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2004年2月前半

2004/02/01

セミナーとQuinkaライヴ

 今日も7時起床でセミナーに行く。毎回毎回同じことを書いているようだが、今日は一つだけ違う。毎週土日を潰していたこのセミナーもめでたくも今日が最終日だったのだ。
 それともうひとつ。いつも一人で受講していたこのセミナーだが、昨日知っている人が出席しているのに気づいて話をして、今日も来ていたので今日は昼も一緒に食べに行く。話を聞くと、彼は毎週土曜のクラスで、11月から足かけ4ヶ月目という長丁場で、いい加減嫌になっている感じだった。出席できない回があり、その代わりに昨日今日とクラス違いの僕と同じクラスに出ていたのだ。
 しかしあいかわらず、辛い一日だった。ただひたすら話を聞いているだけというのも辛いが、彼の出ていたクラスでは次々に指して答えさせる講師がいたとかで、それはそれで別の辛さがある。まだ眠気に耐えているクラスの方がよかったかもしれないと思ったりして。

 講習のあと、渋谷に向かう。今日はQuinka, with a Yawnの『火曜日のボート』(amazon)レコ発記念ライヴがチェルシーホテルであるのだ。18時半ちょうどくらいについたがまだ開場していない。入り口にはあまり人は並んでなくて、あんまり人が来ないのかなぁと思っていたら大間違い、始まるまでにはものすごい量の人になっていた。他にJUN MATSUE GROUPとon button downが出演していたし、全員がQuinka, with a Yawnのファンというわけじゃないんだろうが、最後のQuink, with a Yawnの出番のときの雰囲気とかみてもQuinka目当てで来た人がかなりいるみたいで、一気に人気があがったような気がする。
 いつもは30分のところ、今日は1時間程度の演奏時間で時間的にもタップリ楽しめたけれど、演奏自体もかなりよかった。2回も鳥肌が立ったよ。

 ライヴのあとは速攻で帰宅。さて、明日までにどこまで仕事ができるか。もう眠いんだけどね。

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Quinka, with a Yawn @チェルシーホテル

 渚十吾氏がたぶんQuinkaさんが書いたのであろう散文詩のようなものを朗読する。その朗読に続いて紹介されたバンドが演奏をする。最初にJUN MATSUE GROUP、続いてon button down。2バンドとも良かったが、感想はあとで追加するかもしれないがとりあえず省略。最後の朗読は、「エルトポトポトポトポ…」というもので、これに続いてQuinka, with a Yawnが紹介される。

 メンバーが出てくるがQuinkaは出てこないままインストルメンタルの演奏が始まる。少し遅れてQuinkaは肩掛けキーボードで演奏しながら登場。いつもみたいに「初めまして。Quinka, with a Yawnです」とか言わない。そのままキーボードの前に座ると「やさしい二人」を歌い出す。「こっち向いてよ」というQuinkaの声で演奏が切り替わって、インストルメンタルからそのまま「やさしい二人」に続くのだ。そのまま続けて、三曲歌って初めて挨拶とか話をする。このMCでのQuinkaはいつものQuinka。カッコつけない話し下手なQuinkaで、でもなんだかとてもいきいきしている。

 そしてまた二曲演奏。続けてどんどん演奏していくのはもしかして『火曜日のボート』の曲を全部やってしまうのかと思い始める。そういえばここまで演奏した曲はアルバムの最初の方の曲ばかりだ。がここで、新曲を2曲。「前を向く人」と、もう一曲はタイトルが判らないけれど「プラハの街であなたにメールする」と歌い出す曲。
 「前を向く人」は初めはちょっと前衛っぽいのにサビはすごくポップなメロディに変わる。この変わり方とかとても好きだ。「プラハの街で♪」は初めて聴いたときはものすごく実験的な曲みたいな気がしたのに、この間聴いたときからすごくポップな感じがしている。実験的なのにポップなのかな。詩は結構意味不明だし、不思議な曲だ。

