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2004年4月前半
引越は無事完了した。
といってしまうと話が飛びすぎるのは、日記が一週間ぶりで本当に週記になってしまっているからか。先日の続きから例によって日時で追ってみる。
3月30日(火)。 荷造りも佳境に入り、段ボールは30箱くらいできあがっていたが、まだまだ20箱くらいは荷物がありそうで困惑。箱が足りないので引越会社に追加で20箱貰えるよう連絡する。要る要らないを判断したり、ゴミとして処理したりしながらなので、1箱詰めるのに1時間くらい、いやもっとかかっている。20箱あったら、ざっと20時間必要ということになるので、金曜日は一日荷造りにしないと間に合わない感じ。
3月31日(水)。昼はいつも通り仕事、夜は仕事の打ち上げと送別会で飲む。荷造りはあまり進まず。
4月1日(木)。エイプリルフールといえば、いろんなサイトが工夫を凝らしていて楽しめることが多いのだが、今回はそんな余裕なし。友人からエイプリルフールネタのサイトURLが送られてきたのだが、それを確認することすらできず。というのも、仕事は夜帰ろうとしたところから呼び出しを食らって、22時くらいまでいたので家に帰ったら午前様だった。
4月2日(金)。いよいよ引越前日なので、仕事を休みにして一日荷造りをする。夜中には終わるかと思ったが、気が付けば朝になっているがまだ終わらない。
4月3日(土)、引越当日。朝食後、仮眠をとってラストスパート。11時を過ぎてもまだ終わらないので、気持ちはもう泣きそうになりながら、ただひたすら段ボールに詰め込むだけにする。引越会社は13時から15時の間に来ることになっていて、つまり一応は13時目標に終えなくてはならないのでかなりせっぱ詰まっていたのだ。
パソコンやステレオの配線をはずして梱包できるようにする。結局時間がなくて、パソコンのデータバックアップはできなかった。データが飛んだらそれまでと思うことにする。もっとも、データなんてそんなモノで、飛んでしまえばそれまでよ、と諦めがつくものかもしれない。
12時頃、引越会社から連絡があり14時頃到着すると連絡してくる。1時間余裕ができた。引越段ボールの写真を撮るとか、そういうことも考えていたはずなのだがそんなことをすることを思いつかないくらい。14時少し前になんとか終わる。
引越会社が来たところで、パソコン等の梱包についてだけお願いして、あとは家人に引き継いで自分は新居に移動する。花見の時期とあって道が混雑していて移動にもかなり時間がかかる。家具屋が15時〜17時に荷物を届けにくるという話だったのだが、それになんとか間に合う。待ちながら片づけものなどをするが、如何せん、荷物が届いてないのですることはあまりない。イベントといえば、16時頃にガス会社がガスの開栓に来たくらい。
16時を過ぎても家具屋も引越トラックも着かないのでどうしたのかと思い始めた頃ようやく引越会社の人が来て、今着いたが他の引越が始まっていて待ちになっているという連絡があった。家人も遅れて着いて、荷物の積み込みの話を聞くが、ぎっしり本が詰まって1箱持つのも大変な段ボールを一度に3箱重ねて、汗びっしょりになりながら運んだそうで、45分くらいで全部積み込んでしまったのだそうだ。ちょっと驚き。しばらくして、荷物の運び込みが始まったが、今度は2箱ずつで運んでいたが、それでもやはり1時間かからないくらいであっという間に運び込んでしまった。
箱の数は総計、小58箱、大15箱だったのだが、小58箱はほとんど本とCDの類だったのでどれも重くてかなり大変だったと思う。というか、詰めるだけでも大変で、引越なんて二度としたくないと思った。
その後、まだ荷物の開梱、整理は終わらない。まだ開けていない箱の数は……。とはいえ、ネットにも接続確認できて、無事引越完了といえそう。
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書けるときに書けばいいと思ったけれど、まとめて書こうとするとどんどん書こうと思っていたことを書き忘れていることに気づく。毎日書くと書くことがないと思うのに。
前回の日記、5日の日記では5日のことを書いてなかった。いやそもそも3日の話の途中で引越の話はフェイドアウトしているのだ。書き忘れたのでも書くことがなかったのでもなくて、書く時間がなかった。そんな風に、やっぱり溜めてしまうとうまくいかなくなる。
