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2004年11月前半
U5さんが以前からスケジルというWeb上の予定管理cgiを作っていて、便利だなぁと思っていたのだが、そう思う人はたくさんいたらしい。そんなわけで、この予定表の仕組みを誰でも使えるように機能を拡張させて、公開することになった。それがblocというシステム。詳しくは、blocのページを見てもらうといい。
僕もデータを登録していて、露地blocっていうのがそれ。ここに入れたデータを3日分表示とかもできちゃうので、ROJIXに取り込むことも検討中。妄想手帖の今週の予定とかは、スケジルが便利だと思って取り入れたので、これをblocに置き換えちゃうとか。そうしたら、データの一元管理ができて便利だと思うのだけれど、妄想手帖の場合うたかたの日々の過去ログのサイドに表示したりもしているので、別個に使うしかないかもしれない。今後検討。
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昼間空調が暑すぎてだんだん気分が悪くなってくる。どうも温度調整が、席の近くの一帯で狂っていたようだ。他は21度に設定されているのに近くのやつだけ27度になっていた。寝不足に加えてこの温度の異常に耐え切れず、夕方はすぐに帰る。とにかく少し休まないことには何もできない気がした。家に帰って仕事をしても金が出るわけではないので、残って働いた方が金銭的には得なのだけど。それなら自宅では休養して明日取り返せばいいのだろうけれど、それができないあたりワーカホリックなんだろうな。
家に帰ってくるのがその日のうちということの方が珍しいのに、今日は23時半就寝。なんだか悪いことをしているみたい。明日は4時に起きるつもり。
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4時起床。まだ外は暗い。4時に寝たり、4時に起きたり、何やっているんだか。昨日できなかった仕事をすっきりした頭で作業。なんと30分くらいで終わってしまう。昨日一日もんもんとしていたのに、こんな簡単に終わってしまうとは。やはり効率っていうのは大事だ。一仕事終えたら入浴、別の仕事に取り掛かろうかと思っていたが、溜め込んだ日記も気になっていてまとめ書き。
外が明るくなってきたら、もの凄い霧がでていて驚いたが、出かける時間になってもまだ霧は残っていた。最近は毎日こうなのか、今日たまたまそうなのか、疑問に思っていたが、今日が特別だったとわかる。
今日の比較的早めに帰宅。22時半くらいには家に着いた。刺身を肴に泡盛をお湯割りで飲む。今日も早めに寝て、明日も仕事の予定。
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6時半起床。午前中はWebを見たり、サイトをいじったり。最近全然追加できていなかった今後の予定を妄想手帖に少し追加した。そして昼少し前に仕事に出かける。
行き帰りの電車で、『クビシメロマンチスト』(西尾維新 講談社ノベルス bk1 / amazon)を読む。9月の半ばに買って、結局まだ読んでなかった。さくさく読んでしまうつもりが、電車に乗ったら眠ってしまって意外と進まない。発売延期になっていたシリーズ完結作の『ネコソギラジカル』は、まだ発売延期のままで、先日届いた講談社のメールマガジン【講談社ミステリーの館】2004年11月号でもまだ発売日未定とのお詫びが載っていた。遅れている間に全作読めるといいんだが。
夜、20時少し前に帰宅。帰り道に沖縄ショップゆいまーるに寄って、泡盛を買って帰る。泡盛のお湯割りを飲んで食事。22時から『明智小五郎の挑戦!からくり人形の美女(吸血鬼より)』を観る。
テレビを観たあと、このところWindowsでUnixコマンドを使いたいと思っていてWebを検索。Microsoftの「Windows Service for UNIX version 3.5」が無償でダウンロード可能だったのでこれを利用することにする。ダウンロードに30分くらいかかるみたいなので、そのままにして仮眠を取ることにする。
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昔、「土曜ワイド劇場」として製作された明智小五郎シリーズの一作。
