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2008年4月前半
ムネカタさんの小心者の杖日記:エイプリルズが3人組テクノポップアイドルユニットとして再デビュー決定で知ったエイプリルズのサイトの遊びを楽しんだ。秀逸。だが今夜、0時を過ぎたら元に戻っていた。PVは小心者の杖日記の上記のエントリからもリンクしていて今も見られる。
そういえば、今年はエイプリルフールのサイトをあまり見なかった。何故だろうと思ったが、単に紹介しているサイトや日記を見なかったからだろう。日付が変わってからまとめサイトで知ったが、特に印象的なのはなかった。
録画で「世にも奇妙な物語 傑作選」から「過去からの日記」(2004年)を見る。蒼井優出演というので録画チェックしてあった。クレジットは西島秀俊で、二作目が書けないまま小説家を諦めそうになっている男(西島秀俊)が偶然手に入れた日記で、病気の少女(蒼井優)と時をこえた交換日記をするというもの。結構よかった。
『エロマンガ島の三人』(長嶋有 エンターブレイン)読了。最後に収められた「青色LED」がよかった。登場人物は、HとかIとかSとかKと、イニシャルで出てくるが、「エロマンガ島の三人」の登場人物であることがエピソードの端々から判る。「エロマンガ島の三人」の出来事の裏で、Hにはこんな過去があったというのが面白い。
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朝から外出して打合せ。その後昼食を入った店で、『LOVES』が流れていて驚く。有線でたまたま『LOVES』の一曲が流れたのかと思ったら、そのあともずっと続いているので、CDをかけていたのだろう。話をしながらときどき曲の方に神経が集中してしまう。ああ、やっぱりいいなぁと思いながら。
今日で3月のドタバタに区切りが着く。今日は早く帰れると思っていたが、なんだかんだと21時まで引っ張られる。真っ直ぐ帰る気がしなくなり軽く飲んで帰る。
読書は次に読む本を決めていなかったのでちょっと迷い、しばらく前に途中まで読んで中断していた夏目漱石の『草枕』の続きを読む。ちくま文庫の『夏目漱石全集 3』から。
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ようやっと平穏な日々に戻る。午後は外出して打合せ。17時くらいには終わるかと思っていた打合せが、19時くらいまで続く。その打合せの中で、桜もそろそろ終わりなので、突如今日花見でもしましょうかという話になる。が、諸処の事情でその場で飲んだり騒いだりできないことがわかる。気持ちは花見の気分になっているので、花のない場所でもいいから飲みに行くということになる。
行きがけに花見をしようといっていたその桜を眺めながら移動。ライトアップなどはされていないが一面の桜。これを記憶に刻んで、飲みに行く。ビール一杯飲んだあとはずっと日本酒で、しこたま飲んだ。
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久し振りに露地蔵書(ってブクログ)を見に行ったら、なんだかいろいろ変わっていた。
もう何?、去年の7月から本の追加してなかった。登録を再開しようか。溜めすぎてしまって、面倒くさいが。
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『陰日向に咲く』を観る。
連作短篇集のこの小説集を映画化するというのは、結局こういう形にしかならないと思っていた通りであった。連作短篇集をそのまま映画化すれば、オムニバス映画になってしまう。それでもいいとは思うけれど、この映画化ではそれぞれの話が並行に流れるという構成をとった。それらが独立した話として並行に物語が進むのはやはり無理がある。従って、原作にはない短篇間の繋がりを作っている。オレオレ詐欺のエピソードの岡田准一と、漫才コンビのエピソードの鳴子役の宮アあおいの関係を新たに作ったり、ホームレスに憧れるエリートサラリーマン三浦友和を岡田准一と結びつけたり、各短篇の疎な関係を密に作り替えている。それ自体は悪くはないのだが、原作の面白さは各短篇のオチありの話と、独立した話なのに登場人物が微妙に重なる妙だと思うのだが、その辺の面白さはなくなってしまった。泣かせる話にはお約束のように泣かされたが、小説の方が好きだと思った。
