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2004年10月後半
昨夜は「攻殻機動隊 SAC」を観て4時半に寝た。9時くらいに起きるが、その前に1時間半寝ているのでたっぷり寝ている。テレビをつけると『大魔神怒る』をやっているので、食事をしながらなんとなく見る。ずいぶん久しぶりに見る。懐かしい。最近はこういうのは地上波では放送していないように思う。
続けて、10時半から豊川悦司が金田一耕助を演じる『八つ墓村』を観る。日本映画専門チャンネルでは、今月の30日に「24時間まるごと金田一耕助〜生涯の10大事件〜」という特集をやる。30日は一日ずっと金田一映画とインタビューなどだけなのだ。30日ずっとテレビの前で金田一耕介に24時間付き合ってられないので、事前に放送されるものをこまめに観ていこうと思っている。
昼を食べ、午後の金田一は『悪霊島』が14時半から。その合間に『アンモナイトのささやきを聞いた』を放送するのでこれも観ることにする。主演がサエキけんぞう。橋本一子が少年時代のサエキけんぞうの母親役で出ていたり、鈴木翁司が出ていたり、鈴木翁司の場合は幻燈で漫画が映されたり、出演者たちだけでも興味深い。夢と現実が混在した、でもほとんど夢の繰り返しみたいな物語でなんだかわからないけど美しいというそんな映画だった。
続いて、『悪霊島』を観る。『悪霊島』は原作も読んでいなければ、映画も観ていなかった。加賀丈史の金田一耕助はそんなに悪くない。でも、歳が若すぎる。それは他のシリーズでもそうなのだけど、結構金田一ものって時代が戦後から1980年代くらいまで続くので、その間に金田一耕助は歳をとっているのだが、映画では歳をとった金田一耕助というのは出てこない。映画でもそういうところを忠実にやってくれたらいいのだが、やはり主人公は若手でないと都合が悪いんだろうな。
夕方から外出。食事などして夜帰宅。自宅で飲んで早めに寝る。
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昨日に引き続き金田一映画『幽霊男』を観ようと思っていたが、起きたのは9時過ぎ。8時半からの放送に間に合わなかった。1954年のモノクロ作品。『幽霊男』が映画になっているとは知らなかった。
午後からは仕事のつもりでいたのだが、昨日一日のんびりしていたにも関わらず、左の肩凝りがよくならず全然出かける気力にならない。結局一日休養で過ごす。
夕方16時半から『獄門島』を観る。『獄門島』はやっぱり面白い。俳句に見立てた殺人の印象が強すぎて、海賊の役回りがなんだったかわからなくなっていたのだが、久々に観て思い出す。結構複雑にいろいろな要素が絡み合ったいたのだと思う。もっと単純な話のような気がしていた。
夜は、通信を始めてはまり込んだきっかけになったニフティのフォーラムが閉鎖するというので、そこへの書込みなど。ごみのような書込みをしようとしたのに、書くことがまとまらずだらだらと書いていたら時間ばかりが過ぎていく。
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6時半起床。いつもより30分ゆっくり出かける。所用で、今日は外出なので余裕ができたのだ。とはいえ、今朝も起きるとまだ肩凝りは酷く、やっぱり風邪なのではないかと思う。仕事は予定通り進み、体調も不調なので夕方そのまま帰宅。帰りの電車でも熟睡する。
夜、夕食など摂りながら、金田一映画『本陣殺人事件』を観る。食事を終えて、テレビの正面に移動して真剣に見始めたつもりが、いつの間にか眠っていて、ふと気づくと探偵だったはずの金田一耕助(中尾彬)が、胸に矢を突き刺されて死んでいた(『悪霊島』)。とほほ。
もう、体力の限界と判断してすぐに寝る。寝汗を大量にかいて、夜中に一度目を覚ます。
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いつものようにでかけいつものように仕事していつものように帰る。
1時過ぎに帰宅。帰りの電車で『骨音 東京ウェストゲートパークV』(石田衣良 文春文庫 bk1 / amazon)を読む。最後の中篇「西口ミッドサマー狂乱」を読み終える。やはり石田衣良の作品は面白い。解説を宮藤官九郎が書いているのだが、この解説も面白い。