明智小五郎役を西郷輝彦、美女役に美保純が出ている。今月末に、日本映画専門チャンネルで「24時間まるごと元祖名探偵・明智小五郎」という特集をやるのだが、そんなわけで今月は明智小五郎ものが目白押し。
土曜ワイド劇場は観ていると腹が立つのでほとんど観ていない。明智小五郎シリーズも何度か観たが、そのたびに失望していて、もちろんこの作品も観ていない。しかし、これもこういうものだと思って観ると、意外と楽しめるのかもしれないと思って観てみた。この作品がまともだったのか、土曜ワイド劇場はこういうものだと思えたからなのか、意外と面白く観られた。
とはいっても、明智小五郎の朝食はイギリス風に始まる(ナレーションで説明される)とか、文代が小林文代という弁護士役で出てきたり、冒頭から失笑ものだったけど。
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3時半起床。仮眠のつもりで寝たけれど、気がつけば3時。このまま寝てしまえ!と思うが、「Windows Service for UNIX version 3.5」をダウンロードしたまま寝たのを思い出し、ダウンロードを確認してインストールだけして寝ようかと思って起き出す。
予定通りダウンロードは終わっていた。ダウンロードしたものを解凍するが、解凍だけでもプログレスバーがてくてく歩く感じで時間がかかっている。この分だとインストールも時間がかかるかもしれない。とりあえず、インストールだけ走らせておいて寝ようと思う。
インストールは途中でオプションを選ばなくてはならなかったりして、インストールの注意点を読んだりしているうちにだんだん目が覚めてくる。インストール自体は思っていたほど時間はかからず終わってしまい、となると触ってみたくなる。なかないい感じなのだが、viで日本語ファイルを開いたら文字化けしている。その原因をまたWebで検索して、なんてやっているうちに本格的に目が覚めてしまって、気がつけは朝まで作業していた。
そんなわけで、予定通りというよりは、なりゆきの早起き。しかし3時半起床って、早起きにもほどがある。普段、3時過ぎに寝てるのに。
「Windows Service for UNIX version 3.5」が使えるところまでたどり着いたわけだが、なかなか快適。viで日本語が使えないのが残念だが、テキストのエディッティングはWindowsでやればいいので全然問題はない。なんかいろいろできそうで使うのが楽しみだ。
そうこうするうちに外も明るくなる。朝風呂に入り、朝食を摂り、7時半くらいいつもと同じような時間に出かける。
乗換駅で、向かいの反対方向へ行く電車がなかなか発車しないなぁと思っていたら様子がおかしい。電車の中には人がいなくて、駅員が走り回っている。そのうちに、ホームから駅員数人が降りてきて、電車の下を除いている。すると、僕の目の前の車両の下で炎が見える。消火器をもってやってくる駅員。消火活動。それに消防車のサイレンの音も聞えるが、特に消防士の姿はない。
駅のアナウンスがあって、車両のトラブルで上下線とも運転を見合わせているとの放送。しばらくして、目の前の車両は乗客を乗せずに回送として走り出す。電車が通り過ぎて、向かいのホームが見えると、電車に乗っていた人が降りてホームは人で一杯。音だけ聞えて、姿のなかった消防隊の人たちがたくさんいるのが見えた。
いつもの如く慌しい一日のあと、0時20分くらいに自宅に帰り着く。電車では、『クビシメロマンチスト』(西尾維新 講談社ノベルス bk1 / amazon)を読むがようやく半分くらいまで読み進む。さすがに早起きしすぎで、活字を読んでいるとすぐに眠くなる。
焼酎のお湯割りを飲んで晩飯を食べ、そろそろ2時になる。2時までに寝たいところ。
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6時起床。今日も早起きしようと思っていたのだが目が覚めたら6時だった。寝たのが遅かったのでこんなもんか。いつもの通りの一日。22時半くらいに家に帰る。
ケーブルの番組を調べると、22時から日本映画専門チャンネルで『天国と地獄の美女(パノラマ島奇談より)』(amazon)を放送しているので、観ることにする。
1時頃終了、眠いので2時頃、仮眠のつもりで寝る。3時半に起きて、「攻殻機動隊 SAC」を見るつもり。