ラストクレジットを見ていたら、アイドルみゃーここと武田みやこのエピソードで、みゃーこ(平山あや)の歌う「ふりむキッス」の作曲が白井良明だった。
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鞄の奥に入ったままになっているものを捨てようと取り出したら、フリーペーパーが出てきた。パラパラ捲ってみたら、月旅行の広告が目に留まった。URLもあるので、最新の情報を見ようとアクセスしてみる。
JTB宇宙旅行には、月旅行の他に本格宇宙旅行(軌道飛行)や宇宙体験旅行(弾道飛行)や無重力体験(アメリカとロシアの2プラン)がある。月旅行の方はなんでも2008年以降実施予定だそうである。気になるお値段は、一人1億ドルだそうだ。6ヶ月〜8ヶ月のガガ-リン宇宙飛行士訓練センタ−での訓練が必要で、その費用も含まれるらしい。
費用なんかを見てしまうと、まだまだ現実味から遠いけれど、旅行会社のサイトにこういうページがあるということ自体、いつの間にか未来と思っていた時代にいるのだという気がする。ただ、まだトップから宇宙旅行にリンクがないのが残念だ。サイトマップには、宇宙旅行というカテゴリがあるのに。
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しばらく前に毒生きもの展のポスターを見かけて、思わず携帯で写真を撮って、ボルシチノートに載せた。このときには、面白そうだなぁと思いながらも、「毒生きもの」というネーミングのインパクトに惹かれたのであって、実際に観に行くことはないかなと思っていた。
しかし、日々、この「毒生きもの展」に関する興味は高まっていき、4月になって余裕ができたのもあって突然行ってみることにした。
土曜日の昼間、ポカポカ陽気の中向かうは高島平。「毒生きもの展」は東京都板橋区立熱帯環境植物館の企画展なのである。高島平で降りるのは初めてである。駅の案内板を見て、熱帯環境植物館へと向かう。駅を出て線路沿いに信号のある道路まで出て、そこで曲がったらあとは真っ直ぐという判りやすい場所で、時間的にも歩いて10分足らずで着く近い場所だった。
外から見てもガラス越しに見える植物があって、いかにも植物館という外観。中に入ると自動販売機で入場券を発券している。大人220円を購入。入り口の人に券を渡すと、もの凄く腰の低い丁寧な説明をしてくれる。
「毒生きもの展」は2階でやっています。下には水族館もあってそこから廻って2階にも行けますので、どちらでも好きな方からご覧ください。
常設展から行くのがお勧めのような気配もあったのだが、やはりまずは「毒生きもの展」だろうと2階に上がる。2階には子供たちがたくさんいて、本などを読めるスペースもあったりして、なんとなく図書館のような雰囲気である。その2階の奥に問題の「毒生きもの展」はあった。こういう館内は写真は撮ってはいけないかもしれないと思って、館内撮影禁止の表示を探すが見つからない。それなら入り口の写真くらい撮ってもいいだろうと撮影。
「毒生きもの展」の中は、毒蜘蛛、毒サソリと続く。が、毒蜘蛛も毒サソリも作り物のようにじっとして動かない。しかも毒サソリに至っては、ケースの中にある木の下の隙間にピッタリと入り込んでいるので、今ひとつ形状もわかりにくい。こういうのは動かないとつまらない。少しガッカリするけど、そのあとだんだん面白くなってくる。毒カエルが水槽のどこにいるのか探したり、全然毒っぽくない箱ふぐが泳いでいるのを見たり、うなぎが展示されていたり。うなぎも実は毒があるのだそうだ。ただ、熱でその毒が消えるらしい。だからうなぎは蒲焼きにしたりして、穴子の鮨も生のままではなく煮ているのだと解説がある。だが展示は本当に狭いスペースで、あっという間に展示は終わり、出口へと折り返す。
その出口には全身の映る鏡がある。そしてその横に、展示名の札があり「ヒト」と書かれている。横の解説には「最悪の毒生きもの」という説明がある。なかなかウィットに富んだ展示の締め方だった。
そのあと、熱帯園とミニ水族館を見て帰る。メインの展示であろう熱帯園はそれほどスペースが広いわけではないが、ドーム状の建物の中に道がグルグルと張り巡らされていて、樹々の中を歩けるようになっていた。広さ的にはちょっと物足りないくらいだが、逆に飽きることもない。ミニ水族館もほんとにちょっとしかないのだが、熱帯魚などを展示しているので色鮮やかだったりして、意外に楽しかった。