 そして大好きな「くちびるとマーマレード」のあとに、次が最後の曲といって「ラムチェリーコーク」を歌う。今日はたくさん演奏していると思ったのに、もう終わりだ。そんなことを思いながら聴いていたら鳥肌が立ってしまう。すごくいい。

 終わって全員が退場しても客電はつかなくて、拍手が鳴り続いて、メンバーがアンコールに出てくる。もちろん予定のアンコールだったのだけど、Quinkaのライヴでアンコールとか初めてだ。なんだかとても嬉しい。これだけたくさんの曲を一度に聴けるのも初めてだもの。アンコールは、「この曲をやらないとQuinkaは終わらないと秋山くんがいう曲」といって、「ナポリ」。
 これがまたよくって、再び鳥肌が立つ。Quinkaものっているのか、立ち上がって演奏していた。

 これで終わりかと思ったら、最後に朗読を。一冊の本を渚十吾氏と交互に一文ずつ朗読していく。
 これで本当に終わり。とても充実した1時間だった。

演奏した曲目は以下の通り。

インストルメンタル
やさしい二人
サチ子
涙くんさよなら
春夏秋冬
コーヒーブルース
前を向く人
タイトル不明(「プラハの街で〜」)
くちびるとマーマレード
ラムチェリーコーク
ナポリ

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2004/02/03

ユーウツな一年の開始

 今月も順調に月初めから日記さぼってます。

 昨日は、ちょっとした飲み会があって、18時半くらいから飲んだのだけど、いつのまにか22時くらいになっていて、ちょっとした飲み会にしちゃ半端じゃなく飲んだ。家に帰ってきて、メールを書いていたのに途中で寝てしまって、3時頃起きて続きを書いたり、そのあと眠くて仕方がないのをなんとか気力で風呂に入って、寝たというのが昨日の出来事で、日記を書くどころじゃなかったのである。

 今日は、所用でいつもよりゆっくり出かけられるため、7時起床。7時に起きるのがゆっくりなのだから、今いかに遠くまで通っているのかしみじみと感じる。まだこれから一年以上続くんだよなぁ。ユーウツ。

 所用は午前中一杯かかるつもりでいたのだが、思いの外早く終わってしまい、10時にはフリーになっていた。本屋などを覗いたりして、仕事に出かける。本当は一日休みにしたかったのだが、なかなかそうもいかない状況なのである。

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2004/02/05

南浦和で飲んだり、南浦和で飲んだり

 水曜日、南浦和で飲む。22時40分くらいに店に入って、ラストオーダーを訊いたら、45分って。5分しかないじゃないの。飲み物のラストオーダーはまだ時間があるというので、とりあえず食べ物を頼むだけ頼む。ラストオーダーが45分でも閉店は24時とか。

 木曜日、夜は仕事がらみの懇親会で飲んで、またまた南浦和で飲む。昨日は閉店までいて大宮からタクシーになってしまったが、今日はもっと遠くの奴もいたので、少し早めにあがって無事終電で家に帰れる。

 しかしそんな調子なので、昨日、今日と続けて何も書けずじまい。なんだかもう毎日飲んだくれてばかりだ。

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2004/02/10

停滞生活のまとめ日記

 夜中の1時に、ビールを飲みながら、コロッケパンとガーリックトーストとドーナツをかじって、ようやっと空腹が落ち着いたところ。しかしなんて食生活なんだ。

 腹も落ち着いたので、日記の更新でもしようかと書き始めたのだが、驚いたことにもう4日ぶり。明日が祝日でなかったら、今日も日記を書けなかったかもしれない。一体何をしてたんだろう。というわけで、先週の金曜まで記憶を遡ってみる。うまく思い出せるだろうか。

 まずは金曜日、9時から23時まで仕事。仕事場が仕事場なので9時から働くのが既に辛い。いままでより1時間早起きしているもの。どれくらい遠いかというと、そこに仕事に行った某友人が日記に「プチ出張」と書いていたくらい遠い。僕はまいにち出張しているのか。
 などと書いているうちになんでそんな時間まで仕事になったか思い出してきた。作った資料のレビュをしたら、夕方から始めたのにいくらやっても終わらなかったのだった。最後はだんだん気力もなくなってきて、かなり飛ばしたのに23時。そして、日曜日に再度レビュすることにして解散したのだった。

