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2004年6月後半
「ガンスリンガー・ガール」の1話、2話について再び。しつこいけど。
というのも、kuboshinさんが1話、2話のエピソードと原作の対応を掲示板で教えてくれたので、気づいた点を追記しようと思う。掲示板でkuboshinさんの発言を読んだとき、原作との対比というより単純に構成が変だと思っていたので、それが原作と一致していようがいまいが大して関係はないと思っていた。しかしだいぶ時間が経ってきらふと思ってもう一度その対比を読み返してみた。
原作の他の回のエピソードやもしかしたら別のキャラのエピソードが盛り込まれているかもしれないという指摘に、原作ファンは脚色が気に入らなかったりするんじゃないかな程度に思っていた。しかしよくよく見直すと、結局原作の1話を2回に膨らましているのだが、実は元の1話のエピソードで2話目に流れてしまったのは、ヘンリエッタの病院のシーンと天体観測のシーンだけではないか。
もっとも僕もかなり省略してあらすじを書いているので、kuboshinさんが補足してくれている部分にもちょっとズレがあるかもしれないが。
でもこの大枠の範囲でこれしか差がないとすると、結局1話に収まる話を他の話のエピソードを混ぜて2回分に水増ししだけという気がしてくる。どうしても第1回に原作1話分が収まらないなら、普通はどこかをカットする。どうしてもカットしたくないのであれば、こんな形で2回に水増しするんじゃなくて、時間を5分なり10分なり延長して1話に収めてしまえば良かったんじゃないか。とにかく、1話と2話の繰り返しはしつこいけど納得できない。
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「ガンスリンガー・ガール」第3話はまともな構成だった。(っていうか、まともならわざわざ言わなくていいか。)
例によって、あらすじ。知りたくない人は要注意。
主人公は、リコという少女に変わる。彼女は病気で病院の外に出たことのない生活をしていて、彼女の病気のために両親はいつも言い争いをしていた。病院のすすめで、両親は何枚もの契約書にサインをした。そして彼女は病院を出て、自分の躰を自由に使うことができるようになった。
どうして彼女が自由な躰となったかについては説明されない。ヘンリエッタとの日常のあと、射撃訓練となる。1話にも出ているが、公社には他にも女の子たちがいて、やはり銃を扱っている。ヘンリエッタに対するジョゼのように、彼女ら一人一人に指導する男がついているが、彼らはジョゼより冷たい感じがする。
そしてホテルでの議員暗殺という新たな任務が与えられる。下見にホテルの裏口に行かされたリコはそこでホテルのポーターをしている少年と出会う。人なつっこく話しかける少年にリコは軽い好意を感じているようだった。下見から戻るのが遅かったリコに、担当官のジャンは誰かに遭ったのか尋ね、「もし人に見られたら殺せ」と冷たく言い放つ。
作戦当日、リコはルームサービスのふりをして議員の部屋を訪れる。ドアを開けた秘書を簡単に撃ち殺す。中に入って、バスルームから出てきた議員も簡単にしとめる。しかし、ホテルの部屋から飛び出したとき目の前にいたのは少年だった。リコはこういうときに何を言ったらいいのかと思い悩むが、しなければならないことをふと思い出す。ゆっくりと銃を少年に向けると「ごめんね」とささやいた。
リコが目を覚ます。今日も躰が自由に動くことを確かめてほっとする。
1話、2話と違って構成がどうこうは関係なく、ふつうに物語として楽しむ。リコが任務を果たすシーンでは、何の感情もなく簡単に殺していくところにすごいと感じる。派手なアクションなんかよりずっときつい。だが、その任務を果たすために、ささやかな好意をもった少年をも殺さなくてはならなくなる切なさ、さらにその翌朝その少年に対する感情については何も描かれず、ただ自分の躰が自由であることに安心し喜びを感じているリコに哀しく感じる。
原作ではどうなってるのか気になるが、アニメではリコの暗殺ははっきり描写してみせているが、少年に対しては銃を向けて「ごめんね」と謝るところまでしか描かない。ある意味ずるすぎる気もする。
このあと、他の女の子たちのエピソードが順に続くのだろうか。他にトリエラ、クラエス、アンジェリカという3人の少女たちが出ている。ちなみに、5人の女の子の中では眼鏡をかけたクラエスが気に入っている。
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RIP SLYMEのPV「Dandelion」を観た。宮崎あおいがお父さんと喧嘩して、ふくれっ面で家を出て、ずんずん歩き続けるだけのビデオ。途中、競歩する人の後ろ姿やライオン顔の風船に思わず笑みを漏らすが、それ以外はずっとふくれっ面。そして、最後に迎えにきたお父さんの自転車に乗って笑顔を見せる。なんてことのないストーリーだけど、よい。
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今回の主役はトリエラ。メインストーリーは、クリスマスの少し前、トリエラと彼女の担当官ヒルシャーがナポリに行き元マフィアのマリオを捕まえて保護しようとする話。マリオが隠れ家を求めてやってきた家で、トリエラとヒルシャーはマリオを捕まえる。ヒルシャーはすぐにも公社へ連れて行くというが、マリオはナポリでやり残したことがあるといってちょっとしたすきをみて逃げ出してしまう。トリエラたちからまんまと逃げ出したマリオだが、今度はマフィアの追っ手がマリオを連れ去ろうとする。車に押し込められる目前に、追いかけてきたトリエラがマフィアたちを一瞬にして殺してしまう。トリエラはマリオのやり残したことが何なのかきくが、子どもに直接クリスマスプレゼントを渡すことが彼の望みだと知って、せっかく捕まえたマリオを見逃してしまう。そして、ヒルシャーもまた、二人のやりとりを知りながら黙っていたのだった。
物語は彼女たちの日常から始まる。クリスマスを前にした普通の女の子たちの日常から一転して、男を取り押さえるトリエラのアクションシーンというギャップはいつもの通り。このギャップがやはり魅力だ。男を取り押さえるだけなのが意外だと思っていたら、男が武器を取り出そうとした瞬間、トリエラは容赦なく男を撃ってしまう。「話をきくだけだといったはずだ。なぜ撃った」と問うヒルシャーに、ヒルシャーが危なかったからと答えるトリエラ。そして、自分を思うように扱いたかったら「条件付けすればいい」という。公社にいる女の子たちは「条件付け」という一種のコントロールされているらしいことがさらりと語られたわけだが、それ以上の説明はない。