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朝起きてまずしたのは、テレビの天気予報の確認とWebの交通情報の確認である。台風の影響で電車が遅れて出かけられなければいいなぁ!!と思ったのだ。もうダメダメ人間だが、自己弁護すると、そういう風に思いたくなるような仕事続きなのである。あとは、仕事をやめてしばらく静かに暮らしたいとか思ってしまって、貯金で何日暮らせるのか計算したりする。うつ病一歩手前みたいな状況だね。ああ、やだやだ。
天気予報も、交通情報も問題ないのでしぶしぶ出かける。自然環境的に台風接近中だが、仕事の現場でも別の意味での台風が接近中。というか上陸。それでも、自然の台風の影響で夕方帰れる。家に帰ると20時半くらい。めずらしく早い帰宅。シーバスをロックでしばらく飲むが、雨もまだそれほどひどくないようなので、日本酒と刺身を買ってきて冷酒で一杯。
いや、一杯じゃない。別に決めというわけではないが、家で飲むときにはニ合飲むのが普通なのだが、勢いあまって今日は四合瓶一本飲む。飲むだけ飲んでさっさと寝れば疲れも取れるだろうか。
今日から『空腹の技法』(ポール・オースター 新潮文庫 bk1 / amazon)を読み始める。最初の方にエッセイがあるのだが、本を題材にしたこのエッセイ、無茶苦茶難しい。というか、題材にされた本を読んでいないと、全くわからない。
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今朝もまた起床後すぐにWebの交通情報を確認した。残念なことに遅れがないようなので普通に出かけるが、乗換駅で遅れが発生しているというアナウンス。急遽、経路を変えて行く。30分近く余計にかかってついた駅ではすでに雨が上がっている。いつもの経路で着たという人は既についていて、経路を変えずに行った方が結果的に早かったのかもしれない。
いつもの如く一日が始まるが、一日の長かったこと。夜、23時半に帰る頃には、今朝あったできごとがまるで昨日のことのように感じられた。帰りの電車で、『空腹の技法』(ポール・オースター 新潮文庫 bk1 / amazon)を読むが、すぐに眠くなる。『空腹の技法』の最初の方はエッセイなのだが、これがさまざまな作家の作品に関するものなのだが、元ネタを読んでいないからなのか、妙に難しく感じる。読んでいるうちに何を読んでいたのかわからなくなってくる。それともオースターのエッセイが難しいのではなくて、自分の集中力が欠けているだけなのか。
1時過ぎ帰宅。ビールとシーバスの水割りを飲んで食事。ふと気づけば3時。
Quinka, with a Yawnのサイトを見に行ったら、「くちびるとマーマレード」がDAMのカラオケに入ったとか。喜ばしいことだ。誰かカラオケに行きましょうよ。
ところで、掲示板に全然返事を書いていなくて申し訳ないです。返信には精神的な体力(?)が必要なので、時間があっても中々書けません。時間にもう少し余裕ができたら返信したいと思っています。
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23時半頃帰宅。秋刀魚の刺身と冷奴をつまみにエビスビールを飲む。0時からの「起動戦士Zガンダム」を観たあと、友人に一通メールを送信。それから部屋に戻って、デスクトップPCを立ち上げる。ニフティにつないでみると、チャットに人がいるので久々に入ってみる。久々に3時までチャットをする。そういや、チャット自体、もの凄く久しぶりだ。一時期、Yahoo!メッセンジャーのチャットを毎晩のようにしていたが、もしかしたらそれもここ一年くらいやっていないかもしれない。
早く寝て、3時過ぎに起きて、「攻殻機動隊 SAC」を観る予定だったのだが、3時まで起きていて眠くてそのまま寝てしまう。明日は仕事に出かける予定なので今週の2話は見そこねてしまうことになるかも。早く帰れるといいのだけど。
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今、ビルの24階にいるのだけど、地震がすごかった。スライド式の書類棚が揺れで動いている。なかなか止まらないし、Webだとテレビみたいに速報が出ないし、一体どうなってるんだと大騒ぎ。
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なんだなんだ、地震3回あったのか? 交通機関動いているんだろうか。帰れるのか?
