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2014年9月後半

2014/09/16

地震、睡眠、韓国の白夜行、ゴジラ

 昨日4時くらいに寝たと思うが9時くらいに目を覚ます。夜の睡眠時間は、4.5時間目安だが就寝時刻が4時を過ぎるととたんに起きられなくなるので9時は早起き。

 昼に地震。最近、地震に気づかないことが多くて、もしくは地震があったみたいだけど本当に地震だったのかわからなくてTwitterを確認することが多いのだが、今日は確認するまでもなくはっきりわかる大きな地震。こんな大きな地震は久し振りではないか。
 他の番組の録画の都合で、朝ドラの「花子とアン」を昼の時間で予約しておいたら、この地震で吹っ飛んでしまった。夜は夜で別の録画予約とぶつかるので今日の分は見られず終い。明日の昼二話続けて放送するらしいので明日の昼か、土曜のまとめ放送の際に見るしかない。

 夕方17時から19時半まで2時間半ほど眠る。朝起きて数時間後、午後昼を食べたあと、夕方起床から12時間後の時刻というのは眠くなるものらしい。仕事をしているときは、朝は通勤時間に、昼は昼休み、夕方は終業後の休憩時間に10分くらいの仮眠をとっていた。ほんの10分くらい眠るだけで頭がすっきりする。休みの日や家にいるときは普通に1時間半くらい眠り込む。
 睡眠時間は何時間が適切とかいろんな研究結果があるけど、実際には個人差があって4時間で足りる人もいれば15時間でも足りない人もいるんじゃないかと思っている。僕自身は、夜は4.5時間眠って、昼間足りない分を補うというのでもう何十年の習慣。猫型で眠くなったら寝るである。逆に言えば眠くなければ寝ない。
 朝は何時に起きるべきとか、何時間以上眠るべきというのは、可能であればそうするのがいいのかもしれないけど(といってもそのよい睡眠習慣に定説がないからどうすべきなのかは誰もわからないと思うのだが)、今の日本の普通の企業に勤めるサラリーマンにそんな習慣を守れるような生活ができる人なんているんだろうか。みんな自分の生活に合わせてできるように眠るしかないんじゃないか。

 読書は『怒り』上(吉田修一 中央公論新社)を引き続き読み、3分の2まで読む。
 とても面白いのだが、話がどう進むのか全く読めない。冒頭の殺人事件から一年後の話で、歌舞伎町で風俗に勤めていた女の子が千葉の実家に帰ってきた話、博多から夜逃げして沖縄の離島に住む母子家庭、ホスピスに入院する余命わずかの母を持つゲイの青年、犯人を追う刑事たちの話が交互に出てくるのだが、冒頭に明らかになっている犯人がこの人たちにどう絡んでくるのか(刑事を除けば)まだわからない。
 それぞれの人たちのところに謎めいた人物が出てくるので、そのうちの誰かが冒頭の犯人なのだろうが、ではそのうちの一人が犯人だとわかったあと残りの人たちの話はこの物語にどう絡んでくるのだろうか。

 映画は、CSの録画で『白夜行 白い闇の中を歩く』を観る。東野圭吾の『白夜行』の韓国版の映画。TBSドラマ版、日本の映画版と観たので、映像化作品を観るのは3作目。文庫本で850ページの長編の全ストーリーは2時間程度の映画には収まりきらないので、映画は日本版も韓国版もかなり大胆に省略されてる。それはいいのだけれど、この韓国版ではなんで殺人を犯すのか映画だけ観た人には全然伝わらないという気もする。説明はあることはあるけど、単なる連続殺人鬼みたいになってしまった気がする。それでも最後は切なく感じた。

 それからこちらもCSで『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』を観る。ゴジラ第7作目。タイトルには三大怪獣で戦うみたいだけど、どちらかというと『ゴジラ対エビラ、モスラも出るでよ」って感じ。タイトルにもある南海の孤島が舞台で、今回は日本で怪獣が暴れることはない。そしていよいよゴジラが悪者から人間の味方になった感がある。

 地震で「花子とアン」を見逃したのでドラマ鑑賞はなし。

 本日の日記BGMは宇多田ヒカル「First Love」。

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2014/09/17

昼から飲む

 11時起床。昨日も3時半か4時くらいに寝たから妥当なところ。何もないといいながらまだスーパーに行っていないので、朝食兼昼食はトースト一枚。
 昨日、地震で飛んだ「花子とアン」と今日の分の二話を見る。久し振りに再会した白蓮に花子は「あなたのせいで純平(息子)は戦死した」とひどいことを言われた。腹心の友と言いながらドラマでは二人は結構何度も決別している。この辺は実際がどうだったのか知らないけど、なんとなく白蓮の熱さを感じてそんな関係だったように感じる。

 午後から出かけて昼ビールなど飲んでいい気分。夜は友人の誕生日で飲みに行く。ご馳走三昧。夜中まで飲んで帰宅するなり爆睡。

 読書は本を持って出かけるのを忘れてしまい、電子本の『ツイッター創業物語』(ニック・ビルトン 日本経済新聞出版社)を読む。この本は4月から読んでいるのだが、今日みたいに本を持って出るのを忘れたときくらいしか読まないのでまだ読み終わらない。どうも電子本というは性に合わない、もしくはiPod Touchの小さな画面で読むのがだめなのか、家で電子本を読もうという気にならない。読書好きの友人はなんでもかんでも電子化して端末で読んでいるのだか。

 午後から出かけて帰宅するなり寝てしまったので今日の映画はお休み。

 本日の日記BGD(バックグラウンドドリンク(笑))はサッポロクラシック。

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2014/09/18

昼ビール、本屋巡り、DVDレコーダー空き確保

 11時頃起きる。なんか変な夢を見たのだが何だったか思い出せない。昨日の夜買って帰ったパンとコーヒーで朝食というか昼食というか兼ねた食事をとる。
 12時くらいに出かけ、今日も外で昼間からビールを飲む。日向ぼっこしながら飲むビールは旨い。しかし突然雨が降ってきてテント下に一時避難。

 大きな本屋に行ってぶらぶらする。最近、本は買わないので本屋にはあまり行かないが、Webで意識的に検索するのと違って、陳列されている本屋はいるだけで楽しい。気になる本をいくつか見つけて立ち読みする。手塚治虫の本のコーナーがあって、大判の完全版の『ブラック・ジャック』とか前に出版されたことは知っていたけど、また見ると欲しくなる。やっぱり古本屋とか貸本屋やるのいいなぁと思った。商売として成立しないと思うのでなんかいい方法はないかな。

 夜はドラマを見たり、DVDレコーダーの空き領域の確保など。映画はお休み。
 ここ何回か、DVD-RWに焼いたり、ファイナライズするときにエラーになって、せっかく録画したものが読めなくなることがあった。メディアのエラーだと思っていたのだけど、続けて起きたのでもしかしてDVDレコーダーの故障かもしれないと気になっている。
 Blu-Rayのメディア再生したいし、長時間の録画保存にはBlu-Rayの方が便利なので、レコーダーを買い換えたいところだけど、テレビが10年前のものなのでHDMI端子がないのである。今やもうデジタルのレコーダーはアナログ端子が付いていないので、レコーダーを買い換えるにはテレビも買い換えなくてはならなくなってしまい一旦断念している。まあ、壊れたら諦めて買い換えるのかなぁ。

 そういえば肩凝りだが、昨日はまだ少し凝りが残っていたが、今日はもうすっかり忘れていた。やっぱり飲んだくれているのが一番ということか(違う)。明日から隣駅のさいたま新都心で、けやきひろば秋のビール祭りをやる。ビールイベントをよくやっているが、近くなのに行ったことがない。今回は行ってみたい。