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『天国と地獄の美女(パノラマ島奇談より)』(amazon)は、例によって「土曜ワイド劇場」として作られた1982年の作品。明智小五郎は、天知茂が扮している。
正月特番だったらしく、コマーシャルなしで3時間の長さで、第一部、第二部に分かれていた。原作はパノラマ島を夢みる人見広介が学生時代の知り合いで人見と瓜二つの富豪菰田源三郎が死んだことを知り、彼に入れ替わることを思いつくところから始まるのだが、それは第二部に相当する。第一部は、原作にない人見の妻と妻が信仰する新興宗教の教祖が出てきて、人見と菰田が瓜二つであることを知り入れ替わり計画を立てる話になっている。
第一部は原作にない話なのだが、結構この部分の話がよくできていて、原作だと菰田が死んだところから始まるわけだが、テレビ版ではさて入れ替わる計画があと一歩というところで、入れ替わる前に菰田が死んでしまうのだ。それと、この入れ替わりの前のエピソードとして、菰田を誘拐し入れ替わろうとするのだが、その計画が失敗するとともにある致命的な出来事が起こって入れ替わりが不可能になるのだ。もちろんそれでは話にならないので、入れ替わりのためにさらに大きな犠牲を払うことになるのだが、このあたり結構乱歩的だなと思う。
話はもう少し肉付けがあって、菰田の妻が菰田の財産を狙って夫を殺そうとしていると、菰田の妹が思い込んでいたり、その菰田の妹は何者かに殺されるなど原作にない殺人も起こる。原作が「パノラマ島奇談」いうタイトルどおり、人見が菰田に入れ替わるというまるっきり犯罪色がないわけではないが、あくまで奇談という扱いになっているが、原作の本筋はそのまま大きく変えないまま、人見の妻、教祖を登場人物に加えてミステリに仕上げている点は感心した。
「土曜ワイド劇場」の特徴として、意味のないヌードシーンが挿入されるというのが、すごく嫌いな理由の一つだったのだが、この『天国と地獄の美女』は「土曜ワイド劇場」の本領発揮で、「パノラマ島」自体に半裸の女性が踊りまわるなんてシーンがあって、堂々とヌードシーンの連続になっている。加えて、「土曜ワイド劇場」の明智ものの特徴として、「〜の美女」というタイトルにして、美女を事件の中心に持ってくるのだが、その美女役が今回は菰田の妻(叶和貴子)なのだが、なぜかこちらは無意味にシャワーシーンや裸での立ち回りとかあって、叶和貴子がこんなことしちゃっていいんだろうかとか思ったり。
結構えげつなくて、なんだかなぁと思いながらも、乱歩の世界のような気がしてしまう。乱歩のエロティシズムってこんなえげつないものじゃないと思うのだけど、映像にしてしまうとこんなもんなのかもしれない。
不満もたくさんあって、人見と菰田が瓜二つだとわかる理由が、菰田の飼っていたカラスが二人を見間違えるからとか、そのカラスを捕まえるのに捜査一課の警部であろう波越警部が呼ばれたり、それが明智小五郎に話が伝わる結果になるとか、かなりとほほという感じ。物語の嘘とはいえ、くだらなすぎる。
結末は原作通り人間花火であるが、石井輝夫の人間花火と違って、原作の雰囲気に近い綺麗なまとめ方。結論からすると、これはこれでよいのかなぁという感じ。
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4時少し前に目を覚ます。3時半からの「攻殻機動隊 SAC」は既に1話が終わる頃だ。1話だけでも観ようか迷ったが、夜見逃した1話を観るのなら、まとめて観たほうが効率的だと思いそのまま再び寝る。そういう理屈のほかに、単に眠かったのかもしれない。
8時半に目を覚まし、今度は起床。平日と較べてたっぷり眠ったはずだが、意外と眠い。朝食後、Webなど見て廻り、11時から『化粧台の美女(蜘蛛男より)』(amazon)を観る。
朝から眠いとは思っていたが、テレビを見ているうちに極端に眠いので、昼寝をとる。13時に寝て3時間半くらい眠る。夕方は早めに夕食をとり、買い物など。夜、「攻殻機動隊 SAC」を観る。久々に「笑い男」エピソードが出てきた。しかも、次回へ続く終わり方をする。もしかしてそろそろシリーズ完結に向けてのラストスパートなのかもしれないと思ったが、今日の放送が第19話と第20話。全26話なので、あと6話残っている。最終回は27日の土曜日になるので、今月一杯は楽しめるようだ。それとも、楽しみは今月一杯で終わりと思った方がいいのか。
