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2004年1月前半
昨夜、年越しにかけて久し振りにニフティでチャット。いままでずっと年越しチャットがあったが、ここしばらくチャット自体していないので人が来るかどうか疑問だったが行ってみた。珍しく多人数でのチャットになる。1時間程度話してあっさりと解散する。
そして寝る前に、『鉤』(ドナルド・E・ウェストレイク 文春文庫 bk1 / amazon)を読了。なかなか面白かった。展開がよめなかったのだが、そういう終わり方をするかと思う。ちょっと短編小説的な終わり方という気がした。あるいはハイスミスなんかのサスペンスもののような終わり方というか。殺人事件があって犯人が捕まるという、単純な図式ではなくて、しかしいろんなエピソードがその犯人逮捕への伏線になっているかと思えるのだが、全く意表をついた結末に持ってかれた感じがして、ちょっと拍子抜けする。酷いいい方をしてしまうと、800ページの結構ボリュームある小説を半分の400ページで打ち切りにして結末をつけたという気がしないでもない。
さらに400ページはまだ途中で、1200ページ上・中・下三巻本の上巻まで読んだという気がしないでもない。なんとなく、そういう不満を感じてしまうのは、やっぱり結末が唐突なのかな。
この前の作品『斧』(ドナルド・E・ウェストレイク 文春文庫 bk1 / amazon)は「このミステリーがすごい! 2002年版」で4位だったらしいので、そっちを読めばよかったかも。
一夜明けて、2004年元日。正月なので朝から起きる。そして朝から酒を飲みながらお節料理と雑煮を食べる。そして当然のごとくいつの間にか居眠りしてしまい、気がつくと昼になっている。これはここ数年同じパターンで、せっかく早起きしたのに意味がないが、お酒を飲んでしまうと耐えられない。
午後から、年末に買ってきた『ファイヤーフォックス』(amazon)を観る。この間書いたけれど、ソ連の最新戦闘機ミグ31通称ファイヤーフォックスを盗み出すという話。
懐かしい。覚えているシーンはところどころなのだが、変装してソ連に入国したり、トイレでの格闘、堂々と格納庫でファイヤーフォックスに乗り込むところとか、例のロシア語で思考しなくちゃならないところと、あと極めつけは「おとぼけ作戦」を覚えていて、懐かしかった。前半はイーストウッドもなにがなんだか訳が分からないままファイヤーフォックスまで辿りつくのだが、暗い画面に話も渋め。何を信じていいのか判らない緊迫感溢れる物語。その計画遂行のために犠牲になっていく人々とかが非情に描かれて渋いけど熱い映画だ。
ところが後半、ファイヤーフォックスを盗み出したあとは、ファイヤー・フォックスによるスターウォーズばりの空中アクション映画に早変わり。逃げるイーストウッドを追いかける辺りが、『レッドオクトーバーを追え!』なんかを思い出したりするが、戦闘機なのでずっと派手。最後のクレジットを見ていて知ったが、これって原作はクレイグ・トーマスだったんだ。
とりあえず、こんな感じで一年が始まる。全然正月的じゃないね。
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正月二日目も昨日と同じ。というか、昨日以下である。昨日はとりあえずDVDを観たが、今日はそれすらもなしでぐうたらと過ごす。
少しやったことといえば、数日前から読んでいた『ハリウッド脚本術 プロになるためのワークショップ101』(ニール・D・ヒックス フィルムアート社 bk1 / amazon)をほぼ読み終えたことくらい。ほぼというのは、最後の方は脚本の売り込み話になるので高速とばし読みのため。一応読了としよう。