他にも今回は公社と彼女たちの秘密がさりげなく語られる会話とかエピソードが多かった。
顔色が悪いとヘンリエッタに言われて生理だと答えるトリエラに対し、「私はその部分もなくなっちゃったから、代わってあげたいよ」、「ごめん」という会話。
トリエラに取り押さえられたマリオがトリエラと手錠で繋がれたのに対する疑問に、「義体の噂はきいたことがあるだろう。逃げるのはムダだ」と答えるヒルシャー。
手錠を素手で引きちぎり、腕を撃たれても平気でいるトリエラ。
大体背景は見えてきたけど、その辺をはっきり説明しないあたりが気になるし、面白い。あまり説明されると嘘っぽさがめだってしまうが、説明されないことで逆にリアリティを増しているという感じか。
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ようやっと週末。連日4時に寝て、6時に起きる生活なので、電車でも睡眠をとっているとはいえ、そろそろ疲れ気味。夕方にはあんまり人間らしい機能をしていないので、さっさと仕事を切り上げる。
週末なので、いつものビールではなく、ワインを開けてくつろぐ。さっさと風呂に入ってから、恒例「ガンスリンガー・ガール」を鑑賞。感想を書いているとまた遅くなるので、今日はさっさと寝る。
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今回の話は気になっていたクラエスの話。
クラエスの担当官ラバロは軍警察への復帰を条件に社会福祉公社へとやってきた。社会福祉公社に入るにあたって、ラバロは病院に連れてこられ、ベッドに死体のように眠り続ける一人の少女を「選ぶ」かどうか決めることだった。誰でも同じことだとラバロは答える。ただ彼は眼鏡をかけた写真を見て素材として適切ではないのではないかという疑問を投げかける。だが、それも補正の対象だから問題ないという答えが返ってきた。そして、最初の仕事として彼女に名前をつけるように言われるのだった。
この冒頭のシーンからだけでもガンスリンガー・ガールたちの謎がだいぶ見えてくるが、全体的に彼女たちと担当官との関係がわかるエピソードで面白かった。ラバロとクラエスのエピソードは、どうして今のクラエスになっていったのか−−クラエスが眼鏡をかけ、いつも本を読んでいる理由がわかる。さらに、クラエスは公社の女の子たちの中でも担当官がいなくて、また外での「活動」の代わりに特別な役割を持っていることも語られる。そして、担当官の危機や、担当官がいなくなることで、彼女たちに何が起こるかも重要なエピソードだ。
今までの4エピソードの中では一番、ガンスリンガー・ガールの背景がわかると同時に、彼女たちの置かれた哀しい立場がわかる話だ。ヘンリエッタがクラエスに「さびしくない?」と訊くのに対してのクラエスの答えが特に哀しくてでも好きな場面。
毎回あらすじを書いてもしょうがないし、ガンスリンガー・ガールの背景がわかる部分が多いエピソードなので、あえて省略。
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テレビで音楽番組を流していたら、「コーヒーブルース」が流れ出し、思わずテレビの前に移動する。Quinka, with a YawnのPVが流れたのかと思って見逃すまいとしたのだが、別の人だった。オリジナルは高田渡で、歌詞は男の立場から書かれているが、こちらも女性が歌っている。でも、Quinka, with a Yawnの歌う「コーヒー・ブルース」と比べてあっさりしすぎて物足りない。ファンとして、Quinkaさんの方を贔屓目に見ている分を差し引いたとしても、こちらはちょっとつまらなかった。Quinka, with a YawnのPVかからないかなぁ。
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Angelinaという人の歌う「赤いメロディ」という曲のPVを観た。聴いていて日本語だと思っているのだが、何を歌っているかわからなくてあれっと思ってしまう不思議な歌だった。歌っているAngelinaは目がいっちゃっててヤバイ感じ。検索してみると、『MUSE』というアルバムが近日発売らしい。これは要チェックだ。
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もう一度見たいと思っていた「茶の味」のPVをようやく見ることが出来た。やっぱり「茶の味」という曲はいい。
最近のお気に入りは、スキマスイッチの「ふれて未来を」で、前に気になると書いたが、もはや好きといっていい感じ。
他に最近耳に残っているのは、TiAの「Every time(CCCD)[MAXI]」とかも。
意識してなかったのだが、よくよく過去の日記を読み返したら、前にも「茶の味」とスキマスイッチのことを一緒に書いていた。
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先週同様長時間熟睡。昨夜22時くらいにうとうとはじめてそのまま眠ってしまい、ベッドで少し寝ようと思って移動してからついさっき目を覚ますまでずっと眠り続けていた。時計を見たら13時半。
昨日の夕方と夕食後も、少し飲んで昼寝していたはずなのに。
でも、それだけ寝ても疲れが取れた気がしない。こんな調子で、明日から一週間躰が持つんだろうか。
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何気なくつけたテレビでクイズをやっていた。出演者に普段と感じの違うえなりかずきがいて、ヘアースタイルを変えたのかと思ったら、えなりの弟だった。似てる。
それはどうでもいいのだが、そんな状況を把握している間チャンネルを変えずにいたら、クイズに外れた方の罰ゲームが始まったのだ。
この罰ゲームは「ハニー・フィッシュ」と名付けられていて、刺身にはちみつをつけて食べるというもの。想像するに食べたくないものだが、大した罰でもないように思ったのだが、食べている人たちの反応がその想像の域を越えていた。ほとんど吐きそうなのだ。なんでも口に入れた瞬間はどうということがないのだが、噛みしめると威力が爆発するらしい。その表情の変化とかリアクションを見ていて大笑い。残り何分でもなかったが、その反応を見るために続けて見てしまった。