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あとからWebなどで震源地が新潟とか、新幹線が脱線したとか、いろいろ知る。最近はWebさえあればなんでもわかるような気がしていたが、速報性は弱い。巨大掲示板などを利用すれば口コミでの情報収集はできるけど、やはりこういうときにテレビとかラジオがあると便利。
20時過ぎ、仕事を終えてビルを出る。駅に着いても特にダイヤの乱れはないようだった。この間の地震では電車に乗って一駅走ったところで安全確認のため停止しますとかいって、夜中なのに家に帰るのに45分くらいいつもより余計にかかったので、またそんなはめにならないかと心配だった。
予想通り「攻殻機動隊 SAC」の放送までに帰れなかったので、飲みに出ることにする。移動の電車の中では『ハサミ男』(講談社ノベルス 殊能将之 amazon / 文庫版)を再読。明日、第17回東京国際映画祭で上映されるので、その前にもう一度読み返しておこうかと思って。もっとも、前売券は買えなくて、当日券で観ようと思っているので実際に観られるのかどうかはわからないが。
読み返しながら、映像化は絶対不可能だと思っていたが、意外と可能なんじゃないかと思ったり、いやこのシーンは無理だと思い直したり、どう映画化しているのか想像しながら読む。ただ叙述トリックの大どんでん返しを映画でもやろうとしたら、せっかくのハサミ男側の視点を限定しなくてはならなくて、どんでん返しの意外さはできても、物語として面白みがなくなってしまう気がする。となると、ハサミ男が主人公の物語になるんだろうな。じゃあ、やっぱり映像化は不可能なんじゃないか、ということになるが、あくまで「できるけどしない」が正解だと思う。
とか、まだ観ていないのに語っていてるのおかしいな。観てみたらちゃんと叙述トリックまで組み込んでたらどうするんだ。
でもそれを実現していたとしても、『シックス・センス』の結末のどんでん返しが、驚愕の結末というより、蛇足でしかないと感じてしまうのと同じようなガッカリ感を感じてしまうような気がしてならない。どう映画化されているのかやっぱりすごく観てみたい。
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飲んだ帰りの電車が、地震の影響で遅れていた。夕方は遅れていなかった気がするのにどうしたことか。お陰で家に着いたのはかなり遅かった。ニフティの今度閉鎖するフォーラムに行ってみるとチャット中。もう十分酔っていたが、さらに水割りを作ってチャットに参加する。なんだかんだといって、チャットの場所も移動したりして、4時までチャットしてしまう。明日の東京国際映画祭には行けるんだろうか。
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昨夜はチャットで4時過ぎに寝た。7時過ぎに起床。寝坊しないかと心配だったが、起きたら7時過ぎだったので安心した。今日は、東京国際映画祭に『ハサミ男』を観に行くつもりだったので寝坊するわけにはいかなかった。とはいえ、昨日も書いたけど、当日券が買えるのかどうかがわからない。以前渋谷で開催していたときは、当日券で観たい映画を立ち見でも観たりしたが、全席指定というのが気になる。もしかして、前売りで完売すると当日券がないのか。それって、酷すぎる話だが。
電話をかけて確認するという手もあったが、そんな確認よりも行動ということで、所用を済ませて10時過ぎに出かける。当日券があるなら、10時までに行くのがセオリーなのだが、開場が11時40分だし、そこまで早く行く余裕はなかった。
六本木ヒルズに着いたのは11時半くらい。実はヒルズに来るのは初めてである。案内板を所々で観ながら、ヴァージン東宝シネマを探す。殊能将之の『キマイラの新しい城』で、ヒルズが一部舞台になっているが、そこに出てくる蜘蛛のオブジェなど、現物を観たことのないものを確認しながら、ヒルズの広い敷地をうろうろする。ヴァージン東宝シネマはなかなか見つからず苦労する。案内板がわかりにくいと思うよ。
ようやくヴァージン東宝シネマに着いて、チケット売り場に行ってみると、作品のタイトルとチケットありなしの○×表示が出ている。『ハサミ男』は×印になっている。やはりという気もしたが、「これは当日券も含めてですか」と訊いてみるとそうだという。残念。