夜、飲みに出かける。終電で帰ろうと思っていたが、店のオーナーが来るという話を聞いたので残ってみる。1時か2時かなり遅い時間に来る。主に常連客と話していたので、少し話しただけだが、まだこの店は実験的な試みで、軌道に乗ってきたようだけれど、このまま続けられるかは様子を見ているらしい。
本来は3時閉店だが、オーナーもいるし遅く来た客もいるせいか4時でもまだ店仕舞いにはならなかったが、4時頃には出て青山ブックセンターに寄る。『蜘蛛男』の原作を買って帰ろうかと思ったのだ。今日観た『化粧台の美女』はあまりに原作と違いすぎるように思ったので、原作をちょっと確認したくなったのだ。
探していると、光文社から出ている文庫版の江戸川乱歩全集が目についた。光文社文庫で乱歩全集を出し始めているのは知っていたが、現物は見ていなかった。初めて手にとって、全巻欲しくなる。乱歩作品って、全集を含めて何度かバラで買っているが、全部は持っていない。こういうのを見てしまうと思わず欲しくなる。発表順に作品を網羅しているというのもいい。
既に持っているものもあるし、一冊に複数作品収められているにしても、値段が高めのような気がする。でも揃えたくなっちゃうなぁ。書痴の心をくすぐる。
バーで話題になっていたラーメン屋一蘭でラーメンを食べて帰る。この店、入り口で食券を買い店内に入ると、店内が一人一人ついたてで仕切られたカウンターで食べるというもの。食べることに集中できる「味集中カウンター」というのだそうだが、なんだか妙な世界。確かにうまかったけど、もの凄くうまいかっていうと微妙だなぁ。味の濃さ、こってり度、にんにく、ねぎ、チャーシュー、秘伝のたれ、麺のかたさを自分の好みで指定できるので、自分好みのものが食べられるというこだわりとか感心するけれど、ラーメンってそこまでするものなのか。
6時半に家について、そのまま昏倒。
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『化粧台の美女(蜘蛛男より)』(amazon)を観る。「土曜ワイド劇場」の1982年の作品で、明智小五郎は、天知茂が扮している。
テレビドラマの「明智小五郎シリーズ」は、例えば『パノラマ島奇談』みたいに、原作に明智小五郎が出てこない作品も明智小五郎ものにしているが、原作の『蜘蛛男』はまさに「蜘蛛男対明智小五郎」という作品である。しかも、乱歩らしい猟奇殺人のオンパレードで、裸婦の石膏像が割れるとひびから血が流れ出して女性の死体に薄く石膏を塗って作った石膏像だったりして、かなり昔に読んだのにこのあたりのイメージは鮮烈に覚えている。
正体を暴かれた蜘蛛男が逃げるためにする行為も鮮烈な印象がある。『天国と地獄の美女』の原作にないオリジナル部分が乱歩的だと評したのも、この蜘蛛男のシーンを思い出したからかもしれない。それと、「明智小五郎シリーズ」は、かならず最後に明智小五郎が変装をべりぺりっ剥ぐのがお決まりのシーンになっているが、明智小五郎が変装を剥いで見せるというのもこの辺になかったかしらと思ったりする。
ちょっと記憶が曖昧だが、『蜘蛛男』のラストにはテレビの明智小五郎もびっくりの変装をといて見せるシーンがあったような気がする。
原作の話をいろいろ書いてしまったのは、『化粧台の美女』があまりに『蜘蛛男』と違う話、全くの別作品のように思ったからだ。最初に書いたように、『蜘蛛男』は原作そのままにドラマ化しても、「明智小五郎シリーズ」のスタイルにマッチした作品になるはずなのに。『蜘蛛男』の詳細は忘れているものの、本筋だけでも全然違うのでほとんどタイトルしか残っていないのではないかという気がして、原作を久々に調べてみると、映画の撮影シーンが原作にもあって、この部分は生かされているようだ。
しかし、それを除くとほとんどオリジナルといっていいようだ。毒蜘蛛による殺人、珍しい昆虫を集めた研究所の男、毒物に詳しい医者、事件の背景にある20年以上前のある事件、乱歩風世界ではあるけれど、それなら全くのオリジナル作品としてしまえばよかったのにと思う。「〜の美女」というシリーズのタイトルにあわせて、脚色するには原作の『蜘蛛男』はそぐわなかったということだろうか。