帰りにも館員の方に、ありがとうございました!と大きな声で言葉をかけられて熱帯環境植物館をあとにする。
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「毒生きもの展」のあと新宿に移動し、『バンテージ・ポイント』を観る。
大統領狙撃の瞬間を8人の目撃者の視点から描くというような予告で、イメージしていたのは8人の視点で事実が異なるのかなと思っていた。例えばAが見た犯人とBが見た犯人は違うとか。しかしそれで8つの異なる事実、いくつか重なったとしても複数の異なる事実を見せるというのは難しそうだなと思っていた。実際には、一つの事実を8人の視点で見せるだけだった。とは言っても、それぞれの立場から知ることができることには差があるため、別の視点に切り替わるたびに新たな事実が判ったり、同じものを見ていたのにAとBでは違うこととして見えていたというのもあった。
まずは大統領狙撃事件までを普通に描く。各視点となる人物たちの紹介も兼ねているが、主演のデニス・クエイド扮するシークレットサービスとシガニー・ウィーヴァー扮するテレビディレクターからの視点が中心となる。視点といっても、完全にその人物の目をカメラにしたような映像ではなくて、物語の進行をその人を中心に据えた描き方である。そのあと、突然早回しのように時間が遡り再び今度は別の人物の視点へと変わる。視点が変わるたびに新事実が少しずつ見え、謎が解けてくるのは面白いのだが、3回、4回と続くとこれが8回続くのは辛いぞという感じがしてくる。描かれるのも最初は狙撃の直後までの事件だが、繰り返されるにつれて少し長くなっていくから変化はあるのだが、それにしても繰り返し感は否めない。と思っていると、さすがに最後は畳みかけるように派手なカーチェイスなども交えて一気に結末になった。最初の繰り返しがもう少し少ないか、変化を持たせて、後半のカーチェイスで手ぶれ一杯で迫力を見せようというカメラワークがなければもっと良かったなぁと思う。総合的には面白かったと思うけど。
そのあと久々に新宿のジュンク堂をぶらぶらする。最近すっかり本屋離れしてしまったが、やはりこういう大きな本屋に行くと、いるだけで楽しい。しかし、行き慣れない本屋だとどこに何があるか判らなくて、本屋力とでもいうのか本探す能力が落ちたなぁと感じた。
それからテアトルタイムズスクエアに行き、『ペネロピ』を観ることにする。劇場に行って観る回の発券を先にしてから、隣のHMVをぶらぶらする。こちらも広いので、グルグル見ていていろいろ見たくなるが、本と違って立ち読みができないので、一通り廻ると飽きてくる。
『ペネロピ』はクリスティーナ・リッチ主演のブタの鼻を持って生まれた女の子を主人公にした現代のおとぎ話といった感じの物語。今度生まれる女の子はブタの鼻を持って産まれるという呪いをかけられた名家に生まれたペネロピは、本当に自分を愛する人が現れれば呪いがとけるという。名家の父母は、ペネロピを守るため死んだことにして家の中で大事に育てられる。成長したペネロピを愛することのできる名家の男と結婚させて呪いを解こうと、次々に見合いをさせるが誰もがペネロピの顔を見た途端に逃げ出してしまう。果たしてペネロピを愛する人は現れるのか、そして呪いは本当に解けるのか。
ペネロピの相手となる男にジェームズ・マカヴォイ。いい味だしているのが、ピーター・ディンクレイジ。クリスティーナ・リッチがとても可愛い。笑いも一杯でさわやかに泣ける話で楽しい映画だった。
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偶然見かけた『IDEA HACKS! 今日スグ役立つ仕事のコツと習慣』(原尻淳一、小山龍介 東洋経済新報社)が面白そうだと思ったので読んでみる。電車の中で読み始めて、1時間くらいでほとんど読める。HACKに番号が振られているので、もうちょっとチップス集的なのかと思ったが必ずしもそうではなかった。巻末には、「もともと、100のハックを予定していた」という記述もあり、著者の意図はチップス集的なものを意図しているのだと思うのだが。
でも、それが悪いというわけではない。ある種のノウハウ、テクニック的なものというより、考え方みたいなものがチップスっぽくないと感じたのだが、それらはそれで面白く読んだ。