 読書は昨日の続きで『ツイッター創業物語』(ニック・ビルトン 日本経済新聞出版社)を読む。ページ送りのスライドバーを見ると、どうやらまだ半分くらいしか読んでいないようだ。慌てず、のんびり読むか。

 『怒り』上(吉田修一 中央公論新社)も今日は少しだけ。上巻を読み終えてしまおうかと思っていたのだが。

 本屋で立ち読みで、『近藤先生、「がんは放置」で本当にいいんですか?』(近藤誠 光文社新書)をななめ読み。近藤誠のがんは手術しない方がいいという説について、具体例を挙げて疑問に答えるような章立てで書かれた本。
 近藤誠の説を大雑把にいうと、がんには固形がんと血液のがんなどがあるけど、固形がんに関しては「本当のがん」と「がんもどき」があり、「本当のがん」は転移して手術しても無駄、「がんもどき」は切除しなくても転移しない、ということになる。「がんもどき」は本当に転移しないのかと、「本当のがん」は手術しても無駄なのかがどこまで証明できるかが重要だけど、近藤誠以外(の大多数)は真っ向から否定なのでその信憑性を客観的に知るデータが今はないように感じている。
 でも母親ががんで死んで、手術も抗がん剤もQOLが維持できないと感じた。それならば苦しんでまで手術したり抗がん剤を使わない方がいいんじゃないかと思っている。作家や俳優などで最近治療拒否して活動を続けて亡くなった方が増えているが、自分はその生き方の方が納得できる気がする。

 実物を見ていないが、友人のライターの納富が編集した『大人のカバンの中身講座』(納富廉邦編集 玄光社)が本日発売。発売日に気づかず、せっかく大きな本屋に行ったのに探すのを忘れてた。

 ドラマは、昨日見られなかった「孤独のグルメ」蒲田のベトナム料理の話。やっぱりなんか食べたくなっちゃう。でも我慢する。残念ながら次回が最終回。
 それから吉高由里子が一人三役で三姉妹を演じる「豆腐姉妹」の1話から3話を見る。最初の放送時には契約していない有料放送(WOWOWかなにか)でやっていたので見られなかった。三役といっても一人はアニメで、一人は吉高由里子本人役のフェイクドキュメンタリーという変なドラマ。全5話であと2話はまた来週放送されるので楽しみ。

 今日の日記BGVは「孤独のグルメ」、と思ったけど目が離せなくてBGVにならなかった。というわけで日記を書くのがまた一日延びる。BGMはMISIAになった。

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『大人のカバンの中身講座』本日発売

『大人のカバンの中身講座』(納富廉邦 玄光社)

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2014/09/19

寝てばかり。ようやく備蓄生活を脱する

 7時15分頃起床。久々に「花子とアン」のリアルタイム鑑賞。朝食は昨日の夜コンビニで食パンを買ってきたが、おかずが何もないのでツナの缶詰を開けてツナサンドにする。
 しかしなんだか疲れを感じて横になったら午前中ほとんど眠ってしまう。昼は冷凍しておいたご飯にレトルトカレー。ほとんど備蓄の保存食で生活してる。10日間、スーパーに行っていない。今日こそは本当にスーパーに行かないと。逆に言えばそれで生活できるなら、月に3回買い物に行けばいいのか? そんな馬鹿な。

 午後も疲れを感じるので眠ることにする。治まったと思った肩凝りが眠ると出てきて、休むほど疲れを感じる。夕方起きて、ようやくスーパーに買い物に行く。夜は飲みながらBSで映画とドラマを観て明け方5時少し前に寝る。昼間ほとんど寝ていて、夜は映画とドラマ消化に忙しく、今日も読書は進まず。

 映画は『ジャッカルの日』。言わずとしれたフレデリック・フォーサイス原作を映画化した古典的名作。テレビで放送されたものを何度も観た記憶があるが、今回観ようと思ったら142分もあった。地上波の映画放送は2時間枠なので枠を広げていたとしても今まで観たときにはかなりカットされていたのだと気づく。
 大筋と射撃の調整やラストの奇抜な変装が印象的な場面は細かいところも憶えていたがかなり久々に観るのでそんなに憶えていなかった。おかけで初めて観るようなかなりの緊迫感を持って観ることができた。
 暗殺者ジャッカルと、暗号名と金髪の外国人ということしかわからない彼を追う警視との頭脳戦。何の情報もないところから網をしぼっていくのがスリリング。つい、テレビ放送ではどこをカットしたんだろうと考えながら観る。

 ドラマは「ブリッジ」セカンドシーズの第2話。人に共感するコミュニケーション能力に問題がある主人公のサーガが、前作の相棒マーティンと接したことで中途半端に他人に合わせようとしてチグハグした行動をとるのが面白い。相手が冗談を言うとおかしくなくても笑ってそれがバレバレなのでマーティンに「おかしくなかったら無理に笑わなくていいんだよ」と言われて「え、わかった?」と真剣に驚くとかそんな感じ。

 「アオイホノオ」は前回からの続きで庵野秀明たちがDAICON3のオープンニングアニメを作っていて、いよいよ公開されて大うけするエピソードが放送された。当時SFマガジンなどを読んでいたので、DAICON3のレポートなんかも読み、オープニングのアニメがすごい評判になっていたのはよく憶えている。まさかそのときに携わっていたのが庵野秀明だったり岡田斗司夫だったりしたとは思っていなかったのでこのエピソードが結構この数回で楽しみだった。「アオイホノオ」は回を重ねるにつれ、どんどん面白くなってくる気がする。最初の何回か見逃しているのでもう最初から見たい。テレビでは、もっといろんなエピソードがあるのに、時間の関係でかなり放送されていない部分がありDVDになればそれらが収録されるという話があったので、むしろDVDを見てみたい。

 今日の日記BGMは、IDINA MENZEL版の「LET IT GO」。ううむ、もう眠い。日記を書いて寝ようとすると4時を過ぎてしまう。

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2014/09/20

シロアリ騒動とAKBドキュメンタリー

 7時15分頃目を覚ます。昨日は5時前に寝てまだ2時間半しか経っていなかったので普通なら二度寝するのだがすぐに眠りに落ちなかったのでそのまま起きることにする。昼間眠くなるのは必定だが昼寝すればいい。
 朝食はポテトサラダのサンドイッチ。昨日の夜、つまみのポテトサラダを余分に作って冷やしておいたものを挟むだけ。朝食をとりながら「花子とアン」を見る。
 午前中はまたDVDを焼いてDVDレコーダーの空き領域作り。作業の合間にBGMにCSの音楽番組を流す。

 午後は実家に行く。西の部屋にシロアリが出たとかで床をはがして工事中だった。
 工事のために家具を運びだし他の部屋に仮置きしてあってリビングはごちゃごちゃ。幸い押入れもなくテレビと茶箪笥と仏壇くらいしかない四畳半だったので、台所と二部屋に分散して置いて荷物としては大したことはなかった。他の部屋だったら荷物を運び出す作業も大変だし、置いておく場所にも困っただろう。ただリビングには、移動した茶箪笥の引き出しがそのまま積んであってひどい状態だった。明日にも工事が終わるのであれば、我慢するのもありだが二、三日で済む話ではなさそうなので茶箪笥に戻して片付ける。
 その他雑用の合間に『怒り』上(吉田修一 中央公論新社)を読む。残りわずかだったので上巻は読了。下巻も持ってくればよかった。

 夜帰宅する途中ものすごく眠くなる。そうだった。2時間半しか寝ていないので昼寝しようと思っていたのに結局寝てなかった。歩きながら眠りそうなくらい眠い。家に着くなりバッタリ倒れて、2時間くらい眠る。
 起きてから映画とドラマを観て、さらにDVDレコーダーの整理をしながら昨日の日記を書く。日記を書いているうちに4時になってしまい、4時半頃就寝。

