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2009年2月後半
『レボリューショナリー・ロード』を上野東急で観る。
美男美女で送る普通の夫婦の夫婦喧嘩だった。夫婦喧嘩を2時間。何の予備知識もなく観たので知らなかったが、映画紹介では「衝撃の結末」などと紹介されていたそうだ。確かに「衝撃の結末」といえばそうなのかもしれないけど、なんかちょっと違う気がする。この結末があるから、単なる「夫婦喧嘩」で終わらないといえばそうなのだけど。
わかる人にはわかるネタばれになってしまうかもしれないので、この「夫婦喧嘩」の「衝撃の結末」を味わいたい人は以下読み飛ばしてください。この結末を観た時に、僕が思い出したのはつい最近観た『シャッフル』だったりする。そこでアメリカって、もはや夫婦の愛とか信じられなくなったのだろうかと思った。そんなことを考えていたら、もう一本思い出したのが、『P.S.アイ・ラヴ・ユー』である。
夫婦愛を描くとき、それが永遠に続くためには、夫婦のどちらかが死ぬしかない。それくらい夫婦愛というものがもはやアメリカでは信じられないのではないか。『P.S.アイ・ラヴ・ユー』に至っては、既に夫が死んでいるところから話が始まるくらいだ。もっとも『P.S.アイ・ラヴ・ユー』の原作はアイルランド人だけど。
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どうも日々の日記更新が停滞している。そのリハビリにmixiを活用してみることにした。mixiにとりあえずなんでもアップしておく。それをサイト用に編集してアップする。mixiに書くと、コメントも貰えたりするので、そこでのコメントのやりとりなんかも利用すると、少し内容が充実する。
mixiには、mixiにログインして書くこともあるが、ケータイからメールでアップしている方が多い。映画を観たら、その場ですぐにケータイに書いて送信してしまう。分量とか、内容とかあまり意識しない。サクッとアップしてしまう。
このmixiにサクッとアップ、コメントやりとり、編集してサイトにアップというのは、まあまあいい感じである。ただ、サイト更新の方がいまだにちょっと停滞気味。mixiにアップしたものをちょっと手直ししながらアップすればいいだけなのに、それができなかったりする。
最近、HPのミニノートが気になっているが、買っちゃおうかな。ミニノートがあれば、もっとさくさく更新できるような気がする。と思うのは錯覚だろうか。ミニノートだが、月一回飲みに行くのを控えれば、一年で買える。なのに、控えるどころか飲み代が赤字なのがまずは問題。先は遠いぜ…。
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『エレジー』を新宿武蔵野館で観る。
ベン・キングズレー扮する老教授とその学生(ペネロペ・クルス)の30歳違う男女の恋愛を描く。自分の老いなど気にしなかった自信家の教授が若い女性と付き合うことで逆に老いを感じて迷ったり自信を失う姿が哀しい。
老教授が当然続く訳がないと思う関係は当然のように終わりを迎えるが、老教授の続くわけがないという勝手な思い込みが原因ともいえる。結局男って女の気持ちを判らない生き物だなあと思ったので、もしやと思ったらやっぱり監督は女性だった。『死ぬまでにしたい10のこと』のイザベル・コイシェ監督。『死ぬまでにしたい10のこと』は観ていないので、観てみようかなと思った。
原作は、現在「ノーベル賞に一番近い男」と呼ばれているとかいうフィリップ・ロスの短編『ダイング・アニマル』というので、これも読もうと思っている。しかしタイトルがそのままだ。「死にゆく動物」。
あとペネロペ・クルスが美しかった。
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『悲夢』を新宿武蔵野館3で観る。
オダギリジョーの主演する韓国の幻想的な恋愛映画である。オダギリジョー扮する男が夢の中で事故を起こし、そのまま逃げ去ってしまう。目を覚ましたオダギリジョーは、あまりにリアルな夢が気になって現場に向かうが、そこでは実際に見た夢の通りの事故が起こっていた。事故を起こした車をたどって警察は犯人と目される女(イ・ナヨン)を逮捕しようとするが、女は眠っていて出かけてなどいないと犯行を否定する。やがてオダギリジョーが今も好きな別れた恋人の夢を見ると、女は夢遊病で憎しみ嫌う男に会いに行くのだと判る。男の夢の通りに行動する女、この不思議な出来事はやがて悲劇へと向かっていく。
眠ると男は夢を見るし、女は夢遊病で行動を始めるので、二人は必死に眠らないようにしたり、交代で眠るようにするのだけれど、うまくいかずに夢遊病は繰り返される。交代で眠るという手があるのなら眠る時間帯を変えればいいのにとか思ったが、それだと物語にならないのだろう。いや、夢遊病を止めようとする物語にはなるが、二人で眠気を耐え続けるなど、描きたかったことが描けなくなるのだろう。だからリアリティよりもこのシチュエーションを選んだのだろう。
それにしても一風変わっていたのは、オダギリジョーは終始日本語を話していて、他の出演者は全員韓国語を話していてこと。オダギリジョーの日本語を誰かが通訳するとかではなくて、そのまま相手は理解していて、逆にオダギリジョーも韓国語をそのまま普通に聞いている。違う言語ではないように。なるほどそういうのもありなんだと感心した。
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23時半まで仕事。急な締め切りのために遅くまで対応したが結局終わらず、明日も仕事の予定。
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昨日終わらなかった仕事の続き。しかし夕方になっても終わらない。夜は友人たちと飲む約束をしていたので、仕事が終わらないまま切り上げて飲み会へ。ということで明日もまた仕事だ。
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『雷神 -RAIJIN-』を新宿ミラノ2で観る。
スティーブン・セガールが刑事で、ゾディアックみたいな占星術の暗号を残す連続猟奇殺人犯を追う。そこにセガール刑事(役名はジェイコブだけど)が捕まえたもう一人の爆弾やナイフを使う殺人鬼が釈放になりセガール刑事を狙うという話。
