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2008年7月後半

2008/07/16

読書、飲み。

 『面白いほど成功するツキの大原則』(西田文郎 現代書林)を読んだ。面白かった。そういや、『ピター・ブラッド』(雫井脩介 幻冬舎)もこの間読み終えたのだけど、感想を書いてなかった。後で書くかも。

 今日は仕事関係の懇親会で飲む。日本酒を飲みすぎて、帰り道からふらふらしていた。なにもせずに寝る。

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2008/07/17

今日の読書

 『孤独の発明』(ポール・オースター 新潮文庫)を持って出かける。数ページ読む。

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2008/07/18

「四つの嘘」第2話

 「四つの嘘」第2話を見る。四人のヒロインのうち一人が第一話で死んでしまうので、どういう構成で進めるのか気になっていたがなんとなく見えてきた。寺島しのぶが死んだ羽田美智子の恋に興味津津で大きなお世話なくらいに突き進む。『クローバー・フィールド』で最後までビデオカメラを回す男は空気読めない系の無神経な男だったし、『[●REC]』ではレポーターのテレビ屋魂がカメラマンにカメラを回し続けろと繰り返す。誰かが無神経に追い続けなければ、命がけの逃亡中の記録とか死者の過去とか追うことはできないっていうことか。
 話がどうなるのかはあんまり興味が持てないので、構成がわかったような気がしたのでもういいかな。

 「コード・ブルー」第3話を予約してなかった。普通に医療ドラマだなと思って見なくていいやと思ったのだったか。多分そうだろう。見るドラマが少ないと、録画して見て消して(ダビングして)という自転車操業から免れるので気が楽。

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2008/07/19

iPhoneとWILLCOM 03

 iPhoneが発売になって、自分的にはあまりiPhoneには興味がないのだが、でもすごくいいのかなぁと人並みに気になっている。そんなわけで、知人の日記でU5さんがiPhone購入に迷っているのとか、chameさんの分析とか、興味深く読んでいる。でもまだ身近で買った人はいないなぁと思っていたら、田中さんがいつの間にかiPhoneを買っていたのでびっくり。iPhone自体はそれほど羨ましくないのだが、この行動力が羨ましいなぁと思う。今度会ったら自慢げに触っているのを見せてもらおうと思う。こういう機械自体は好きなので、実際に使っている人は羨ましいと思うんだろうなぁ。
 iPhoneに興味がないのは、僕自身はWillcomが気に入っていて他のキャリアにする気がないのと、値段の問題だろうか。Willcomの方が音質もいいし、つなぎ放題契約なので回線速度は遅いけどパソコンにつないでも月4千円台で使える。今はノートPCを使っていないので、電話だけならもっと安く2千円前後にならないかと思ってるくらいなのでiPhoneの月額は高すぎる。iPhoneで一番魅力的なのは、iPodを別に持たなくていいってことだけど、でも今使ってるiPodはまだまだ元気だしね。
 WillcomもWILLCOM 03という新機種が出たけど、買うとしたらこちら。だけど今使ってる[es]が壊れなければ、本体が安くなるまで待つつもり。advanced[es]がW-VALUE-SELECTで「2年使えば実質0円」になったけど、「2年使えば」っていうのがやっぱり曲者で、キャリアを変える気がなくても何かの時には足かせになる。03が出る前に、advanced[es]に変えようかとチラッと思ったことがあったけど、やっぱりやっぱりやめておく。

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『スピード・レーサー』

 『スピード・レーサー』を新宿ミラノ2で観る。
 予告を観ているときにはどんな映画になってるのかかなり疑問だったのだが、そういう不安もあって観たせいか思ったよりずっとよかった。「マッハ GO! GO! GO!」を子供の頃に見ていた世代としては、音楽がオリジナルのメロディで出てきたのも嬉しかった。てっきり音楽は違うものだと思っていたので、冒頭早々にあのメロディが流れてきたときには思わず「おお!」と思った。
 CGをバリバリに使いまくり、しかも総天然色というか、特に赤とか黄色とか原色系を使ったサイケデリックな色使いなのと、カーアクションで車がほとんど回転しながら走っているのはどうかと思ったが、これもしばらく観ているとそんなに気にならなくなってくる。
 勧善懲悪の善玉悪玉がはっきりした物語の展開、もうオリジナルはほとんど覚えていないのだが、いろいろなシーンが過去の記憶を蘇らせて、妙な相乗効果を引き起こす。この映画、オリジナルを知っている人と知らない人で感じ方が実は結構違うんじゃないかという気がしてきた。初めて観るのに懐かしいような感じがしてきた。