ハニー・フィッシュ、その威力を確かめてみたい気がする。どんなにすごいんだろう。
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休日だというのに、一日家にいるのもどうかと思い、夕方出かけることにする。というか、近所をぶらぶらするという感じなのだが。まずは近所の沖縄専門店からビックカメラを経由して本屋に行ってみる。
本屋ではいろいろみているうちに、3冊ほど購入した。
『夢野久作 迷宮の住人』(鶴見俊輔 双葉文庫 日本推理作家協会賞受賞作全集63 bk1 / amazon)。この本のことは全く知らなくて、タイトルを見て思わず手に取ったのだが、著者が鶴見俊輔というのがまた意外ですぐに購入を決定した。意外というのは、鶴見俊輔については政治的な印象を持っていたからなのだが、帯によればこの著作はそもそも夢野久作再評価の切っ掛けになったとも書かれていて、要は自分が無知だったということがよくわかった。
2冊目は『読書術』(エミール・ファゲ 中公文庫 bk1 / amazon)。作家や読書家による読書術、文章読本の類はやはり興味がある。巷に溢れるハウツー本どうでもいいが、そうでなければ可能な限り読んでいる。どちらかというと、買ってきて積読の方が多い気がするが。エミール・ファゲという人物は知らないのだが、帯に書かれている「ゆっくり読むこと」と「稀代のモラリストが説いた奥義…。甦る幻の名著」の「ゆっくり読むこと」と「幻の」という言葉に惹かれた。そして何より、シンプルなカバー。「読書術」という幻の名著がこのカバーだと、買わずにいられないでしょう。
3冊目は、『SHIHOスタイル』(中谷彰宏 ヴィレッジブックス+ bk1 / amazon)。モデルのSHIHOって特に好きなモデルというわけではないのだが、何となく印象に残っている。しかも感じがいい。それで、なんとなく平積みされている本を手に取ったのだが、最初数ページにある写真を見て、もっと可愛かったような気がしたけど、こんな感じだったっけと思う。なんとも、すごく普通の女の子のように見える。それで、中をパラパラと見ていると、書いてあることがちょっと面白いというか、前向きでいいなぁと思って購入本に加えた。
家に帰ってから読んでいて気づいたのだが、これって中谷彰宏の著作ではないか。中谷彰宏が、SHIHOにインタビューしてそれを再構成してまとめているといった方がいいだろうか。この中谷彰宏って名前はよく見るが、一体何者なのかわかってなかったのだが、webで少し検索してみたら、人生の成功方式のハウツー本みたいなものをよく書いている人のようだ。なんか、一番嫌いなタイプの書籍を書いている人ではないか。うーむ。
そう知って、最初から読んでみると、まえがきを中谷彰宏が書いている。当たり前だ、自分の著作なんだから。本文は52章からなっているのだが、SHIHOの言葉は「」で括られていて、SHIHOの言葉と地の文の比率は明らかに地の文の方が多いが、地の文でSHIHOの話をまとめている部分もあるので半分はSHIHOの言葉と言ってもいいかもしれない。ただ、そこから何らかの結論へと向けているのは明らかに中谷彰宏の結論で、最後に1行ポイントみたいなものがあるのだ。
「ハッピーでおしゃれな女性になるために@
スタッフが楽しく仕事ができるようにしよう」
うわっ。
「ハッピーでおしゃれな女性になるために」とあるのは、タイトルの副題が「ハッピーでおしゃれな女性になる52の秘訣」とあるからだった。
そもそもタイトルにハウツー本バリバリの副題が付いていることに買う前に気づけよ、と自分に突っ込みをいれたい。
まあ、最後のまとめはともかく、中身はSHIHOにインタビューした内容のようなのでまずは読んでみよう。
その他にもいろいろあったけど、時間がないのでまた次回へ。
しかし、本でもCDでもインターネットで買えたり、在庫を考えたらインターネットの方が便利なくらいで、家に籠もっていても全然困らないと思っていたのだが、ちょっとリアル本屋をぶらぶらしたくらいで書くネタが出てくるのだから不思議だ。いや、不思議でもなんでもないことかもしれない。
とにかくリアルな本屋の方がディスプレイが広い。画面一枚の店頭と実際の本屋の店頭では全然情報量が違うし、そうすれば目に入ってくる情報も自然と多くなる。インターネットは自分で検索しないと広がっていかないから広く浅くという点では間口が狭いんじゃないだろうか。それと、リアル本屋だと立ち読みができるのが大きな違いかもしれない。今日もうひとつ書こうと思ったのは、立ち読みネタなので。
やはり、インターネットを捨てて街に出よう、ってことだろうか。
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日本映画専門チャンネルで伊藤英明、仲間由紀恵主演の映画『LOVE SONG』(監督佐藤信介)を観た。この感想も後ほど。
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日曜に疲れがどっとでてしまったので、昨夜は早く寝ようと思いつつ、結局寝られたのは3時半くらいだった。しかし、蒸し暑いのと、昼間不足していた睡眠を一気にとってしまった(要は寝過ぎの)余波でなかなか寝つけない。4時半くらいまでうとうとしていて眠れなかった気がする。6時に目覚ましが鳴り、全然寝た気がしないのだが起きる。しかし、もう少し寝たいという気持ちで、30分くらいベッドの上で葛藤を繰り返し、6時半に諦めて起きる。結局フルに寝てても3時間、まともに寝られたのは1時間くらいのような気もする。
起きて、だるだるの躰に鞭を打って出かける。まあ、出かけの電車で仮眠できるのがせめてもの救いだ。とにかくこういう生活からは早く抜け出したい。
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ついに完全復活とかいって、順調に更新しているが、反面体力ぼろぼろになり始めた。ばか。
今日も台風の余波で電車のダイヤが乱れて家に着いたら1時。それから、飯、それから「ガンスリンガー・ガール」鑑賞、それから風呂、それから日記といこうとしたらもう3時過ぎている。
連日4時に寝て6時起床、足りない睡眠時間は電車の中で摂る。週も半ばになると朝は起きられず7時半くらいに起きて駅まで走る。金曜日は根性だけで起床、夕方にはふぬけ。土曜はようやく来た休みに一旦は元気になるものの、昼間から居眠りして、日曜日は土曜日の休養で疲れがどっと出て一日寝たきり。というのが、ここしばらくの一週間の生活。