 今日の映画はBSで放送していた『DOCUMENTARY OF AKB48 NO FLOWER WITHOUT RAIN 少女たちは涙の後に何を見る?』というAKB48のドキュメンタリー。AKB48は嫌いなのだが、少し彼女たちの印象が変わった。
 なんでそもそも嫌いなのにドキュメンタリーを観るの? 本当は好きなんじゃないのと言われると、昔ほどは嫌いではなくなって、かつ少し興味を持ってきたというのが正確なところか。AKB48が嫌いというより、集団的アイドルグループ自体が昔から嫌いなのである。ここのメンバーひとりひとりに注目したら違うのかもしれないけれど、大したことのない素人の女の子をたくさん集めて下手な歌を歌わせているとしか感じられなくて、またその曲もなんとなく受け狙いの音楽でそれがあちこちで流れているのが騒音のように感じられるという。ひとりひとりが悪いわけではないのだが、と考えながらでもその手のグループ出身でピンでやっている好きな芸能人って結局思いつかない。
 それが最近少し興味を持っているのは、「恋するフォーチュンクッキー」が始まりである。あるとき頭の中でヘビーローテしている曲がなんだろうと思ったら、この曲だったのだ。自分では三回くらいしか聴いた記憶がなくて、もちろん街中とか自然と耳にしている回数もあるのだろうが、聴いた意識があるのは三回くらいだったのに、それが頭の中で流れていて、このとき「負けた」と思った。
 この曲のセンターが指原莉乃なわけだけど、その頃指原莉乃ってなんか週刊誌でスクープされてHKTに左遷された娘というくらいしか知らなかったのだけど、「恋するフォーチュンクッキー」から少しずつ面白い娘だと思い始めたのだ。
 そのあと深夜のAKBINGOというAKB48の番組をたまたま見る。岡田奈々という娘が真面目キャラというが、どれだけ真面目キャラなのか検証するというテーマでやっていて、岡田奈々をいろいろ騙すのだが騙されているとは全く考えずに何に対しても真剣に対応するのである。たまたま見たこの番組で岡田奈々にちょっとやられた。なのでAKBINGOをその次の週からチェックしてみたのだが、AKBの多数のメンバーの一人でしかないので、毎回見ても数分しか映らない。でも確実に他の娘と比べて岡田奈々はいいと思い、今や岡田奈々ファンになりつつある。
 と、そうこうしているうちに最初のきっかけの指原莉乃は『逆転力』(指原莉乃 講談社)という本を出す。この本も立ち読みで読んでしまったのだけど、意外と面白かった。指原莉乃に教わるようなことはないと思っていたけれど、集団アイドルグループでも、その中で名前を知られるくらいになるっていうことは、当たり前なのだけど普通の経験ではない。それなりの荒波を乗り越えているんだなと、数々のエピソードから思ったのだ。(いまさらだけど。)で、そこに書かれていた発想はわりと共感できるものだった。
 他にもいろいろきっかけはあるかもしれないけれど、ドキュメンタリーを観てもいいと思うくらいにはAKB48のことに興味をもったわけ。
 で、ようやくドキュメンタリーの話になるわけだけど、これも予想外によかった。前半結構泣けた。AKB48に全然関心がなかったから、過去のメンバーとか総選挙ってどんなものかとか、誰が卒業して誰が抜けていったのかとか、ニュースで話題になったことを断片的に知ってるだけで、ほとんど知らなかった。知らないので、いちいちメンバーが泣いたり感動しているのにいちいち反応してしまう。ドキュメンタリーは前田敦子の卒業をメインに、指原莉乃のHKT移籍とか、ほかの恋愛禁止ルールを破って辞めていくメンバーとか、ジャカルタとか上海に移籍する組閣とか(ジャカルタは知ってたけど、上海は知らなかった)そんなものを、時々デビュー当時など時間を遡ったりしながら映していた。(AKB48の歴史をあまり知らないので、この時系列が飛ぶのは流れがよくわからなくなって困った。)
 面白かったのだが、しかも前半はメンバーたちの真剣さや頑張りやそれが報われなかったりする数々の出来事につい泣かされてしまったのだが、後半になってくるうちに、そういう状況に追い込んでいる作り手たちの作為が見えてきてしまった。総選挙も組閣も、結局は一生懸命やっている彼女たちに試練を与えて、喜ばせたり悲しませたりしているだけじゃないかと思えてしまった。総選挙で一人がCDを何枚買ったファンがいるとかそんな話はニュースで知っていたけど、そういうこと以前にメンバーの選出自体をショウにするとうAKB商法的なものがこのドキュメンタリーを観ているだけでもわかってしまう。そんなことは、みんな知ってることなのかもしれないけど、最初に書いたように集団的アイドルグループに関心がなかったのでそんなこともあまり考えてなかった。集団的アイドルグループが嫌いなのは、もしかしたらそんな裏を何となく感じていたからなのかもしれない。
 結論としては、前半感動して、後半だんだん醒めてきたのだけど、今までその他大勢のアイドルだと思っていた前田敦子とか大島優子とか、もっと注目してもいいのかなと思った。
 今のところ、AKB48で一押しは岡田奈々。前回のAKBINGOでは宮本亜門の「オズの魔法使い」のドロシー役をAKBメンバーから選ぶというオーディションをやっていて、そこでも岡田奈々は残っていた。もし「オズの魔法使い」で岡田奈々が残ったら観に行くかも。でも、AKB48はやっぱりまだ嫌い。というかこのドキュメンタリーで別の意味で、AKBというシステム自体が嫌いになって、AKB48自体はそんなに嫌いではなくなったかも。

 それからCSで「ガールズ&パンツァー」の最終回を見る。
 これは華道や茶道のように戦車道というのがあって、その戦車道が女の子のたしなみとされている世界の物語。そこで、女子高生たちが戦車に乗って、高校対抗で競い合うというもの。最後の三回しか見ていないので、細かいいきさつはわからないのだけど、主人公は戦車道の名家に生まれたけど戦車道が嫌で戦車道の授業のない高校に転校するけれど、その学校で戦車道クラブに入ることになり、他の戦車道の有名な高校たちを破っていくというのが大まかなストーリーだったみたい。
 『風が強く吹いている』の戦車版みたいなものか。
 なかなか面白かったけど、再放送だったようで、また1話から放送するのはすぐにはなさそう。1話からぜひ見たいのだが。

 今日の日記BGMは、松たか子版「LET IT GO」から再びIDINA MENZEL版の「LET IT GO」。

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2014/09/21

『怒り』、アメリカの連続ドラマ

 12時過ぎに起きる。きゅうりとハムのサンドイッチで朝食、というかもう昼を過ぎているので昼も一緒。少し読書して、昨日の分の日記を書き始める。日記がずっと一日遅れになっているので、今日の分の日記もリアルタイムに書き始める。
 そのあと急に眠くなったので30分ほど昼寝。郵便局とか、一昨日買い足りなかった食材を買いにスーパーに行ったりするが、あとはドラマを見る以外は読書する。夜、昨日の日記の続きを書いていたらAKB48の話が長くなって30分くらいかかる。3時頃就寝。

 今日の読書は『怒り』下(吉田修一 中央公論新社)。下巻を読み始めたら止まらず一気に読み終える。犯人かもしれない人物が出てくる相互に関係ない人たちの話が一体どうつながるのか気になっていたが、それぞれの人たちは直接は関係しないのだとようやく気付く。殺人犯に似ていることによって影響される三組の人たちの物語なのだと。そのうちの一組の不幸な出来事にどういう物語なのかわかったと思ったが、そこからがまた予想外だった。残り4分の1くらいは滂沱の涙。坦々と書かれていて激しさはないのにぐんぐんと迫ってくる。『悪人』もよかったけれど、『悪人』よりもすごかった。吉田修一、もっと読みたくなる。