わざわざ六本木まで出てきたのだから他の映画を観てもよかったのだが、観たいと思っていたのは『ハサミ男』だったので、他を確認する気にもならず真っ直ぐ帰る。ヒルズ見学もしなかった。ただ、恵比寿での乗り換え時に、恵比寿の駅前と駅ビル内をぶらぶらする。昼過ぎには帰宅。昼飯を摂り、二回目の朝風呂。朝風呂とはいわないか、昼風呂。
そしてニフに繋いでみる。最後なので書き込みが多くなっているのでそのチェックと、自分もゴミのような発言をしようかと思って覗いてみた。すると、常連の二人が書き込みしているので、そこに加わって書き込みをする。ほとんどチャットのような状態で発言を繰り返す。
そうこうするうちに16時になる。夜は、Quinka, with a Yawnの出演するライヴがあるので、ライヴを観に出かける。東京国際映画祭では、竹中直人監督の『さよならCOLOR』が上映予定でこれも観たかったが、前売りはないし、映画は何度でも観られるが、ライヴは一度きりなのでライヴを優先する。
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ライヴから帰ると23時45分くらい。つまみの冷や奴と泡盛のお湯割りだけ用意してニフに繋ぐ。出かける前に書き込みしていた会議室がどうなっているかと思ったのだが、それを確認する以前にチャットにものすごい人数がいることがわかって、チャットに直行する。
1時過ぎまでチャットして、落ちる。土日バタバタと忙しくてできていないが、今日中にやらなくちゃならない仕事があるのだ。しかし、チャットを落ちてから、ログの確認、うたかたの日々などを書いていたら早くも2時半になりそう。間に合うのか。早くやらなくちゃ。
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下北沢のERAに18時少し前に着く。まだ開場はしていなくて、しばらくライヴハウスの周りの店をうろうろして時間を潰す。今日はなんと、6バンドも出演で、しかもQuinka, with a Yawnの出演は最後だった。5バンドの演奏を聴いたらさすがに疲れる。5バンドは別に悪くはないのだが、特別気に入ったバンドとかなかったので、ずっと待っているという感じになってしまった。いろんなバンドを観られるというのは面白いんだけど。エリンバの大橋えりとギターの(ウメジと呼ばれていたが、梅次だろうか?)組み合わせのバンドがちょっと面白かった。
ずっと待ったとはいえ、今日のQuinka, with a Yawnの演奏はどれもとてもよくて、大満足して帰る。「メトロ・パスポート」は久々に聴いたし、「前を向く人」は相変わらず好みだ。まだタイトルのついていないという新曲もよかった。サイトには新曲やれたらやると書いてあったが、その新曲なのだろうか。数回ライヴを聴き逃しているので、前にも演奏している曲なのかわからなかった。シメは最近カラオケに入ったという「くちびるとマーマレード」。いつもよりスローテンポに感じたのだが、そのテンポの違いがすごく新鮮に感じられる。
特に強く印象に残ったのはこれらだけど、他も良かった。全曲とてもよかった。30分という短い時間だけが残念だが、それも短く感じなかったのはやっぱり充実していたのかな。
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6時半起床。6時に目覚ましをかけたはずなのだが、目を覚ましたのは6時半セットの携帯のアラームで。それでも眠くてなかなか起きられない。無理やり起きて、昨夜できなかった仕事を片付ける。30分もするともう出かける時間。朝起きてから風呂に入ったり、Webをアクセスしたりしていたのが嘘のよう。また4時とかせめて5時くらいに起きるようにしたいもんだ。それにはさっさと寝なくちゃ無理だが。
行きの電車ではほとんど昏睡状態のように眠る。一日仕事に追われて、帰りの電車では『空腹の技法』(ポール・オースター 新潮文庫 bk1 / amazon)を読む。だいぶ読みなれてきたが、でもやっぱりこれ難しい。そして題材にあがっている小説などを読んでいないで理解するのはほとんど不可能に近い。読んでいるうちに、字面は追っているのに全く違うことを考えているなんてこともざら。だけど、言葉とか雰囲気がいいんだよな。