 土曜日は久し振りの休日。先週先々週と続けて土日が講習で、休みがなかったのだ。午後は人が来るのもあって、午前中は部屋の片づけなどをして過ごす。夕方は居間でのんびりしてたらいつの間にか居眠りしてしまう。これといった盛り上がりのない一日。

 日曜日。折角の休日だが、金曜日のレビュ結果を反映して、そのレビュをするということで仕事。昨日、少しは勧める予定だったのだが全然できなかったので、朝少しばかりやってから出かける。レビュをするほど進んでいないので作業をしてから夕方にレビュとなって、結局22時半くらいまで仕事をすることになる。日曜からこんなんじゃ辛い。

 月曜日。またまた夜遅くまで仕事。飲みに行きたい気分だが、南浦和で23時45分。ラストオーダーどころか閉店時間だ。ということで、素直に帰る。

 そして今日も昨日と同じような時間の帰宅。電車の中ではずっと話をしていて本なども読まないし、というか
そもそもこのところ本を持ち歩いていない。家に帰ると、いつの間にか居眠りしているし、というわけで日記が滞っているのはこんな状態だからである。

 なんとかこの停滞した生活から抜け出さなくてはと思う今日この頃。

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2004/02/14

Quinka with a Yawn @ Spuma

 昼頃起きる。食後筧利夫とかベッキーとかものまねの原口が香港に行く番組を漫然と見る。くだらないのだが何となく最後まで見てしまった。

 夜になって出かける。近くの百円ショップによって、電卓とか雑貨をいくつか購入。ずっと買いに行く暇がなかったので。しかし百円ショップってのはすごい。電卓なんか、安くなって1000円くらいで買えてしまうと驚いていたのに、その10分の1の値段ではないか。ほとんど利用したことがなかったが、目から鱗状態。

 それから電器の量販店に行く。というか、さくらや。
 携帯というかDDIポケットのH"をメール放題の契約にしたいので機種変更をしようかと思って行ってみた。Air H"はそこそこ伸びているようだけど、音声用はだめみたいで端末の数も極端に少ない。去年の夏にようやくカメラつきの端末が出たのだが、店の展示もAir H"phoneとその新機種くらいしかおいてない。

 欲しいと思っていたのはだいぶ前にでたpanasonicの機種なのだがウェブで調べてみたら、店頭在庫のみとなっていて、それでも売ってるだろうと思っていたのにさくらや以外にも数軒廻っても店頭になかったのは予想外だった。

 カメラつきの機種でもメール放題には対応しているようなので、カメラなんかいらないのだがそちらにしてみるか検討中。というか、panasonicの機種がなけりゃ選択の余地はないのだが。

 それから渋谷に向かう。Quinka with a Yawnのライヴを聴きに行くためだ。今日は、渋谷のSpumaとかいう店でのDJイヴェントのライヴゲスト。チャージなしでDJをやっていて、21時と23時に2回にわけてライヴがあった。
 チャージなしなので予想はついていたのだが普通にレストラン的な営業をしていて、一人で行ったら2回目のライヴまで手持無沙汰になってしまった。誰か連れて行けば良かった。食事をしようと思っていたので、オムライスを食べ、ビール2杯のあとにグラスワインとおつまみまで頼んでしまう。ビールはギネスを置いていたのでギネスを飲む。
 30分弱のライブを2回、合わせるといつもよりは長めだったかもしれない。いつもの曲の他に、カヴァーといって一曲歌うのを聴けたのがよかった。曲目は言わなかったが、ステージにあまりに近かったので、譜面のタイトルから、カヴァー曲は「WHEN YOU WERE MY BABY」だと知ることができた。検索してみたけど、Magnetic Fieldsのこれの1曲目だろうか? 試聴しようとおもったけどうまくいかない。