 読書に専念したので映画はお休み。ドラマは「軍師官兵衛」と「ブラックリスト」。
 「軍師官兵衛」は官兵衛が出家して如水を名乗るようになったという秀吉の逸話が出てきたので、次回くらいから如水かな。この調子だと、最後まで見られるだろうか。大河ドラマを最後まで見るのはほとんど初めてだと思う。最後まで面白いといいのだけれど。
 「ブラックリスト」は21話、最終話の22話の2本を見る。事件の黒幕のベルリンが登場して前後2話のエピソード。主要な登場人物も結構死んでいくけれど、残り時間からして終わるのかと気をもみながら見ていて、そうかセカンドシーズンに続くのかと気づく。案の定、あっけなく終わりかと思ったところで、新事実がわかって何も解決していないという終わり方。
 このやり方って、今見ている人を次にまた引き込むにはいい手だけど、今まで見てなかった人にハードル高いと思うのだがどうなんだろう。この前友だちと話していて、ドラマを見ようと思っても、シーズン3とか4とかばかりで見始められないという話になった。ERみたいに前シーズンから引きずっているものが人間関係くらいだったらいいかもしれないが。ミステリ、サスペンス系で前作の犯人とか事件が絡むと途中のシーズンから見るとすごく中途半端な気がするのだが、みんなどうしているのだろうか。気にしないか、レンタルで見るのだろうか。

 今日の日記BGMは、シドの「ENAMEL」。アニメ「黒執事」のサーカス編の主題歌だった曲。この曲のところどころが、昔古谷一行が金田一耕助をやっていたテレビドラマの「横溝正史シリーズ」のエンディングで、茶木みやこが歌っていた「まぼろしの人」という曲を思い出してちょっと好きなのである。と、マニアックで古い話をしても誰もわからないか。

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2014/09/22

秀山祭九月大歌舞伎、秋のビール祭り

 7時半起床。今日は昼の部の歌舞伎(11時開演)を観に行く予定で、9時40分くらいに出かける。9時くらいに出るつもりだったが、いつもの調子でのんびりしてたら予定より遅くなった。でも時間的には余裕で結果オーライ。

 今日観に行ったのは、先日夜の部を観た「秀山祭 九月大歌舞伎」の昼の部。昼の部を観に行くのは初めか、憶えていないくらい久し振りだ。
 演目の一本目は「鬼一法眼三略巻(きいちほうげんさんりゃくのまき) 菊畑」で、歌六、染五郎、松緑が出演。
 二本目は「隅田川続俤(すみだがわごにちのおもかげ) 法界坊」は吉右衛門、芝雀、錦之助、仁左衛門が出演。法界坊という生臭坊主を吉右衛門が演じるが、かなりコミカルな役回り。セリフにも「いつやるのか。今でしょ」とかそんなギャグも入ったりしてた。
 二幕で2時間、幕間を挟んで「浄瑠璃 双面水照月(ふたおもてみずにてるつき)」が続く。これは法界坊の終わりの場面に続く踊りで、吉右衛門、芝雀、錦之助がそのまま同じ役を演じた。この双面というのが二人の霊が一人の姿で現れることを表していて、吉右衛門がその男女二人の霊を一人二役で演じるという趣向だった。

 歌舞伎のあとに遅い昼食をとって、さいたま新都心で途中下車。紀伊国屋に寄りたかったのと、「けやきひろば秋のビール祭り」に行きたかったから。

 「けやきひろば秋のビール祭り」はさいたま新都心にある「けやきひろば」であるビールフェスタ。行ってみたら実際にはけやきひろばそのものではなくて、さいたまスーパーアリーナの中でやっていた。出店しているブースの数が予想よりずっと多くてびっくりした。もらったカタログをあとから見てみたら74店もあった。食べ物屋も含まれていてビールのメーカーだけではないけど。
 入ったら予想以上にブースが多くて何を飲むか全然絞れなかったのと、夕方でだんだん混雑してきたのもあり、気になるところでさっと飲んでさっと帰ろうと決める。一応会場を全部まわって、どんな店が出ているのか確認する。
 一回りしてまず飲んでみたいと思ったのが、プレストンエールブルワリー。エール専門みたいだったのでいいなあと思った。その店でアイリッシュエールというのを飲む。
 次によなよなエールのヤッホーブルーイングで東京ブラック。よなよなエールはスーパーで買える。この前もインドの青鬼っていうのを見かけて飲んだけど、そのインドの青鬼と水曜日のネコが飲めた。どちらも飲んだことがあるが、東京ブラックっていうのは知らなかったので気になってこれを飲む。
 2杯飲んだだけなのに、おなか一杯な感じがして満足もしたので今日は帰ることに。近々オクトーバーフェストもあるし。

 帰宅して、少し読書、少し睡眠、そして再び飲みながらドラマ「HERO」の最終回を見て昨日の分の日記を書く。昨日の日記はリアルタイムに昼間から書いてたけど、その前の日記に時間がかかりすぎて結局書けなかったのだった。でも短かったので0時半にはアップできた。というわけで、今日の分の日記書きに入る。ようやく遅れを取り戻せるかな。

 今日の日記BGMは、西野カナ「Daring」。
 西野カナなんか聴くの?と言われるかもしれないので答えておくと、「はい。暗いから好き」。でもって、「Daring」は別人の曲かと思うほど真逆のラブソングなのが割と好き。

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2014/09/23

積み重ねは重要、『名編集者パーキンズ』、『TOKYO TRIBE』、『ガタカ』

 13時起床。昨日4時まで読書していて4時半くらいに寝たので8時間半睡眠。久し振りにたっぷり寝た感じがした。最近はだいたい3時間か4時間半で目を覚ますので、夜更かしした方がたっぷり眠れていいのかもしれないと思った。でも4時半くらいが限界で、それ以上起きていられない。いや、徹夜して読み続けようかとちょっとは思ったのだけど、無理して起きているより明日起きて読めばいいと思ってしまった。へたれだなぁ。

 朝昼兼帯の食事はいつもどおりサンドイッチと目玉焼きと牛乳からカフェオレ経由のコーヒー。最近は昼に起きるのでほとんど一日二食。夜はつまみを食べながら飲んでいるので一食と数えていいのかよくわからないが。4時間くらい飲んでても一食でいいのだろうか。

 食事してコーヒーでまったりしながら「花子とアン」を見る。オープニングを見ていたら「最終週」と書かれていた。そうなのか、今週で終わりなのか。まだ花子の人生は半ばと思っていたのでまだ続く気でいた。『赤毛のアン』出版で物語は終わるのかな。
 朝ドラを全部見るのは実は初めて。いや、「花子とアン」も初めの方は見ていないので全部見てはいないのだ。結局全部で何回見たのか気になって、回数を確認してみたら最終回までのあと3回を入れて156話になる。1回15分で2340分、時間に換算して39時間。毎日15分のことなのに、半年続けると39時間になるのか。今さら当たり前の話だけど、やっぱり積み重ねは重要だなと思った。何かできないというなら、一日15分やればいいのだ。15分も無理なら5分やればいいのだ。そしたら半年、一年、三年、十年たったらすごいことになる。当たり前だけどね。

 風呂に入ったら夕方。夜更かし朝寝坊はいいけど、さて何か始めようという時間が夕方というのはどうしたものか。読書して外が暗くなってから買い物に行く。今日もけやきひろばの秋のビール祭り行っちゃおうかなとちょっとだけ思っていたのだが、夜映画を観に行きたかったのでやめる。
 夜、映画館に『TOKYO TRIBE』を観に行き、帰ってきてからCSで録画した『ガタカ』を観る。そして日記書き。