Web上で復活していても、生活の方が全然復活していない。
そんなわけで、昨日の『LOVE SONG』の感想も先延ばし、今日読んだ『SHIHOスタイル』(中谷彰宏 ヴィレッジブックス+ bk1 / amazon)の感想も先延ばし、今日見た「ガンスリンガー・ガール」の感想も先延ばし、とにかく寝る。すでに3時半になろうとしているし。
とりあえず、生活の方も完全復活したいので、ちょっと平日は抑制する。
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ローマを舞台にした公社の対テロリスト工作。ジョゼとヘンリエッタのコンビが活躍する。先週までで登場人物紹介が済んでしまったため、ガンスリンガー・ガールたちの活躍の物語になったわけだが、妙に退屈な気がした。少女たちの暗い過去や苦悩がないとつまらない。
私的な部分を描くエピソードとしては、ローマを舞台にしているということで、ヘンリエッタがオートバイに乗る男女に目を留めたり、ご褒美にジェラードを欲しがったりと、あの映画のオマージュがあるのだが、年齢的に考えるとヘンリエッタにはそぐわない気がしてそれも今ひとつだった。それに公社で映画なんか観ることができるのだろうかなどと思ってしまって。
ヘンリエッタやトリエラの活躍にしても、もっと彼女たちの特性を活かした活躍があるんじゃないかなぁと思ってしまったのだが、求めるものが多すぎるのか。
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朝からWebを巡回していて、『いかレスラー』なる映画の存在を知ってしまった。これって、内容はともかく、タイトルは『えびボクサー』からきてるの確実だと思うんだが、こういうのアリなのか。まあ、世界の中心で、愛を叫んじゃう昨今なのでアリなのか。パロディだったらいいんだけどね。なんか納得できない。
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丹下左膳が映画で復活だと。『丹下左膳 百万両の壷』がそれ。いまどき、人権問題で昔の作品の上映も難しいのかと思ってたので、新作ができるとは思ってなかった。観たい。
しかし主演は豊悦で、出演に麻生久美子の名前とかもあるし、いまどきの若者もターゲットにしてるんだろうか。出来の方が心配。
監督の津田豊滋って何を撮ってる人なんだろう。……といっているより検索した方が早いのでぐぐってみた。『冷静と情熱のあいだ』の人なのか。監督作品は他になくて、『冷静と情熱のあいだ』も「撮影」になってる。さて、どうなんだろう。
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今気づいたが、『丹下左膳 百万両の壷』の脚本・プロデューサーは江戸木純ではないか。期待していいのかも。
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24時半帰宅。いつもより少しは早い。食事をして、「ガンスリンガー・ガール」の前に風呂に入ってしまおうと思っていたが、間に合わず。結局風呂から出たら2時半になっていた。なんとか3時には寝たいところ。とりあえず、今日の疲れは明日に残すな、というのが今週の目標。また週末寝たきりじゃ割が合わない。
今日からサイトの更新はスローペースでいくつもりが、朝からWebをアクセスしてみたり日記を更新したり、昼間も2回ほど更新してしまって、結局夜やらないとその分どこかで補いたくなるみたいだ。昼間の更新はボーっとしているよりずっとましかもしれない。
昨日の「ガンスリンガー・ガール」のメモは昨日の分に追記。大したことは書いていない。ホントにメモだけ。
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今日はフィレンツェを舞台にした作戦。主役はジャンとリコ。今回は暗殺ではなくて、命を狙われている会計士を保護する話で、ジャンとリコは観光客を装い、ターゲットに近づく。美術館を案内してもらったあと、街を歩くうち男たちに囲まれる。そしてリコの活躍。
昨日よりはずっと面白かった。前半の美術館での会話などがよかったのかもしれない。後半のアクションでは、ヘンリエッタがもう撃ってもいいですか、と訊くのがとても状況とそぐわなくて面白い。銃を撃ったりするのとは全く無縁に見える女の子たちが銃を乱射するギャップがこのストーリーの一つの魅力なので、そういう意味で今回のエピソードはいい。
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先週書いてなかったが、ずっと読んでいた小川洋子の『刺繍する少女』(角川文庫 bk1 / amazon)を先週ようやっと読み終えた。昨日の『SHIHOスタイル』(中谷彰宏 ヴィレッジブックス+ bk1 / amazon)も読み終えたので、再び小川洋子の作品から『寡黙な死骸 みだらな弔い』(中公文庫 bk1 / amazon)を読み始めた。
この間まとめ買いしたのがまだ全然読めていない。せっかく最新刊の単行本を買ったのだから、文庫ばかり読んでいないで新刊の方をさっさと読んだ方がいいのだが、荷物の関係でついつい文庫になってしまう。
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自粛するといいつつ、書きすぎ。しかもまた予定を越えて3時半になってる。やばっ。
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ついにバテた。午前中は休養して、午後から仕事。数日前に喉が痛くなって、風邪にやられるとまずいと思って自粛(しようと)してたが、風邪の方は大丈夫だった。昨日も暑苦しいので、窓を開けて寝たいところ、やめておいた。昼飯を食べたらちょっと気持ち悪くなったが、あとは特に普段と変わりなく戻っていく。夜になればなるとほどまた元気になったりして。元気になったというのは錯覚でそこで無理してるからバテるんだろう。
夜は1時過ぎに帰宅。晩飯は帰りにパンを買ってきて、ビールを飲みながら食べる。食事しながら「ガンスリンガー・ガール」を見て、すぐに入浴。