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2008/07/20

「二十面相の娘」第14話

 「二十面相の娘」第14話を見る。
 毎回毎回、もういいかなとか書きながら、結局今回も見た。二十面相は海へ落ちて行き、叫ぶチコだが、ケンは「ボスが死ぬのはこれで5回目だ」とか言って、また死んだと思わせて姿を消すつもりだろうということを匂わせる。「これでいいんだよな、ボス」と心の中で呟く声が入るのは、決して無事とは限らないと思っていることなのかなんなのか。
 その冒頭の後は仕掛けられた爆弾が爆発する飛行船から脱出できるかという話。パラシュートは見つけたものの、そこにも爆薬が仕掛けられていて手に入れることはできない。飛行船の乗客たちは前回、毒入りワインで全員殺された、と思っていたら単なる眠り薬だったらしく、意識を取り戻し始める。飛行船は煙を吐きながら徐々に低空飛行になり、爆破で舵が利かなくなって海と街の間をゆるやかに回転していく。無事に海に着水できるのか。そして地上では、明智が飛行船の着地点を追いかけていた。
 てな感じで、あとお手伝いのトメさんが義理の母のチコに対する殺意を知り、チコの住む別の家を用意するように図る。それと、二十面相の今後を追う新たな手掛かりが出てくる。結局、二十面相の戦時中の過去の研究などを巡って行く話になるのだろうな。話の流れからすると、二十面相がまだ生きていて、また出てきそう。二十面相が怪盗として出てきて明智と対決という話にはならない感じ。
 ちなみに次回は、「少女探偵団」の回。いよいよ、チコとトメと小糸春華で少女探偵団を結成することになるみたいだ。

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2008/07/21

『カメレオン』

 『カメレオン』をMOVIXさいたまで観る。
 監督が阪本順治で、脚本は丸山昇一で元々は30年前に松田優作を想定して書かれた脚本が元になっているという。藤原竜也の出てくる予告も雰囲気がよかったので、ちょっと期待して観たのだが、ちょっと思っていたのと違った。違っているけど、こちらの期待の仕方が間違っていたのだという気がする。というのは、いかにも『野獣死すべし』の頃のイメージに近い映画なのだ。松田優作のあの頃の映画を期待していたら、むしろ期待通りだったのかもしれない。ただ、そうするとどうしても松田優作と較べてしまうが、その点では別の違いを感じてしまいやはり期待外れになるのではないか。
 僕が期待していたのは、阪本順治色がもっと強い映画だったのだが、この映画は完全に丸山昇一色なのである。
 頭を切り替えて、あの時代の映画が今蘇ったような気分で観てみるとき、自らの過去を封印した男が次第に変わっていき、最後に復讐に立ち上がるというのはいい。いいけど、それなら最後のシーンはあってはならないだろう。最後のシーンがあることで、やっぱりそれは違うんじゃないのと言わざるをえない。

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2008/07/22

「鉄腕アトム 史上最大のロボットの巻」

 日本映画専門チャンネルで録画した「鉄腕アトム 史上最大のロボットの巻」を見る。
 『二十世紀少年』映画化を記念して、浦沢直樹のもう一つの話題作『プルート』の特番として企画されたのだろうか。浦沢直樹のインタビューが最初にあって、これがなかなか面白かった。そしてアニメ「鉄腕アトム」の「史上最大のロボットの巻」前後編2話を見る。さらに、そのあと新「鉄腕アトム」の「地上最大のロボット」も放送されて録画もしてあるのだが時間も遅いのでまた続きは明日以降に。ちなみに、「史上最大のロボット」と「地上最大のロボット」があるのは、連載時には「史上最上のロボット」、単行本収録時に「地上最大のロボット」に変わったとか。
 旧作のアトムは、今から見るとかなり古臭い感じがする。プルートはそこそこ強そうなロボットだが、プルートが標的とする他の七体のロボットはアトムとイプシロンを除くといずれもいかにも脇役っぽいロボットだ。パッと見、強そうでない。新「アトム」の方はまだ見ていないのだが、冒頭の部分だけ見たらプルートもグレードアップ、他のロボットたちもそれなりにカッコ良くなっていた。モノクロとかカラーとかの違いではなく、旧作の方はかなり古臭い。
 実際、漫画の原作のロボットはどうだったんだろうか。アトムも子供のころ夢中になっていたが、浦沢直樹が語るようには覚えていない。ほんの数年の差で、もっと幼かったのだろう。なので、原作がどうだったのかも、そもそも「地上最大のロボット」がそんなにすごい作品だったという印象も、それどころか話も覚えていなかった。
 ほとんど初見という感じで見たが、なるほど面白かった。画は古臭いけど、その画の古臭さも含めて手塚治虫らしい世界で、最後はちょっと感動したり。やはりこうなると、原作がどうだったのか確認したくなる。
 新「アトム」の方は、古臭さの方はだいぶ払拭しているけれど、出来の方はどうなんだろうか。現代風にしたことで、どんどん駄目になってしまうこともあるので、どう変わったのか確認してみたい。