 今日の読書、というか今朝明け方まで読んでいたのは『名編集者パーキンズ』上(A・スコット・バーグ 草思社)。これは、『最相葉月 仕事の手帳』(最相葉月 日本経済新聞出版社)を読んでいて読みたくなった本のうちの一冊。
 冒頭、61歳のパーキンズが友人に請われて編集者を目指す者への講義で、話をするエピソードから始まる。パーキンズは世間的には有名人ではないが、編集者やそれを目指す者には有名だった。いつもは満席にならないその講義はこの日に限っては満席になっていたという。そしてフィッツジェラルド、ヘミングウェイ、トマス・ウルフらとのエピソードを語る。パーキンズが何者か知らない人にも興味を喚起する書き出しだ。二章ではパーキンズがフィッツジェラルドを発掘する話、そして三章でようやく誕生からの生い立ちの話となる。とても面白い。今のところ三分の一程度読み終えたところ。
 実は、『最相葉月 仕事の手帳』に触発されて読みたくなった本は他にもあって、今日は他に二冊読み始めてしまったのだけど、それはまた次の話にする。

 映画館に観に行った映画は『TOKYO TRIBE』。近くでは今週一杯の上映で、祝日の今日だけ夜の上映だが明日からは朝の上映になるので今日行かないと見逃しそうだった。園子温監督作品なのだが、僕のイメージする園子温とはかなり違うエンターテイメント(といってもかなり変なエンターテイメントだが)だった。せっかく楽しみに観に行ったのに、正直言って、面白くなかった。
 主演は「花子とアン」の爽やか好青年鈴木亮平で、その彼が朝ドラと真逆の下劣で最低な悪役というのは意外だったし、その演技は迫力があってそれだけは良かったと思う。あと、大方斐紗子がDJをやっていたのは意外だった。大方斐紗子ももう75歳だ。でも園子温監督の『恋の罪』の役が衝撃的だったので、DJしているくらいじゃ驚けない。それとしょこたんこと中川翔子が得意技を使った役で登場したとこではうけた。
 全体的にラップミュージカルというけど、個人的にラップが合わなかったのかなぁ。話はないようなもんなので、ノリと感覚が合うかどうかがすべての映画。これは相性の問題かもしれない。

 CSの録画で観たのは『ガタカ』。これは10年くらい前に友だちによかった映画として聞いたことがあるのだけど、ずっと気になりながら観たことがなかった。何でそう思ったのかわからないが、ずっと主人公はジュード・ロウだと思っていたのに、始まったら最初に出てきたクレジットがイーサン・ホークであれっと思った。あとからジュード・ロウの名前も出てきて、物語が始まるとなるほどイーサン・ホークとジュード・ロウどちらも主役といえる役柄だった。映画のスチールか何かを見てジュード・ロウの印象が残っていたのだろう。
 映画はもう15年以上前の映画だけど古さは感じなくて、スリリングでせつない映画だった。こういう映画は結構好きだ。

 今日の日記BGMは、斉藤和義のライヴ。「KAZUYOSHI SAITO LIVE TOUR 2013-2014 "斉藤&和義" 2014年2月16日 日本武道館」。

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2014/09/24

今更「フリンジ」、『るろうに剣心 伝説の最期編』

 今更ながら「フリンジ」を見始める。
 毎日のように映画やドラマを録画して観きれない分や保存したいものをDVD-RWに焼いているけど、もう焼く媒体が切れてきた。最近DVDに焼く枚数が半端なくなってきたので、新しく買うのではなく二度と見ないだろう過去の録画を消して焼いているのだけど、その消していいかなと思うものがなくなってきた。
 そこで「フリンジ」の登場。「フリンジ」はファーストシーズンの1話を途中まで見たのだけれど、あまり面白いと思わずそのままになっていた。空き媒体を探していたら、見てないけど「フリンジ」ファーストシーズンは全部録画したみたい。消そうかと思ったのだが、せっかく録画したのだから見てから消そうかと思ったのだ。
 まずは1話を最後まで見てみる。初回だけ1時間半くらいあるのね。初めて見たときはこの途中まででサンプルが終わりで、すごく中途半端な終わり方をすると思っていたのだ。あとから本当はもっと長いとわかったのだけど、「フリンジ」のせいではないけどそれもはまれなかった理由かも。最後まで見て、なるほどまあ面白いと思ったので続きも見てみる。3話まで見て、DVD-RWが2枚空いた。ということは、映画1本見るためには「フリンジ」2話消化か。厳しい。

 夜、映画館で『るろうに剣心 伝説の最期編』を観る。
 途中シートがすごく振動して何だろうと思ったら地震だった。幸い上映中止にならず、最後まで観られた。
 「京都大火編」と前後編の後編。前編の最期に、海に落ちて浜辺に打ち上げられていた剣心を謎の男(福山雅治)が見つけるところで終わるが、後編はいきなり少年時代の剣心の師匠との出会いから。師匠に奥義を学び、敵に再度立ち向かうという流れはあるが、基本ひたすらチャンバラの映画。しかし、その殺陣がスピーディーでかっこいい。ストーリーは関係なくひたすら殺陣を楽しむ映画。
 前編で敵の部下に十人の強敵がいて、そのうちの二人としか戦わなかったので、後編で残りと対決するのかと思ったら、後編も同じような感じ。時間的に十人の敵と戦うシーンは描けないのは当然か。
 クライマックスは当然といえば当然だがボスキャラとの対決。このボスキャラ、どれだけ強いんだという最強の敵との戦いに大満足。すごく面白かった。

 読書は今日も『名編集者パーキンズ』上(A・スコット・バーグ 草思社)を読むがあまり進まず。『華麗なるギャツビー』が生まれた背景などのあたりを読む。パーキンズがいなかったら、『華麗なるギャツビー』も書かれることがなかったのではないか。

 今日は日記BGMなし。夜、眠くて日記を書かずに寝て、翌日朝から少しずつ書いて今に至る。

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2014/09/25

フリンジ漬けとトリニ・アルバラード

 昼間は「花子とアン」を見ただけでほとんど1日寝ていた。

 夜になって飲みながら、「フリンジ」の5話から8話を見る。昨日、日記書いたあとにもう一本見たので、昨日も4本、今日も4本。
 「フリンジ」を見て録画用DVDを確保する作戦は順調に進んでいるようだが、副作用があった。今「フリンジ」シーズン3を放送しているのでこれも録画始めたので消化しても消化しても増えていく。シーズン2の録画はないし、シーズン3ももう途中まで進んでいるので、この間の抜けている部分が気になるんだろうな。
 今日見ていた話に出てきた女優がトリニ・アルバラードという女優に似ているなと思って気になっていた。見終わってから出演者の名前を確認したらビンゴ。トリニ・アルバラードって、『タイムズ・スクエア』っていう1980年代の音楽青春映画。その主演の当時10代の女の子で、すごく心に残っている。今、amazonで調べてみたらDVDが出てる。久し振りに観てみたい。
 別に有名な女優でなくて、その後全く見かけないと思っていたら、『ステラ』という映画のポスターで見つけて久々に観たなと思ったのがその10年後。それから『さまよう魂たち』というマイケル・J・フォックスの出ている映画(この映画も好き。ピーター・ジャクソンが監督)のヒロインで出てたのだけど、それ以来見かけてなかった。というか僕が観ていないだけで、Wikipediaで調べたら、90年代は年1本くらい映画に出てた。
 『さまよう魂たち』が1996年なので、18年ぶりの再会。『タイムズ・スクエア』から34年ぶりなのに、顔を見てわかるって、顔が変わってないんだなぁ。ものすごく好きだったら、出演作探して観ているわけで、そこまでではないのだけれど、『タイムズ・スクエア』っていう映画が良かったということかな。

 夜にはCSで放送した「豆腐姉妹」の4話と5話も見る。
 5話完結でおしまい。不思議な物語だ。タイトルが出るときに原稿用紙の絵になっているのだけれど、そういうことだったのかと納得の結末。

