編まで読んだところで止めておく。
所用は午後から明日の夕方まで。夜は食事のあと、入浴もせずに0時まで飲みながら話し続ける。
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朝から温泉。朝食後昨日の続き。夕方になって伊豆から帰る。たった二日のことだが、非日常的な時間を過ごしたような印象が強く、家に帰るというより日常への帰還という気がする。奇妙なものだ。
帰りの電車で『予知夢』(東野圭吾 文春文庫)の続きを読む。横浜に着く前に読了。もう一冊本を持って出るべきだった。感想は別に書くつもりだが、最近感想を書くのが億劫で滞りがち。次に読むのは、『玻璃の天』(北村薫 文藝春秋)の予定。
18時半には帰宅。早く帰れたが、疲れたので家でのんびり過ごす。ドラマ「働きマン」を見る。コミックの方はどうか知らないが、ドラマは前回くらいから思っていたのだが松方弘子(菅野美穂)と田中(速水もこみち)が恋愛相手として意識するようになって終わりそうな気がする。でも恋人にはならない。お互い今は仕事が一番大事だから、なんていう感じで。今更いうまでもなく、キャストを見れば当然の展開か。
このところ、日記の書き方を変えようかと思っているが、二週間くらいすると考えが変わって、結局惰性のまま続いている。
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予定通り、『玻璃の天』(北村薫 文藝春秋)を読み始める。
これはシリーズ化されていないのだろうかとふと思い、調べたら案の定、先立つ作品として『街の灯』(北村薫 文春文庫)があることを知る。こちらも一冊に三篇収録の中短篇集のようで、相互に繋がりはなさそうだから順番はどちらが先でも大した差はないだろうと思う。
今日も朝からほぼ一日の打ち合わせ。夕方三日ぶりにメールボックスを開くと膨大な量の未読メールが溜まっていた。振り分けをしながら短いものは読んで返信。振り分けだけで手一杯、続きは来週へ持ち越し。
夜は仕事絡みの飲み会があり、深夜帰宅。それなりに飲んで、帰宅後すぐに寝る。
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テレビ朝日による松本清張の『点と線』ドラマ化で、過去の松本清張ドラマ化作品を再放送している。とりあえず、片端から録画していたが、見る間もないままハードディスク容量が一杯になってしまったので、CMをカットしてDVDに焼く。
「熱い空気」というドラマは、市原悦子の家政婦が出てくるドラマで、副題に「家政婦は見た!」と出てきて、これが「家政婦は見た!」の原点だったのかと驚いた。wikipediaで調べたら、ちゃんと書いてあった。
『点と線』の宣伝のための再放送なので、CMでは『点と線』の予告が何度も流れる。「映像化不可能といわれていた」とかいうキャッチコピーが入ったが、1958年に既に映画化されている。宣伝番組で、見所に昭和30年代の東京駅を再現したところを強調していたので、映像化不可能というのはこの辺のことを言っていたのだろうか。1958年の映画化は再現も何もその時代だったから出来たことということか。
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『玻璃の天』(北村薫 文藝春秋)は最初の一編「幻の橋」を読んだあと、他の本を読んでいる。
『「人生」という時間の過ごし方』(板坂元 芸文社)は、一日、一週間、一ヶ月単位ではなく、人生という長い時間単位での「時間管理術」というテーマで書かれている。これは先日読んだ『続「超」整理法・時間編−タイム・マネジメントの新技法』(野口悠紀雄 中公新書)の巻末にある「参考文献」で「時間管理のノウハウ」として挙げられていたうちの一冊。本文中でも何度か引用されていたが、特にその引用に惹かれたというよりはタイトルに惹かれた。チップスの集まったハウツー本ではなくて、考え方を述べている本なのですぐに役立つというわけではないが、いろいろ考えを整理するのによい。
『インシテミル』(米澤穂信 文藝春秋)も読み始める。最近、米澤穂信を読み始める切っ掛けとなったこの夏の新刊。嵐の館的閉ざされた場所での物語。ノックスの十戒を捩った十戒も出てきて、しばらく前にミステリ系のサイトで十戒の話題で盛り上がっていたのは、この辺も関係あるのかな。(切っ掛けはあるサイトの文章だったのは知っているが。)
夜は鍋オフ。昔からのネット仲間をコアに最近の知り合った方も混ざって、接点が合うような合わないようなメンバーで新宿に7人ほど集まり、鍋を食べる。二次会で一人合流、一人先に帰り、さらに23時くらいまで飲む。酔っぱらって、帰宅。帰宅したところまでは覚えているのだが、そこから先が記憶のないまま眠っていた。
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「電脳コイル」第25話を見る。前回の終わり方が、最終回まであと二話なのに、この期に及んで新たな展開なのか、新事実だけわかって静かに終わっていくのか、などと思っていたら、また今回もスリリングな展開。
いよいよ次回は最終回。楽しみだー。
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昨日、今日と二夜連続で放送した『点と線』を一気に見る。なかなか面白かった。ほとんど古典的な作品だけど、読んだことがない。そもそも、松本清張自体ほとんど読んでいない。中学生のときに、短編集を読んで、そのあまりの後味の悪さと内容の不快さがトラウマとなって、何度も読もうと思う機会はあったのに、読めなかった。読もうと思って、たぶん何冊かは買った作品もあるのだが。
しかし、このドラマの『点と線』は、やっぱり原作を読んでみたいと思わせてくれた。その一方で、昔感じた不快さなども、このドラマを見ているだけでも、きっと『点と線』にも含まれているんだろうなという気がした。時刻表トリックの最後の解決が、これなのかというのは愕然とした。この時代には想定外のことだったというのは、理屈では判ってもなんとも間抜けな話だ。ドラマでは、鳥飼刑事と三原刑事が気づく前にも、まさにその話題のところで蚊が飛んでいる場面があったり、とても可笑しかった。