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今まで表舞台にはほとんど出てきていないアンジェリカの生い立ちの話。出てこない理由もわかった。彼女は記憶を無くしているし、義体の調子も良くなくて、<仕事>にならないようだ。彼女の現象は、初期の義体のためなのか、あるいはヘンリエッタたちにも訪れる運命なのかは曖昧にぼかされるのだが、義体の副作用として語られる。義体ではなく、コントロールの方(原作なら薬になるのか?)の副作用のような気がするが。アンジェリカの生い立ちと共に、公社の成り立ちも見えてくる、なかなか面白いエピソードだった。劇中劇というか、物語中御伽噺の「パスタ王子とピッツァ姫」というのもなかなか味がある。
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反省を踏まえて、早寝すべく行動。2時半には日記も更新、無事寝る準備は出来たが…。そのあと持ち帰りの仕事をはじめたら4時半になってしまった。早く寝るどころか遅くなってる。1時間半ほど寝て出かけなければならない。
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1時半まで仕事になってしまい、帰ってきたら3時になってしまった。
タクシー代、2万5千円だし、いいのか。
明日仕事でなけりゃ、始発で帰るとこだったが。
とかいうより、こんなこと書いている場合じゃないか。6時に起きなくちゃならないのに。
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そんなわけで、「ガンスリンガー・ガール」第9話を観られなかった。悔しい。4時半から再放送があるけど、それまで起きてたら寝る時間がない。かといって、1時間だけ眠って目を覚まして、観てからまた寝るみたいな器用なことは出来そうにない。
そこまでして観るものかというと、観てみたいのは事実。
とにかく迷ってないでまずは入浴する。
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風呂から出たけど、もう既に4時。でも3時に帰ってきて、4時に風呂から上がって後は寝るだけってのは非常に高速。やれば出来るじゃん。さて、30分だけ寝て、起きられたら「ガンスリンガー・ガール」を観よう。だめなら、きっと目覚ましが鳴るまで寝て、6時過ぎ起床になるんだろう。
起きられたときの心配は、30分睡眠、4時半起床で、一日過ごすのは明らかに辛そうなので、もちろんもう一度寝る。それで朝起きられるのかということ。なんでも実験君だ。
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昨夜寝た後、無事4時半に起きて「ガンスリンガー・ガール」を見ることが出来たのか、それとも「ガンスリンガー・ガール」の夢を見ていたのか。
目覚ましで6時に目を覚ますまで、夢を見ることもなくぐっすり眠っていたというのが正解。6時に起きて、服を着替えようとするけれど、むちゃくちゃ眠い。2時間しか眠っていないので当たり前だが、ほとんど夢遊病者みたいな状態で、どうにも辛いのでベッドに突っ伏すように倒れると、瞬間的に眠ってしまう。
ハッと気づくと7時半。1時間半ほど眠っていたようだ。で、7時半は有無を言わさず出かけなくてはならない時間なので、着替えて出かける。ものすごく急いで着替えようと思っても、躰が思うように動かない。それでもギリギリ間に合う時間に出かけられた。
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上戸彩の「風」がいい。2回くらいPVで見ただけなのに、コンビニで流れているのを聴いたら、店を出ても頭の中でリピートし続けている。
こういうエスニックな曲調には弱い。他の上戸彩の歌がどんなものなのか知らないけれど、これはいい。
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シチリアに向かう船上のジョゼとヘンリエッタ。「何故、急に休暇をくれたのですか」と訊くヘンリエッタに「このところ随分頑張ってくれたからね」と答えるジョゼ。そして、エルザと担当官のラウーロが一緒に殺されたことを伝える。ヘンリエッタはラウーロの死を聞いて「よかった」という。ラウーロさんも一緒ならエルザも寂しくないだろうというのだ。
舞台はエルザとラウーロの死の真相を巡る巡る話へと変わる。警察の調査を打ち止めて二課が調査に乗り出す。同時に一課も調査を開始する。一課の目的は、二課の失墜を狙ってのことであり、この事件が義体が使えないを示すチャンスではないかと考える。一課のフェルミがこの捜査にあたるのだが。
好きなのはフェルミが義体を試そうと、コインをジャンに投げつけるシーン。それまでぼんやりしていたリコが突然振り向くとジョゼにぶつかる前にコインをキャッチし、フェルミに銃を向ける。「義体を試すのもいいが、公社の人間でなかったら今頃死んでいたぞ」と冷静に言い放つジャン。
真相は口には出されないが、ぼんやりとわかるだけなのと、真相が明らかになって一課の捜査は一応終わるが、フェルミはまだ捜査を続けているまま、今日の回は終わってしまうのでこれは明日に続くのか。昨日観なかった部分も繋がっていたのか、昨日観られなかったのが残念。
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昨夜はビールの代わりに缶チューハイを飲んで、「ガンスリンガー・ガール」を観た後、さっさと寝る。先週、先々週と土日に缶チューハイでぐっすり眠ったので缶チューハイの方が眠るにはいいんじゃないかと思ったのだ。その割に先週のように眠気に襲われないと思ったら、アルコール度数がビールと同じだった。
具体的にいうと飲んでたのは氷結なのだがものによってアルコール度数が違ったのだ。もともと先週なんかも飲んでいるのはシンプルなレモンとかグレープフルーツとかで、昨日は飲んだのはシャルドネとか夏季限定のパイナップル・クーラーとかフルーツ系のもの。店に行ったら種類がいろいろあるので、飲み較べてみようシャルドネとパイナップル・クーラーを買ってきたのだが、フルーツのシリーズの方はアルコール分がビールと同じ5パーセントだった。
いつもの習慣か、5時半くらいには目を覚ますが、たっぷり寝て疲れを取っておきたいと思って二度寝。さらに7時半くらいに目を覚ますがまた寝る。10時すぎに目を覚ましたのでいよいよ起床。
喉が渇くがお茶などの買い置きがなくて、朝からビールを飲む。昼にランチビールとかいって飲んでたりするが、朝から飲むことはほとんどない。なんか堕落してる感じがしていい。(いいのか?)