作品自体は、「土曜ワイド劇場」とは思えないほどミステリとしてまとまっているので、原作『蜘蛛男』と違いすぎることだけが残念。
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14時過ぎ起床。午前中に何度か、目を覚ましているが起きる気になれなかった。やっぱり朝まで飲むと翌日に響く。それでも寝すぎてダメダメだと思ったが、それでも寝ている時間は7時間半で、決して多いわけではない。でも、起きた時点で昼間の半分が終わってしまっているというのは。
朝昼一緒の食事。まだだるくて何かする気にならない。読みかけの『クビシメロマンチスト』(西尾維新 講談社ノベルス bk1 / amazon)を読み、まだ眠い気がするので眠くなるとそのまま眠る。
夕方外出。食事をして、夜ものんびり。『クビシメロマンチスト』を読了。入浴後、日記など書いて、2時就寝。
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戯言シリーズの2作目。一作目で雰囲気をつかんでいるので、特に違和感なく読み始める。一作目で、一見漫画みたいな嘘臭くて、トリックもみえみえの軽いミステリかと見せかけて、後半その予想を裏切る展開にちょっと感心した。そのときに、一作目ならではの仕掛けだと思ったのが、誰が探偵なのかわからないという点だった。
つまり、物語の語り手《ぼく》こと「いっくん」がワトソン君で天才美少女玖渚友が探偵役だろうと思って読んでいたのだ。加えて登場人物紹介に書かれているのに物語にいつになっても登場しない「人類最強の請負人 哀川潤」が空前絶後の名探偵として最後に登場するのかとも思ったりしながら。まあ、ある意味これは非常に正しい読み方で、作者の罠にすっぽり嵌って一番楽しめる読み方ではあるとは思うのだが。
それでわかってはいたはずなのだが、しばらく時間が経っているのもあって、また同じ陥穽に嵌りながら読む。しかも、『クビシメロマンチスト』の副題は「人間失格 零崎人識」で、連続通り魔事件から始まる。わかっているのにだまされるみたいな読み方をしていた。
しかも今回も話は単純で犯人ってこいつだよなぁ、と推理とかいう次元じゃなくて、もう思いっきり明白なのに、次の展開でひっくり返される。ひっくり返されてあれっと思ってしまうところが間抜けなんだが、不思議に思いながら読んでしまう。なんか、テーブルマジックを目の前で見ているようなだまされ方かもしれない。
そんなわけで、面白かった。面白くて切ない。クビシメロマンチストというよりセンチメンタルかもしれない。
[ 『クビシメロマンチスト』(西尾維新 講談社ノベルス bk1 / amazon) ]
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6時起床。6時だとまだ外は暗い。Webにアクセスしたりするうちにだんだん明るくなってくる。いつも通り7時半くらいに出かける。夜、22時半過ぎに帰宅。
持ち帰り仕事を始める前に日記を書く。主に感想部分。どうも日記が遅れがちで、この間まとめて書いたのにまた遅れ始めている。
読書は一時中断していた、『空腹の技法』(ポール・オースター 新潮文庫 bk1 / amazon)を読む。そう、読み終わったのではなくて、中断していたのだ。一体何日かけて読んでいるのか。
しかし、ようやく二部の序文集を読み終えたので、残るはインタビュー集だけである。あとは一気に読み終えられそうだ。
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アスパラさんによれば、うちのサイトは「googleでヒットしたどこかのページに、さてトップからたどろうとしてもどこをどうクリックしてよいのやらわからないページの代表選手。」なのだそうで、そうか、わかりにくいのかと思う。
こういうのは自分ではわからないもので、自分ではちっともわかりにくいとは思っていなかった。メニューは上段にあって、左のサイドバーにはコーナーごとの過去ログなどがあるという構成で統一しているし。
ただ、上のメニューにあるコーナーがことごとく更新停止状態で、どれもこれも中途半端な状態になっている。逆に実験的に始めて、そのまま上段コーナーに入れていないのが「妄想手帖」と「欲望の曖昧な対象」で、「うたかたの日々」と合わせて一番更新していているのにトップページからしか行けない。