 なんだか鼻水が出たり、頭が微妙に痛かったりして、もしかして風邪? 嫌な予感。

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2004/02/16

本屋巡り

 昨日の日曜日は昼頃起きたものの、なんとなく調子が悪くて炬燵に転がっていたら夕方まで居眠りしてしまった。
 炬燵の居眠りが悪かった可能性もあるが、一昨日から鼻水が出たり、頭が痛かったりしたので、昨日から風邪を引いていたのではないかと思う。おかげですっかり予定が狂ってしまった。

 それでも、夕方目を覚ますと、ちょっと遅くなってしまったが出かける。目的は、H”の買い替えである。この間迷っていると書いたカメラつきのものをカタログやH”関連の掲示板の評価とかチェックして、結局購入を決めたのだ。大宮のさくらやに行き、ほぼそのまま購入。機種変更の手続きに40分くらいかかるというので、それから本屋などうろうろする。

 本屋に行ってみて、すごく久しぶりだなぁと思った。どうも最近、日記に書くネタがないと思っていたが、単に映画や本から離れているだけでなくて、本屋からも遠ざかっていたのだと実感する。毎日のようにタクシー帰りだった時期は別として、新宿あたりなら23時までABCが開いているので、毎日でも本屋を覗くことくらいできた。本を買ったり、買わなくとも店で見かけた本の話だけでもネタになったものだが、ここ最果ての地では本屋自体が近くにないため、全然行っていないのだった。

 久しぶりに本屋に行くと、いろいろ欲しい本などが出てきて、こういう刺激がないと読書も始まらないと気づく。そんなわけで、久々に本も買うことにする。未読本は家に積んであるのだが、ここはひとつ勢いをつけて何か読み始める必要があるだろうというわけだ。そこで選んだのが、恩田陸が二冊ほど文庫になっていたのでまずはこの二冊。『ドミノ』の(角川文庫 bk1 / amazon)と『ライオンハート』(新潮文庫 bk1 / amazon)を手に取る。ほかにもいろいろ目に留まったが、森博嗣『女王の百年密室』(新潮文庫 bk1 / amazon)を購入。

 選択がなんだかなぁと思ったのだが、そんな風に思ったのは最近本をあまりに読んでいないからかもしれない。時間を見ると、そろそろ時間がちょうどいいので、さくらやに戻って、新しいH”を受け取って帰る。帰りの電車で早速、『ドミノ』を読み始めるが、最初の当上位人物紹介を読んでなんとなくいやな予感がしてくる。恩田陸ってほぼ外れなくどの作品も好きなのだが、『ロミオとロミオは永遠に』(ハヤカワSFシリーズJコレクション bk1 / amazon)だけはちょっと悪乗りしすぎで好きになれなかった。どうも『ドミノ』にはその『ロミオとロミオは永遠に』の匂いがするのだ。

 ついでに『ライオンハート』の方をパラパラめくってみると、最初に「アメリア・イアハート」の名前があって気になる。アメリア・イアハートって、世界一周飛行に挑戦して行方不明になった女性飛行士なのである。もともとふくやまけいこの『ゼリー・ビーンズ』という漫画の主人公がアメリア・イアハートという女の子だったところから知った人物。そういえば、『アメリア・イヤハート 最後の飛行』(ランドール・ブリンク著 新潮文庫 amazon)とかいうドキュメンタリー本なんかも持っているが、そういえばちゃんと読んでいない。

 と、こんな風に、本屋に40分もいれば日記のネタには困らないのだった。

 家に帰って、夜になればなるほど調子悪くなっていく。鼻水は止まらないし、気分は悪い。21時過ぎにはさっさと布団に入って、夜中におきだして風呂だけ入る。そんなわけで、日記もサボってしまう。

 そして今日。昨日にもまして調子が悪いが出かける。自分では気づかなかったが、目が赤くなっているといわれたので鏡を覗いてみると、左目がはれぼったくて、白目が赤くなっている。なんなんだろう。一日調子が悪い中、もっと調子の悪くなるようなレビュが一日続く。というか、この日記を書いているのは、レビュが3時まで続いてしまって、始発待ちで暇をもてあましているからだったりする。

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