この本は前から知っていたのだが、興味を持ったのは乙一が日記を書いていた頃なので結構前の話だ。乙一の日記に、自分はただ単に『ハリウッド脚本術』という本に書かれていることをそのまま実行しただけだと書いていたのである。この本のはずなのだが、いまや乙一の当時の日記は残っていないと思うので記憶に頼っているのだが、確か当時その日記を読んでこの本のことだと思って本屋で立ち読みした記憶があるのであっていると思う。誰か確信ある人は教えてくれると嬉しい。
で、それからだいぶ経つが未だ乙一の小説を読んだことがなくて、ついこの間乙一の小説を読もうと思ったときに思い出したのがこの本のことであった。本当にこの本にあるとおりに実行しただけで乙一小説は生まれるのか(そんなことあるわけない)と思って小説とあわせて読みたくなったのだった。折しもスランプの作家が殺人を犯す『鉤』を読んでいて、そんなことも何かこの本に引き合わせたのかもしれない。
この間ライヴを聴いたたむらぱんの『ひとりあそび』というアルバムを聴く。ずっと、Quinka, with a Yawnしか聴いていなかったので、久々に違う音楽を聴く。ライヴでいいなぁと思ったけれど、やっぱりよかった。
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原題は「SCREENWRITEING 101 − THE ESSENTIAL CRAFT OF FEATURE FILEM WRITING」で、どこにも「ハリウッド」なんて謳っていない。「羊頭狗肉」とかいいたい訳じゃなくて、実際本の最後にはハリウッドに脚本を売り込みに行くところまで書かれているので判りやすくつけたタイトルと言っていいかもしれない。しかしむしろ副題の方がこの本の原題をあらわしていて、訳者あとがきにも書かれているのだが、101というのは、大学の授業では入門講座、基礎講座を意味するので初心者向けのテキストであり、数ページ読めば判るのだが随所に書き込み欄付きの「練習問題」が用意されていて、冒頭でもとにかくその練習問題に答えてどんどん書き込むように言っている。まさに「ワークショップ」になっている。
この本について興味を持ったのは、実は乙一が以前書いていた日記で自分の小説作法について、「自分はただ単に『ハリウッド脚本術』という本に書かれていることをそのまま実行しただけ」というようなことを書いていたのである。その本は、この本のはずなのだが、いまや乙一の当時の日記は残っていないと思うので記憶に頼るしかなくて、実は違ったらどうしようとかちょっと自信がなかったりする。それが事実か否かはともかく、そんな興味で読み始めた本である。
この本の面白いところは、とにかく徹底的に実用的なところである。それでいて、実用書にしては抽象的でもある。脚本の書き方には正解なんてあるはずはなく、しかしそれをプリミティブな要素に落とし込んで、とにかくこう書けというのだが、それは一つのサジェッションでしかない。妙に具体的なのだが、それでいて押しつけがましくない。脚本を一度も書いたことのない者なら、とりあえず、一度はこれに従って何か書いてみようかと思える。書いたことがある者なら、自分の書いた脚本をこのサジェッションに従って見直してみようかと思える。そういう内容である。
もちろん、乙一を引き合いに出すまでもなく、これは脚本だけに通じる話じゃなくて、小説にも使えそうなものだ。後半、脚本の売り込みの話などが出てくる辺り、妙に世俗的でリアルなので、書き方入門としては退屈でも、映画業界的な興味で読むことができる。
脚本術とはなっているが、ちょっと変わった「文章読本」として読める一冊である。ただ、2200円っていうのはちょっと高いかなぁ。文庫になって1000円以下で読めたらいいんだけどね。この本を読んでから、乙一の小説を読んで、彼の小説がこの本のテクニックに則っているのか確認してみたいと思っているのだが、まだ乙一の小説を読んでいない。読んだ結果はまた彼の小説の感想にでも書くことにする。というわけで、この本を読めばあなたも乙一になれる、のかどうかはまたの機会に。(だから、なれないって!)