その辺がわかりにくいのかなぁと思ったが、「googleでヒットしたどこかのページへの行き方がわからない」というので、ちょっと不思議。cgiとかでなくて、全て静的HTMLになっているので、googleで引っかかればそのページに直接行けるんじゃないだろうか。トップページにリンクされてると過去ログに流れちゃうわけだけど、それもキャッシュで見れば見つかるんじゃないかと思うのだけど、キャッシュも流れたあとなのかな。
だとすれば、やっぱりインデックスを作り、ちゃんと更新することが必要ってことで、ちゃんと更新しなくちゃなぁと思う。
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HMVに注文したNatasha Thomasの『Save Your Kisses』がなかなか届かないので注文状況を確認しようとHMVにアクセスしたら、「お問い合わせいただきました商品は、ただいま、品切れなどの理由により、販売されておりません。ご了承ください。」となっていた。注文状況の方は「お取り寄せ中」で、11月10日出荷予定。まだキャンセルにはなっていないが、どうなんだろう。無事に届くのだろうか。こうなると、なんとしても欲しい。
そんなのもあって、欲望の曖昧な対象にあげていたヴァネッサ・カールトンの『ハーモニウム』を衝動買いというか、amazonに衝動注文。本屋にもなかなか行けないので、西尾維新の『クビツリハイスクール』も注文しておく。どちらも24時間以内に発送とか。
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6時半起床。23時25分帰宅。最近、電力消費量を調べようと、朝起きたとき、家を出るとき、帰ってきたとき、寝るときのタイミングで電気メーターの数字をメモしている。なので、5分単位で起床時間とか出かけた時間とかわかる。だから何なの?といわれても、だから正確な起床時間などを答えられるとしかいえないのだが。
しかし、家にいるかいないか、起きているか寝ているかでこんなに電気の消費量って違うんだなぁと今更ながら驚く。かなり違うよ。
予定通り、『空腹の技法』(ポール・オースター 新潮文庫 bk1 / amazon)読了。やっぱりインタビューは読みやすかった。それに面白い。
ニューヨーク三部作のこととか読んでいると、結構忘れていることに気づかされる。なんとなく読み返したくなった。
amazonに昨日注文した本とCDを配送した由のメールが早くも届く。注文してすぐに届くのはネット通販のいいところだ。ちょっとしたストレス解消になる。こう調子がいいとストレス解消にまたほいほい買ってしまいそうなのが、要注意だ。
さてさて、届くのが楽しみ。HMVの方はどうかなぁ。
3時就寝。
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寝坊して7時15分起床。何もせずにとにかく急ぎ出かける。今日も早く帰れる。忙しさは変わらない。むしろ、今日早く帰ると明日以降厳しくなる可能性も高いのだが。とにかく夜は20時半に帰宅。
読書は、『読書術』(エミール・ファゲ 中公文庫 bk1 / amazon)を読み始める。6月くらいに買ってそのままだった。読書の奥義は「ゆっくり読むこと」ということ。硬い内容かと思ったが、なかなか面白く読める。
amazonからヴァネッサ・カールトンの『ハーモニウム』と『クビツリハイスクール』(西尾維新 講談社ノベルス)が届いていた。
『ハーモニウム』は、「ホワイト・ハウゼズ」しか聴いたことがないが他の曲も結構よかった。まだ通しで2回聴いただけなので、第一印象程度だけど。DVD付だが「ホワイト・ハウゼズ」のPVは収録されていないと書いたが、CD本体の方がエンハンストCDでmpeg形式で収録されていた。収録されていたのはいいが、mpegだと手持ちのDVDプレーヤーで再生できないのが不便。
『読書術』を読み始めたところだが、『クビツリハイスクール』も並行して読み始める。前二作より薄くて、なんだかあっという間に読み終わりそうだ。
0時過ぎに就寝。