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2008/07/23

新「鉄腕アトム 地上最大のロボットの巻」

 新「鉄腕アトム」の「地上最大のロボット」を見る。
 ロボットのデザインとか新しくなっただけではなく、話も結構変わっていた。最後のプルートとの対決前まではこの変え方は結構よかったように思った。しかし、結末がなんとなく積極くさく、またアトムも優等生っぽい感じで、このあたりのまとめ方はむしろ旧作のほうがよかったように思う。
 何がどう変わったか、いちいち書くことでもないかなと思うが、えっここ変えちゃうのと思った大きな変更点を書いておく。

 まずは最初にアトムのところにプルートがやってくるところ。最初のモンブランとの対決で、モンブランが余りにあっさりやられてしまうのもなんだけど、そのあとアトムのもとにやってくる。旧作ではアトムとプルートの最初の対決があり、お茶の水博士が止める。だが、新作ではアトムは出かけていて、ウランがアトムの服を着てプルートの前に現れる。ウランがアトムの身代わりになるのは旧作にもあるのだが、アトムとプルートの最初の対決より後の話でそのときにはウランはアトムが弱虫だと言ってアトムになりすますのだ。新作ではウランがアトムになります理由も違うし、プルートがウランを気に入ってしまうのが違う。プルートがウランを気に入ることで、アトムとの対決にちょっと関係してくるのだが、あまり意味がない気がする。

 プルートとブランドの対決で、プルートがアトムに背中のボタンを押してくれというところ。これ細かいけど、新作では胸のボタンになってる。背中のボタンって変だよなぁと旧作を見ていて思ったのだけど、胸のボタンに変わっているのが細かいと思った。それだけ。

 アトムが自分も百万馬力にしてもらおうとするところ。旧作ではプルートに勝つために百万馬力にしてほしいと頼むが、新作では百万馬力のプルートに自分もやられてしまうかもしれない不安から思う。新作の方がアトムは優等生で、最初から戦いは悪いと思っているのだ。

 旧作ではエプシロンが子供たちの面倒を見ていると言葉だけで説明しているが、新作では子供たちとの交流を描いている。旧作ではそのエプシロンは戦いを決意して、アトムとともにプルートと戦うが、新作では家の近くで一人で戦ってプルートにやられてしまう。旧作のクライマックスでは阿蘇山での対決で火山の煙に光が遮られて光エネルギーを得られないのだが、新作では雨の日にプルートに呼び出され、光エネルギーを得られず負けてしまう。

 したがって、阿蘇山の対決は、新作ではアトム対プルートの一騎打ちとなる。阿蘇山の噴火が始まりそうになり、プルートが協力的になるのは同じ。でも、旧作でアトムが岩を運んでプルートが山を作ったのに対し、新作ではプルートとアトムの役割が逆になっている。山を作るアトムの方が活躍している感じなので、アトムを活躍させるために役割を入れ替えたのだろうか。

 最後、プルートとボラーの対決では、ボラーのデザインが全く違う。他のロボットたちは、元々の性質はそのままに現代風のデザインにしていたけど、ボラーに関しては全然違うロボットになっている。しかも、プルートとの対決でもビクともせず、そのあとアトムと戦うというおまけつき。あくまでアトムを活躍させたいということか。この辺のアトムを活躍させようというあたりは旧作の考え方と違う。

 旧作ではボラーを開発した博士が別に出てきて、あとからプルートを作ったアブーラ博士が変装していたとわかるが、今回ボラーは最初からアブーラ博士が作ったロボットとして出てくる。アブーラ博士の正体も、旧作のように元々サルタンに恨みみたいなものを持っていたのではなく、召使でサルタンをいさめようとしていたとわかるあたりも違う。
 でもこのあたり、アトムにしてもアブーラ博士にしても、優等生すぎて旧作のような虚しさがあまりない。最後も教訓話みたいにまとめてしまうし。

 というわけで、旧作、新作では、やっぱり旧作の方がたとえ古臭くてもよかったかな。

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2008/07/24

諦め人生。

 仕事。夜、飲みに行く。
 昨日、21時に仕事を切り上げて、『崖の上のポニョ』を観に行こうとした。22時半のレイトショウを観ようと電車を乗り換えながら、念のため上映時間を確認していたら、確かに22時半の回はあるのだが、「土・日・祝」の字が目に入る。平日は21時50分の回が最終だった。あと20分で映画館に着くというところで、この事実に気づき、残念に思いながらまっすぐ家に帰った。
 そんないきさつがあって、今日こそ『崖の上のポニョ』を観にいくぞ、と思っていたのだが、結局間に合わない。それで飲んで帰る。そんな諦め人生。