[ 『ハリウッド脚本術 プロになるためのワークショップ101』(ニール・D・ヒックス フィルムアート社 bk1 / amazon) ]
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今日もまた朝から酒を飲む。しかし、今日は午前中も起きて過ごす。単純な話で、家にいるから寝てしまう。出かけてしまうと用事も済んで、ぐうたらすることもないという一石二鳥、とか偉そうにいう話じゃなくて当たり前なんだろうけど。
午後は、DVDで『A.I.』(amazon)を観る。キューブリックの原案をスピルバーグがどう料理したかを再検証というつもりで観たはずなのだが、オスメント君が切々と訴えるたびに泣かされる。おかしいこんなはずじゃなかったのに。劇場で最初に観たときはもっと醒めた目で見ていた気がするんだけどなぁ。
ちょっと勘違いしていたのは、脚本もキューブリックだと思っていたのだが、キューブリックは企画で、脚本もスピルバーグ自身が書いているのね。脚本の意図と、スピルバーグの演出のズレがこの映画の失敗部分だと思っていたのだが、脚本をスピルバーグ自身が書いているというのは予想外だった。最初に観たときには、人間をよく描きすぎていると思った気がするのだが、今回観ていたらその部分には意外と違和感を感じなかった。
原作は、ブライアン・オールディスの短編小説だが、劇場公開当時文庫になったはずだが買わなかった。今になって読みたいけど、まだ売ってるんだろうか。こういうのは映画化当時にすかさず買っておかなくちゃいけないのに、何やってるんだろう。
夜は、テレビドラマの『古畑任三郎』を観る。犯人は松本幸四郎、そして及川光博が殺され役。舞台は中南米の日本大使館で、旅行に来てパスポートをサルに盗まれた古畑が大使館にやってきて事件に巻き込まれる、というか解決するという話。ふつうに面白かった。よくできてるよなぁ。
その途中、コマーシャルを見ていて驚いた。人が突然さいころのように転がると目の前にある机や人がくっついてどんどん大きな塊になって転がっていくのだ! なんのことはない、プレイステーション用ゲームソフト「塊魂(かたまりだましい)」のCMだったのだが、何をそんなに驚いたかというと、諸星大二郎のデビュー作にして名作の「生物都市」の世界そのものだと思ったからだ。「塊魂」だなんてとんでもない、「生物都市」だよ、これは。
すかさずサイトを探してぐぐってみたが、サイトに載っている内容だとあんまり面白そうじゃない。そんなにちゃんと読んだわけじゃないが。むしろ、このCMだなぁ。「塊魂」のCMをもう一度見たい。諸星大二郎ファンはみんな見るべきだ。
話はまたまた変わって、『幸せになるためのイタリア語講座』という映画の予告編のナレーションを原田知世がやっているというのでサイトで公開中の予告編を見にいく。えー、それだけ。
いろいろやりたいことがあったけど、何もしないまま正月休みは終わってしまいそうだ。9連休もあったはずなのに、休みは明日までか。
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正月気分が少し抜けて、明日からの日常に戻ろうという境界の一日。
何故か突然部屋の片づけなどを始める。大掃除にしてはタイミングが遅すぎるが、大掃除というよりは単に机や本棚にある不要なものを捨てる程度。それでもだいぶすっきりした。困るのが映画や演劇のチラシ。観ているものはともかく、観てないものも捨てがたい。いや、観ていないからこそ、チラシが貴重なすべての情報となってしまう。映画などはDVDが安く買える時代なので、収集癖さえなんとかすれば捨てられる。しかし、この収集癖というのがクセモノで、どれもこれも捨てたくないんだよなぁ。