新しいなと思うものはそれほど多くなかったが、いろいろ自分の習慣ややり方みたいなものを整理する意味でも、気になったところに付箋を貼ろうと思って、半分近く読んでから後戻りして付箋読書を始めたら、読み終えるころには付箋で一杯になった。これについては別に書きたい。書けるかな。
夜、ドラマ「篤姫」を見る。春のドラマがそろそろ始まるので、見るテレビドラマのチェックをする。基本的にはもうテレビドラマはいいやと思ったはずなのだが、ドラマの一覧を見るといろいろ気になる。
ミステリ系として、「キミ犯人じゃないよね?」、「パズル」を見てみたい。「ホカベン」は弁護士ものだが、どちらかというと人間ドラマなのかな。全く内容しらないけど。弁護士ものといえば、「7人の女弁護士」というのもある。ミステリとは全然関係なさそうな「おせん」があとは気になる。とかいってるとキリがない。
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『クローバーフィールド HAKAISHA』を観に行く。
この映画、頭のなくなった自由の女神像のポスターを見ていたが、予告を全然見かけていなくて、内容も全然知らなかった。つい先週の土曜日に映画の話をしていて、ハンディカメラで撮ったような映画で、『ブレアウィッチ・プロジェクト』みたいに結構酔うというような話を聞いたのだった。それと自由の女神像が繋がって、無性に見たくなった。土曜日に公開だったので、いつも見ているWebの日記でも感想を見かけたが、読まずにブックマークだけしておく。ちらっと見た感じでは、結構酔うので注意みたいなものもあった。
実際のところ、冒頭にカメラの回収場所などのデータが表示されたあとは、全編ハンディカメラによる記録映像という形になっていた。そして、この映画で描かれる出来事の前には、ごくごく日常の出来事、主人公の青年が日本に転勤になるそのさよならサプライズパーティの様子が撮られているのだ。その日常からずっと画面が揺れているので、確かにこれは酔うなぁという印象を受ける始まりだった。
このイントロの日常描写が長い。これが回収された記録映像だというのなら、必要な映像の部分を編集して外すはずだろうが残っているのは映画たる所以だ。何気ない日常描写のようだが、その中でこれからの登場人物たちの紹介をして、さらに重要なのは、このあとのとてつもない大事件が起きている間延々と映像を撮り続ける男なんているのかという部分をクリアしている。これはもの凄く感心したのだが、このカメラを手にした男は、今風に言うならKYな奴、全然空気読めない奴なのだ。まさにこいつなら、2時間ずっとカメラを回し続けるだろう。
本編で描かれるのは、「ブレアウィッチ・プロジェクトで撮られたゴジラ」みたいな映画だった。これはなかなか面白い。面白いけど、確かにちょっと疲れる。映像の揺れは、事件が起こってからはだんだん慣れてきたし、最近の映画はスピード感や迫力を出すためにカメラをブンブン振り回すので、この映画が特別ってことではないと思った。とはいえ、全編ずっと揺れっぱなしというのは疲れる。
でも個人差が大きいみたいで、映画が終わったあとに後ろの席から「酔った〜」というつぶやきが聞こえてきた。
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ビックカメラに寄って、ノートパソコンを見る。最近、心が傾いているのはDELLのノート。持ち歩き最優先でなくなると、軽量・丈夫の優先度は下がってくる。そうしたとき、安いDELLのノートが魅力的に見えてきた。それなりのスペックで10万円切ってたりして、オプションでいくつかスペックを上げたとしても12〜3万あれば満足できそうだ。ノートPCが壊れてからもはや1年を過ぎたのだから、もうそろそろ決断してもいいんじゃないか。と思ったのだが、一点困ったことにPCカードスロットがExpressCard/34対応なのだった。普通のPCカードスロットが使えないと、AirEdgeのカードが使えないじゃん。
もうしばらく迷うことにしよう。
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ROJIXトップのミニリンク欄にドラマ公式サイトのリンクを追加する。一昨日書いたほかに、キムタクの「CHANGE」とか「ごくせん」(第3シリーズ)とか「猟奇的な彼女」も加えたら、ほぼ毎日1本になってしまった。こんなに見たらダメだろう。
夜、『ジャンパー』を観る。