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2008/07/25

何もなし

 昼間は仕事。0時過ぎ帰宅。まずはビール、先日買ってきたエーデルピルスを飲む。それから、神の河をロックで。飲みながらWebを見たりして4時過ぎ就寝。

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2008/07/26

『情報は1冊のノートにまとめなさい』

『情報は1冊のノートにまとめなさい』(奥野宣之 ナナ・コーポレート・コミュニケーション)  『情報は1冊のノートにまとめなさい』(奥野宣之 ナナ・コーポレート・コミュニケーション)を読む。
 以前、立ち読みでパラパラ見たと前にも書いたけれど、そのときにはパソコンでインデックス化するというのにあまりにそれは無理じゃないかと思って一度は関心を失っていた。今回、もう一度まともに読む機会があったので、最初から読んでみた。そうしたら、予想外に好感のもてる内容だった。
 僕は手帳術が好きで、他の人はどんなふうに手帳を使っているのかとか、興味シンシンなのだが、この本はその興味を満たしてくれて、かつ使えると思ったのだ。実は内容的には単純で、ノートにすべてまとめるということと、非現実だと思ったパソコンによるインデックス化というその二つのことだけしか書かれていないといっても過言ではない。立ち読みの時に誤解していたのは、本の装丁がノートのようなデザインになっていて、著者の推奨するノートはこの本と同じくらいの大きさなのかと思っていた。実際には、A6サイズ、ほぼ文庫サイズ、はがきサイズのノートである。このサイズだと、上着のポケットにも入り、かつ日本でいま使われる資料などの紙はほぼA4なので折り返してノートに収めることができるというのだ。
 立ち読みで印象が強かったのは、パソコンで作るインデックスである。それがものすごく非現実的に思ったのだが、今回ちゃんと読んでみると意外とそうでもないかもしれないと思った。一冊のノートを2週間くらいで使う。インデックス化は15分くらいという。もちろん溜めてしまうと著者でも苦労したので、インデックス作りは溜めてはいけないと書かれている。二週間に一回15分のインデックス作りは別に非現実ではない。15分でできるかについていえば、実際のノートの例などを見るとできそうだ。
 そして、この方式は、そもそも必ずこうやらなければいけないというわけではない。著者は市販の手帳や他の人の手帳術の問題は、自分にピッタリのものは存在しないということを言っていて、そのために編み出したのがこの手帳術である。だから、読者も自分の合うようにこの使い方を自分流にアレンジするべきだと言っている。もっともなことで、僕もそう思う。絶対唯一の方法などないから、人の手帳術に興味があるのである。
 一冊のノートに時系列で、分類せずに何でも書く、この手帳術のルールはこれだけである。時系列で分類せずには、「超」整理術の考え方で、これはまず非常に有効な方法の一つである。さて、この一冊のノートにすべて集約するために、著者はただ書くことだけでは留めない。映画の半券やらレシート、果ては給与明細まで貼り付けてしまう。この貼るのに便利なのがテープ糊で、他にも手帳に何でも集約するためのコツをいろいろと紹介してくれる。たとえばA4の紙は四つ折りすればA6のサイズになるがそのまま貼り付けたら当然のことながら橋が数ミリ飛び出るわけだが、そのために周りを少し切るというのだ。全然画期的な話ではない。当たり前の話だ。だが、そういう当たり前の話が意外と気付かないことのように思う。
 例によって「付箋読書」をしていたが、この本を読む間、付箋は一度も貼らなかった。特にここに注目というのはなかったのだが、でも読み終えてみたら、すぐにもノートを作りたくなった。
 実はこの本を読むよりも少し前に、A6ノートを手帳代りに使い始めていた。使い方は、この本と同じ何でも書くというものである。立ち読みした時に少し印象に残っていたのかもしれない。だが、この何でも書くというのは決して新しい話ではなくて、モールスキンの手帳の使い方で、どんどんメモして一、二か月で使い切ってしまうという話を聞いたことがあるし、少し前には『知的生産の技術』(梅棹忠夫 岩波新書)を読んだ時に「ダ・ヴィンチの手帳」の逸話が印象に残っている。最近では、エジソンが常に手帳を持ち歩いていて思いついたアイディアをすぐに書き留めていたというエピソードが何かのコマーシャルで流れていた。
 何気なくA6ノートになんでもメモをしていたところへ、この本を読み、その中でいろんなものを張り付けるという話が面白く、さっそく実践してみることにした。映画や展覧会のチケットなど、捨てるに捨てられず、結果的に整理できないまま、ゴミと区別がつかなくなってしまうものがある。それを潔く捨てるのも方法の一つだが、捨てずにノートに貼り付けてしまえばいいのだと思ったら、楽しくなってきた。江戸川乱歩の『貼雑年譜』みたいなものだってある。知人には旅行の記録をノートにイラストと文章、旅行先で得た箸袋、観光先のチケット、写真などを貼っている人がいた。記念品的なものを貼るというのには、少し抵抗があったのだが、結局バラバラに整理できず持っているものは散逸し、いつのものかもわからなくなって、ゴミと化していく。だがこの方法なら、レシートみたいなゴミに近いものがちょっとした記録へと変わっていく。しばらく続けて見てもいいんじゃないか。
 パソコンで作るインデックスの方はまだ試していない。インデックス化なんて無理じゃないかと思っていたが、すべてをインデックス化する必要はない。あとで検索したものだけインデックス化すればいいのである。そう考えると意外と敷居は低いのかもしれない。というわけで、実際に読んでみたら結構使えそうな方法だと思い、自分流にアレンジしながら何でも書き貼るノート術を真似してみようと思い実践中である。


