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2012年5月前半
休みの狭間の普通の一日。午後外出。晩はデミグラスソースのハンバーグを食べる。終電で帰宅。
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今日もまた、休みの狭間の普通の一日。ただ、本当は休みを取って歌舞伎を観に行くつもりだったがタイミングが合わず休みを取れなかった。
代わりに夜は寿司屋で飲む。刺身、たらの芽の天ぷら、小肌とガリの和え物で日本酒を飲む。そして適当に寿司を食べて、したたか酔っぱらって帰宅。
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沼田まほかるの『アミダサマ』（新潮文庫）を読んでいる。だんだんすごくなってくる。どういう結末になるのか想像がつかない。ごく日常の不快な出来事、悪意などが、増幅されていく。直接的な怖さはないのだが、その事態そのものが、不快で気持ち悪く恐ろしい。
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飲んだ割に6時にすっきり目が覚める。パンとコーヒーで朝食をとり、でもそのあとやっぱりもう少し寝ようと思って、二度寝する。
11時半から17時半までは仕事。
そして、羽田20時30分発の飛行機で新千歳へ。
ラウンジと飛行機でビール、日本酒などを飲む。気流の関係で珍しく大きく揺れる。揺れるので、飲み物は冷たいもののみ提供というのは初めて。食事にも味噌汁が付かなかった。
機内放送は、恒例でまずは「全日空寄席」を聴く。今回は、寒空はだかの漫談と立川志の輔の「ハナコ」。
札幌のKでワインを飲みながらチーズフォンデュを食べる。腹は一杯だがついラーメン横丁で味噌バターコーンのラーメンを食べる。
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8時半起床。パンとコーヒーの朝食後、朝風呂。
雨が降る中、出かける。今日はみどりの日で北大植物園が無料の日なので、桜の花など見ながら散策するのを楽しみにしていたのだが残念だ。午後になって雨が収まるのを期待して、紀伊國屋書店で時間を潰す。平積みの本を数冊立ち読みする。少し空腹になったところで、Mで昼食をとる。ゴールデンウィーク限定メニューで無添加ウニと無添加塩水ウニのハーフ＆ハーフのウニ丼があったのでこれを。ウニの種類がハーフ&ハーフなので、載っているのは全部ウニ。タラバ蟹の鉄砲汁とウニ松前づけ、アスパラのサラダもつく。サッポロクラシックを飲みながらウニ丼を満喫する。
地下道に戻ると人だかりができているのでついつい引き寄せられる。ミスターきくちという看板を出して、大道芸をやっていた。芸もさりながら、トークが面白くて観客を引き込む。肝心なところに来ても拍手をしない観客に、やりかけてた芸をやめて音楽を止めて、このタイミングで拍手をしてくださいとか言ってやり直すとか、そんな感じ。2、30分ほど見て過ごす。
そうこうしていても雨はやまないので諦めて植物園に行く。
「雨の植物園」というのもある意味、洒落ているかもしれないと思ったのだが、そう思うのもつかの間、地面の泥濘に靴がはまって汚れる。洒落ているのは言葉だけの話だった。赤い粘土っぽい泥にたくさんの靴跡が凹んでいるところや、水たまりになっているところが多数あり、下ばかり見て歩いていると散策にならない。
ここでもやはり建物の中がいいと、博物館に入ってみる。いつもながら、たくさんの剥製に興味をひかれるが、雨のせいなのかいつもよりなんとなく匂いが気になる。あまり長いをせず、今度は温室に行ってみる。温室も屋根があるではないか。
温室も屋根があるのだが、ガラスの枠の間から雨漏りしている個所があり、うっかりしていると室内なのに雨に濡れる。これはしたりと思って、振り返ると「熱帯雨林室」とある。ううむ。
割と好きなのが、ウツボカズラとサボテンのある温室で、そちらにも行ってみる。サボテンは黄色い花が咲いていた。サボテンの花は、いつも（といっても2回目だが）この黄色いサボテンの花しか見たことがない気がする。他のサボテンの咲いているのを見たいが、タイミングが難しそうだ。
植物園の後一旦ホテルに戻る。途中のコンビニで売っているスイーツが妙に美味しそうに思えて、買って帰る。何を買おうか見ていて、元々気になったのとは関係なく、「天使のプリン」というのを買う。プリンって好きなのに、そういえば最近食べていないなぁと思って。
そして夜はスープカレーを食べに行く。ここでもサッポロクラシックを飲む（しかも勢いついて2杯）。さらに勢いづいて、コンビニでサッポロクラシックの缶を買って帰る。缶ビールを飲みながら、書きものをしたり計画を立てたりする。
22時過ぎに、ホテル最上階にあるバーで飲む。
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7時半起床。出発までホテルでのんびり過ごす。
飛行機の予約状況を確認してみると、昨日までは11時半のフライトが一番遅い空席だったのだが、今朝は午前中の便が軒並み空席になっていて、午後にも多少の空きがある。遅い時間にずらしてもっとゆっくり帰ろうかとか、いや逆にどうせならもっと早く帰るかなどとと迷うが決心がつかない。しばらくして見てみると、一気に席が埋まっていた。