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5時半起床。昨夜は0時40分には寝たのでたっぷり4時間50分も寝た。自然に5時半に目を覚ましたのだが、外はまだ真っ暗。ほとんど夜。ちょっとだけ仕事をして、ほんとにちょっとだけで出かける時間に。一仕事するにはもう1時間早起きしたいところ。仕事はともかく、5時半だと早起きしても意外ともの足りない。前に出かけるまでにもの凄くゆとりを感じたのは、出かける支度をするまでに2時間余裕があったときだったっけ。あと30分早く起きるとかなり違うのかも。
そして今日はマルチタスク、超多忙の一日。気がつけば20時を過ぎている始末。そんなわけで早く帰れるわけもなく、家に帰りついたのは1時過ぎだった。
読書は『クビツリハイスクール』(西尾維新 講談社ノベルス bk1 / amazon)。半分くらいまで読む。前二作より軽くて、シチュエーションとノリだけで話が進んでいる感がある。最後にはなんらかのひっくり返しがあることを期待したい。
1時帰宅で、ちょっと寛ぎながら日記を書いて、食事をしたらもう2時半。3時までに風呂に入って寝られるよう頑張るとして、早くも早寝早起き計画は脆くも崩れ去る。
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7時頃起床。昨夜は3時までに寝ようと思って、早く風呂に入らなくちゃと時計を横目に見ながらWebをアクセスしたりしていたのだが、ふと気づくと3時半になっていた。時間を忘れてWebを見ていたのではない。いつの間にか眠っていたのだ。慌てて入浴、結局布団に入ったのが4時。早起きは諦めて、なるべくギリギリまで寝ることにして、7時頃起きる。夜遅く寝ると疲れが取れないのか、いつもだって3時間くらいしか寝ていないのに、なぜか朦朧としてなかなかシャキッと動けない。もそもそとなんとか動いて、7時半過ぎに出かける。朝から信号機故障で電車が遅れている。その分電車で眠った。
昨日も怒涛の一日だったのだが、今日もまた同じような一日。しかも予定していたことが何もできないまま一日が終わるという。さらに昼食後腹が膨れる感じがするなぁと思っていたら鈍痛を感じ始める。久しぶりに胆石の発作。そのあとリフレッシュルームとトイレで痛みに耐える。大体1時間前後で痛みは去るのでひたすら耐えるしかない。今日のは軽くて40分くらいで山を越えたように思う。4月以降、食生活が変わったせいか、ずっとなかったのだが。
読書は『クビツリハイスクール』(西尾維新 講談社ノベルス bk1 / amazon)。佳境に入って、残りを一気に読みたいところだが、明日もあることなので我慢して寝る。
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2時半くらいに寝たが、1時間で起きて、『攻殻機動隊 SAC』を観る。「笑い男」エピソードで話は連続している。主役格の面々にいろいろな危機が訪れる。このまま最終話まで一気に行く雰囲気。テレビを観たあと再び寝る。
10時前に起床。仕事に出かける。電車の中で『クビツリハイスクール』(西尾維新 講談社ノベルス bk1 / amazon)を読む。読了。
仕事は夕方には片付くと思っていたが予想外の展開で、結局23時過ぎまで。終電でギリギリ帰れる時間だったが、せっかくの休日が仕事だけで終わるのは耐えられず、飲みに行く。映画の話、本の話などいろいろ話をして楽しかった。6時半頃帰宅。すぐに寝る。
朝まで飲む場合の飲み方とかもマスターしつつある。今日は朝まで飲んでいてもそれほど眠くないし、辛くない。
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昨夜(といか今朝)は、朝まで飲んでもそれほど堪えないような気がしたのだが、やっぱり午後まで寝てしまう。13時過ぎに起きる。まあ、それでも睡眠時間的には6時間半、特に多くはないか。
午後、徐々に復活。雑用をこなし、夕方は買い物に出かける。去年、コートがあんまりにボロボロになったので捨ててしまい、代わりのコートがなかったので、コートを買いに。真冬向きのオーバーとスプリングコートはあるのだが、その間がないのだ。買い物のあと、夕食を済ませてとりあえず帰宅。荷物を置いてから、もう一度出かける。LUMINEで10%オフなので、本を買いだめしてこようというのが目的。
結局5冊ほど買った。
『キャラクター小説の作り方』(大塚英志 講談社現代新書 bk1 / amazon)