いつものようにテレビでスペースシャワーTVのSUPERHITS50を流しっぱなしにしてWebにアクセスしたり、掲示板に書き込みしたり。夕方少し眠くなって目がしょぼしょぼしてきたので素直に眠る。2時間も寝ると目を覚ましてしまう。週末しか寝られないのでしっかり寝だめしておきたいが、眠くないのに寝るのはもったいない。眠くなったらそのまま素直に寝る。
夜もWebを見たりテレビを眺めたり、生産性のない一日。夜は平目とホタテで真澄の純米を飲んで、へろへろになったところで寝る。3時くらいに目を覚ましたので風呂に入って日記書き。
3時起床だとちょっと早起きなので、もう一度寝るつもり。早起きさんで1時に起きる人というのもいるけど、その人は8時くらいには寝てるらしいので真似できない。しかし日記を書いていたら5時になってしまったので、6時起きだと1時間くらいしか寝られないか。
うーん、しかしこうやって一日を振り返ってみるとアル中みたいだなぁ。
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二度寝したけど、9時半くらいには起きる。昨日と同じく音楽番組を流しっぱなしにしてWebを見たり、サイトの更新をしたり。昨日の日記は夜中というか明け方に書いたので、日記更新は後回しにして「欲望の曖昧な対象」に最近お気に入りの音楽を追加。
ところで「欲望の曖昧な対象」はどういう基準で書いているかというと、一応欲しいものリストである。絶対買うつもりのものはもちろんだが、欲しいけど買うかどうか迷っているレベルも含めて。ただし、実際に持っていないためにお奨めといっていいかについてはいえないものも含んでいる。
でも、ここに書いたものは基本的には(金の続く限り)買うつもりでいる、それくらい気に入ったり興味を持っているものだってことを書いておこう。
それでまたWebをいろいろ検索していて、結局昼までずっとインターネットをアクセスしてばかり。これって完全にネットホリックなんじゃないか。最近は家にいればテレビをつけっぱなしだし、なんかすべてにおいて過剰な感じがする。
前からネット依存症的なところはあったけれど、せっかくの休日もずっとネットをアクセスしているってのもなんだかね。もうちょっとバランスをとりたいところ。
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さる人から「お元気ですか?」というメールをいただいた。ご心配いただくのは嬉しいけれど、そんな確率の低そうな事件まで気にしてメールするのはちょっと考えすぎじゃないかと思ったのだが、しばらくしてだんだん意味がわかってきた。
最近それなりの更新間隔で更新し続けていたのに、土曜日の夜、更新しないまま寝てしまった。そんなわけで、忙しくないはずの休日に急に更新が止まっているように見えたのだろう。そんなくらいで普通は心配したりはしないものだが、最近の生活ぶりのあまりの激しさに、この人は大丈夫だろうかと思われていたのではないかと思う。自分でもよく躰が持つなぁと思っているくらいなので、読んでいる人もそりゃ心配するよね。
まあ、話をそのまま受け取るか、話半分に受け取るか、拡大解釈して受け取るかでまた結果は違うと思うけど、まあ大袈裟にとらえていれば、「突然ポックリいってもおかしくない生活」かもしれない。自分ではまだポックリいくほどではないと思っている。その前にどうにも躰が動かないで数日寝込むくらいのことになると思う。っていうか、それはすでに毎週経験済みか。やばっ。
しかし、さすがに自分でもこのままじゃ持たないと思い始めたので、今週くらいからは少し力を抜き始めているので、まだ大丈夫だと思うので、あまり心配しなくても大丈夫です。
とりあえず、生存証明のためにも、一日一行は書くべきなんだろうか。
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地上波をたまたま見てたら、CMで真矢みき様が明日の東京フレンドパークに出ることを知る。真矢みき様が出ることを殊能先生はご存知だろうかと思って日記を確認にいってしまった。しかし日記には触れられていない。こういうときどうしたらいいのか真剣に考えてしまう。
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さらにテレビを見てたら、象印のポットのCMであがた森魚がタンゴを歌ってたよー。象印ポットのタンゴ。とほほ。
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殊能先生のサイトを見に行ったら、『未来少女アリス』(ジェフ・ヌーン ハヤカワ文庫FT bk1 / amazon)の感想があった。今日、本屋で見かけて、タイトルから興味を持ったのだが買わずに帰ってきたものなのだ。面白いという話なので、買えばよかったと思ったが、さらに2作ほど前作があるようなので、それも含めて買うことに決めた。
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未読本が溜まっているが、本屋に行けばやっぱり買ってしまう。本当は引越し後本棚に入りきらなかったダンボール4、5箱分の書籍・雑誌を捨てなくてはならないのだが。
まずは、『陋巷に在り 12 聖の巻』(酒見賢一 新潮文庫 bk1 / amazon)。早く読みたいと思っているとなかなか出なくて、気がつくと本屋に並んでいる。今回も即購入決定。
次に『沈黙博物館』(小川洋子 ちくま文庫 bk1 / amazon)。いうまでもなく小川洋子なので即購入。amazonで購入するときにはまだ単行本しかなくて、文庫は予約だったので一括配送が遅れるのを避けて後回しにしたのだが、その後注文していなかった。
それから、『丹下左膳 1 乾雲坤竜の巻』(林不忘 光文社文庫 bk1 / amazon)と『丹下左膳 1 こけ猿の巻』(林不忘 光文社文庫 bk1 / amazon)。
映画になるからには予想できたことだが、本屋で見かけるまで予想していなかったので驚き喜ぶ。三巻「日光の巻」がこの後刊行予定。