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2008/07/27

HP 2133 Mini-Note PCを触ってみた

 巷で話題のHP 2133 Mini-Note PCを触ってみた。工人舎のノートやEeePCも話題になったが、HP2133も最近ちょっとした話題である。しばらく前に、友人がほしいと思ったパソコンとして日記に書いていたのを読んで始めて知ったのだが、今日外出のついでにそういえば近所のビックカメラにも展示してないかしらと思って寄ってみたのだ。
 そうしたら、あった、あった。早速触ってみたが、触ってあれっと思ったのは英語キーボードだったこと。サイトも見たはずだけど、見たのに忘れたのかなんなのか。入力の感覚を試したいと思って、漢字モードに切り替えようとしたら漢字キーがなくてあれっと戸惑って、その後キー配列が違うことに気づいたのだ。
 次に、気になったのはタッチパッドの操作。タッチパッドそのものはいいのだが、クリックボタンの位置が微妙によくなくて、使いにくい気がしたのだ。これはもしかしたら慣れてしまえばどうということはないのかもしれない。キーボードの方も英語キーボードでも慣れてしまえばどうということはないのだが、かな入力派なので一部のキーが使いにくいかもしれないと思う。
 あとでサイトでHP2133の記事を読んだら、英語キーボードの採用は全世界共通仕様にすることによるコストダウンのためらしい。あと、タッチパッドの不満についても書かれていた。店でちょっと触っただけだと気づかなかった点としては、熱を持ちかなり熱くなるらしいこと。これらの点を除けば、結構よさそうな感じだ。
 以前愛用していたVAIO C1を思い出す細長の筐体も好感。でもすぐにも欲しい、という感じにはならなかった。ずいぶん大人になったもんだ。

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Quinka出演ライヴ@limArt Annex

 drop aroundの三周年イベントで、Quinka, with a Yawnの出演する40名限定のライヴに行く。
 恵比寿のlimArt別館でのイベントだったが、恵比寿を降りたところで靴の底が変なので見てみたら、底がべりっと剥がれてつま先部分しかくっついていない。靴底が剥がれて、サンダル状態になっているのだ。普通に歩こうとすると、サンダルで歩くようにペタンペタン音がする。しかも剥がれかけてるわけだから、普通に歩いていたら全部剥がれてしまいそうである。なので、すり足のようにして歩きながらコンビニで瞬間接着剤を買い、靴の底を貼りあわす。いや、びっくりした。
 この騒ぎで30分前には恵比寿にいたのだが、ギリギリの時間にlimArt別館に辿り着く。道路に面して、表側はガラス戸になっている。そのすぐ入り口に楽器類があり、そこで演奏するようだ。手前から奥に向かって客席として椅子が並んでいる。今日のイベントには、日曜喫茶も出店していて、ドリンクはアルコールではなくて珈琲。アイスコーヒーにおまけでチョコレートケーキが付いてきた。
 珈琲を飲むうちに、18時40分から始まる。最初はhofliによる演奏で、ギターを弦でゆっくりと静かに音を響かせ、それを録音したものを繰り返し、そこにまた音を重ねていく。音は共鳴し、不思議な時を感じさせる。そしてメロディ、終わったかのような静寂に引き続く信号音のような響き、再びメロディ。約30分の音楽は、なんだかとても緩やかな時間を感じさせる音楽だった。
 続いて、Quinka, with a Yawn。今日は、サポートギターに林英和が参加する二人だけの構成で演奏する。Quinkaも普段弾いているキーボードではなく、ピアニカなど小物の楽器をいろいろと使っての演奏だった。少し前にライヴの案内でも、今回はとても前衛的なものをやると言っていたけれど、これらがそういうことの一つだったみたいだ。
 一曲目は久々に聴く「花びら読み捨て」。Quinkaは小さな鉄琴で演奏する。続けて夏の定番「真夏の蜃気楼」を今度はピアニカで。三曲目は「つぶ」だが、最近よくやる観客も鍵を鳴らして参加するというやり方で。四曲目は、今度は楽器を七人の観客にも渡して、順番に音を鳴らしてもらいつつの演奏。そして最後の曲。最後の曲はタイトルを知らなかった。
 一通りの演奏のあと、hofliも参加して演奏。Quinkaの弾くピアニカの音を録音し、ずっと繰り返し流しながら、そこで三人の演奏が続く。
 短い時間だったけど、楽しいひと時を過ごして家に帰った。