よく見るサイトの感想を読みたかったのだが、ざっとアンテナを眺めても「点と線」の話題は目に留まらなかった。あまり見られていないのだろうか。残念。
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仕事をしていたらいつの間にか21時。誘われたので飲みに行く。2時間くらいのつもりが、0時まで。
『点と線』見た?と訊いたら、見たとのこと。「面白かったね」「うん面白かった」で話が終わる。リアルでミステリの話を出来る人と話したくなった。
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仕事をしていたらいつの間にか23時。慌てて帰る。家に帰ってビールを飲む。1缶のつもりが、予定通り1缶で終わる。なぜなら、1缶しか冷蔵庫になかったから。日本酒なら冷やしてあるが、0時を過ぎているので、ローカルルールで日本酒は禁止。コンビニに走るという選択もあるが、やめておく。それより腹が減った。晩飯は何にするか。
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「ガリレオ」第7話「予知る」を見る。
不倫相手の女性が目の前のマンションで首吊り自殺。だが、彼は彼女の自殺を数日前に窓から目撃していた。予知していたのだ。何故、彼は不倫相手の自殺を予知したのかという謎から始まり、その謎を解くことになったガリレオが計画的殺人の真相を暴くという話。
原作では予知するのは、近所の女の子だった。そして真相が明らかになったあとも、別の予知をする心憎い話になっている。原作のこのテイストは好きなのだが、変わってしまったのが残念だ。しかし、ドラマ版は殺人トリックの部分がより判りやすくて、これに関してはテレビ版の方がよかった。
「ガリレオ」は原作と較べることで二度楽しめる。ドラマ化、映画化作品っていろいろあるけど、こういう楽しみ方をするドラマ化作品って初めてかも。
しかし、深田恭子はどんなドラマでもカマトトっぽいのだと思った。「蒼い瞳とニュアージュ」のヒロインを演じているけど、これもカマトトなのかとても気になった。
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先週から山積みになった仕事の山を端から片づける一日。いくら崩しても山は山として残っている。
0時過ぎ、コンビニでビールを買って帰宅。ビールを飲みながら「働きマン」を見る。前回、恋人と別れることになった松方(菅野美穂)が仕事もうまくいかなくなり、再び自分を取り戻し、失恋を受け入れるまで。
ソファで眠いなぁと思いながらドラマを見ていたら、ドラマを見終わったあとそのまま久し振りにソファで居眠り。5時に気がついて、ベッドで寝直す。
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恒例となりつつある一日がかりの打ち合わせの日。打ち合わせ場所が近くて、家からドアツードアで30分で着くのが嬉しい。昨夜、ソファで寝てしまって寝直したものの、近場のお陰でゆっくり寝直せた。
夜は、18時半スタートという別件打ち合わせで21時過ぎまで。そのあとさらに何やらかにやら雑用に追われてまたまた午前様。録画消化は、「風の果て」を見る。これ、なかなか面白い。時代劇とかあんまり見ないし、藤沢周平も読んでないけど、読んでみようかなと思った。
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なんだかここずっと忙しい。0時少し前に帰宅して、ビールと缶チューハイを飲んで、そのままソファで寝てしまう。
読書は『ゾディアック』(ロバート・グレイスミス ヴィレッジブックス)を読み始める。
『玻璃の天』(北村薫 文藝春秋)、『インシテミル』(米澤穂信 文藝春秋)を読み終えて、どちらも面白かったのでそれぞれ真面目に感想を書きたいと思っていたのだが、日常に追われて書けないまま。
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読書
『沈底魚』(曽根圭介 講談社)
『犬はどこだ』(米澤穂信 東京創元社)
『ボトルネック』(米澤穂信 新潮社)
『続「超」整理法・時間編』(野口悠紀雄 中公新書)
『比類なきジーヴス』(P.G.ウッドハウス 国書刊行会)
『予知夢』(東野圭吾 文春文庫)
『玻璃の天』(北村薫 文藝春秋)
『インシテミル』(米澤穂信 文藝春秋)
映画
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』(再)
『バイオハザードII アポカリプス』(DVD)
『犯人に告ぐ』
テレビ
「ULTRASEVEN X」「ジョシデカ!」「働きマン」「ガリレオ」「風の果て」「SP」「電脳コイル」「点と線」
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休日、寒さのせいか動きが鈍い。まるで虫みたいだ。音楽を聴いていたら、睡魔が襲ってきて眠ってしまったり、寒さだけでなく一週間の疲れが溜まっていたのかもしれない。
夕方、「電脳コイル」最終回を観る。面白かった。結末も納得。来週からは、再放送をするというので、見逃した方は絶対観るべきである。
寒さで出かけなかったので、夜は刺身と冷や奴で桜花を飲む。
日記の書き方を日常の話をやめて、感想だけに絞ろうかと思っていた矢先、忙しい日が続く。まとめて書く時間がとれないとすぐに停滞する。やっぱり日記は日記にしておくのがいいのかもしれない。
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