 というわけで昼間はずっと寝ていて、夜はドラマ三昧の1日だった。今日1日寝てたのは昨日ドラマの見すぎで疲れたか。そうだとしたら情けない。ドラマなんて見てるだけなのに。昨日はドラマ5時間、映画館2時間、今日は5時間ちょっとは多いかもしれないけど、仕事だったら1日12時間くらい働くもんな。

 今日も日記BGMなし。というのも録画をDVDに焼きながら、ドラマを録画中なのだが、今使ってる機器は、DVDに焼きながら録画はできるけど、そうすると他の再生はできない。録画しているのは、片岡鶴太郎が金田一耕助の『悪魔の手毬歌』。この前石坂浩二/市川崑監督版観たばかりだけど、逆に観たばかりだから違うバージョンを観てみたくなる。
 ちなみに一番古い『悪魔の手毬歌』の映画版は高倉健が金田一耕助らしい。これは気になる。金田一耕助って片岡知恵蔵も演じてて(も、というより本家か)、何本か観たことがあるけど古い映画の金田一耕助はスーツ着ててハイカラなんだよね。

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2014/09/26

フリンジとブリッジ、アオイホノオ、ゴジラの息子

 恒例の朝ドラ「花子とアン」を見て、あとは空きDVD捻出のため「フリンジ」を見る。

 「フリンジ」は9話から12話まで見る。12話見たけれど、やっぱりそれなりに面白いけど、ものすごく面白いとまでは思えない。なぜだろう。
 フリンジ・サイエンスがテーマなのに、あまり科学的でないのかもしれない。もちろん、科学的にありえないことが事件として起こるのだから、そもそも科学的でないといってしまえばそれまでだか、今は証明できないけれどそんなこともあるかもしれないと思わせるリアリティが足りないのか。ビショップ博士にかかれば、大体のありえない出来事を瞬く間に解明して、場合によっては解毒剤を作るとか何らかの対策までできてしまう。そんな簡単なものなのかという感じがしてしまう。1話完結で、毎回新たな事件が起こってそれが瞬く間に解決してしまうのが不自然なのか。
 最近まで見ていた「ブラックリスト」も1話完結で、裏に大きなストーリーの流れがある作りだが、こちらは犯罪なので犯人が捕まって事件解決となっても違和感がない。動機や依頼人などの謎が残るのは、全体の大きなストーリーの謎につながる場合くらいだろうか。
 「フリンジ」も同じように裏の大きなストーリーにつながる謎はあるが、そもそもの1話の事件の解決がそんな簡単なものではないのに1話完結になっているのが良くないのかも。売りは毎回怪事件が発生することだろうから、その辺に無理があるのかもしれない。

 北欧のドラマ「ブリッジ」シーズン2の第3話の放送も見る。このドラマは今一番楽しみなドラマだ。これは1話完結じゃなくて、一つの事件をずっと追っていく。一つ事件といっても、現在進行形で新たなテロ事件が続いていくのだけれど。事件とどう関係するのかわからない登場人物も何組か存在していて、物語が進むにつれてその登場人物たちがつながっていく。あとは、主人公のサーガがものすごく頭がいいがコミュニケーションに問題があるという設定で、それによって引き起こされる出来事も面白い。
 第3話で早くもテロリストの一部を突き止めるけど、これはまだ事件の氷山の一角なのだろう。今後の展開が楽しみ。

 日本のドラマでは「アオイホノオ」を見る。これも面白かったけど、今回が最終回。
 主人公の焔燃(ホノオモユル)がプロデビューしたところで、プロになった焔が夢を見ていたことに気づく。このドラマも途中から見始めたので、冒頭でプロの焔が夢を見るところから始まったのか? それとも単に結末でプロになれた焔を描いてこうなったのかな。まあどちらでもいいけど。
 見ていない話を見たいけど、再放送でなくてDVDが見たい。DVDでは時間の都合で放送ではカットされたエピソードなどもあるらしい。

 映画はCSで録画した『怪獣島の決戦 ゴジラの息子』を観る。
 ゴジラ8作目。ゴジラの息子というけど、あの卵は成体のゴジラのものなのか。なんで卵が埋まってたのか。そもそもゴジラの母親はどうしたのかなどと言ってはいけない。そんなことを言ったら、ゴジラは何匹いるのか。何匹もいるのならなんでいつも一匹しか出てこないのか、他の怪獣もなんでみんな一匹なのかという話になる。
 今回の話は、カマキラスとクモンガと、ゴジラとゴジラの息子が戦うという話。ゴジラが途中から味方的な存在になってきたが、今作の最期はゴジラは脅威という考えに戻ったのか、島ごと冷凍してゴジラ退治的な終わり方をする。でも「ゴジラ、かわいそう」「冬眠するだけさ」という会話が交わされ、やはりゴジラに共感する雰囲気になってる。

 今日の日記BGMはNHKの「The Covers」の再放送で「The Covers名曲選」。斉藤和義が梓みちよの「二人でお酒を」、ジュリーの「ダーリング」を歌ってた。そのほかもミュージシャンの特色があふれた歌になっていた。EGO-WRAPPIN’が「異邦人」を歌ったのだが、どうな風になるのかすごく興味があったのだが、意外と普通だった。「異邦人」というのは曲自体のインパクトが強すぎて、誰が歌っても「異邦人」になってしまうのかもしれない。MCのリリー・フランキーが「プレイバック PART2」を歌う田島貴男をダイオウイカにたとえていたけど、確かになんとも強烈だった。NHKでも「真っ赤な車」ではなく「ポルシェ」と歌えるようになったのだなと思った。

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2014/09/27

よく眠る

 昨日、ドラマを見て日記を書いていたら5時になる。腹も減ってきてこのまま起きようかと思い、食パンも切れているのでおもむろにご飯を炊く。ご飯が炊きあがるのを待っているうちに急に眠気がやってきて眠る。きがついたら11時。そのあと食後再び睡魔が襲い、今日も寝てばかりの一日。眠っても眠っても眠れるのは体が休養を欲しているのだと思うので素直に眠る。一日何時間寝てるんだか。

 「花子とアン」は最終回。『赤毛のアン』出版記念祝賀会で終わる。
 こういう風にまだ先があるのに途中終わる場合は、その後誰々はどうなったっていう少しずつの紹介をして終わるのが好きなのだが、そういうのはなかった。少し残念。
 この後、赤毛のアンのシリーズは10冊くらい訳されているし、確かヘレン・ケラー来日の際には通訳を務めたはずなので、まだまだいろんなエピソードがあると思うのだけど。と、ないものねだり。

 「フリンジ」は13話から、途中14話から16話までの3話が見当たらず、飛んで17話、18話を見る。一話完結エピソードで、ときどき全体に関わる話がちょっとあるだけなので問題ないだろう。今日は3話で挫折。

 今日もBGMはなし。

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2014/09/28

もっとよく眠る

 昨日眠ってばかりだったが、今日はもっと眠って、起きたのは14時45分頃。夜中からぐったり寝転がって休んでいて、眠って意識が完全になくなったのは4時半くらいか。10時間は眠っている。それでもって躰が痛い。昨日ワインを飲みすぎたせいか。

 今日は近所で開催中のオクトーバーフェストに行こうかと思っていたのだが、起きたのが遅かったので、取りやめる。起きて食事をしたので多少腹がすくころには夜になってしまったから。オクトーバーフェストは22時までやってるのだけど、できれば昼間の明るいときに飲みたい。夜は夜でいいのだけれど。野外で飲むなら、昼ののどかな雰囲気で飲むのが好き。

 ドラマは「フリンジ」の19話、20話を見て、シーズン1を見終えた。最終話は全然終わった感じのしないシーズン2に続く終わり方。次はシーズン2を飛ばして、現在再放送中のシーズン3の途中から見る予定。1シーズンまるまる飛ばすとどんなことになるのか。
 でも「フリンジ」は、シーズン1の最終回が次に続くイントロで終わるのに、この続きが知りたいとあんまり強く感じない。なんとなくその続きも大したことはわからないままという気がする。