『丹下左膳』を見つけて、そういえば東雅夫編集で文庫版の伝奇小説選集が出ていたはずだと思ったが、そのシリーズで何が刊行されたのかもシリーズの名前も思い出せず、文庫コーナーをぶらぶらしつづけるがやっぱり見つからないのであきらめる。
帰ってきて確かめれば、学研M文庫で「伝奇ノ匣」というシリーズで、国枝史郎とか夢野久作とか岡本綺堂の作品集が出ていたことがわかる。夢野久作のところは見たので、本屋にはあんまり置かれていないのか。
ということで、仕事したり飲んだり寝たりしてばっかりいられない。未読本を片付けなくては。
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田中さんの遠吠日記(6/27)を読んで、なんで『世界の中心で、愛をさけぶ』なんてタイトルをつけちゃったのかわかった気がした。田中さんの見たテレビ番組での裏話によれば、ハーラン・エリスンの小説からではなくて、『エヴァンゲリオン』のサブタイトルから付けたものだというのだ。まあそれでも誉められたものではないが、小説の方を知らなかったのなら仕方ないのかもしれない。むしろ不幸というのか。そう思いながら『エヴァンゲリオン』のサブタイトルをWebで検索して確認したら、「世界の中心で アイを叫んだ けもの」だった。結局あんまり変わらないか。
知人でもこのタイトルに憤りを感じている人を知っているが、僕自身はなんでこんなタイトルをつけちゃったんだろうという思いはあるけど、腹立たしいとかそういうのとはちょっと違う。単に読む気力が失せただけだ。そして何故そういうタイトルをつけるのか、理解できなかった。恥ずかしくないのかなぁとか、何かパロディかパスティーシュになっているのだろうかと思ったりしていた(そんなわけないのはわかっているのだけど)。
でも『世界の中心で愛を叫んだけもの』という有名な作品があることを知らなければそういうタイトルをつけてしまうこともあるなぁととりあえず納得。
もうひとつ、このタイトルに「そんなことはどうでも良い」という田中さんの意見もちょっと意外だった。田中さんはSFも好きなので当然このタイトルを知っていたのではないかと思うが、それで違和感を感じなかったというのは不思議な気がした。ただ、それと同時に知らない人たちにとっては、「それがどうしたの」と感じることなのではないかという気もした。むしろ、それで有名になってよかったんじゃないかというくらいに思うかもしれない。つまり、SFファンで知らない人がいないくらい有名な作品でも一般的な範囲ではそれくらい知名度が低いということだ。
これが例えば村上春樹の小説のタイトルのもじりだったら、僕の感じている違和感をわかって貰えるんじゃないか。例えば、「ノルウェイの林」とか「世界の終わりとハートボイルド」なんていう作品があったら、すごく違和感を感じるんじゃないか。もちろんこれもパロディなら何も文句はいわない。たとえば最近だと、『蹴りたい背中』に対して『蹴りたい田中』というのがあるが、これなんか全くオーケーである。っていうか、それくらいにしなきゃパロディにならないか。(もっとも『蹴りたい田中』を読んでないので誤解があったりして。)
だけど、『世界の中心で、愛をさけぶ』はパロディではない。まあ、元の小説を知らなかったということで謎は解決してしまったが、もしこれが『世界の中心で愛を叫んだけもの』のタイトルのもじりだったして、何故そんなにも不自然さを感じるのか。その理由は、元のタイトルより短いからだと思う。「世界の中心で、愛をさけぶ」があって、「世界の中心で愛を叫んだけもの」が出てくるのはまだわかる気がする。さっきの例でいうなら、「ノルウェイの森で叫んだけもの」ならまだわかる。とはみんなは感じないのかな。
さきほど『蹴りたい田中』の例をあげたが、作品に対する敬愛なりなんなりでタイトルをつけている作品だってあるがこんな違和感を感じたりはしない。村上春樹を例に挙げているから、これも村上春樹で例を挙げると、『1973年のピンボール』は『万延元年のフットボール』のもじりだと思うが、パロディでもないのにこんなタイトルをつけるなとは思わない。元のタイトルをスライドさせているところが意識しているけれど全く別なものに思わせるからか。もっとも、『1973年のピンボール』というタイトルを苦々しく思っている人たちもいるんだろうか。
なんだか判ったように思ったのだけど、やっぱりよく判ってないのかも。
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目が覚めて時計を見たらどうもおかしい。時間が1時間ばかりずれている。一瞬にして目覚める。すでに電車で寝なおしているはずの時間ではないか。カーテンを閉めたまま寝てしまい、外の明かりが入ってこなかったのも目が覚めなかった原因のひとつかもしれない。
もう慌てても仕方ないが、一体何時につくのか計算しながら服を着替えるが、全然頭が働かないのでとにかく出かけることにする。7時半に出かけてギリギリのところ、8時半にでかければ単純計算で1時間の遅刻。それ以上難しいことを考えても仕方あるまい。
途中、9時になったところで遅れる由電話を入れようとしたが連絡がつかない。電車に乗ってしまうと50分間ノンストップなので無断遅刻だ。月曜日から憂鬱な気分で一日が始まる。っていうか、月曜日だから憂鬱なのか。
昨夜2時に寝られるところ、日記を追記して3時に寝たのが失敗かも。日記書きすぎ。
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あちこちのサイトで触れられているが、『姑獲鳥の夏』が映画化されるとのこと。京極堂を堤真一、関が永瀬正敏、榎木津が阿部寛、木場が宮迫博之、二役のヒロインが原田知世。
うーん、京極堂はちょっとイメージが違うなぁ。じゃあ誰がいいかって、すぐに思いつかないが豊悦の方がまだ近い。豊悦も違うけど。関はもっと違う。榎木津はいい線いってる気もするが、もっと若い役者がいいんじゃないか。そうだ、Gacktとかどう? 宮迫博之って名前と顔が一致しないので意見なし。ヒロインが原田知世ってのももっと若い女優を使った方がいいんじゃないか。まあ個人的にはOKなんだけど、京極堂シリーズのイメージとしては違うなぁ。