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『崖の上のポニョ』

 『崖の上のポニョ』をMOVIXさいたまで観る。
 何の予備知識もなかったのだが、公開直後さっそく観にいった人々の感想でちらっとだけ知ってしまったのが、ポニョの「海渡り」のシーンのこと。文章で読んでもなんだかよくわからないのだが、それがとにかく凄いといろんな人が書いているのでどんなのだろうと期待してしまったので、ああこれかぁと観た時に意外と驚きもなく見てしまった。こういうのって、やっぱり何も知らずに見た方がよかったんじゃないかと思った。と、この冒頭で書いてしまっていいのかという問題はあるが、たぶんみんな「海渡り」がすごいというのは目にしていると思うので、一旦忘れて観た方がいい、と言っておきたい。いや、ここでこの文章を読むまでそんなこと知らなかったよという方、ごめんなさい。だけど、ほとんど感想を読まないようにしていても目にとまってしまったので、たぶん多くの人には有効な助言だと信じている。(そうはいっても初めて知っちゃったんだよいう方には、もう一度ごめんなさい。忘れてください。)
 で、さらに書こうとして、やっぱり観る前に何の先入観もなく観た方がずっと面白いと思うので、まだ観ていない人はこの先は読まないことをお勧めする。観た人だけを対象に話を続ける。
 まず冒頭から、結構驚いた。もともと、すべて手描きで描いたアニメ本来の姿みたいなことは聞いていたが、その冒頭から一種のモブシーンだったことに圧倒される。一種のというのは、群衆ではなく海の生き物によるモブシーンだったからだ。何が起こるのか全然想像のつかないままオープニングになる。オープニングは、『風の谷のナウシカ』や『天空の城ラピュタ』でお馴染みの、神話的物語を描くような壁画的なテイストで流れる。でもこれは、ナウシカやラピュタのような神話や伝説のような背景がない(のかなと思った)話になんとなくそぐわない気がした。だが話が「人魚姫」をモチーフにしていることがわかってみると、このオープニングで「人魚姫」とか描いていたりしたのかなと思ったりする。いや、もう見終わったらすっかり忘れている。
 「人魚姫」をモチーフにしているのは、ポニョが人間になりたいと思ったところで元ネタにしているのかなと思っていたのだが、最後の方でまさに「人魚姫」の童話に従ったエピソードに繋がっていくので、そこまでストレートに引用するのかと、驚いた。別の物語を取り込むのって、宮崎駿にしては珍しいのではないかと思った。
 もうひとつ驚いたのは、ポニョは金魚だとずっと思っていたので、途中から人間の姿になった時点でへぇぇっという感じである。やっぱりこういう点は話を知らない方が面白い。
 話は幸せな「人魚姫」の話なのだが、その結末に至る話がなんというか強烈に強い力で強引に物語がすすんでいき、どう展開するのかどうなってしまうのかわからないという面白い話だった。物語として破たんしているというか、物語のストーリーとかよりもただひたすらパワーを持って突き進むことで物語になっているという、奇妙な話だった。もう一回、ちゃんと観てみよう。

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2008/07/28

その後の100円ノート手帳

ドットラナイーミニ使い切り8.4mm×8.5m強粘着  『情報は1冊のノートにまとめなさい』に感想を書いた手帳術だが、さっそく使っていたA6ノートにいろいろ貼り付けてみた。
 テープ糊がなかなかよくて、コンビニでコクヨのドットラナイーミニ使い切り8.4mm×8.5m強粘着を買ったのだが、非常に快適である。糊付けって、手が汚れたり、糊がはみ出てもいいように下に台を敷いたり、紙が湿ってよれて綺麗につかないとか、いろいろ面倒な印象があるが、このテープ糊は非常に快適で、どんどんいろんなものを貼りたくなる。スティック糊の登場も画期的だったのだろうと思うが、その比ではない。
 値段はコンビニで189円。ほかの店で、詰め替えタイプなどいろいろあることがわかった。詰め替えタイプは一回り大きい、この使い切りのミニタイプは持ち歩くにもあまり邪魔にならないで済みそうな小ささだ。
 観た映画や行ったイベントの各種関連の紙類のほかに、「見に行けなかったけど、気になっていたもの」のチラシなども貼りつけた。こういうのってどこに整理したらいいのかわからなかったが、それも含めて貼り付けてしまえばいいのだ、と思って貼ってみた。
 この手帳が有効かどうかよりも、この糊で貼るという方が楽しくなってきた。日々の手帳にはそんなにどんどん貼るものが出てくるわけではない。それなら手元にある整理されていない映画の半券とかいろいろを整理して1冊のノートに貼り付けてしまうことにする。手元に集めた映画の半券などを時系列に並べなおして、ゆとりを持って貼っていく。この半券、前売り券ではないので、映画のタイトルと日時と座席などが書かれているだけのものだから、これをただ貼っても面白味はない。そこで思いついて、映画を見る時にくれるチラシにある映画の写真や説明の部分を切り取って一緒に貼っておく。なんかこれ面白いじゃん。そしてとりあえず、ゴミ状態だったものが一冊のノートにまとまったので整理にもなった。ふーん、面白いね。もっと貼るものはないだろうか。