 明日から始まる朝ドラ「マッサン」の予告番組を見る。ニッカウィスキーの竹鶴政孝をモデルにしたドラマだが、物語では亀山だとか。鶴から亀にしたのだと思うが、だったら竹は松とか梅にしたらよかったのに。亀松とか。亀梅は語呂が悪いな。
 先日、竹鶴 MUSEUM BARという、竹鶴の歴史の紹介と竹鶴ピュアモルトを飲めるコーナーのある期間限定のバーを覗いた。そのとき展示されていた中に、竹鶴政孝のノートがあって、ノートにびっしりと書かれていたのがすごかった。ノートはレプリカで実際にページを開いて読めるようになっていて、何ページもびっしり書かれているのを見ると、竹鶴政孝の情熱が伝わってくるようだった。というわけで、「マッサン」も見てみようかと思っている。
 ちなみに竹鶴ピュアモルトは普通のは400円、25年が数量限定で、3000円だった。25年はちょっと飲んでみたいと思ったけれど、1杯3000円というのに飲む勇気がでなくて飲まなかった。次の機会にまた飲んでみたかったら飲もうと。本当は次の機会があるのかわからないから飲むべきだったのかもしれない。

 今日のBGMは再び「The Covers名曲選」。

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2014/09/29

オクトーバーフェスト、ドラマ、収支計画、長い一日

 新しい朝ドラ「マッサン」を見る。冒頭いきなりヒロインのエリーが亡くなったあと、ウィスキーが賞をとったその授賞式の場面。愛する妻の名前をつけたという受賞したウィスキーの名前が「Super Elliy」。「Super Nikka」の置き換えだろうから、Nikkaってドラマのモデルとなった竹鶴リタと何か関係あるのかと早速調べてしまう。ニッカウィスキーのニッカだろうから、社名そのものとリタが関係あるのかなどと考えたが全然違った。ただ、Super Nikkaには、妻リタへの思いが込められているらしいことが書かれていたので、ドラマではわかりやすくウィスキーの名前につけちゃったってことか。
 こういう実話を元にした話って、実際の逸話なのか創作なのか気になってつい調べてしまう。そういうつまらないことが気になるのだ。いいのか悪いのか。ドラマを見ていて気になって見ているうちから調べちゃったりしてしまうのでドラマを見るにはよくないが、そうやっていろんなことを調べるというのはそれはそれでいいことかもしれない。

 平日は夕方16時から始まるさいたまオクトーバーフェストに行ってみる。日本初上陸と看板に書かれているヴァイエンシュテファンでまずはドゥンケル・ヴァイス。それからヴァルシュタイナーで、こちらもデュンケル。3杯目はパウラーナーのヴァイスドゥンケル。ドゥンケル攻めで。ジャーマンブルスト三本盛りも食べて、薄暗くなってきたころ帰る。300mlで1杯1000円程度、500mlなら1400円程度。なのでちょこっと飲んでもいい値段になってしまう。まあお祭りだからしょうがないね。

 帰宅して今日もドラマ三昧。
 「ハゲタカ」をCSで放送していたので見る。映画版は見たのだけれど、その元のドラマの方は都合がつかなくて見られなかったのだ。登場人物の背景とかわかって納得。

 「LAW & ORDER UK」の第1話。シーズン途中からのドラマが多い中、このドラマはシーズン1なのでどんな感じか見てみようかと。アメリカで長寿ドラマの「LAW & ORDER」のイギリス版というのも興味があって。警察と検事の物語なのだが、警察や検事の関係など、イギリスはアメリカとも異なるらしい。検事とか裁判とか出てくるあたりも面白そう。第1回はマンションの立ち退きを迫るため、意図的にマンションの設備の修理等を行わなかったことが原因で子供が一酸化炭素中毒死をした事件で、マンションの管理者たちに責任を問おうとする話だった。
 センセーショナルな殺人事件とか起こるわけではなく、日常のありふれた事件をテーマにしている。原因などはすべてわかっていて、裁判で有罪にできるか、立証できるかということがポイントだった。毎回こういう事件で人間ドラマ的なものが中心なのか、まずは何回か見てみようかと思う。

 「金田一耕助 VS 明智小五郎 ふたたび」。
 これはタイトル通り、山下智久の金田一耕助と伊藤英明の明智小五郎が一つの事件で顔合わせることになるドラマの第二弾。金田一と明智の両方のパスティーシュ。原作があるはずだけど、読んだことはない。
 第一弾は、新本格的な超絶トリックがあって、金田一と明智のそれぞれの見せ場があって面白かった。明智は有名な名探偵、金田一は駆け出しのまだ知られていない田舎者的な扱いなのだが、時代的には本当は金田一と明智ってどっちが先なんだ。金田一は獄門島事件では復員船で戦争から帰ってくるけど、明智ってあまり戦争のイメージはない。
 今回は殺人事件の再調査を依頼される金田一と、事件の起きた村に伝わる金の如来像を盗むと予告してきた二十面相を迎え撃つ明智が、はからずも村で鉢合せするというものだった。単純に楽しめた。このシリーズはよいと思う。

 あとはNHK BSの「The Covers」にMANNISH BOYS(斉藤和義×中村達也)が登場するというので録画視聴。そのあとリピートで何度か聴く。カバーはマッチの「スニーカーブルース」と世良公則&ツイストの「宿無し」。MANNISH BOYSの曲を2曲演奏した。途中のトークが結構おとぼけな感じて面白かった。

 9月も明日で終わりなので、Excelでつけている家計簿を年間の表にまとめる作業をする。以前から毎月のシートと年間のシートを作って、全体の支出を確認して予算を立てたりしていたのだが、ノートPCが飛んだときに最新の家計簿データも消えてしまった。少し前のデータは残っていたけど、どんどんExcelを進化させていたので、そこに続きを入力する気にならず、また新たに一から入力していたのだが、年間シートはまだ作ってなかったのでここで作成する。というわけで、「The Covers」が丁度いいBGMになりエンドレスで流しながらしこしこと表作りをしたのだ。

 7月からは大きく生活が変化しているのでお金の使い方が変わっている。とりあえず、7月をモデルに予算を立てて、8月の実績で再度予算を見直し、9月はまさにそれを守れるかどうかの検証みたいな期間だった。結果はほぼ予定通りの予算に収まった。9月はちょっとイベントがあり交際費がオーバーしたのだが、逆に食費など他の部分が少なく収まって、トータルではうまくいった感じ。
 ただ少し予定と違っていたのは、どんぶり勘定で計上していた光熱費とケータイ・インターネット等の費用の部分を、年間の表を作って実績の値を入れてみたら1万円くらいオーバーしていた。光熱費は電気代が8月利用分の費用が計画の倍になっていた。今までほとんど家にいなかったので電気代は電灯くらいだったのが、常時家にいることでもう少し使うことになったのと8月はエアコンを使ったせいだろう。電気使用量のお知らせを見ると昨年と比べて33%増加となっているのだが、そりゃ家にほとんどいないのと家に毎日いて毎日冷房しているのでは33%でもマシなくらいだろう。
 あと、ケータイが当初の契約で無料オプションだった期間が過ぎて、オプションを解除しておけばよかったのだがそれに気づかなかった分が増えていた。元々3台で3700円くらいだったのに、5000円くらいに。7月は前の仕事関係で連絡した料金で6000円近くになっていた。というわけで、プラン変更したので今月の請求から再び2000円くらい下がるはず。
 6月以前と7月以降を比べると、食費、交際費はどちらも3分の1になった。食費は昼食を外で食べるのが大きい。あと帰りにささやかな慰労に飲む缶ビールの費用がなくなったことか。交際費はいうまでもなく、仕事帰りの飲み費用がなくなったこと。小遣いはトントンなのは、家にいる時間がないので毎日グリーン車に乗ってそこでパソコン使ったり自分のやりたいことをしていた(自分の時間を30分750円で買うと考えてた)ので1日1500円の支出がなくなった。逆に時間が出来て普通の小遣いになったということ。
 そんな分析をして、あとは収入と支出金額を変えて、1年間から10年間のシミュレーションをして、実際に実現可能そうな収支計画を立ててみた。というわけで、来月からはこの収支計画で生活する予定。