1時帰宅。泡盛のお湯割りを飲みながらWebにアクセス、食事をしながらニフのログを確認。それでもう2時半。「起動戦士Zガンダム」を見ながらうたかたの日々を書く。
再びルーチンワークの日々。
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だいぶ疲れが溜まってきたみたいで、昨日ちょっと張り切ったら今朝はダウン。休みを取って午前中は寝て過ごす。午後は14時過ぎくらいから結局自宅で仕事。途中休憩しながらではあるが、なんのことはない、午前3時くらいまで働いていた。
先月、HMVに注文した『Save Your Kisses』 Natasha Thomasの配送予定日が昨日だったのでそろそろ届くかと期待していたら、今日メールで入荷していないため発送が遅れるというメールが届く。キャンセルするか待つか選択するようになっているので、待ちついでだからもう少し待つことにする。
観てみたいと思っていた小嶺麗奈主演のホラーTVドラマ「サイゴノヒツギ」(DVD『サイゴノヒツギ 完全版』は未公開シーンを含む?)をケーブルテレビで放送していたので観る。観ようと思ってチェックしていたはずなのだが、すでに第3回で2回分も見逃していた。ただ、どのくらいのレベルなのか知りたかったので途中からでも見ておこうと思った。TVドラマにしては悪くない。次回以降も観てみようと思う。
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昼間はいつも同様だが、朝から別件の仕事で外出。お陰で戻ってからの仕事が立込む。懸案事項がやっぱりうまくいかなくて困っている。いつもどおり1時過ぎに帰宅。
読書は相変わらず『空腹の技法』(ポール・オースター 新潮文庫 bk1 / amazon)を読んでいる。一部の「エッセイ集」を読み終えて、二部の「序文集」には入る。文章が短めなのと、序文というこれから読む人に向けた文章であるからか、「エッセイ集」より読みやすい気がする。少なくとも頭には入りやすい。この本は三部構成になっていて、残る三部は「インタビュー集」になっている。多分これが一番読みやすいだろう。
この本は頭のストレッチになるような感覚がある。普段使わない脳の筋肉を伸ばし動かしているような気がする。最近、リーダブルなものばかり読みすぎているのかもしれない。もっと、脳の筋肉をほぐしてやらなくてはいけないと思った。
家に帰るとチクマ秀版社に注文してあった『坂口尚作品集 すろををぷッ』の配達があったようで、不在票がポストに入っていた。代引きなので受け取りが必要。週末にでも再配達して貰うことにする。週末が楽しみ。
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昼間は相変わらず慌しい一日。
夜は打合せ。そのあと珍しく飲みに行く。久々に日本酒なども飲んで結構酔う。まだ時間があるのでさらに一人で飲みに行く。1時間のつもりが飲みすぎて終電を逃す。結局明日もあるので、久々に知り合いの個人タクシーを呼んで1時半頃帰る。
例によってビールとおつまみが出てくるがもう飲めない。千鳥屋のかりんとうという、20センチ×5センチくらいの大きさで、薄べったい葉っぱみたいな形をしたかりんとうを貰う。とてもおいしい。
2時半くらいには家に着いただろうか。打合せの後の飲みは私用なので、タクシー代は自腹。こんなことならもう何回か飲めそうだ。
「起動戦士Zガンダム」をソファーで転がって観ていたらいつの間にか撃沈。
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平日なのにソファで目覚めてショック。陽が低くなり、部屋の中まで射すようになったので、明るさもひとしおで、昼くらいまで寝過ごしたかと焦った。今日は朝一からはずせない会議だったのだ。慌てて出かけるも電車に一台乗り遅れる。とほほ。
夜は、比較的早めに帰れて、珍しく22時前に自宅に着く。
「攻殻機動隊 SAC」を観る。いつも金曜深夜というか土曜明け方3時半の回か、日曜の夜の回を観ている。この時間の「攻殻機動隊 SAC」を観られたのは初めてではないだろうか。平日の夜のテレビが見られることに感動を覚える。やっぱり平日だって、たまには早く帰ってきたい。