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2008/07/29

なにもできない

 終電で帰宅、家に着くと1時半だった。終電に間に合っただけ、よかったというべきか。
 電車の中で読書、『打たれ強くなるための読書術』(東郷雄二 ちくま新書)を読み始める。「打たれ強くなる」読書って何?と思うけど、なんかこの読書術で「打たれ強く」なるのかと思うと読みたくなる。うまいタイトルだと思う。
 で、読んでみて、「打たれ強い読書」とは何かというと、「解答が一つしかないわけではない」ということに耐えられる、ということらしい。とりあえずまた読み終えてから感想を書くことにする。
 遅く帰ってきたので、溜まっている日記を書きなぐって、あとはなにもできず寝る。

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2008/07/30

A6ノートに書かないこと

 こらないで、メモ術の話。
 最近停滞しがちの日記だが、まあ何日ずれてもいいやと思いながらようやく昨日26日付の日記として、読書のメモ『情報は1冊のノートにまとめなさい』を書いたけれど、早速それに触れていただいた。即、日記で応えたいところだが日にちがずれまくっているのでリアルタイムに書けないという悲しさ。一気に日付を飛ばして書こうかとか、やはりいつの出来事という観点ではなく、いつ書いたかで日付は管理すべきなのかなどと何度も繰り返し考えたはずのことをまた考えてしまった。結果的に、なんとか日記のタイムラグを縮めてようやく返信することができる日付になった。
 さて、U5さんが書いているメモ術について、すぐに書けなかった、TODOについてどうするかとか、電子化するのか紙にするのかとか、僕はどうしているのかについて。
 この奥野宣之の手帳術、スケジュールも紙で管理するのだが、その辺は僕は踏襲するつもりがない。TODOも同じ。スケジュールとかはWillcomの[es]で管理していて、Outlookと同期をとっている。元々手帳魔で、主にスケジュール管理と実際の記録をいろんな手帳でやってきて、ある程度スタイルが固まってきたころ、電子手帳に興味を持ち、ザウルス、カシオペア、Palm(clie)と使い続けて、今は[es]になっているという次第なのだ。
 電子手帳を初めて使った時には、紙の手帳と違って融通の利かない文字数制限や重複するスケジュールが二つまでしか登録できないとかいろいろ不満を感じたのだが、その後デジタルでの割り切りをするようになると電子手帳の便利さは紙の比ではないことがわかった。電子手帳ツールのほうもだんだん機能アップしている。そもそもスケジュールというのは変わるもので、それを紙で管理するのはかなり厳しい。手帳を使っていた時には、予定は鉛筆、実績はボールペンとか使い分けるなど工夫していた。だが電子手帳ツールにはそういう問題がない。ザウルスのときには予定の記入の様々な制限に悩んだが、カシオペア以降パソコンのスケジュールソフト(Outlookなど)と同期できるようになってからは、スケジュールは電子化されていないものは考えられなくなっている。カシオペアでは同期が面倒だったが、palm(僕はclieを使っていたが)となるとクレードルに乗せるだけで同期が走るという便利さ。もちろん今使っている[es]もパソコンと同期して使える。
 あとほかに、アイディアやTODOについては、自分にメールするという手をよく使う。Webのメモなら紙に書いたり、データとして入力するよりブックマークする方が早い。そういう点では、情報はいろんなところにいろんな方法で蓄積されている。それらをどういう風に融合していくのか、使い分けるのかはずっと続く永遠の課題のような気がする。