CG技術とうまく融合したテレポーテーション能力の描き方が新しい。最後、やはりこの映画もカメラブン回しになってしまうのだが、アクション系はすべて最後こういう演出になりつつあるのかも。『クローバーフィールド』は特別としても、『バンテージ・ポイント』もそうだったし。
見所はともかくこのテレポーテーション能力の描き方で、物語の方は無茶苦茶。一応話は繋がっているが、なんでそうなるのっていう疑問がたくさん。テレポーテーション能力を身につけたものを「ジャンパー」と呼び、それを狩る敵対組織があるのだが、なんでその敵対組織がジャンパーを狩るのかわからない。その組織に襲われた主人公が、命からがら逃げ延びると8年前に出たきりの実家に帰ってくるが、そのあと故郷の昔好きだったガールフレンドと再会してローマへ旅行する。懐かしさに彼女を一目見ようと思いという辺りはいいのだけれど、そのあとのんきに旅行という繋がりがなんだか不自然で、いかにも物語にガールフレンドを巻き込むためという気がしてしまう。他にも自分を捨てていった母親のエピソードなんかも出てくるけど、それだけ?という感じ。理由は説明つけても、ガールフレンドとの旅行の話じゃないけど、リアルさがない。ちょっと母親も絡めておこうという脚本の意図が見え見えなのだ。
読書は『新世界より 上』(貴志祐介 講談社)。
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プロジェクトの打ち上げで飲みに行く。したたか飲んで、1時過ぎに家に着く。テレビをつけて、パソコンを立ち上げて、なのにそのまま眠っていた。
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いろいろやりたいことがある。やりたいことリストをリストアップしてみる。
サイトの改良としてはまず、
・トップページ変更。最近トップページが違うなぁと思い始めたので変えたい。
・RSS対応
・エントリ毎ページの作成
・文字コードのUTF-8化
をしたい。そして、コンテンツの面では、
・休止中の露地録の復活
・これまた休止中の露地苑の復活。こちらは、キーワードページにしようかなと思いもある。
・2001年以前の日記のアップ。2002年の一部がまだ旧デザインのままなのでそれを現デザインにあわせるのが優先か。
コンテンツと関係なく、
・うたかたの日々のタイトルを変更したい。これは単に気分の問題。「〜日記」みたいなシンプルなもので。
サイト改良以外では、
・パソコン購入
・DVDレコーダーの古い録画データの整理。
さて、どれからやるべきか。
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春のドラマをチェックしていて、アニメ「図書館戦争」の放送を知り、よせばいいのに録画する。で、よせばいいのに見てしまう。アニメの出来はまあまあよかった。突然キャラクターがギャグ調の顔に変わるのはあんまり好きではないが、まあ許容範囲か。
アニメ化がそこそこいいと原作の『図書館戦争』もなかなか面白かったので、見ようかなという気になってしまう。見るテレビ番組を減らすはずだったのに。
完璧主義者なので、1話を見なければ諦められるのだが、逆に1話を見てしまうと全話見なくては気が済まない。もっとも1話がどうしようもなくダメならその時点でやめられるのだが。
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『新世界より 上』(貴志祐介 講談社)が面白いので真っ直ぐ帰って続きを読みたくなる。虫がたくさん出てくるという話を聞いたが、虫というより様々な生き物で範囲はもっと広い。虫がたくさん出てくるというのは、何かザワザワするような感じを想像されるが、少し近いところもあるがちょっと違う。
物語は近未来を舞台にしたホラーチックなSFとでもいうのだろうか。語り手は大人になっていて回想としてこの物語を著しているのだが、語り手がまだ子供時代の話である。ジュブナイル的な雰囲気もあるが、それだけじゃない。子供の目から見た未来世界の裏側にあるものが見えてくるという趣向なのだ。なかなか面白い。
帰りに「出羽桜 桜花吟醸酒」を買って帰り、飲み始めたら止まらなくなって4合飲んでしまって、読書する前に眠くなる。なにやってるんだ。
