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2011年10月前半
飛行機で福岡へ向かう。例によって機内のオーディオ番組で全日空寄席を聴く。今回は、「粗忽の釘」春風亭一之輔と「お菊の皿」立川生志だった。「粗忽の釘」は昔ながらの古典、「お菊の皿」は番町皿屋敷のお菊さんが人気になっていくところが、ちょっと現代風にアレンジされて、広告代理店が目をつけてCMに出るようになる話になっていた。
去年何度も行った料理屋に行くと、今月月末近くに閉店するとのこと。残念だが、まだ商売は続けるらしい。ただ、まだ移転先などは決まっていないらしい。中州ではこの週末「中州祭り」をやっているといって大将が案内してくれる。ちょっと出店が出ていて、女みこしが出ていた。出店で缶ビールを買って、飲みながらぶらぶらする。そしてまた店に戻る。
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博多から新幹線で熊本に行く。駅にショッピングモールに桂花ラーメンが入っているので、東京でも食べられるけど、熊本が本場だったと思ったので入ってみる。
そして、あがた森魚の「いとしの第六惑星」にちなんで、熊本から阿蘇下田まで行く。豊肥本線で、熊本から肥後大津へ。歌詞では立野駅乗り換えだけど、ここでも乗り換え。立野駅で南阿蘇鉄道に乗り換え、阿蘇下田というか「阿蘇下田城ふれあい温泉駅」で降りる。「あとは夜峰の岳」だが、ここで満足して戻る。帰りはトロッコ車両のついた列車がきた。混雑しているので普通の車両に乗る。
豊肥線では、熊本まで戻らずに水前寺で降りて水前寺公園へ行く。水前寺公園を一回りして、夏目漱石第三旧居を見て、路面電車に乗って辛島町へ。
夜はあてもなく適当な店に何軒か入ろうとするが、店に行った時間が遅かったのか、入るところがことごとく一杯では入れない。くまもとお城まつりをやっていてちょうど三連休なので観光客が多かったのかもしれない。こちらは何も調べずに来たので、全くの偶然だったのだけど。郷土料理を出す店で熊本の地酒を三種類、亀萬のにごり原酒、香露の特別純米酒、瑞鷹の純米吟醸 熊本城を飲む。
夜食に赤のれんという熊本ラーメンの店でラーメンを食べる。
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居酒屋のランチで食事。外から見るとパッとしないように見えたのだが、半個室で落ち着いた雰囲気の席になっていた。待っている間、夜のメニューを見てみると、結構よさそうなので今度は夜に食べに来たいと思う。
そして熊本城へ行く。最近だと、エスカレーターやエレベーターが設置されていそうだが、昔ながらの石段を登って行き、本丸の中もひたすら階段を昇る作り。昔のままというのはいいのだが、年寄や足の悪い人には観光は無理だなと思う。
下通りあたりの中心街をぶらぶらしてから、帰りの新幹線のチケットを取りに熊本駅に行き、駅近辺をぶらぶらする。辛島町に戻り昨日の経験踏まえて早めに居酒屋に入る。地酒を飲みながら、魚の活造りや馬刺しを食べる。ここも日本酒の種類はそれなりにあったが、熊本の地酒は少なく、熊本の酒はれいざんの純米吟醸のみ。田酒の純米と獺祭を飲む。
飲んで外に出ると、街中には竹の中にロウソクを立てたものを飾っていた。熊本城までの道のいたるところにこのロウソクがありきれいだった。熊本城の目の前の広いスペースには一面にこの光の筒が並んでいた。奈良と何か協調していたらしくて、奈良からせんとくんが応援に来ていた。
熊本城はライトアップされ、夜の拝観が可能だったので、もう一度入場してライトアップされた熊本城を近くから見て、本丸に再度昇る。
そして熊本から博多へ戻る。博多でまたとんこつラーメンを食べる。
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博多の駅にできたビル内をぶらぶら、本屋めぐりをして立ち読みなどする。昼はラーメンはもういいという気がして、石蔵で鯛めしを食べる。プロントで文章を書くとか。
「いとしの第六惑星」にちなむなら、新幹線に乗って「博多 ヒカリ 最終 レール あとは ネオン トオキョオ」なのだが、ハネダ、モノレール、ネオン、トオキョオで。
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昨日までの宙ぶらりん生活から、新しい仕事が決まる。夜は飲み会。しばらく忙しい日が続く。
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麻布茶房で食事。甘みもの屋だと思っていたら、普通に食事もできる。海老天重を食べる。