最近講談社現代新書の装丁が変わって、面白いなぁと思って何気なく見ていて見つけた。そういえば、以前、ちゃめさんが紹介していたなぁなどと思い出す。この手の小説なり創作の書き方、文章読本の類は結構面白いと思う。大塚英志のこの本は、タイトルからしてちょっと面白い。キャラクター小説の「作り方」であって、「書き方」ではないのだ。この辺なんとなくこだわりがありそうなので、どんな内容か楽しみで、買って早々パラパラとめくる。
『江戸川乱歩全集 1 屋根裏の散歩者』(江戸川乱歩 光文社文庫 bk1 / amazon)
『江戸川乱歩全集 2 パノラマ島綺譚』(江戸川乱歩 光文社文庫 bk1 / amazon)
この間、本屋で手にとって欲しくなってしまった文庫版乱歩全集。どれから買うか迷って、やっぱり1巻から購入。何冊買うか迷って、やっぱり読める量にとどめる。でも、うっかりしていると手に入らなくなるかもしれないので、どこかで全巻まとめて購入だな。
『サイコロジカル(上・下)』(西尾維新 講談社ノベルス 上・bk1 / amazon 下・bk1 / amazon)
いうまでもなく戯言シリーズ。最近読書が停滞気味だったのが、『クビシメロマンチスト』が加速するきっかけになったような気がするので、一気にこのシリーズを読んでしまおうと思って。
『まぶた』(小川洋子 新潮文庫 bk1 / amazon)
店頭で見かけて、小川洋子の未読本が文庫になってる、と思わず購入したが、よく考えたら私的小川洋子ブームで手に入る小川洋子の作品を買い集めたときに単行本の方を持っていた。そういえば、せっかく単行本で買ったのにま読んでないものがあるのだった。本をまとめ買いしている場合じゃないな。
夜、日本映画専門チャンネルで、柳美里原作の映画『命』(監督篠原哲夫 出演江角マキコ、豊川悦司 amazon)を観る。後半、豊川悦司のやせ具合がすごい。お宮参りのときに柳美里と母親と東由多加で並んで写真に写るシーンがあるが、『魂』の口絵写真にあたるものだった。これと較べると、豊悦じゃ若すぎるなぁと思ったり。豊悦のやせ具合とか、なんか壮絶なのに淡々と撮られていく映像が好感。篠原哲雄って、最初の頃はアート系の映画監督だと思っていたのだが、職人なのかなと最近思っている。
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朝から怒涛の一日。1時半を過ぎてようやく帰れる。久々にタクシーに乗って帰る。2万5千円を超える。距離と金額の割には早く着いて、3時前には家についていた。
ビールと酒の肴で腹を満たして入浴、4時半くらいに寝る。明日は外出で少し遅く出かけられるのが救い。
読書は、『キャラクター小説の作り方』(大塚英志 講談社現代新書 bk1 / amazon)を早速読み始める。なかなか面白い。
『読書術』(エミール・ファゲ 中公文庫 bk1 / amazon)もまだ読み終わっていなくて、両方持って歩いて気分によって読む本を選ぶ。でも、この分だと、『キャラクター小説の作り方』が先に読み終わりそうだ。
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寝たのは遅かったが7時半起床で、3時間寝られた。電車で不足する睡眠を確保。夜はギリギリ終電に乗って、1時15分頃家に着く。ほぼ毎日似たようなことなんだから、こんなこと書かなきゃいいのにね。
読書は引き続き、『キャラクター小説の作り方』(大塚英志 講談社現代新書 bk1 / amazon)を読む。これなかなか面白い。キャラクター小説の書き方のハウツー本でもある一方で、漫画や小説の分析も結構深いものがある。
それと面白いことに、乙一が自分はこの本に書かれているとおりに書いただけなんですとかなんとか言っていた、『ハリウッド脚本術』がネタに使われていた。僕はこの本の面白さは認めても、値段はちょっと高いかなぁと思っていたのだが、講談社現代新書を3冊買う代わりにこの本を買いなさいなんて薦めたりしている。引用されているところを読むと、なるほどと思ったり。
たまたま少し前に読み返していたところなのだが、この本も最初に読んだときよりも奥が深いかもしれないと思っている。
やらなきゃならないことが多々あって、結局3時40分くらいに寝る。
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