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昨夜放送の『キミ犯人じゃないよね?』第1話を見る。タイトルの「キミ犯人じゃないよね?」は主人公の一人、惚れやすい刑事の要潤がいう台詞だった。これ、毎回使われるのだろう。そしてもう一人の主人公貫地谷しほりの方は、ミステリ作家志望だが作家デビューもいまだ果たせずバイトで生活しているのだが、ものすごい記憶力を持ち、ひょんなことから事件に巻き込まれ第1話では要潤とコンビを組んで事件を解決する。
オープニングから本編でもいろんなバイトをすることで、工事現場の作業服、喫茶店のメイド服、エキストラで舞妓さんと、貫地谷しほりがいろいろなコスチュームで登場する。しかもものすごい記憶力を持つって、ドラマ「探偵学園Q」のメグのパターンだと思った。原作を読んでいないので、コスプレが原作からそうなのか、テレビ独自なのか判らないが、脚本の林誠人が「探偵学園Q」も書いていたので林誠人のアイディアなのかと思ったが、よくよく調べたら林誠人が書いているのはアニメ版の脚本だった。
他に鑑識に金剛地武志が柴田太郎役で出てきたので、プロデューサーに丹羽多聞アンドリウでも関わっているのかと思って、クレジットを見直したけどなかった。不思議に思って、検索したら林誠人がこれまた「ケータイ刑事」シリーズの脚本を書いていて、柴田を初登場させたのも林誠人なのだとか。
そこそこ楽しんで見たけど、毎回見なくてもいいかなというところで、時間があれば見るという線だろうか。
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"Field Recordings発売記念「春の風」" Quinka, with a Yawn ワンマンライブということで、下北沢440に行く。昼間のライヴで12時開場というので昼前を目指して行く。小雨がぱらつき、傘を持たずに出てきたので大丈夫かなと心配になったが、雨はそのままほとんど止んでしまう。
12時半頃にようやく開場。場内ではチェコ旅行の写真がスライドで映されていた。13時からまずはゲストのAmbivalentによる「お月様をのみこんだドラゴン」という影絵が始まる。そのあと片づけとセッティングでしばらく中断。その間には、『Field Recordings』のメイキング映像が流れる。今日の前売りチケットを購入した人には、メイキングDVDが配られたがその内容だろうか。
そして演奏。いつも舞台に対し横向きの印象が強いQuinka, with a Yawnだが、今日は中央正面にいる。そういえばここ二回のインストアライヴでも正面を向いていたかもしれない。どうだったろう。
演奏は大好きな「くちびるとマーマレード」から始まる。Quinka, with a Yawnと林英和、鎌田将、小貫早智子のいつものメンバー。そこにコケストラのメンバーが加わって『Field Recordings』から「春の風」。続けて「スッパイノ」の演奏と、その間でメンバー紹介。再び『Field Recordings』に戻って、「Rosemary」、「Metro Passport」。
一旦、メンバーが退場して、Quinkaさんがレコーディングのときの話などして、ピアノを弾きながら「心のドアー」。メンバーが戻ってきて、「りんごの花びら」に続く。「りんごの花びら」では、観客も鍵やらなにやらものを鳴らしての参加をする。「Iron and Crayon」、「Hide and Seek」、「珈琲日和」と続いて演奏は終わる。
アンコールで、タイトルがまだ決まっていないという新曲を演奏。最後の曲は「ハルニレ」。
外に出ると昼間なのでまだ明るい。ちょっと幸せ気分で家に帰る。
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『新世界より 下』(貴志祐介 講談社)読了。土曜日まで持ち越した上巻だが、そのあと下巻に突入、土日で一気に読み終える。
虫がたくさん出てくると聞いたがそれほどでもないと書いたばかりだが、下巻もクライマックスにはいると、ムシムシ大行進! 相変わらず、虫以外にもいろんな生き物が出てくるが、洞窟でムシムシ大行進となるので、虫が苦手な人はひぇ〜という感じかもしれない。個人的には全然大丈夫だった。もっと読んでいるとザワザワしてくる話はいっぱいあると思う。