予約を入れて、3日以内に購入しないと予約のキャンセルになるので、朝一番に未購入分の予約が解約されて一気に空き、それを待って予約を入れる人で再び席が埋まると、そういうことなのだろう。
結局予定の便で帰る。札幌からの快速エアポートの中でも、飛行機の中でも、すぐに睡魔が襲ってきて眠ってしまう。空で眠ることを「空眠」と呼んではどうだろうか。
羽田に着くと12時半。TOKYO Airport Restaurantで刀削担担麺を食べる。ここ、店の名前からは中華を想像できないのだが、ちゃんとした中華ラーメンを出す店で、担担麺をよく食べに立ち寄る。セルフサービスというシステムのせいか、他の羽田の食堂が昼時、夕食時でどこも混雑しているときでもさほど混雑していない。いつも普通の麺の担担麺を食べるのだが、今日は刀削担担麺にしてみる。やはり旨い。
午後も15時頃に事務所に行き、事務所の荷物整理。昨年秋に新しいプロジェクトに入ってから、事務所を移動したが元の事務所にも席があり荷物を置きっぱなしにしていた。しかし年度も変わり、さすがに荷物を置くだけで一席確保しておくことはできなくなって荷物を引き取る必要が出てきた。先月末に一度片付け（というかほとんど書類の破棄）をしたのだが途中で挫折、残りを1時間くらいで片づけてしまおうと取り掛かったのだが、結局4時間くらいかかった。意外と荷物整理というのは時間がかかる。
ついでに一仕事して帰ろうと思っていたのだが、すっかり仕事の意欲はなくなって、荷物の片付いた19時過ぎに切り上げる。
自分へのご褒美代わりに、居酒屋のSで飲む。プレミアムモルツの生を飲んだ後、燗酒を飲む。二合飲んでしまってもまだ料理が出てこないため、もう二合飲んで気が付いたら飲みすぎていた。
帰宅して、録画した「峰不二子という女」を見る。
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7時に目を覚ます。一旦起きるが、しかし休日の贅沢として二度寝しようと決めてもう一度寝なおす。
11時に起床。パンとコーヒーで朝食というか昼食というか。今日の雑用として、図書館、郵便局、クリーニング店を廻り、仕事に出かける。15時半から結局22時半くらいまで。
久々に日記更新を始める。キリのいい5月1日分から少しずつ。簡単な日記を坦々と書くのだ。そう思って書き始めるが、休みの日記などはどんどん長くなっていく。こんな調子で続けられるのだろうか。
こうしてゴールデンウィークが終わった。
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ゴールデンウィークも終わり、朝から深夜まで仕事という平凡で異常な日常に戻る。
トム・ロブ・スミスの『エージェント6』（新潮文庫）を読み始める。
『チャイルド44』から始まるレオ・デミドフシリーズの完結編。物語は若き日のレオの話から始まる。そして話は一気に15年後飛び、前作より後の話となる。15年前の若き日の出来事が、今度の事件の伏線となっているのだろうか。今度の事件が一体何なのかまだ判らないが、裏表紙の作品紹介に「惨劇」とか書かれていて、レオの妻子も巻き込まれるらしきことを匂わせるのが気になる。
帰宅してまた日記を書くが、書いているうちに猛烈な睡魔に襲われ、椅子に座ったまましばし居眠り。
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疲れが蓄積されてきて寝坊。8時に起きる。9時前の電車に乗って出かける。
普通席グリーン車でワッフルと缶コーヒーを朝食に食べるのが最近のパターン。そして日記を書く。ようやく昨日の日記に追いつく。
そして今日もまた24時まで仕事をして帰宅。終電の各駅停車で時間をかけて帰宅する間に、『エージェント6』を読む。
1時半頃帰宅して、テレビの録画予約、昨日の日記の続きを書く。そしてついに今日の日記に追いつく。しかし書くことがほとんどない。
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今日も寝坊。朝起きて、疲れが残っている。午後は外出で所要が済むと18時になっていたので、和幸でとんかつを食べる。戻って23時まで仕事をする。帰宅してすぐに寝る。
日記が現在に追いついたので、日記を4/30から過去に遡って書くことにする。とりあえず、4/30分を書いた。
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昨日は早く寝たがやはり疲れは取れない。10時から1時過ぎまで仕事漬け。
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昨日遅かったので、今日は早めに仕事を切り上げる。
食事をして、久しぶりにバーに行く。数年前に帰国したはずのカナダ出身のDさんがいらした。今は仕事で中国にいるとか。中国への移動途中に寄ったらしい。日本語がペラペラなので、少し会話をする。しかもいまや中国語も読めるらしい。
終電で帰宅するが、明日は休養日にするつもりなので、飲みながら夜更かしする。ヱビスとシルクヱビス、最後にバランタイン21年をロックで飲んで、3時半過ぎに寝る。