そのあとチャットしながら、「起動戦士Zガンダム」を観る。なんだかどんどん人が死ぬなぁと思っていたら最終回だった。チャットは、今月末に閉鎖になるニフティのあるフォーラムのチャット。閉鎖前の最後の盛り上がりで、書込みやらチャットやら盛んになっている。
もうフォーラムが閉じる前からほとんどアクセスをしなくなってしまって自分の中では既に終わっていたと思っていたけれど、こうやって毎日のようにアクセスし始めるとやはりなくなるのがさびしい。
そんなのもあって、書き込みも最後に何かやりたいと思い始める。
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閉鎖になるフォーラムへの最後の書き込みで、何をやろうかと考えていて思ったのは、やはり何か話を書きたいということだ。といっても、いまさら本気で書く時間はない。安易にできる自動書記小説を書こうと思い立つ。何も考えず、思いつくままに物語を書こうというわけだ。タイトルは、最後の会議室からイメージがわいたものをつけた。プロットも何もないので、主人公を「僕」にしておく。とりあえず舞台に「僕」を放り込めば、「僕」が勝手に動いてくれるはず。
下書きとか推敲もなし、掲示板に発言するように書き始める。掲示板より厳しいのは、一行書いたら送信してしまうので、一行前も修正できない。いや、もちろん数行書いてから投稿することも可能なのだが、戻れない方が自動書記には向いている。うまくまとまるのか、どんな話になるのかは自分でもわからないという面白さ。
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昨夜は結局4時くらいに寝た。朝起きると、早速郵便局に電話。不在票の入っていた『坂口尚作品集 すろををぷッ』の配達を依頼する。午前中は無理でも午後一に配達してもらえるかと思ったが、午後二のコースとなる。夕方出かける予定があったので、早く届くのを期待。
14時すぐに届く。豪華な装丁、漫画というよりは画集に近いような素晴らしさ。値段はちょっと張ったけれど、これは値段以上の価値がありそう。もったいなくてすぐに見られない。パラパラと少しだけめくって、すぐしまってしまう。届くのを楽しみにしていたけれど、やっぱりゆっくりじっくり見たいので、ドタバタしている中で見る気にならない。とにかく届いたことで幸せになる。久々の小確幸か。
夕方食事などに外出。
夜22時頃帰宅。今日は日本映画チャンネルで、「24時間まるごと金田一耕助 〜生涯の10大事件〜」と銘打って、一日中金田一映画を放送している。というわけで、22時半から、金田一映画『幽霊男』を観る。続いて0時から『悪魔の手毬唄』を鑑賞する。
『悪魔の手毬唄』を観終えてから、ニフティにアクセスしてみると件のフォーラムのチャットにたくさん人が集まっているので加わる。今度は『吸血蛾』を観るので30分程度で名残惜しいと思いながら落ちることを宣言すると、3時近かったのもあってほぼ雪崩れ状態で解散。
『吸血蛾』を観終えて、4時半就寝。かなり眠い。
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『幽霊男』は1954年の映画でモノクロ映画。この映画の金田一耕助は、ダブルのスーツにソフト帽という姿で登場する。原作ではどうだったっけと思い出そうとしてみる。原作では、借り切った保養施設での撮影会の最中に何件目かの殺人事件が起こり、その場を仕切り始めるボーイがいるのだが、それが金田一耕助の扮装だったという現れ方をする。映画の中でも同じシーンで登場するのだが、ボーイの扮装ではなく、このダブルのスーツで写真を撮っているというわけ。
原作では、その後、ボーイ姿で帽子を取ると雀の巣のようなもじゃもじゃ頭が出てきて、髪の毛をかきむしるのだが、映画の方はあくまでダンディでちょっと違う。
ラストには拳銃の打ち合いシーンなんかもある。原作でも拳銃が出てきたような気はするが、こんな銃撃シーンではなかったと思う。ちょっと記憶が曖昧なのだが、だいぶ脚色が入っていると思われる。
だが一番の驚きは、金田一耕助の外見ではない。物語は原作に出てくる事件をなぞっているのだが、そこでの謎解きなどが一切省かれているというのが斬新で驚いた。