今更だけど、4日のことを書こうと思っても意外と思い出せない。そうそう、電気屋に頼んであった冷蔵庫とか洗濯機が届いたのだった。冷蔵庫はからっぽで、ただ氷だけが自動的に作られていく。シュールだ。シュールなだけでなくてもったいないので、ただ冷蔵庫を満たすだけのためにコンビニに買い物に行く。コンビニまで歩いて3分。途中に信号があるので待ち時間によってはもう少しかかる。
そういえば、セブンイレブンで、飲み物に「新江ノ島水族館への誘い」という海洋堂フィギュアのついた飲み物が売っている。なんでも、江ノ島水族館がこの春リニューアルオープンするのを記念して、水族館だけで買える限定フィギュアが企画されたのだそうだ。この飲み物に付いているフィギュアは、そのプレビュー版でセブンイレブンのみのタイアップらしい。企画監修は荒俣宏。試しに一つ買ってみたら「アジアアロワナ」という、ロシアの体操選手みたいな名前の魚だった。全16種類だそうだが、アオウミガメとマカロニペンギンが欲しいなぁ。限定企画っぽいので、この手のフィギュアの好きな人はセブンイレブンに行ってみた方がいい。
話を元に戻して、5日の話。午前中に役所に移動届けを出して住民票を取る。これはマンションの登記手続きに必要。あと、警察署で免許の住所記載の変更。他にもクレジットカードや銀行や携帯電話の住所変更の手続きのうち、Webや電話で済ませられるものを片づける。店頭に行かないと更新できないケースも多くてまだほとんど残っている。メインに利用している銀行に至っては、Webから変更機能があるのに、財形貯蓄に入っていると変更できないとかいう制限があって変更できなかった。しかもこれがまた神田支店なもんだから、行こうと思うと半日がかりになってしまう。さていつ行こうか。
とりあえず、急ぎである役所と免許証だけは済ませたので少し余裕がある。それにしてもなんでこんなに大変なのか。ときどき引越が趣味とかいう人がいるがこんなに大変なのに信じられない。もっとも、そういう人は段ボール数箱で引越できるとか、引越慣れしているんだろうなぁ。こっちは生まれて初めての引越で、小学生時代からのあらゆる物があって荷物がどう考えても多すぎた。
午後は普通に仕事をして、家に帰ってから段ボール箱を一つ二つ片づけたり。それにしても、片づけを始めると時間はあっという間に過ぎていく。
6日。ほんの少しだけど、仕事場まで近くなったのに油断して、少しばかり出かけるのが遅れる。夜はやはり家に帰ってからコンビニに行ってみたりする。なんとなく出張してホテルにいるような、ほんの少しだけ非日常な感じがしている。日常のあれこれが退屈で面倒なことだと思っていたのに、何か新鮮に思えてきているのが不思議だ。
CDなども段ボールからすべて出せていない。一部出てきたCDを聴いていて、最近聴いていなかったものなどを聴いたりしていてそれも新鮮。
そして、今日。今までは朝起きたら食事をして家を出るだけで精一杯だったのに、今日なども朝からコンビニに行ってみたりかなり余裕。まあ、コンビニが近いというのもあるけれど。夜は夜で夜中の1時過ぎに、近くのスーパーの場所を確認にでかけて、ついでに買い物をしてきたり。うーん、なんて日常が面白いんだ。日常の冒険ってやつか。
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今日思いついたマーフィーの法則。
システム開発のプロジェクトがある規模を超えると(30人くらい?)、毎日同じスーツで来る人が必ず一人いる。
その人は、眼鏡をかけているのだが、レンズが割れているかフレームが壊れていて、それをセロファンテープで留めている。
そんな人間観察をして過ごす退屈な一日。夜中に帰ってきて、夜中のスーパーで刺身を買って、夜中に晩酌。そんな一日。
そうそう、セブンイレブンで「新江ノ島水族館への誘い」のおまけ付きドリンクを3本買って帰った。出てきたのは、シノノメサカタザメ、トウジン、アオウミガメ(仔)(これが欲しかった!)の3個。あと12種類も集めるのは無理のような気がする。なんとかマカロニペンギンが当たらないかなぁ。また明日買いに行こう。