 などということをやっていたら気が付けば29時。でも全然眠くないので引き続き収支計画を立てる。31時になってからコンビニに食パンと牛乳を買いに行き朝食をとる。朝ドラ「マッサン」を見て、「梅ちゃん先生」まで見て、天気もいいので久々に洗濯もしちゃって、読書もして、昼になったので昼食も作って食べる。
 37時、ついに眠気が襲ってきたのでベッドに直行、10秒で眠る。

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2014/09/30

フリンジ・アト・ランダム

 17時半起床。徹夜して起きたのだから、起床っていうのと違うのかもしれないけど、一日って起きてから寝るまでって考えると、こういうことになる。普通に考えたら、6時とか9時とか、朝と言える適当な時間に「おはようございます」と言って、「今日」を始めればいいんだろうけど。
 今日もオクトーバーフェストに行こうと思ってたけど、17時半なのでやめる。前にも書いたけど、野外で飲むなら夜より昼間が好きなので。週末までやっているので、まだまだ余裕はある。年間収支を決めたので、9月の収支を予算に収めるには、月の替わった10月1日になってから飲みに行った方がいいというのもある。使う金額は同じなので次月分から前借りしてもいいのだけれど、前に倒すと辛くなる。できることなら後ろに倒した方がいい。

 つまみを作って飲みながらドラマの時間。(一日の始まりが飲みになるので、やっぱり一日は起きた時間からではなくて、朝で区切った方がいいのか(笑)。)
 まずは「フリンジ」シーズン3。シーズン3は、放送中の11話から録画しているのだけど、HD録画空き領域が足りないのでDVDに焼いて退避している11話より先だがプレーヤーのHDにある13話から見る。1話の終わりからはいきなり設定の違う舞台で物語が始まる。Wikipediaを拾い読みして、シーズン1の最後の方で別のバージョンの地球が存在する話が出ていたけれど、シーズン2以降ではその別のバージョンの地球との話が相互に影響する物語というのを読んでいたので状況はなんとなくわかる。
 「フリンジ」ってそれほど面白く感じないと書いたが、この全然設定の違う舞台で話が進むのがなぜそうなのかよくわからないまま見ているのは逆に面白い。シーズンが進んだドラマを途中から見るとき、他の人はどうしているのか疑問に思っていたけど、「フリンジ」についてはいきなりシーズン3の途中っていうのは面白いと感じた。いろんな場面、セリフの端々からこれまでの展開を想像しながら見るのはスリリングじゃないか。
 昔、映画が全席指定でなくて何回でも観られた時代、映画館に上映の途中から入って自分の観始めたところまで観たら帰るという観方があったけど、それに近い感じ。上下巻の本を下巻から読む人もいるし、別に途中から見るのも悪くないかもね。
 もう一つの地球での13話のあと、こちら側の地球の11話、12話を見る。

 昨日の日記を書いて今は2時半。Sperflyのライヴを聴きながら今日の日記を書いている。
 DVDレコーダーの空きは残り2時間55分。10時間くらい空けてもすぐに一杯になる。2時間55分じゃ、映画1本とドラマ1本入るかどうか。録画しすぎなのはわかっているけど、何か始めるとどんどんエスカレートして過剰になるのが常なのだ。わかっちゃいるけど、やめられない。

 というわけで今日の日記BGMはSperflyのライヴビデオ。

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2014/10/01

ドラマ、家計簿、年間収支

 今日もドラマ漬け。「梅ちゃん先生」、「マッサン」、「フリンジ」シーズン3の14話、15話、「なぜ少女は記憶を失わなければならなかったのか?」を見る。

 「フリンジ」シーズン3の15話は、主人公のオリビアやピーターの子供時代に何があったかという話だった。「フリンジ」は今一つと何度か書いているけど、この話はよかった。単発のエピソードで次回からは現在の話に戻るんじゃないかと思うけど、こういう話があると続きがすごく気になる。「フリンジ」シーズン1が1話完結のエピソードがメインなのがなんとなく物足りなかったのだけど、今回みたいな過去に登場人物たちに何があったのかとかそういう話の方が出てくると俄然面白くなる。しかし、オリビアとピーターって、子供時代に会っていたのかってツッコミたくもなるけどね。まあ、この手のドラマはシリーズを続けていく間に意外な展開にしていくので、最初の方と矛盾が出てくるのは仕方がないだろう。

 「なぜ少女は記憶を失わなければならなかったのか?」は、「ザ!世界仰天ニュースプレゼンツSPドラマ」とか銘打っていて、要するに実際にあった仰天ニュースの再現ドラマを元ネタにドラマを作ったみたい。自ら記憶を失くしてしまうという心理学的な現象がテーマだったので見てみる。特にと驚きとか感動はなかったけどまあ面白かった。

 今日も家計簿Excelの年間収支のシートをいろいろ加工する。そして年間収支計画を細かい点で見直しする。予算に収めるために無理やり削ったところに少し余裕を持たせたり、他の削れそうなところを削減してみたり。財政緊縮って、予算がはっきりしたことで簡単に諦めて削減できるころもあるけど、日常的な側面は無理しても続かないのでそういう部分は無理な計画にはしない。
 とはいえ、お金がかかっているところもはっきりわかってしまったので、そこを削るしかないのは厳しい。具体的にいうと、生活費全体のうち、食費が21.4%、交際費が26.5%、小遣いが22.5%でこの3科目で70.5%だった。なので、全体の10%未満のインターネットやケータイなどの通信費をちまちま削って削減したつもりになっても意味がないことは明白なのである。
 食費はいわば生きてくために必要な必要経費なので大きくは減らせないので、やっぱり交際費と小遣いを減らすしかない。交際費も冠婚葬祭とかは難しいけど、飲み会とかはここに入れているのでそういうのを削減しないとダメなんだよね。元々は、仕事の付き合いの飲みが多かったので飲み会は交際費扱いとしていたけど、科目の分け方自体をそもそも見直す必要もあるのかもしれない。そんなことを考えながらシートをちまちま修正。こういうのが好きなので、面倒ではなくて楽しい作業としてやってる。
 ちなみに家計簿をつけるのが面倒くさい人もいると思うけど、記録をつけるのが好きなのでその点は全然苦ではない。それに記録といっても、レシートを見て、日付、科目(食費とか交際費とか)、摘要(買ったものの名称)、金額、支払い方法(クレジットカード、現金とか)を入力するだけなので、1レシートあたり30秒とか1分とかの話。気をつけるのは買い物したときに必ずレシートをもらうことくらい。レシートのないときとか、自動販売機で買い物したとかいうときは忘れないようにiPod touchで使っているmoneytreeというソフトに即入力する。
 家計簿の方に入力すれば、財布の現金と1円単位で一致するようにしているので、万一忘れててもすぐわかる。家計簿と財布のお金が1円単位でピッタリ合うというと驚く人もいるのだけど、1円単位で合うようにしておくと入力ミスや入力漏れがすぐわかるのでむしろ便利である。計算はExcelが勝手にやるので別に面倒なことは何もなくて、手間といえば財布と金額があってるか確認するくらいか。
 今日から10月なので、本格的に新しい収支計画で生活していく。次は年末か年始にうまくいってるかの確認だろうか。

 Excelなどをいじっていると楽しくずっとそればかりやってしまうので、今日も読書しなかった。

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