監督は実相寺昭雄。実相寺昭雄が監督というのはなかなかいい線いってると思うが、『帝都物語』みたいな例もあるので、五分五分というところか。
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前回の続き。フェルミは、ヘンリエッタとジョゼを追ってシチリアまでやってきた。フェルミは二人に義体と担当官の関係を聞く。ヘンリエッタとフェルミの相棒エレノラは食事の準備に街に買い物に出るが、その途中ヘンリエッタは引ったくりに遭ってしまう。ジョゼに貰ったカメラの入った鞄を盗まれたことに気づいたヘンリエッタは、犯人を追って疾走する。
そして前回のエルザとラウーロの死の真相。
ヘンリエッタが犯人を追うために疾走するシーンはなかなかいい。エルザとラウーロの死の真相は前回ほのめかされたとおりの結末だが、それを明らかにするヘンリエッタの行動が今回の目玉か。
まあ、面白かったといえば面白かったが、2話に分けるほどの話だったのか。とか、物語そのものより構成とか気になってしまうところが今ひとつかなぁ。
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6時に目を覚ますが眠いことこの上ない。起きられずにまた眠ってしまい気がついたら7時半。またもやバタバタと出かける。ギリギリ間に合う時間。
そのあとはひたすら忙殺される一日。なんでこう毎日バタバタと過ごさなくてはならないのか。
帰りの電車で本を読むが意識が維持できない。あっという間に意識朦朧としてしまう。
12時半帰宅。缶チューハイとビールを飲んだ後、晩飯はパスタ。これから「ガンスリンガー・ガール」を観て寝る予定。
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クラエス活躍の回。クラエス、かっこいい!
議員の子女誘拐計画をつかんだ二課は、クラエスを囮に誘拐をさせてテロリストの一掃を図るが、クラエスを見失ってしまう。後にテロリストのアジトの情報を得た二課はクラエス救出とテロリスト殲滅をかけて作戦にでる。最近不調のアンジェリカも作戦に参加するが、アンジェリカは自身の異常を意識するあまり無理をして作戦中に怪我を負ってしまう。
議員の子女の振りをしているクラエスは、本好きのいつもの少女なのだが、救出部隊がやって来たことを知ると、眼鏡をはずして突然活躍はじめる。やっぱり、クラエスかっこいー。
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まいった。仕事のメールを書いていたら4時半に。30分で書くつもりが、1時間半もかかってしまった。さて、1時間半しか寝られないが、さっさと寝る。こんなこと書いてる場合じゃないか。
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目覚ましで6時に目を覚ますがさすがに起きられず二度寝。7時半直前に目を覚まし、またもや速攻で着替えて出かける。3時間睡眠時間を確保できた。
今日もほぼ同じような一日を過ごして、夜はいつもより少し早く帰り、後輩と食事をして生ビールを2杯ほど飲んで帰る。こういう食事の延長みたいな飲みですら久し振りだった。帰りの電車ではぐっすりと眠る。家に着いて、少し眠気が残っているので仮眠をとる。2時間半くらいだろうか眠る。
ちょっと寝過ぎて、1時半からの「ガンスリンガー・ガール」(13)(最終話)の冒頭を見逃す。失敗。
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電車の中吊り広告で『ネガティブハッピー・チェーンソーエッジ』(滝本竜彦 角川文庫 bk1 / amazon)が文庫化されたことを知る。
この作品って、内容的にはどんなものかほとんど知らないのだが、ジャケットの絵とタイトルが気になっていたもの。話題にもなっているのだが、その割に内容については情報が入ってきていなくて(というのはたまたま自分にだけかもしれないけど)、想像がつかない分余計気になっている。いつの間にか最初の発売からだいぶ経ったみたいで、文庫化されてしまった。時の経つのは早い。さっさと読んでおきたい。
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最終回。流星雨観測と前回で怪我をして入院中のアンジェリカのお見舞いを巡るガンスリンガー・ガールたちの日常的なエピソード。
「ガンスリンガー・ガール」のジャンルを何に位置づけるかにもよるのだが、基本はアクションものだと思う。そうだとすると、アクションものとしての事件がなく1エピソードができているというのがなかなか贅沢な一話だった。
しかし、最後のアンジェリカの眠りが死をぼかして表現しているのかもわからないところとか、妙に叙情的なのがしっくりくる。中盤、アクション主体のエピソードが何話かあってそのときにつまらないという感想を漏らしたが、やっぱり「ガンスリンガー・ガール」の本質はアクション部分ではないのだと勝手に思っている。
妙に長いエンディングみたいな最終話だったので、続編を作る予定はないのかもしれないが、原作がまだ続いているのなら続編を期待したいところ。
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日々のささやかな愉しみだった「ガンスリンガー・ガール」が終わってしまった。わずか1クールってのは短すぎるな。で、「ガンスリンガー・ガール」を観ていた間、見逃さないように少し早めにチャンネルを合わせると「新・エースをねらえ!」をやっているので、何気なく見ていた。懐かしいなぁとかデッサン狂いまくりだなとか思いながら見ているうちにはまってしまった。というわけで、今日は1時過ぎに帰宅するなり「新・エースをねらえ!」を観ていた。これから日々の愉しみになってしまうのか。
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また4時になってしまった。早く寝なくちゃ。あー、眠い。
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