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10時半起床。今日は完全休養の日と決めていたので、昨日も夜更かしして飲んだりして、目が覚めたら10時半。途中で目を覚まさずによく寝られたが、むしろ途中で目を覚まして、二度寝、三度寝して、だらだら寝続ける方が寝た気がしたのではないかと思ったりする。
夜、久々に映画に行く。『劇場版 SPEC 〜天〜』をMOVIXさいたまで観る。
何じゃこりゃという部分も含めて「SPEC」らしいので、その何じゃこりゃも含めて面白かったのだが、テレビシリーズを毎週楽しみに観ていた時に観たかったものってこれなんだっけとか思った。果ては面白いってなんだっけとか考えてしまう。
元々の「SPEC」の面白いところは、いろんな謎が少しずつジグソーパズルのピースが繋がっていくようなところと、ピースが繋がると想像もつかなかったような絵が見えてくるようなところだったのではないかと思う。そういう意味ではテレビドラマという形態があっていたのかもしれない。そしてドラマの最後でも絵が完全に見えないところが続編を期待させたわけだけど、画が完全に出来上がって見えてしまうと面白味が薄れてしまうのではないか。結末を知りたいけど、知るとがっかりするに違いない、それがたとえどんな驚くべき結末でも。だから、謎が謎のまま、画が見えそうで見えないまま、それでいて完結してほしいというないものねだりのようなことを求めてしまう。
スペックホルダーという存在が謎ではなくなってしまい、だんだん普通の人類とスペックホルダーとの戦いが話の中心になってしまってきたのが、期待と違ってきてしまったということだろうか。映画の終わりに、また思わせぶりな謎を残して、続編の予告的になっているが、このまま続編が作られずに説明されない状態の方がむしろ「SPEC」らしいのではないかという気がする。
映画から帰って黒ラベル500mlを飲んで寝る。
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寝坊して、午前中の所要をキャンセルする。おかげで時間に余裕ができる。疲れていたので良しとする。
午後は仕事。昼飯にいつものゐざさの柿の葉寿司をグリーン車で食べながら移動。ちょっと旅行気分。午後から深夜まで仕事。
近くのスーパーに缶コーヒーを買いに行く。BOSSのSILKY BLACK 400gが欲しかったのだが置いてない。ROOTSの300g缶で我慢しようと思ったら、ルパン三世フィギュアがおまけについている。緑ジャケットルパンと不二子と五右衛門を選んで、3缶買ってしまう。やられた。テレビファーストシリーズのフィギュアが全6種類。残り3種類（ルパン別バージョンと次元と銭形警部）も買ってしまうのか…。
帰りはヱビス＜ザ・ホップ＞を飲みながら帰宅。
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7時半起床。寝坊だが、もはや寝坊というより定常化している。0時半とか1時半に帰ってきて5時起きなんて、もう無理だ。帰宅してすぐに寝られるわけではないので、どうしても寝る時間が1時半とか2時半になるので体力が続かない。
コーヒーを飲みながらワッフルという最近の定番の朝食だが、家でホットコーヒーで食べているのがいつもと違う。風呂の沸くまでの時間で朝食。移動中の電車で昨日の日記を書く。あとは終日仕事。
終電で帰宅。読書はあいかわらず、『エージェント6』上（トム・ロブ・スミス 新潮文庫）を読んでいる。ようやく5分の4くらい読み終え、いよいよ何かが起こる気配。上巻のほぼ終わりの方で事件が起こるなんて考えてみれば随分遅いが、それまで何も起こらないわけではなくて小さな事件が積み重なってきている。今やコップに水が満ちて溢れそうな状態というところだ。先が気になるが、暇を見て少しずつ読むしかない。
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外出先で、打ち合わせまでに少し時間があるのでサンマルクカフェに入る。ブレンドを頼んだけど、ミルクと砂糖を要らないと答えたら「ブラックに変えさせていただきます」とのこと。ブレンドSサイズ200円のところ、ブラックだと190円だった。なるほどと感心する。
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近くのスーパーで、再びROOTSの300g缶を3缶購入。もちろんルパン三世フィギュア3種（ルパン別バージョンと次元と銭形警部）をゲットするため。というわけで、6種コンプリート。
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肉体疲労がピークに達し、午前中動けない。午後から仕事。夜は飲み会。疲れているので軽く飲むつもりがしたたか飲んで23時には爆睡状態。
『エージェント6』（トム・ロブ・スミス 新潮文庫）の上巻を読了。事件はちょっと予想と違った方向に向かって、これからレオが活躍と思ったら、「八年後」。続きは下巻。
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