ということで、早くも書くことがなくなっている。このところ、映画の話とか本の話など、内容はともかく、また書けるようになったと思ったばかりなのに、このざまである。このまま退屈な日記に戻らないよう頑張るのを当面の目標としよう。
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初仕事。夜、印鑑を作りたくて、印鑑を作る店を求めて銀座の街を歩き回る。
最初、伊東屋に行ってみる。大きな文房具屋なら、印鑑を作る店が店舗を置いているんじゃないかという予想のもとに行ったのだが予想通りで印鑑も売っていた。しかし、いかにも印鑑を売りますという店になっているのではなくて、あくまで商品の一つというところが、イメージしていたのと違う。なんとなく印鑑を売っている店って、そこだけ異空間(というと大袈裟だけど)になっていて、宇うちは昔っから印鑑を彫ってるんだ、この印鑑なら運勢開かれるぞ、みたいな頑固そうな親父さんがカウンターの後ろにいそうではないか。その辺の広告にある3本セットで1万円みたいな印鑑とは違うんだぞ、みたいなノリがひしひしと伝わってきそうなものを想像していた。そして、そういう店で買わないと、安っぽいものになっちゃうんじゃないかという心配があったのだ。
で、ショーウィンドウにある印鑑を覗いてみてビックリした。通信販売で3本セットで1万とかいうものもあるくらいなのに、一番安くても1本2万円弱だし、高いものは3万、4万は驚くに値しなくて、7万とか10万とかになってしまう。値段だけは迫力あるが、頑固爺さんがいなくてこんなに高くていいのか、という疑問から銀座の街を印鑑を求めて歩き回ることになる。
実は、一応ネットでも検索をしてみて、有楽町にほにゃらか堂というそれらしい名前の印鑑を売る店があることは確認していて、そこに行ってみた。が、新年早々だからなのか店は開いてなかった。松屋銀座では地下に文房具屋があってやはりここでも同じような迫力ある値段。結局、なんでそんなに高いのか、相場はどんなもんなのか、疑問で一杯になる。店の人に訊けばよかったのかもしれないが、そんなに高いと思っていなかったのでいろいろ訊いて買う羽目になるのも嫌だと思ってそのまま帰ってきた。
もしかしたら驚くほどの値段じゃなかったのかと思って、伊東屋に戻ってみたが、伊東屋はすでに閉店していた。まあ、慌てることもないので、相場がいくらくらいなのか見極めてから購入することにする。
話は変わって、この間観た「古畑任三郎」の話。
あの「古畑任三郎」の裏番組が「ブラックジャックによろしく」だったらしい。テレビの話をしていたら、「ブラックジャックによろしく」の方を観て、「古畑任三郎」の方はビデオに録ったという人がいたので、「あれね、犯人はねぇ…ふふふ」というと、「あー、まだ観てないんです。いわないでください!」と慌てていた。
「あれ、犯人最初に判ってるんですが。」
そんな感じで一週間がスタートした。
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昨日、時間切れになって買えなかった印鑑を購入。今日は、新宿の紀伊国屋書店に行ってみる。もしかして銀座の相場が高いのかもしれないと思い、また本屋なら印鑑を売っている店もあるんじゃないかという推測のもとに紀伊國屋書店新宿本店へ。
予想通り、6階に印章を取り扱っていて、そこで見てみるとやはり値段は高い。これが相場なのかと思ってみていると、店のおばさんが説明してくれる。
印鑑といえば象牙だが、象牙はさすがに高い。オランダ水牛というのがあるが、これの値段の差は模様が少ないものがよい。黒水牛というのが安いのは、元々黒いのでその模様の差というのが見えてこないからみたいだ。本柘は木なので、朱肉の油が染みこんで寿命が短くなりやすいらしい。チタンなんていうのもあるが、水牛や象牙なら欠けることもあるが、チタンの方は一度作ったら壊れない。その代わり水牛や象牙は輪切り状に切ることで別に彫り直すことも可能だとか。