この『幽霊男』は結構凝った構成になっていて、いろんなトリックが満載なのだが、そのトリックの解明がほとんどないのだ。誰が犯行を行ったのかはかろうじて説明されるのだが、どうやってやったのかがわからない。小説は読んでいても、犯人が何のためにそれをしたのかわからない出来事などがあって、なんだったっけなどと首をかしげているうちに次の事件へと展開していく。
まあくどくどしい説明を省いて、『幽霊男』の猟奇的でエロティックなエピソードで見せていくというのはある意味潔い。だから、観終わって思ったのは、「うわー、これで終わらせちゃったよ」という一種の感嘆を含む驚きだった。
とはいえ、ミステリとしてはほったらかしの謎解きが気になって、欲求不満が残ってしまう。思わず原作を読み返したくなってしまった。
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横溝正史の金田一耕助ものでは、『獄門島』と『悪魔の手毬唄』がとりわけ好きである。『悪魔の手毬唄』を観たのもずいぶん前なので、久々に観るのはかなり楽しみだった。『悪魔の手毬唄』の映像化といえば、古谷一行が金田一耕助を演じるテレビバージョンがあるが、実は手毬唄の方がメロディとか、手毬唄をつく少女のイメージとかいろんな意味で、テレビ版の方が好きだ。ついでにいうと、金田一耕助も、二枚目過ぎる石坂浩二より、古谷一行の泥臭い感じの方が好きだった。好きだった、と過去形で書いているのは、最近観なおして、石坂浩二の金田一もやっぱりいいなぁと思ったりしているから。趣味嗜好は変わっていくものだ。
それで肝心の本編であるが、金田一耕助は冒頭、事件の起こる前から登場。磯川警部と待ち合わせて、事件の舞台となる鬼首村のひなびた旅館に宿泊している。事件が起こる前から登場するのは珍しいような気がしたが、『獄門島』もそうだったし、『八つ墓村』も『悪霊島』も事前に関連する事件が起きていることもあるが、本編の連続殺人については最初から立ち会っている。考えてみれば、連続殺人事件の舞台に遅れて登場したのでは様にならない。巻き込まれ形の展開になるのは必然なのだった。
それで、印象に残っているあるシーンがかなり冒頭、まだ事件が起こる前に出てきて思ったのは、こんな時点ですでに殺人は計画されていたのかということ。追い詰められた犯人が遂に犯行を決意して……みたいな印象があったのだが。もう一つ、金田一耕助がいることで、犯行をためらうのではなく、逆に利用されてしまうところに金田一さんなめられてるなぁとか思ったり。
『悪魔の手毬唄』もずいぶん前に読んだので読み返したくなった。しばらく前に人にあげちゃっんだよなぁ、あげなければよかった。
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1956年のモノクロ作品。金田一耕助を演じるのは池辺良。この金田一もコートを着て登場、その後もずっとスーツ姿でダンディな探偵。それと拳銃も活躍。この時代のこの手の映画のある種のパターンにのっとっているのかもしれない。
『幽霊男』ほどではないが、こちらも推理とかトリックは二の次で、事件の連続で見せていく。ただ、最後は意外な犯人を提示して終わる分ミステリ映画的ではある。それでもいろんな謎の説明がないまま宙ぶらりんの感はぬぐえない。その反面、こういう映画の作り方を見せられると、トリックの解明などを事細かに説明するのも野暮ったいなぁと思う。
原作との違いについては、原作を読んでいないのでわからない。
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7時半起床。3時間寝ているはずだがもの凄く眠い。挫折しそうになりながら、『病院坂の首縊りの家』を観る。そのあと、やはり3時間睡眠ではちょっと眠いので、仮眠を取って昼過ぎに起きる。朝昼を兼ねた食事を取ってから入浴。
外出までまだ少し時間があるので、今月で閉鎖するフォーラムにオン書きで書いている自動書記小説を書き込む。昨日から一晩置いたことで、なんとなく結末が見えてきた気がした。結末まで書くにはもうちょっと時間が欲しいので夜書くことにして、出かける。そう、今日はそのフォーラムの解散オフを有志でやろうというのだ。時計を見るとちょっと出遅れ気味。15時集合なのに少し遅れそうである。
出る支度をしていて、オフで見せたいログを思い出す。フロッピーディスクに入っているので、探し出してフロッピーの読めるデスクトップを立ち上げなおして読み込んだりとかもたもたしているうちに、結局15時集合なのに家を出たのが15時になってしまった。