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2008/07/31

『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊2.0』

 『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊2.0』を新宿ミラノ1で観る。
 CG部分を新たに作り直したという。その新しいCGにも興味はあったが、もう一度観たいという気持ちも強かった。結果はというと、セルアニメ部分とCGとのバランスが悪くちぐはぐした印象を受けた。CGで作られていた部分は当初公開されたところと同じはずだが、それでは最初に観たときにはそういうちぐはぐさは感じなかったのかと疑問に思う。記憶にないのだが。
 ちぐはぐさとは、たとえば車などのメカニックをCGで描くとか統一するのが普通だと思うのだが、同じ草薙素子をセルとCGで描いたりしているのがちぐはぐな印象を感じた理由だと思う。オープニングの義体が作られていく過程をCGで描く部分はとても好きだったのだが、今回もいいとは思ったけれど、最初に観たときほどの感動はなかった。既に知っているというのもあるが、ここでもCGの表現にやや不満を感じたのだが、それが今度のCGの表現のせいなのかわからない。こうなると、もう一度オリジナルの方を観て確認したくなる。
 話は面白かった。最後のシーンがあっさり終わってしまって、もっと長かったような気がしたのだが、記憶というのは曖昧なものだ。

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『ノルウェイの森』映画化

 村上春樹の『ノルウェイの森』が映画化とか。監督はベトナム系フランス人のトラン・アン・ユン監督。配役は日本人を使うらしい。どうなるのかなと思うが、やはり観てみたい気はする。

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7月総括

読書
 33.『シネマ・ハント ハリウッドがつまらなくなった101の理由』(柳下毅一郎 エスクァイア マガジン ジャパン) (継続・読了)
 47.『モザイク事件帳』(小林泰三 東京創元社)(継続・読了)
 48.『STUDY HACKS!』(小山龍介 東洋経済新報社)
 49.『本は10冊同時に読め!』(成毛眞 知的生きかた文庫)
 50.『ビター・ブラッド』(雫井脩介 幻冬舎)
 51.『面白いほど成功するツキの大原則』(西田文郎 現代書林)
 52.『孤独の発明』(ポール・オースター 新潮文庫)(継続)
 53.『情報は1冊のノートにまとめなさい』(奥野宣之 ナナ・コーポレート・コミュニケーション)
 54.『打たれ強くなるための読書術』(東郷雄二 ちくま新書)

映画(劇場)
 25.『ザ・マジックアワー』
 26.『スピード・レーサー』
 27.『カメレオン』
 28.『崖の上のポニョ』
 29.『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊2.0』

映画(DVD等)
 13.『初恋』

ライヴ
  4.YOMOYA series 5 "YOUR OURS HOUR" Quinka, with a Yawn @渋谷O-Nest
  5."Time flies at limArt annex" Quinka, with a Yawn @limArt Annex

テレビドラマ
 ・「篤姫」
 ・「CHANGE」8〜10(終)
 ・「コード・ブルー」1〜2
 ・「魔王」1
 ・「あんどーなつ」1〜2
 ・「四つの嘘」1〜2

テレビアニメ
 ・「二十面相の娘」12〜14
 ・「鉄腕アトム」史上最大のロボットの巻
 ・新「鉄腕アトム」地上最大のロボット

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2008/08/01

『イノセンス』

 『イノセンス』を新宿ミラノ2で観る。以前に劇場で観ているが、『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊2.0』に続けて観るとまた関連がよくわかってよかった。
 まずはCGとセルアニメ部分の違和感について。『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊2.0』で違和感が激しかったのに対し、『イノセンス』はそれほどではない。こちらは同じ対象について、セルアニメとCGが出てくるということがなかったようなので、それであまり違和感を感じなかったのだと思う。
 話のつながりとしては、「再会のときに合言葉にしよう」といった数字が出てきたりとか、バトーが「昔ダイビングが趣味のやつがいて」とかなんとかいうのとか、前作からの引用というかつながりが嬉しい。たぶん最初に観たときには、『GHOST IN THE SHELL』を観てから時間が経っているので、こういう細かいところは気付いてなかったんじゃないかと思う。
 オープニングで、これは最初に観た時に気づいていると思うが、球体人形のオマージュになっているようなところが好き。
 二作続けて観てもうひとつ思ったのは、川井憲次の音楽改めていいなぁと思ったことで、サントラ買おうかと思った。

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記事一覧

読書、飲み。
今日の読書
「四つの嘘」第2話
iPhoneとWILLCOM 03
『スピード・レーサー』
「二十面相の娘」第14話
『カメレオン』
「鉄腕アトム 史上最大のロボットの巻」
新「鉄腕アトム 地上最大のロボットの巻」
諦め人生。
何もなし
『情報は1冊のノートにまとめなさい』
HP 2133 Mini-Note PCを触ってみた
Quinka出演ライヴ@limArt Annex
『崖の上のポニョ』
その後の100円ノート手帳
なにもできない
A6ノートに書かないこと
『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊2.0』
『ノルウェイの森』映画化
7月総括
『イノセンス』


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