あと、質の高い低いでは、芯持ちかどうか。芯を使っていればやはり欠けにくくなるらしい。
値段の差がどこからくるのかなども判ってきて、なんとなく納得してきたのでここでそのまま購入した。注文して3日でできるとかで、金曜日にはできあがっているらしい。
時間は7時過ぎなので、映画館に行ってみる。ちょうど始まるところだった『ラストサムライ』を観る。もっとへんてこな映画を想像していたが、意外なことに面白かった。
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昨日、一昨年に一緒に仕事をしたのだが、それ以来久しく連絡を取っていなかった人に連絡を取ったのだが、その結果久々に飲みましょうかという話になり、今日はその飲み会。
昨日の今日という突然の話だがさらに2人ほど声をかけて4人で飲む。神田の駅前で待ち合わせ、目の前の居酒屋に入ったのだが、7時から22時過ぎまで飲んでいて一人4千円以下で、恐ろしく安いなぁという感想。料理もそれなりに頼んだし、何より酒も結構飲んだのだが。
仕事の話をちょっとしてあとはざっくばらんに近況報告などをするつもりだったが、最初からずっとざっくばらんで仕事の話はまったくなし。もちろん、話のネタとしては仕事の話なのだが、営業的な話が一切なかったというか。もともとは何か仕事はないかなぁという営業的な目的で会うはずだったんだけどね。まあ、こういう方が楽しくていいのだが。
読書は、『夏と花火と私の死体』(乙一 集英社文庫 bk1 / amazon)を読む。
昨日から読んでいて、導入部の雰囲気から予想外の展開に一気に反転、そのあとはちょっとしたブラックコメディのような展開。というか、この語り自体がブラックなコメディだ。表題作の「夏と花火と私の死体」を読み終えたが、こういう結末かと納得。乙一、結構好きな作家かもしれない。
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昨日に引き続き、『夏と花火と私の死体』(乙一 集英社文庫 bk1 / amazon)を読む。「優子」という短編。これは何となく話の展開の予想はついて、どちらかだろうなと思っていた一方の結末だったが、あれそんな記述がもしかしてあったのかと前のページを捲らせる伏線があって、だからどうというわけではないのだが、そういう細かいところがあるかないかで結構印象が違うもんだ。別にものすごい訳じゃないのに、いいなぁと思ったりする。
他にもいろいろあったと思うけど、日記を溜め込んじゃったのでみんな忘れちゃったよ。昨日のことなんてもう昔のことさ。
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一日休みをとって休養するつもりだったのだが、昨日予想外の展開で仕事に出ることになる。とりあえず、午前中だけはのんびりと過ごす。
午後、バタバタと整理整頓、夕方憂鬱な打ち合わせに出かけ、憂鬱なまま戻る。新宿は紀伊国屋書店に行き、火曜日に注文した印鑑を受け取って、食事をして帰る。
久し振りに早く帰ってきたので溜め込んでいる日記をなんとかしようと思ったが思うように進まない。日記はその日に書かなくちゃいけないんだ。溜めちゃダメ。
土日はセミナーで朝から出かけなくてはならない。憂鬱すぎて、明日Quinka, with a Yawnのライヴがあることをすっかり忘れていた。Quinka, with a Yawnのメール「暮らしのキンカ」が届いて、思い出す。危ないところだった。というわけで、明日は新年最初のライヴ、Quinka, with a Yawnの出演するライブということで、楽しみである。