虫はともかく、物語である。これはもう文句なく面白い。ホラーと冒険小説の融合した大人向けジュブナイルSFというと言葉が矛盾しているがそうなのだ。『シャイニング』のような人間にして人間でないものが追ってくる恐怖。恐るべき異形の敵、と同じく異形の仲間、だがその異形の仲間を信じていいのかいけないのか疑心暗鬼にさせる状況。生き物のような図書館端末、超能力で動かす潜水艇、地底が広大な洞窟と化した東京の地下、そこに棲む奇怪な発達をした虫、動物たち。
怒濤のクライマックスではこんないろいろが出てくるので、どれかキーワードが引っかかるようなら読むべし。ああ、ちょっと書きすぎてしまっただろうか。
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再びテレビ。録画する番組をチェックしている中で、引っかかったのが「二十面相の娘」である。「ルパン三世」「金田一少年の事件簿」などなど、孫とか子供とかが活躍する話っていうのは、有名な怪盗や探偵そのままのパロディ、パスティーシュより自由度が広がるせいか、これまたひと味違った魅力がある。「二十面相の娘」というタイトルを見たら、一体どんなのかとやっぱり気になる。
そんなわけで見てみたのだが、まあ今ひとつ。第一話では主人公と二十面相との出会いで、物語のイントロダクションなので、本当の話はこれからだとは思うのだが、第一話の二十面相の活躍振りはそれっぽくはあるけれどわくわくするものがない。エンディングで、どうやら少年探偵団ならぬ少女探偵団が出てくる模様。二十面相の娘対少女探偵団という話になるのだろうか。
このアニメはオリジナルかと思っていたら、原作はコミックスで、『二十面相の娘 1』(小原愼司 メディアファクトリー)というのがあった。
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『楽園 下』(宮部みゆき 文藝春秋)を読み始める。上巻からしばらく開いてしまったが、すぐに前半の勢いを取り戻していいペースで読む。しかし重く、暗い話だ。amazonの読者レビュなんかで、あまり評判がよくないのだが、読者レビュでいわれているようにつまらなくはない。むしろ面白いが、ただテーマがやはり重くて、エンターテイメント性は低いので、期待していたものと違ってつまらなかったという人が多いのかもしれないと思った。
比較的早く帰ってきたので、家の近くのビックカメラに寄ってパソコンを見る。ノートパソコンのI/FカードがPCカードからExpressカードに変わりつつあるのだと実感。特にモバイル系から変わっている。DELLのノートが安くていいなぁと思っていたけど、DELLのモバイル系の機種はほとんどExpressカード対応に切り替わってしまったみたいだ。家の中で使うだけなら大きくてもいいのだが、モバイルカードを使うためにPCカードスロットのある機種を選択するとなると、やっぱりモバイル可能な機種にしたくなるし。
悩んでいるけど、こういう悩みは実はむしろ楽園なのだ。
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何をやったという記憶もないのだが疲れが出て、朝から突然グロッキー状態になり、仕事は午後から。その分夜は仕事が終わらず、21時過ぎまで仕事をする。
23時くらいに家に着く。日記を溜めすぎて火曜日なのに日曜日分の日記を書く。しかし書ききれず、翌日に持ち越し。
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「ホカベン」第1話を見る。新人弁護士の奮闘を描くドラマかなと思っていたが、まあそうでもあるのだろうが、弁護士の実態を描く結構シリアスなドラマのようだ。主演はいつも通り元気な上戸彩のキャラだが、一話のクライマックスでは失敗で涙で顔をグチャグチャにした演技をする。アイドルにこういうことをさせるのは、シリアスなのか単にサディスティックなのかはたまたマゾヒスティックなのか。まだ北村一輝演じる弁護士が謎のままで、それがちょっと苛立たしかったが、とりあえず、今回は上戸彩演じる新人弁護士の紹介と、弁護士という仕事の暗い側面を描いて面白かった。北村一輝のスーパー弁護士振りが次回以降見られるのだろうか、その辺りが気になる。
『楽園 下』(宮部みゆき 文藝春秋)読了。どういう結末をつけるのか、難しそうだなぁと思っていたらなるほどこういう結末なのか。重く暗い話だったが、最後はほんの少しだけホッとする。
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