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「新江ノ島水族館への誘い」フィギュアの残りを集めようと、またまたセブンイレブンに行ってみたのだが、土曜日の時点で既にもう店頭には並んでいなかった。ガッカリ。すぐなくなるだろうから早めに買わなくちゃとは思って吐いたけれど、まさか土曜日にもう一本もないとは予想していなかった。もっとも、500mlのペットボトルを一度に16本も買うなんて馬鹿げているので、買えなくて良かったのかもしれない。なんて、常識的に考えちゃうのは詰まらないけど、そう思わないとなんかガッカリした気持ちが収まらない。
土日も引越後の影響でバタバタしている。土曜日は今週一週間暮らしてみて足りないものいろいろ買いに行ったり、引越当日に運べなかった荷物を追加で運んだり、夕方には電話が繋がったりした。日曜日も新しく買って開けてなかった電化製品を開けたり、LANケーブルやボロくなったキーボードカバーを買ってきて交換したり、夕方居眠りしたり、もちろんダンボールを開けて荷物を整理したりした。
もうそろそろ部屋が片づいても良さそうなものだが、平日は夜中まで仕事に出ていてせいぜい1箱か2箱くらいずつしか整理できないので、まだ開けてない箱が32箱も残っている。やっぱり荷物多すぎなのかもしれない。コルのU5さんが最近引っ越した人として、僕と一緒にえんぺのにしかどさんをあげていたので日記を読みに行ったのだけど、「本だけでダンボール8箱あった」と書かれていた。今一緒に仕事している人は、半年くらい前に引っ越したらしいが3箱とかいっていた。やっぱり、引っ越そうと思ったら、それくらい整理しなくちゃいけないのかもしれない。3箱は極端にしてもね。
ところで、えんぺのにしかどさんといえば、たまに日記も読んでいるのだが、実はニフティ時代の古い知り合いで、別のハンドルで知っている。フォーラムで演劇を一緒に観に行ったりしてお会いしたこともある。でもって、前の前の仕事をしていたときの仕事場の近くに住んでいらしたのか仕事場があったのか、妙に近い地理関係の描写があって、そのうちすれ違うんじゃないかと思っていた。今度は引越が同じ時期になっていて、偶然とはいえ面白いなぁと思う。
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ゴミ捨て場でなにやらアラーム音が聞こえるので、何かの警報なのだろうかと思って耳をすませてみた。そうしたら、ゴミの山の中から音が鳴っているではないか。目覚ましにしてはアラーム音が小さいし、目覚ましなら電池くらいはずして捨ててるだろうから、腕時計か何かだろうか。そこで一句。
無惨やな 不燃物の下の キリギリス
きが違ったが仕方ない、とかいったりして。深読みすると、何かの見立て不法投棄と思われる(違います)。
などと書いていたら、横溝正史など読みたくなる。自分は見なかったが、先日は稲垣吾郎版金田一耕助もやっていたし、この間は乱歩Rなんてドラマもやっていた。生誕百年であまり騒がれなかったけれど、案外今年辺り横溝正史ブームが再燃したりしないかね。
その前にテレビを買うか。
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昨日は初夏を思わす暑いくらいの一日だったのに、今朝は起きてみれば雨が降っているかのようなどんよりした曇り空。いったん家を出てから、戻ってスプリングコートを着てしまったくらい寒かった。
部屋のダンボールは2箱片づける。あと29箱。
引越で荷物を積めているときもそうだったが、開梱して整理しながら、片づけている本や漫画を読みたくなる。本棚の奥にしまわれていて、存在をすっかり忘れていたものなどもそうだが、ちょっと前のものなども意外と刺激を受ける。とはいいながら、そういうものを一々読んでいては片づけが進まないので片づいたら読もうなどと思って片づけを続けている。そんな風に気になった物を、また棚の後ろの方にしまい込みたくないので、棚のどこにしまうか悩んだりしながら。
本などはなかなか読み返しているわけにはいかないが、CDなんかは流しっぱなしにして聴くことができるので結構懐かしいものなどを聴いたりしている。
引越は二度としたくないと思っていたが、こういうのは楽しい。
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