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休みだというのに7時起きしてセミナー受講のため両国に行く。少しでもゆっくり寝たいところだが、何を間違ったか会場に45分前に着いてしまう。最低10分前に来るようにと言われているので、実質35分前だが、それでも早すぎる。かといって時間をピッタリ合わせたときに限って電車が遅れたりするので仕方ないか。まだ明日を入れて、あと5回土日が両方潰れるっていうのは辛い。今回に限っては月曜日が休みなので救われている。
昼飯を食べた帰り、時間つぶしに遠回りしながら歩いていると、亀戸餃子の両国店を見つける。亀戸餃子は、この間話に聞いたばかりで、メニューは餃子だけで、みんな餃子ばかり5皿も6皿も食べるのだという。餃子がなくなり次第閉店という。そんなわけで気になっていたのだが、この店では餃子以外にラーメンやチャーハンも置いている。明日の昼飯はここにしようと決心する。
夕方17時半にセミナーが終わると、池袋に直行。丸の内線池袋駅の構内で、鉄道遺失物の販売をしていた。人の忘れ物で商売しちゃうってのいうのは元手なしでいいよなぁ。なんとなく眺めてみたら、ウクレレみたいな弦楽器が売られていた。弾ける訳じゃないのに欲しくなったが、1万円以上していたのでやめる。弾けない人が買う値段じゃないよな。2万いくらの品とか書いてあったので半額くらいになっていたみたいだ。
池袋に行ったのは、LIVE INN ROSAで、「UTA TO OTO」というライヴの2日目、「UTA side」をやっているから。目当ては、例によってQuinka, with a Yawnだが、他もちょっと聴いてみたい人ばかり。出演は、出演順に田中亜矢、Quinka, with a Yawn、朝日美穂、HARCO、二階堂和美+イトケン。
最初の田中亜矢はアコギ一本で歌っていたが、声の美しい人。気に入ったので、帰りにCD『朝』(amazon)を買う。Quink, with a Yawnは、ベースとドラムスが加わった、久々のバンド編成で、とてもよかった。朝日美穂は興味があって聴いたことのなかったミュージシャンだが、ちょっと想像と違っていた。HARCOはこの間聴いたばかりだが、結構よかったかも。最後の曲では、キーボードを足で弾いたりして、蹴っ飛ばして倒して終わった。倒さなくてもいいのに。最後は、二階堂和美とイトケン。二階堂和美ってなんか妙な人。イトケンも十分変だった。イトケンは、2/7のライオンメリィユニットにも参加するらしい。
ライヴのあと、Quinka, with a Yawnの2/1の『火曜日のボート』(amazon)レコ発ライヴの前売りを買う。ライブ会場を出ようとしたら、入り口で話している人の中にあがた森魚が! びっくりして挨拶して帰る。
ライヴのあと、昼間の餃子が気になって、ラーメン屋でラーメンと餃子を食べる。土曜だというのになんだか電車が混んでいた。
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今日もセミナー。昼飯には、昨日見つけて今日食べに行こうと心に固く決心していた亀戸餃子に行く。Webで調べると本店では本当に餃子しか売っていない模様。ここではラーメンやチャーハンを置いているので、普通にチャーハンと餃子という取り合わせで注文。餃子はあっさりしていていくらでも食べられそう。なるほど餃子ばかり何皿でも食べられるわけだ。餃子のおかわりをするかどうか迷ったがやめておく。ただでも眠いセミナーで腹一杯昼飯を食べたらどうなるかは見えている。
セミナーのあと、いつもはJRで帰るところ、両国駅が遠いので大江戸線に乗る。セミナーのテキストが無茶苦茶重いのと、今日は寒くてJRまで歩く気力が出なかった。地下に降りて行ってホッとする。1月ってこんなに寒かったっけ?