16時頃遅れて喫茶店に到着。参加者は聞いていたよりさらに二人増えていた。17時から居酒屋に移って二次会。5時間くらいいたのではないだろうか。長居したので、予想以上に飲んでいたみたい。飲みすぎ。
帰宅後は最後のチャット、そして自動書記小説の最後の部分を書いてアップする。もう一度、ログを落とそうとアクセスすると、ニフティ自体にアクセスできなかった。そういえば、10月末で退会する申請をしたのだった。フォーラム自体は朝の7時に完全凍結するらしい。
そんなわけで、ニフティのメールはもう使えない。あとニフティのHPに置いていた「露地苑」もリンク切れになっている。最近メンテしていなかったので、そのうちに第三版で復活させたい。
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『病院坂の首縊りの家』を観る。
テレビで部分的には見ているが、全編通して観たことはないと思っていたのだが、もしかしたら全編観たことがあるのかもしれない。思っていたより知っているシーンが多いのだ。
しかし、この映画どうもよくない。たとえば冒頭に横溝正史本人が出演するのはファンとしては嬉しいが、どうも役者として出てもらうのは厳しい。たとえば、インタビューなどのドキュメンタリー風にするとかもうちょっとなんとかできなかったのかと思う。さらに写真館に舞台が移ると、草刈正雄がドタバタを演じるのだがこれがまた浮いている。
元々金田一シリーズには要所要所にこういう三枚目キャラが登場する。残酷な連続殺人に加え、過去の忌まわしい出来事など重苦しい話が多いので、あえて入れているのだろう。だがシリーズのお約束になっている加藤武演じる警部の「よしっわかった!」と言って的外れな推理を開陳するのも昔は嫌いだった。ここ続けて、市川崑×石坂浩二の金田一シリーズを観て、これも一つの味だと思えるようになってきたが、今回の草刈正雄はかなり辛い。重苦しいシーンだからこそちょっとした息抜きになるのだが、前半の方で草刈正雄と加藤武が一緒に掛け合い漫才のように話すシーンが出てきてしまうのがなんとも。
後半、ひたすら重いシーンが続くが、そのギャップも大きいような。そして最後、金田一耕助が探偵らしからぬ行動を取り、切なくも哀しい結末を迎えたあと、再び横溝正史が登場するエピローグがついている。
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U5さんが以前からスケジルというWeb上の予定管理cgiを作っていて、便利だなぁと思っていたのだが、そう思う人はたくさんいたらしい。そんなわけで、この予定表の仕組みを誰でも使えるように機能を拡張させて、公開することになった。それがblocというシステム。詳しくは、blocのページを見てもらうといい。
僕もデータを登録していて、露地blocっていうのがそれ。ここに入れたデータを3日分表示とかもできちゃうので、ROJIXに取り込むことも検討中。妄想手帖の今週の予定とかは、スケジルが便利だと思って取り入れたので、これをblocに置き換えちゃうとか。そうしたら、データの一元管理ができて便利だと思うのだけれど、妄想手帖の場合うたかたの日々の過去ログのサイドに表示したりもしているので、別個に使うしかないかもしれない。今後検討。
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昼間空調が暑すぎてだんだん気分が悪くなってくる。どうも温度調整が、席の近くの一帯で狂っていたようだ。他は21度に設定されているのに近くのやつだけ27度になっていた。寝不足に加えてこの温度の異常に耐え切れず、夕方はすぐに帰る。とにかく少し休まないことには何もできない気がした。家に帰って仕事をしても金が出るわけではないので、残って働いた方が金銭的には得なのだけど。それなら自宅では休養して明日取り返せばいいのだろうけれど、それができないあたりワーカホリックなんだろうな。
家に帰ってくるのがその日のうちということの方が珍しいのに、今日は23時半就寝。なんだか悪いことをしているみたい。明日は4時に起きるつもり。
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