この店舗だけかもしれないけれど、店内に昔のスター(石原裕次郎とかそういう)の写真がたくさん飾ってある。
久しぶりに『作家の日記 1』(ドストエフスキー ちくま学芸文庫)を読む。
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夜、銀座通りに長期待機態勢の行列ができていてなんだろうと思うが、アップルストアの前に続いていることに気付く。明日発売のiPhone 4Sの行列だと気付く。アップルストアの前では、テレビカメラが中継していた。
を通ると行列ができていて驚く。
今日も『作家の日記 1』(ドストエフスキー ちくま学芸文庫)を読む。
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徐々に忙しくなるかと思っていたが、いきなり忙しくなる。
朝、いつも通りサンドイッチを作ろうとしたら、ハムを切らしていた。野菜だけのサンドイッチになる。しかし週末までハムを買いに行く時間がない。夜遅く、晩飯に一代元でラーメンと炒飯を食べる。
途中からの再読だが、『作家の日記 1』(ドストエフスキー ちくま学芸文庫)を読了。
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水道局から業者の人が水道メーターの交換に来る。有効期間が8年で、交換時なのだそうだ。
『15分あれば喫茶店(カフェ)に入りなさい。』(齋藤孝 幻冬舎)を読む。
喫茶店に「カフェ」とルビを振っているが、この本では昔ながらの喫茶店に限らず、ドトールやスターバックス、さらにはファミレスも含めて、広い意味で「喫茶店(カフェ)」と呼んでいる。そして、書いてあるのはタイトルにある通り「15分あれば喫茶店に入れ」ということだけなのだが、15分の時間を無駄にしないコツというより、むしろ積極的に15分という細切れ時間を使うという内容で、その点が予想外で面白かった。
内容的には、喫茶店利用の考え方(格好つけて「喫茶店タクティクス」と筆者は読んでいる)が最初の3分の1、残りは喫茶店を活用した人たちの話、喫茶店のタイプの違いによる利用方法のあれこれが、エッセイ風に書かれている。
「喫茶店タクティクス」として七つ道具の紹介として、手帳、ノート等の当り前のものから、ちょっと面白かったのはストップウォッチを入れていた。時間を計って集中して仕事をするというのだ。他に、15分単位でこなせる仕事のストックを準備しておくことが書かれていて、これは当たり前のことだが15分の時間があっても目的がなければ漫然と時間を過ごしてしまう。中途半端な時間を活用するというのは当たり前だが、15分の喫茶店利用を前提に普段から15分単位でできる仕事を作っておくというのは面白い。
特に新しい話はないけれど、この喫茶店を積極利用する方法、あえて喫茶店に入るというところはなるほど納得できるものがあった。
『リーディング3.0』(本田直之 東洋経済新報社)を読む。
『レバレッジ・リーディング』の続編かなと思っていたけど、単に続編というよりは読書の考え方を一段階上の話にもっていっていて、「3.0」とタイトルにつけただけの広がり方をしているなと思った。
前著が「読書というインプットをどう蓄積しアウトプットするか」の話だとしたら、インプット、蓄積、アウトプット、それぞれにクラウドを活用することで、こんな風に変わるという話になっている。若干、iPhoneやエバーノートを絶賛しすぎという気がしないでもないが、それぞれをツールとして活用していることを書いているので納得できる。
著者の読書の仕方が大幅に変わったことは間違いないのだろうけれど、5章の「紙メディア・電子メディアの活用法」のところで「電子と紙の切り分けを忘れてはいけない」とあり、電子で読む本と紙で読む本の切り分けなども書かれていて、電子化された読書体験の部分を強調している本になっているのだとは思う。
『猿の惑星:創世記』をMOVIXさいたまで観る。
想像していたより面白かった。猿の惑星誕生の過程を描くストーリーだが、そんなことで人類は猿にとって変わられてしまうのかと思うとちょっと情けなかった。主人公は完全に猿のシーザーで、人類は基本的に悪者で人類が滅びることが全然悲惨なことには感じられない。その人類が滅びていく過程をラストクレジットのちょっとした記号的表現で示している結末も面白かった。人類が絶滅していくところならそれだけで一本の映画にできるのに、ラストクレジットで終わりというのはやっぱり猿が主人公だからだろうか。
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