上野御徒町で降りて、そのあとアメ横を横切って上野駅まで歩く。何のことはない結局外を歩いているのだが、人が多いせいかあまり寒さは感じない。いろいろな安売りを眺めたりしながら上野駅へ。
上野駅構内にある本屋に寄ってなんとなくぶらぶらして、何も買わずに帰る。
セミナーで土日の昼間が潰れてしまって夜しか時間がない。でも夜は夜でのんびりして、ながらでなんとなく「新選組!」や「ロストワールド/ジュラシックパーク」を途中まで見る。
なんだか最近中途半端だなぁ。もっと本の話や映画の話を書きたいのだが、ちょっと最近気になることがあって雑念多し。できれば長い目で見てやってちょうだいね。また本とか映画の感想とかがんがん書くから。そのうち。
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成人の日で祝日。しかしどうもハッピーマンデーだっけ?の成人式とかしっくりこない。成人の日は何か由来があるのか知らないが、普通記念日だと由来があってそれなのに日にちが変わるっていうことに違和感があるんだろう。そんなわけで、街に出て、着物を着ている人を見て、成人の日だったと思い出した。
一日、所用で出かけていて、読書などの話題は全くなし。っていうか、そもそも本を持ち歩いてないよ。いかんなぁ。
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ルーチンワーク的な一日。人生が退屈だ。忙しすぎるのも困ったもんだが、忙しくないのも困ったものだ。とはいえ、やらなくてはならないものもたくさんあるのだが。
昨年からずっと飲みに行こうといいつつ実現できてなかった友人にメール。ほとんどチャットのように素早くメールを交換して、週末飲みに行くことに決定。これが今日、最大の有益なことかもしれない。
帰り、上野の駅構内の本屋をぶらぶらする。特に何か買う予定もなかったのだが、思わずレジに持ち込んでしまうような衝動買いを誘発するような本もない。生活圏が銀座・有楽町・上野という経路になったので、多少変わる。やっぱり新宿、渋谷の方が本屋なども刺激を受ける書店が多いかも。
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珍しく電気屋とかぶらぶらする。DVDシアターシステムとか、最近では結構安い値段で売れているみたいだ。昔はオーディオコンポだったが、今はシアターシステムなのだろうか。オーディオがコンポからミニコンポに変わったように、シアターシステムもオールインワンで揃っている。
テレビも、34型とかかなり大きなものがあるが、ここまで来たらプロジェクターとかで映画館のように映したいなぁと思ったりする。でもそうなるとかなり高いんだろうなぁ。
最近、日記を溜めすぎて、遅れがちになっていたが、なんとか追いつく。ただでもネタ切れのところへきて、何があったか忘れてしまったりしてあまり書くことがなかったが。逆に感想などで書くつもりでさぼっているものがあるけれど。
それらの感想を書くことと、毎日の日記を遅れずに書くよう頑張ります。
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ようやっと追いついた日記を、早くも今日からさぼろうとしてしまった。とにかく一行でいいから書こうと思って書き始める。いっそ、一行日記にしようか。
それで何を書こうといって、書くことが思い浮かばない。日記を溜めすぎて書くことを忘れていたのかと思ったが、実は毎日が空虚な日々だったのかもしれない。にも関わらず、早くも1月は半分終わってしまったことに気づく。一体この半月何をしてきたんだろう。光陰矢の如し、どころじゃない。
そんな感じで、新年明けてからちょっとのんびりムードというか虚ろな感じだったが、どうやら来週にも次の仕事が決まりそうな気配。これも始まったら忙しそうだ。なんだか嫌な予感。
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再び日記をさぼった。久々に激しく飲んで帰って、インターネットには繋いだのだがそのまま寝ていた。夜中に目を覚まして、パソコンの電源を切って寝る。
朝からあちこち移動して、慌ただしい一日だったが、最後は夕方突然打ち合わせの予定が割り込み、元々の予定を月曜に延ばして貰って出かける。17時からの打ち合わせで、精々30分か長くても1時間かと思っていたのだが、20時近くまで続く。
実は20時から大宮で飲む約束をしていた。打ち合わせが30分で終わってしまうと、場所が場所なのでそのまま直帰して19時くらいには大宮に着いてしまって時間を潰さなくちゃならないと思っていたのだが、1時間早く着くどころか1時間遅刻である。
電話して1時間ほど暇を潰して貰う。特急券500円を使って、乗換えも走りながら急いで行ったのだが、結局1時間20分くらい遅刻。それから午前0時半くらいまで飲み続ける。2人で焼酎のボトル1本をあけて、飲まなくなったねぇとか会話。前は1本じゃ足りなかったんじゃないかと。
話は夕方の打ち合わせに戻るが、この打ち合わせで来週からの予定が決まった。月曜から遠くに通わなくてはならない。そしてまた忙しそう。
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