だけどそういう話はセガール刑事が活躍するための舞台を用意しているだけでしかなくて、ひたすらセガール刑事が殴る、殴る、撃つ、殴る、殴る、撃つ、殴る、殴る、殴る、という映画だった。
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土日両方出てやっと終わったと思った仕事が、まだ終わらず、やっぱり今日も終電になってしまった。だんだん睡眠不足が溜まりはじめて眠い。
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『スプーク・カントリー』(ウィリアム・ギブスン 早川書房)を読む。物語は2007年という現在で、iPodやワイヤレスLANとかリアルタイムな技術と、現在でもありうるさまざまなガジェットしか出てこない。例えば臨場感アートというヘルメットのような装置を被ってそれを通して現実に重ねて観られるヴァーチャルアートなんかが出てくるが、これなんかも現実にあってもおかしくないと思う。そういう膨大なガジェットが盛り込まれ、密度の高い小説に仕上がっている。そのせいか、物語は単純なシンプルな話なのになかなか読み進まず、読み終わるのにものすごく時間がかかった。相互に関連しない3人の主人公たちの3つの物語が交互に描かれ、やがてその三つが交錯していくという構成も読書スピードを減速させる理由だったかもしれない。
とはいえ、スピード感は感じない代わりに、みっしりと詰まった密度の高いギブソンらしい世界には満足した。
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『7つの贈り物』を上野東急で観る。
ウィル・スミスが救急車を呼び、何があったのか問われると、「自殺者がいるんです」と答える。それは誰なんですかと問われて、「自分です」と答えて嗚咽する、という冒頭のシーンがあって、少し過去に戻る。この場面がクライマックスの場面で、そこに至る出来事が描かれるのだ。
主人公のウィル・スミスが国税の人間としていろんな人の元を訪問したり、時にはコールセンターにかけてクレイマー的な行動をとったりするのだけど、その理由が何故なのかよくわからない。だんだんと物語が進んでいくにつれ、その謎めいた行動の意味がわかっていくのだが、前半は思わせぶりなばっかりでちょっと退屈。最後に判るすべての理由は途中途中でほのめかされたいたことから想像した域を出なかった。
冒頭のシーンに描かれたウィル・スミスの選んだ選択は、なんだかなぁと思ったが、それでもちょっとだけ泣かされた。
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このところ忙しかったので、今日の夜はのんびり過ごす。昨日も映画を観に行ってしまって、疲れが溜まっている。にもかかわらず、懲りずに飲みに行くか誘いをかけたけど、断られてしまったからのんびり過ごすことになったのだけど。
疲れきって眠いのだから早く寝ればいいのだけど、録画して見る暇がなかった今週の「トライアングル」をご飯を食べながら見る。毎回、二転、三転面白い。
ずっと読んでいた『スプーク・カントリー』(ウィリアム・ギブスン 早川書房)をようやく読み終えたので、昨日から『ミレニアム 1 ドラゴン・タトゥーの女 上』を読み始めた。今度は快調、昨日だけで三分の一くらいは読み進む。三日で読めるかなと思ったけど、今日はあまり進んでいない。
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僕のインフルエンザで延期になっていた飲み会があり、今日もまた飲む。18時前から飲み始めて、23時頃まで飲む。飲み過ぎ。
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大学のゼミの教授が退官されるということで、ちょっとした集まりがあった。総勢13人が集まって渋谷のイタリアンで会食。普段会う仲間−−といっても、最近は年に一回も集まれなくなってしまったが−−以外にも久々に会って、半ば同窓会の雰囲気。もしかして大学卒業以来初めて会うんじゃないかという人もいたりして懐かしい。だけど、意外とみんな変わっていなくてちょっと驚いた。いやもちろん変わっているけど、会った瞬間から一週間ぶりに会ったように感じるくらい違和感がなかった。
同窓会とかいうと、楽しい思い出と懐かしさよりも、苦い思い出と気恥ずかしさが先に立って、あまり気が進まなかったが、今回図らずも集まってみたら同窓会みたいなのにやっぱり楽しかった。同窓会も悪くないなと思ったりした。
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読書
06.『生きるコント』(大宮エリー 文藝春秋)
07.『スプーク・カントリー』(ウィリアム・ギブスン 早川書房)
08.『読書は1冊のノートにまとめなさい』(奥野宣之 ナナ・コーポレート・コミュニケーション)
09.『ミレニアム 1 ドラゴン・タトゥーの女 上』(スティーグ・ラーソン 早川書房)
映画(劇場)
12.『シャッフル』
13.『カンナさん大成功です!』
14.『チェ 28歳の革命』
15.『誰も守ってくれない』
16.『007 慰めの報酬』
17.『レボリューショナリー・ロード』
18.『ララピポ』
19.『エレジー』
20.『悲夢』
21.『雷神』
22.『7つの贈り物』
映画(DVD等)
04.『アーサーとミニモイの不思議な国』
テレビドラマ
・「トライアングル」5〜8
・「天地人」4〜5
・「不可能犯罪捜査官キイナ」2〜5
・「刑事コロンボ 二枚のドガの絵」
・「シャーロック・ホームズの冒険≪完全版≫ 悪魔の足」
・「シャーリー・ホームズの冒険」15、16
・「ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ」1〜4
アニメ
・「パワーパフ・ガールズ」17〜18
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10時半頃起きる。だが眠い。一日のんびり過ごして、夜は21時半くらいには寝てしまう。お子様か! そして夜中に目を覚まして結局3時間くらい起きていたけど。
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